岩手県盛岡市と交流連携協定を締結しました
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更新日:2025年12月24日
中野区は、令和7(2025)年12月23日、岩手県盛岡市と交流連携協定を締結しました。
平成24年に東北復興を祈念することで始まった「東北復興大祭典なかの」に、平成30年から盛岡さんさ踊りも加わったことを契機として、相互の交流連携を深めてきました。
今後、両自治体それぞれの特色、魅力を最大限活用した観光や産業の振興、学術や文化・芸術を通じての市民交流の促進、災害時の相互応援など、継続的な交流連携をさらに推進していきます。
(左から)櫻 裕子 盛岡市議会議長、内舘 茂 盛岡市長、酒井 直人 中野区長、森 たかゆき 中野区議会議長
盛岡市・中野区 交流連携協定書
盛岡市は、雄大な岩手山や清流に育まれた豊かな自然と、「盛岡城」の城下町としての風情が残る街並みが調和したまちで、交通や産業、教育、文化など多くの機能が集積する北東北の拠点都市として発展してきました。
中野区は、首都東京の利便性や地理的環境を生かしながら良好な住宅・文化都市として、さらには、漫画やアニメなどのサブカルチャーの発信地として発展してきました。近年では、中野の活力をさらに高める中野駅周辺各地のまちづくりを進め、新たなにぎわいの拠点形成を推進しています。
一方で、少子高齢化や人口減少が進む中でも地域特性や資源を活用したにぎわいの創出、また、持続可能な地域コミュニティの育成は必要不可欠な取組であり、都市経営における課題には共通するものが多くあります。
そのような中、平成24年に東北復興を祈念して始まった「東北復興大祭典なかの」に、盛岡を代表する夏祭りである「盛岡さんさ踊り」が平成30年から加わり、盛岡市と中野区の間の交流が始まりました。
この度、両自治体は、これまでの交流をさらに前進させ、それぞれの特色、魅力を最大限活用した観光や産業の振興、学術や文化・芸術を通じての市民交流など、相互の繁栄を共に築くための継続的な交流連携を行っていくことといたしました。
地域経済や歴史、文化など、地域を取り巻く環境が異なる自治体同士が、互いの都市力を合わせてより強力な発信を行うこと、さらに、相互の地域資源を活かしながら交流連携する取組は、全国の自治体交流モデルとして、その可能性を切り開くものであると確信します。
盛岡市と中野区は、未来を共に切り開き、都市の魅力や活力を高めていくという共通の思いに基づいて、恒久的な交流連携関係を進展させるため、互いに一層の努力をすることに合意し、ここに協定を締結します。
令和7年12月23日
盛岡市長 内舘 茂
中野区長 酒井 直人
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