青森県黒石市と交流連携協定を締結しました

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更新日:2023年8月3日

 中野区は、令和4(2022)年10月28日、青森県黒石市と交流連携協定を締結しました。
 平成24年に東北復興を祈念することで始まった「東北復興大祭典なかの」を契機に中野区と黒石市の相互の交流が始まり、さらに、令和元(2019)年には「災害時における相互応援に関する協定」を締結し、さらなる協力体制を構築してきました。
 こうした経緯を踏まえ、これまでの相互の交流や災害時の相互応援体制をさらに前進させ、それぞれの特色、魅力を最大限活用した観光や産業の振興、学術や文化・芸術を通じての市民交流などをより一層、推進していきます。

協定締結式

(左から)佐々木 隆 黒石市議会議長、高樋 憲 黒石市長、酒井 直人 中野区長、内川 和久 中野区議会議長

黒石市・中野区 交流連携協定書

 黒石市は青森県のほぼ中央に位置し、東に八甲田連峰が連なる豊かな自然と豊富な温泉に恵まれ、幻の寿司専用米「ムツニシキ」や「黒石りんご」の産地として知られているほか、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている「中町こみせ通り」や江戸時代からの紅葉の名所「中野もみじ山」、日本三大流し踊りの一つとされている「黒石よされ」など、古くからの歴史と文化が息づいている城下町です。

 また、東北自動車道黒石インターチェンジを擁し、青森空港や東北新幹線新青森駅まで車で約30分とアクセスに優れ、四季の彩豊かな魅力ある「田園観光・産業・環境都市」を目指してまちづくりを進めています。

 中野区は、首都東京の利便性や地理的環境を生かしながら良好な住宅・文化都市として、さらには、漫画やアニメなどのサブカルチャーの発信地として発展してきました。近年では、中野の活力をさらに高める中野駅周辺各地のまちづくりを進め、新たなにぎわいの拠点形成を推進しています。

 一方で、少子高齢化や人口減少が進む中でも地域特性や資源を活用したにぎわいの創出、また、持続可能な地域コミュニティの育成は必要不可欠な取組であり、都市経営における課題には共通するものが多くあります。

 そのような中、平成24年に東北復興を祈念することで始まった「東北復興大祭典なかの」を契機とし、黒石市と中野区の間では相互の交流が始まりました。また、令和元年には、「災害時における相互応援に関する協定」を締結し、災害時における、さらなる協力体制を構築してきました。

 この度、両自治体は、これまでの相互の交流や災害時の相互応援体制をさらに前進させ、それぞれの特色、魅力を最大限活用した観光や産業の振興、学術や文化・芸術を通じての市民交流など、相互の繁栄を共に築くための継続的な交流連携を行っていくことといたしました。

 地域経済や歴史、文化など、地域を取り巻く環境が異なる自治体同士が、互いの都市力を合わせてより強力な発信を行うこと、さらに、不足する地域資源を相互に補い合い交流連携する取組は、全国の自治体交流モデルとして、その可能性を切り開くものであると確信します。

 黒石市と中野区は、未来を共に切り開き、都市の魅力や活力を高めていくという共通の思いに基づいて、恒久的な交流連携関係を進展させるため、互いに一層の努力をすることに合意し、ここに協定を締結します。

令和4年10月28日
黒石市長 高樋 憲
中野区長 酒井 直人

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