「親子カフェ」だけじゃない!学びも楽しみもいっぱいのUmbilicusのもう一つの姿をご紹介【まるっと中野】

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更新日:2026年10月21日

こんにちは。ナカノ観光レポーターの「ももここ」です。
現在、次男の育休中。二人目の育児とはいえ、子どもの成長や食事についての悩みは尽きません。一人目のときにはなかった情報や考え方もどんどん増えていて、「これでいいのかな?」と迷うこともしばしばあります。
そんな中、改めて感じるのが、中野区の子育て支援の充実ぶり。実は中野区には産後のママやパパをサポートしてくれる施設がたくさんあり、安心して子育てできる環境が整っています。
今回は、以前もまるっと中野で紹介されているUmbilicusを訪問。「親子カフェ」という視点だけではなく、「学び」や「楽しみ」の場としての魅力もご紹介したいと思います。
Umbilicusは親子カフェ兼産前産後ケアハウスとして、中野区のママやパパの子育てをサポートしている施設です。
それだけではなく、子育てについて学べる講座や、ママの身体をサポートする鍼灸・マッサージなどのケアプログラム、親子の思い出づくりができるイベントなど、年間を通じてさまざまな企画が開催されています。
今回はその中でも、私が実際に参加した「BLW離乳食講座」を中心にご紹介したいと思います。

BLW離乳食講座に参加してみました!

BLWとは「Baby Led Weaning」の略で、日本語では「赤ちゃん主導の離乳食」と訳されることが多いそうです。
とはいえ、私自身も最初は「BLWって何?流行りの手づかみ離乳食?」という状態でした。
UmbilicusのBLW講座は、単に知識を学ぶだけではありません。基礎知識を学び、実際に食事を体験し、参加者同士で感想を共有する実践型のプログラムです。

講師は看護師歴30年のもときみささん

講師を務めるのは、元看護師のもときみささん。
看護師として30年間活動され、現在は「子どもの権利をものさし」にした関わりを大切にしながら、大人と子どもの「食べる・だす・ねる・あそぶ」をトータルにサポートする活動をされています。

講師のもときみささん。講師のもときみささん

「食べる」って何だろう?

離乳食講座と聞くと離乳食の作り方やレシピの話が中心なのかと想像するかもしれませんが、そうではありません。この講座のテーマは、「食べることについて考えよう・知ろう」。
離乳食期になると、どうしても親は「子どもに食べさせる」という立場になりがちです。しかしBLWでは、「子どもが食べる」「親と共に食べる」という考え方を大切にしているそうです。
言葉だけでは少しイメージしづらいのですが、講座では参加者同士でペアになりながら、「食べる」という行為について体験的に学んでいきます。親が子どもに食べさせるのではなく、子ども自身が主体的に食べる。文章として書くと当たり前のように感じますが、実際の子育ての場面ではつい意識が薄れてしまいがちな部分を、実体験を通して再認識できる講座です。

忘れられないお豆腐のワーク

個人的に一番印象に残ったのは、お豆腐を使ったワークでした。
大きなスプーンと小さなスプーン(素材もプラスチックと木)が用意され、ペアになった相手にお豆腐を食べさせてもらいます。

お豆腐とスプーン2つ。お豆腐とスプーン2つ

大きなスプーンに山盛りのお豆腐をのせ、まるで結婚式のファーストバイトのように食べさせてもらう体験。
一方で、小さなスプーンで少量ずつ食べさせてもらう体験。
同じお豆腐なのに、受ける印象はまったく違いました。
このワークの目的は、「自分が子どもにどんなふうに食事を与えているか」を振り返ること。
私自身も、「早く食べてほしいから」とスプーンに山盛りにしていたかもしれないな、と反省しました。
子どもが自分で食べたいタイミングやペースを待たず、次々に口へ運んでしまっていたかもしれません。
ほんの数分の体験でしたが、とても考えさせられる時間でした。

「食べさせられる」体験から多くの学びがありました。「食べさせられる」体験から多くの学びがありました

窒息時の対応も学べて安心

食べ始めの赤ちゃんは、食べ物とそうでないものを区別できるようになるまでに、なんでも自分で口に運び、なめたり、くわえたりしながら知っていき(学んでいき)、噛んだり飲み込むことも未熟で発達していく途中だそうです。
そのため、手づかみ食べをする際の注意点や、万が一窒息した場合の対応方法についても学ぶことができました。
「やってみたいけれど少し怖い」と感じている保護者にとって、とても心強い内容だと思います。

窒息の時の救助方法のレクチャー。窒息の時の救助方法のレクチャー

改めて知ったBLWの考え方

講座を受けて印象的だったのは、BLWには細かなルールやメソッドがあるわけではないということ。
「手づかみしかしてはいけない」
「スプーンを使ってはいけない」
「○か月なら1日○回食べなければならない」
そんな決まりはないそうです。
大切なテーマのひとつは、「家族と同じものを取り分けて食べること」。
そして、「子どもに食べさせる」のではなく、「子ども自身が食べる」という視点を持つこと。
家族みんなで食卓を囲み、一緒に食べる時間そのものを大切にする考え方がBLWの根底にあることを学びました。

いよいよ実食!

そしてお待ちかねの実食タイム。本日のランチはこちら。

子どもと共に食べるランチ。子どもと共に食べるランチ

わが家の次男は生後7か月で参加しました。
これまでずっとスプーンで食べさせてもらうスタイルだったため、目の前にたくさんの食事が並んだ瞬間、まずはびっくりして大泣き。

初めて肉を手づかみして口に入れた我が子。初めて肉を手づかみして口に入れた我が子

ところが少しすると、自分から手を伸ばし始めました。
お肉をつかんで口へ運んだり、おにぎりを握ったり。
もちろん周囲は米粒だらけです(笑)。
でも会場は助産院を兼ねたおやこカフェスペース。
食べ物を落としても、散らかしても大丈夫。
スタッフの皆さんが温かく見守りながらサポートしてくださり、親の私も安心して見守ることができました。
最初は戸惑っていた息子も、最後には夢中になって食べ物に手を伸ばしていて、「自分で食べる力」の一端を見せてもらったような気がしました。

自宅ではなかなかここまで出来ないので、本当に良い体験でした!。自宅ではなかなかここまで出来ないので、本当に良い体験でした!

Umbilicusには楽しいイベントもたくさん!

今回ご紹介したBLW離乳食講座以外にも、Umbilicusでは魅力的なイベントがたくさん開催されています。
その中から、特におすすめのプログラムをご紹介します。

1.おひるねアート

毎月テーマに合わせたかわいいブースが登場し、その上に赤ちゃんを寝かせて撮影します。高いところから撮影することで、子どもが主役のアート写真ができあがります。
これからのテーマは以下の通りです。
10月はハロウィン
11月は年賀状
12月はクリスマス
個人的には年賀状やクリスマス、バレンタインがおすすめです。
第一子の撮影をしたときには、その写真を使ってオリジナルチョコレートを作り、祖父母へプレゼントしたところ大好評でした。
衣装レンタルもあるので、とびきりかわいい写真が残せますよ。

バレンタインデー時に撮影した写真。バレンタインデー時に撮影した写真

2.パパ交流会

こちらはパパが1歳未満のお子さんと一緒に参加するプログラムです。参加経験のあるパパさんや旦那さんが参加したママ友からは「とても良かった!」という声をよく聞きます。
個人的には、パパが1歳未満の赤ちゃんと二人だけでお出かけすること自体、なかなかハードルが高いように感じます。
そんな中で、助産師さんのサポートを受けながら、パパ同士で交流できるのはとても貴重な機会。
育児について話せる仲間づくりの場として人気だそうです。

3.浴衣でベビーウェアリング

夏限定ですが、個人的にとてもおすすめのイベントです。
浴衣の着付けやヘアメイクをしてもらい、兵児帯(へこおび)で赤ちゃんを抱っこした状態で記念撮影を行います。
兵児帯にはさまざまな色や柄があり、浴衣との組み合わせを考えながら選んでいただけるので、とても華やかな仕上がりになります。
当日はカメラマンさんがたくさん撮影してくださり、自分と子どものツーショットはもちろん、自分自身の自然な表情のオフショットもたくさん残ります。
産後はなかなか自分がおしゃれをしたり、きれいな姿で写真を撮ったりする機会が少なくなります。
だからこそ、この日の写真は今でも大切な思い出です。

こんなイメージでお写真が残せます…!。こんなイメージでお写真が残せます…!

Umbilicusの院長・平尾さんにお話を伺いました

今回の取材の最後に、Umbilicusの院長・平尾さんにもお話を伺いました。
BLW離乳食講座をはじめ、さまざまなプログラムを開催している理由について尋ねると、「講座を通じて、子育てをもっと楽しいものだと感じてもらえたら」と話してくださいました。
子育てをしていると、どうしても悩みや不安に目が向きがちです。ですが、正解を探すだけではなく、親子で一緒に成長したり、新しい発見を楽しんだりすることも大切。そのきっかけの一つとして、講座やイベントを活用してほしいとのことでした。
また、Umbilicusは産前産後ケア施設というイメージが強いかもしれませんが、「出産直後の方だけでなく、さまざまな世代の親子に利用してほしい」ともお話しされていました。

取材を通して感じたのは、ここが単なるケア施設や親子カフェにとどまらず、子育てをする人たちの居場所として開かれた場所だということ。
離乳食や発達のこと、家族との関わり方など、その時々の悩みや関心に合わせて利用できるのもUmbilicusならではの魅力だと感じました。

子育ての「もうひとつの居場所」

Umbilicusは親子でランチを楽しめるだけの場所ではありません。
安心できる環境で子育てについて学び、専門家に相談し、親同士がつながり、家族の思い出を作ることができる場所です。
今回参加したBLW離乳食講座も、その魅力を感じられるプログラムの一つでした。新しい知識を学べただけでなく、自分自身の子育てを見つめ直すきっかけにもなりました。
子育ての悩みがあるとき、誰かと話したいとき、親子で楽しい時間を過ごしたいとき、あるいはちょっと気分転換をしたいとき。
Umbilicusには、その時々の親子に寄り添ってくれるさまざまなプログラムがあります。
中野区で子育て中の方はもちろん、これから出産を迎える方や、少し子育てが落ち着いてきた方も、それぞれのタイミングでぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

Umbilicus(アンビリカス)

所在地:東京都中野区本町5-19-5
アクセス:
東京メトロ丸ノ内線「新中野駅」より徒歩8分
東京メトロ丸ノ内線「中野新橋駅」より徒歩5分
営業時間:10時30分から16時00分
定休日:火曜・水曜+不定休あり
電話:03-6454-1033
HP 新規ウインドウで開きます。新規ウインドウで開きます。https://tsuku2.jp/umbilicus(外部サイト)(外部サイト)
Instagram 新規ウインドウで開きます。新規ウインドウで開きます。@umbilicus.mv(外部サイト)(外部サイト)

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このページは区民部 文化振興・多文化共生推進課が担当しています。

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