令和2年度(2020年度)入区(電気)施設課主事
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更新日:2025年2月3日
(所属部署は取材当時のものです。)
異動・昇任経歴
年度 | 配属部署・昇任役職 |
---|---|
令和2年度(2020年度) | 入区 |
インタビュー項目
1・現在の仕事内容を教えてください。
私は施設課に所属しており、建築・電気・機械・事務の4職種で協力しながら業務を進めています。電気担当は1件の工事を進める際に、主に調査・設計・積算・工事監理の電気部分を担当します。
まず、調査では現地の施設に足を運び、設計に必要な情報を施設職員と打ち合わせをしながら収集します。
次に、収集した情報をもとにCAD(図面作成ツール)を使用して設計図を作成します。その設計図を基に、工事金額の積算を行います。工事監理では、工事の進捗状況や施工状況、安全管理を確認するために現場に足を運び、実際の状況をチェックします。
2・とある1日のスケジュールを教えてください。
時間 | 行動 |
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8時30分~9時00分 | 出勤し、スケジュールとメールを確認 |
9時00分~12時00分 | 工事現場での施工状況確認 |
12時00分~13時00分 | 昼休憩 |
13時00分~15時00分 | 工事の書類確認 |
15時00分~17時15分 | 設計図の作成 |
17時15分 | 退勤 |
3・中野区を志望した動機を教えてください。
区民の暮らしと安全を守る仕事がしたいと考えたためです。就職活動や前職での社会人経験を通じて、社会インフラとして公共施設の保守・整備を行うことで、区民の近くでその暮らしと安全を支える仕事に魅力を感じました。
その中でも、中野区は文化的な街であり、劇場やホールなどの施設を持つ中野区に魅力を感じました。 また、中野区は面積が比較的小さく、工事現場が近いため、工事の進行状況を身近に確認でき、完成後には実際の利用状況を確認できる点にも大きな魅力を感じています。
4・中野区役所が働きやすいと感じた経験を教えてください。
チームワークが素晴らしく、困った時にはすぐに助け合える環境が整っています。また、上司や同僚からのサポートも手厚く、安心して仕事に取り組めます。
そしてデスクワークだけでなく、現地調査や工事監理を通じて庁舎を離れて区内の施設を実際に訪れる機会が多くあります。気分転換にもなり、仕事に対する新たな刺激を得ることができています。
5・仕事の「やりがい」や「醍醐味」を教えてください。
工事は新しく建物を作る「新築工事」と既存建物に手を加える「改修工事」があり、それぞれにやりがいと醍醐味があります。
新築工事では設計委託から工事開始後の現場管理まで継続して携わることができます。関係部署との調整や技術的な課題の解決に苦労することも多いですが、建物が完成した時はその分達成感も大きいです。
改修工事では自身が設計図を作成することが多く、不具合や使い勝手をどう改善するかは担当者の工夫次第です。階段の照明を追加して雰囲気を明るくした際は施設職員の方にお礼の言葉をもらい、やりがいを感じました。
6・学生時代にやっておいた方がいいと思うことを教えてください。
学生時代は、旅行やアルバイトなど、どんなことでも構わないので多くの経験に挑戦した方が良いと思います。様々な経験を積むことで視野が広がり、今後の人生に大きな影響を与えるはずです。
就職してからは目の前の仕事に追われる中で視野を広げるのは難しいことも多いです。就活や学業で忙しいとは思いますが、落ち着いたらぜひ新しいことに挑戦してみてください。
7・新人時代の思い出を教えてください。
新人の頃は先輩職員から現場での実務的な知識だけでなく、施設職員の方とのコミュニケーションの大切さや、設計図面1枚1枚に込める細かな思いについても学びました。
初めて一人で任された現場では、悩みすぎて期限に間に合わなくなってしまうことがありました。それでも、先輩や係のサポートを受けて何とか乗り切ることができ、ほっと胸をなでおろしたことを覚えています。電気設備設計という仕事は、技術的な知識だけでなく、協力し合いながら問題を解決していくプロセスが非常に大切であり、この経験はその後の業務の基礎となる重要なものだったと思います。
未来の中野区職員へ一言メッセージ
中野区役所での仕事は、地域の生活を支える重要な役割を担っています。電気設備設計の分野では、あなたの技術と知識が直接区民の方々の安全と快適な生活に貢献します。共に中野区をより良い場所にしていきましょう!
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