第3回 第一中学校・中野富士見中学校統合委員会標準服検討部会 要点記録

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更新日:2023年8月3日

 開催日時 平成20年1月11日(金曜日) 午後7時10分~午後9時15分
 開催場所 南中野地域センター 洋室1・2号
 出席者委員秋元宏之、宮沢久之、田中晴美、森田真理、川島美奈子、道林京子、赤津知子、髙橋麻美、矢沢淑子、安藤洋子、田代雅規、池田浩二
(敬称略、順不同)
事務局教育改革担当
傍聴者なし
 会議次第【議事】
1 標準服作成事業者の仮選定について
2 デザイン画、標準服見本の展示について
3 その他

1 議事

◆議事(1)標準服作成事業者の仮選定について

部会長
 本日は、標準服の作成事業者の仮選定を行うが、この部会で仮選定した事業者を次回開催の第6回統合委員会で承認いただき、正式に標準服作成事業者として選定することとなるのでご承知おき願いたい。なお、各委員においては、事業者から送られてきた「デザイン等の提案」を、年末年始の期間中に審査し、本日、評価結果をお持ち寄りいただき感謝申し上げる。前回部会で確認したとおり、本日は皆さんの評価結果の集計を行い、最も高い評価を得た事業者を、新校において標準服を作成する事業者として仮選定することとする。それでは、集計が終わっているようなので、事務局から結果の発表をお願いする。

事務局

 集計の結果、単独で1位となる事業者がある。得点は45点で2位と15点の差がついている。

部会長
 それでは、1位となった事業者を当部会として、統合新校の標準服を作成する事業者として仮選定する。この結果を次回の統合委員会へ報告し、正式に選定していきたいと思う。また、選ばれた事業者、選ばれなかった事業者ともに、結果についての通知を送付することとする。

― 異議なし ―

 


◆議事(2)デザイン画、標準服見本の展示について

 デザイン画、標準服見本の「実施方法(案)」について説明。

(概要)
1.デザイン画の展示について
(1)期間等
 1月25日(金曜日)~1月31日(木曜日)の1週間。なお、学校側で継続展示を認めていた
だける場合は、見本展示の前日まで(だだし、土・日の対応は(2)の2日間のみ)。
(2)土・日の対応
 土・日(1月26日・27日)については、9時から17時まで保護者等の閲覧を可能とする。この時間帯、展示場所の案内は区が委託している施設管理員が対応。
(3)展示場所
 児童・生徒はもとより、来校する保護者等の見やすさを勘案し、1階の昇降口近くの廊下等を想定。
(4)展示内容
 ・デザイン画:A3版程度に拡大し展示
 ・見本展示の日程等:見本展示を行う日時・場所及び今後のスケジュールを掲示(チラシも用意)
(5)デザイン画の展示
 デザイン画等の展示については、部会員を中心とした各校のPTAに協力依頼(展示の準備、児童・生徒などの興味を引くキャッチコピーや飾り付けなど)。なお、(4)のデザイン画等については、第6回統合委員会(1月22日)で各部会員へ手渡せるように準備。
2.標準服見本の展示
(1)期間等
 2月15日(金曜日)~2月26日(火曜日)の間で、中学校は3日間(土・日を含む)、小学校は2日間。学校別の展示日は、中野富士見中学校(2月15日から17日)、中野神明小学校(2月18日・19日)、新山小学校(2月20日・21日)、第一中学校(2月22日~24日)、多田小学校(2月25日・26日)。
(2)事業者の説明
 富士見中、一中の展示初日(15日・22日)については、質問に応じて見本品の説明を行う機会が設けられるよう事業者に説明員の派遣依頼を予定(コンセプトでは任意のため、時間を限定しお願いする)。
(3)展示場所
 児童・生徒等が見やすい場所であるとともに、見本が事業者からの借用物であるため、夜間、施錠できる部屋を想定。
(4)土・日の対応
 土・日(2月16日・17日・23日・24日)については、9時から17時まで保護者等の閲覧を可能とする。この時間帯、展示場所への案内、展示室の開錠・施錠、アンケートの保管(学校へ引渡し)は区が委託している施設管理員が対応。
(5)展示内容
 標準服見本(デザイン提案されたもの、最大7体)
(6)アンケートの実施
 部会で標準服の選定を行うため、主に形式を選択させるためのアンケートを児童・生徒・保護者等を対象に実施(中学校は全学年、小学生は、5・6年生を対象)。
 アンケートの記入は任意とし、混乱のないように、各校に対象の児童・生徒への記入指導を依頼。また、保管についても各校に依頼(投票箱・保管箱を事務局で配付)。
(7)土・日におけるアンケートの配付・回収等
 土・日における展示会場でのアンケートの配付・回収等については、部会員を中心とした各校のPTAに協力依頼。
3.デザイン画・見本展示の広報について
 デザイン画の展示開始前までに、デザイン画の展示、標準服見本の展示及び今後の標準服制定のスケジュールを記載したチラシを作成し、関係5校を通じて各家庭に配付。
4.富士見中学校説明会にあわせた標準服見本の展示
 標準服を作成する事業者の仮選定(1月11日標準服検討部会)後、2月8日開催の富士見中の学校説明会までに展示見本が間に合うか確認し、可能な場合は、見本展示日の再調整を行う(コンセプト外の事項となるため、あくまでお願いとなる)。
 なお、この期間に展示が開始できた場合には、日程が間延びしてしまうため、再度、日程の調整を行う。
5.その他
 実施内容については、関係5校の校長あてに、文書で正式に依頼を行う。また、仮選定された事業者へ早速連絡を取り、展示日程の調整を行う。なお、日程等の変更については、各部会員へ連絡する。

部会長
 土曜・日曜の対応やデザイン画の飾りつけなど、PTAにお願いする部分もある。その点はどうか。

委員

 協力してやりたいと思う。

委員
 事業者を選定し、デザインなどについて事業者と調整することになっていたと思う。アンケートの中に、多少の希望を書ける部分もつくるのか。また、地域の方もアンケートに参加できるのか確認したい。

事務局
 基本的に形式を選択するアンケートと考えているが、デザイン的なものについて意見をいただけるような欄を設けたいと思っている。また、地域の方から、アンケートによりご意見をいただくことは、非常にありがたいと考えている。

委員
 例えば、このブレザーにあわせるスカートは3種類あるといったような、バリエーションのある展示・掲示としたほうが、受けがよいのではないか。

委員
 アンケートで得票の多かった形式を採用するのか。

委員
 校名募集の際には、票数のみで必ずしも選ばない旨記述していた。今回のアンケートも、ベスト1を選ぶ投票ではなく、統合委員会の参考とする意見をいただくためのものとすればよいのではないか。

事務局
 現在のところ、事務局では、実際に標準服を着る子どもや購入経費を負担する保護者の方の意見を尊重し、形式を選択した方がよいのではと考えている。なお、形式が決まった後に、アンケートにより得られた意見を参考に、事業者と調整しながら手直しを行うことは可能と考えている。

委員
 ブレザーにチェックのスカートが流行であることはわかるが、子どもたちや保護者の意見を参考としながら、部会として新しい学校のシンボルの一つとなる、新しい標準服を提案していってもよいのではないかと思う。

委員
 子どもが選ぶと、女子は、ブレザーで柄のスカートになると思う。票数を重んじることも大切だと思うが、そうなると新校の目玉となる標準服をこの部会で検討していく意味が薄れてしまうのではないか。

委員
 票数のみで決めてしまうと、男女で違う形式が選ばれ、グレーと紺の組み合わせになってしまうことも考えられる。このようなことを防ぐためにも、アンケートは参考に使っていくべきだ。

委員
 部会の意見を反映させるのならば、ここで意見を出し合い、どれが選ばれてもよいと思われる統合新校にふさわしいデザインを考え、その見本を事業者に作ってもらうべきだと思う。また、男女で別々の形式が選ばれては困るのならば、例えば男女が対になった3つのパターンをつくり、そのパターンを選んでもらうこととしてはどうか。私はアンケートを取る以上、多く寄せられた意見を尊重するべきだと思う。

委員
 賛成である。この場で、どれが選ばれてもよいものを考えていくべきだと思う。また、スケジュールは遅らせない方がよいと思う。

委員
 標準服の見本が、保護者説明会に間に合うように検討いただいているが、そのために、この場での議論が中途半端に終わってしまっては残念だ。そうならないように、議論を尽くすべきだと思う。

委員
 先ほど提案があった、男女の組み合わせをつくることに加え、上着については、マオカラーもセーラーもブレザーも襟なしも、全て素材や色を統一する。また、スカートも同一の柄とし、全体的にデザインだけを変えるような形にすれば、子どもたちも選びやすいのではないか。

委員
 形式ごとの価格差が少ないので、素材や色を統一していくことは、事業者にとってもそれほどの負担にはならないと思う。

委員
 そうした場合、時間的には間に合うのか。

事務局
 本日、部会として提案していくデザインがまとまらないと、現在考えている日程での見本展示は難しくなると考えている。日程を白紙に戻し、次回、事業者に部会に参加してもらい、部会としての提案内容を再検討することも考えられる。

委員
 上着はこの色、ズボンやスカートはこの色というふうに決めたほうが、見る側も混乱しないと思う。

委員
 この場で、部会として提案していくデザインを決め、中学の学校説明会に標準服の見本を間に合わせたほうよいと思う。現物があるのとないのでは随分違う。

部会長
 事業者は決まっているので、デザインの修正について話をしていくことはできると思う。

委員
 素材や色などを統一すれば、子どもたちもデザインのみを比較できるようになる。

部会長
 統一する素材などについては、事業者が提案してきたものの中から選ぶべきだ。そうしないと、標準服の見本作成が間に合わなくなることも考えられる。

委員
 子どもたちに好きなタイプを聞いたところ、基本的にはブレザーがいいが、セーラー服ならば、白い襟は嫌だが、上着と同色の襟ならばよいという意見もあった。また、どちらかというと、グレー、水色、青系の線が入っているものが好きだという子どもが意外と多いという印象を受けた。

部会長
 どこまで事業者が修正に応じてくれるかという部分はあるが、部会として子どもたちや保護者の方に提案していく内容を考えていきたい。なお、手元にあるデザイン画などを見ながら、素材や形、色、組み合わせの議論に入ると、記録上は何を言っているのかわからなくなるので、部会を一旦休憩し、議論が煮詰まった段階で再開して、内容を確認したいと思うがどうか。

― 異議なし ―

― 休憩中に提案内容の議論 ―

部会長
 それでは、部会を再開する。休憩中に議論し合意された内容について、事務局から確認をお願いしたい。

事務局

 部会として提案していく内容等は次のとおりとする。
(1)男女の標準服がばらばらなものにならないように、事業者提案のとおり、デザインは男女を対とした3つのプランとする。
 ・プランA(男子:マオカラー・女子:襟が取り外しできるセーラーカラー)
 ・プランB(男女ともブレザー)
 ・プランC(男女とも襟なしの上着)
(2)標準服の見本を見た子どもたちがプランの比較をしやすいように、各ブランの上着やスカート・ズボンの色や柄を次のとおり統一する。
 ・上着の色は各ブラン共通とし、プランAで事業者から提案のあったチャコールグレーを統一色とする。
 ・女子のスカートについては、プランAのセーラーカラーのスカートを基本に統一するが、色、柄などについて事業者と調整を図る。
 ・男女ともズボンの色、柄については、上着の色にあわせて考える必要があるため、事業者と調整する(プランA、男子のマオカラーのズボンについては、上着と同色とする)。
(3)デザイン画についても、標準服見本の内容にあわせて修正する。
 なお、上記のうち、事業者と調整を図る事項については、部会長及び打合せに出席する部会員にその調整を一任する。

部会長
 部会として提案していく内容等は、今、説明したとおりでよいか。

― 異議なし ―

部会長
 若干、事業者との調整が残るものの、部会として提案していく内容は固まったが、先ほどから子どもたちや保護者の方などから、アンケートによりいただく意見をどう取り扱っていくかについては、議論が途中であったと思う。意見をいただきたい。

委員
 アンケートは、3つのプランのいずれかを選んでもらい、要望があれば、一言書いてもらうような形でよいのではないか。その要望を部会で検討し、事業者と調整して新しい標準服をつくっていけばよいと思う。

事務局
 標準服の見本を見て、アンケートをご記入いただくので、展示品とまったく違う形式や色にしてしまうなどの大幅な変更は難しいと考えている。

委員
 新校の目玉を作っていきたいという熱意はわかるが、アンケート回答者の大多数がよいとする形式があった場合、それと違う形式のものを選ぶと、その理由を説明できるのかという心配がある。

委員
 ほとんどの保護者から意見をいただけるのならばよいが、短い展示期間の中で来校できる保護者は限られると思う。その中で得られた意見の多寡によって形式を選ぶのは難しいのではないか。

委員
 さまざまな場所へ出向いて行き、多くの意見をいただける機会を設けるか。

委員
 早期に標準服を制定し、新校PRの材料としていくのならば、どの形式にしていくか決断していかないと、先に進めない。

部会長
 アンケートで多く寄せられた意見により、形式を決めていくのが無難と思うがどうか。

委員
 新校にふさわしく、目玉になる標準服を制定していくことが一番大事なことだと思う。既成の概念にとらわれていては、目玉にはならないと思う。

委員
 取り外し可能なセーラーカラーのタイプは、アピール度が大きいと思う。

委員
 子どもたちがブレザーを着たいのならば、そちらを選んであげたいという気持ちもある。しかし、新校をアピールするという度合いは薄まってしまうか。

委員
 中野区中、全てブレザータイプの同じような制服になってしまう。形式が違ったほうがよいのではないか。

委員
 しかし、今の子どもたちの多くがブレザー志向であるのならば、それを選んでやったほうが喜ぶのではないかという思いもある。

委員
 子どもたちは、1人1ポイントとし、部会員は1人10ポイントとして差をつけてはどうか。

部会長
 先ほど言ったようにアンケートをとるのであれば、数を考慮せざるを得ないと思っている。子どもたちは1人1ポイントで、部会員は1人10ポイントとすることを考えてもよいと思うが、いずれにしても、意見の数で考えていこうと思うがいかがか。

委員
 回収率が高いアンケートならば、数で考えてもよいと思う。

委員
 アンケートで選べるプランは、1つではなく、いくつ選んでもよいとしてはどうか。

委員
 複数選ぶことができるとすると、3つのプラン全てを選ぶ子どももいるかもしれない。

委員
 すばらしい見本ができあがってくると思うので、見比べて1つに決めかねる子どもも多く出てくるのではないかと思う。選べるのは1つではなく、複数選べる方がよいのではないか。

委員
 3つのプランすべてを選ぶのは意味がないので、2つまで選ぶことができることとしてはどうか。

委員
 複数のプランを選ぶことができたうえで、なお圧倒的に選ばれる形式があり、皆に支持されるものがあるのならば、それを認めざるを得ないということになると思う。

委員
 それならば納得できると思う。それでよろしいのではないか。

事務局
 本日の議論を踏まえ、アンケート用紙には、いただいた意見を参考に、統合委員会で協議し形式を決めていくことや細かい点の調整を行うことを記載させていただく。

部会長
 それでは、1つのプランを選んでもよいし、迷う場合は、2つまでプランを選ぶことができるアンケートとしたい。次回はその結果を見て協議していくということでよろしいか。

― 異議なし ―

部会長
 それでは、デザイン画の展示や標準服見本の土曜・日曜の対応などについては、皆さんに動いていただくしかないので、よろしくお願いしたい。

事務局
 2月8日から標準服見本の展示ができるよう事業者と調整し、可能となった場合は、小学校を含めた日程の再調整を行い、各委員に結果を連絡させていただく。

部会長
 次回の日程の確認を事務局からお願いする。

事務局
 3月5日(水曜日)の午後7時から、この会場でお願いしたいと考えている。

部会長
 それでは、次回は3月5日(水曜日)の午後7時から、本日と同じ南中野地域センター洋室1・2号で開催する。
 本日は、これをもって終了する。

お問い合わせ

このページは教育委員会事務局 子ども・教育政策課(教)が担当しています。

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