第10回 第一中学校・中野富士見中学校統合委員会 要点記録

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更新日:2023年8月3日

 開催日時 平成20年9月8日(月曜日) 午後7時4分~午後8時38分
 開催場所 南中野地域センター 洋室1・2号
出席者委員吉成武男、飯原俊行、若林栄一、相田琢磨、河原井守、渡部金雄、倉持敬緯子、宮沢久之、田中晴美、秋元宏之、森田真理、道林京子、赤津知子、髙橋麻美、矢沢淑子、花見勝一郎、向井努、田代雅規、牧井直文、香積信明、青山敬一郎
(敬称略、順不同)
事務局学校再編担当
傍聴者なし
 会議次第
【議事】
1 学校指定品について
2 南中野中学校のあり方について
3 校章の検討について
4 校旗の検討について
5 校歌の検討について
6 その他

1 開会

議事に入る前に、事務局から1件の報告。
(概要)
○9月20日に区報折り込みで発行する「教育だより なかの」に統合新校の名前が「南中野中学校」に決まった旨の記事が掲載される。

委員長
 報告について、質問はあるか。よろしいか。

― 異議なし ―


2 議事

◆議事(1)学校指定品について

委員長
 学校指定品について、実際にベストを着用しているところを委員の皆さんに見せたいということで、本日は委員のお嬢さんにモデルを務めていただいている。

― モデル来場、拍手 ―

― モデル退場、拍手 ―

委員長
 それでは、標準服の検討状況について、学校から説明をお願いしたい。

委員
 前回、女子はブラウス姿の際に透けてしまうためベストをつけてほしいという意見があった。これを標準服検討部会員にも話をして、今回ベストをサンプルとして用意した。学校側の意見としては、女子に限りベストを指定し、夏に必ずベストを着るという形にして、新1年生の女子は指定品のベストを買っていただく形にしたいと思うので、よろしくお願いしたい。
 細かな点では、スカートの柄を検討していただいて、水色をはっきりさせ、細かい線を2本にしたことによって、南中野中のオリジナルの形にした。

委員
 落ち着いて、いいスカートだ。

委員
 少し明るくなって、チェックがくっきりしている。

委員
 以前のスカートは、やはりどこかで見たことがあるという感じがするが、今回のものは本当に新鮮味がある。

委員
 男子のほうはどうするか。

委員
 男子は着なければいけないとか、いろいろな意見があると思うが、女子は中が透けてしまうということを理由にして指定品という形にしたい。

委員
 うちの孫が冬に寒がっていたが、今の子はあまり下着を着たがらない。ベストがあれば、ワイシャツの上に着られるので、いいかなという気がした。

委員
 一中では、冬場はワイシャツに紺か黒のセーターを着て、その上に学生服を着て行っている。一応はみんな黒か紺を着ているはずだと思うが。

委員
 男子のベストは任意にしたらいい。指定品という形にしなくてもいいのではないか。

委員
 女子だけでいいと思う。男子から要望があったら検討していただく形がいい。

委員長
 今の話から、女子生徒だけに指定品という形で、今度支給されるということか。

委員
 指定品にするなら、女子には支給していただきたい。

委員
 ベストを指定品の中に入れてほしいということを強く要望する。

委員
 ベストの胸にワンポイントで「南中野」の「M」という字を入れたものを指定ということでお願いしたい。「M」の字の色は、リボンの色より少しトーンを落とした赤である。

委員長
 指定品となると、公費でお願いしたいという話になるのか。

委員
 はい。

委員長
 ベストも女子の指定品として公費での対応を要望することとしたい。

事務局
 統合委員会でご意見がまとまったということで、教育委員会の中で相談し、次回までには結論を報告する。

委員
 ベストは標準服の一部ということで考えている。

委員
 ベスト、スカートが夏の標準服ということになる。

委員長
 それでは、この件については、教育委員会で十分に検討するということで、いい返事をお待ちしているので、よろしくお願いしたい。この件はよろしいか。

― 異議なし ―

 


◆議事(2)南中野中学校のあり方について

「南中野中学校のあり方について」について、学校から説明。

(概要)
○昨年度に学校のあり方を示したときは、構造図のような形で少しかたかった。それを具体化し、前回意見をいただいた学校の特色を入れた形で、親と子どもが見てわかりやすい学校像をこのような形で提案させてもらったところである。微調整はまだ可能である。
 ・生き生きと学ぶ学校
 基礎的・基本的な知識・技能の習得のための指導の徹底
 個に応じ・個を生かす学習指導の充実(少人数指導の活用)
 感動や発見のある授業の創造(理数教育・芸術教育の充実)
 情報化・国際化に向けたIT授業(IT活用・英語教育の充実)
 ・地域とともに歩む学校
 地域の教育力の導入(体験学習の充実)
 地域交流活動の充実(特別支援学校との交流、地域防災への協力)
 奉仕体験・ボランティア活動の推進(地域清掃・リサイクル)
 生涯学習館みなとっぷ21との連携
 ・心と体をはぐくむ学校
 心の教育の重視(道徳教育、人権教育)
 健康安全教育の充実(食育教育、安全教育、体力づくり)
 集団意識を高める学校行事(運動会、合唱コンクール)
 毎日の読書活動によるコミュニケーション能力の育成

委員長
 では、質疑応答に移る。何か質問などはあるか。

委員
 「地域の教育力の導入(体験学習の充実)」というのは、現在はどのように行われているのか。また、将来、充実するとなると、どの程度の範囲でこれが導入されるのか、具体的に考えているのか。それともこれからの検討なのか、お伺いしたい。

委員
 中野区特別支援学校との交流は、絶対にやっていこうと思っている。今現在、両校で行っている体験学習を全部、足し算をするわけにもいかない。また、教育課程が変わって、総合的な学習の時間が減っていくという流れもあるので、そういったところの兼ね合いを、どこを精査して、どこを効果的に伸ばしていくかと話し合っているところである。

委員
 「地域の教育力の導入」というので、今やっているのは職場体験である。これは都の施策でもあるし、一中は、今は3日間やっている。

委員
 それは月に3日間か。

委員
 年間に3日間である。地域のいろいろな事業所やお店に子どもが行って、そこでお手伝いをするもので、今も両方の学校でやっている。
 他には、地域の方に学校の授業や講演のような場でお話していただいたりする。いろいろなことで地域の方に学校に入っていただいたり、学校が地域に出て、いろいろなことを行ったりするときに協力していただくということである。

委員
 富士見中で今までずっとやってきている「おやじの会」などの協力は、学校にも地域にも、両方の面で非常にいいと思っている。できれば、そういう方向性を持続できるような中学校になればいいと思うが、いかがか。

委員
 新校なので今の「おやじの会」は解散すると新聞にも載っているし、新たにできることからやろうかと、現役のお父さん何人かで考えているのだが。

委員
 それはまた統合委員会とは別の場で話したほうがいいと思う。

委員長
 そのほか、いかがか。

委員
 すぐそばに、ここ何年かで全国的に有名な公立中学校の和田中がある。夜の塾をやるには、たまたま特異な校長がいたからそういう形で引っ張っていったのだろうが、かなりしんどいと思う。出どころが応援しないとできないのだが、今のところ、新校ではそういうことは考えているのか。それとも、よそはよそということでいいのか。どういう学校経営を考えているか聞きたい。

委員
 夜の塾については、一切考えていないというのが本当のところである。通常は、新年度4月からの教育課程について前年度の1月、2月に教育委員会とやりとりをするのだが、新校の場合には、今年度中ではなくて、来年度になってから教育課程を届け出るシステムであるので、新校の校長を中心に、具体的な中身というのはもう1回詰めなければいけないと思っている。

委員
 この時期だから、予備校というか、学習塾のほうから学校に営業活動で来る可能性はあるだろうから、少し頭に入れておいたほうがいいのではないか。中野区は「教育の中野」と言われた時期があった。

委員
 和田中は、前校長の藤原さんがかなり積極的にいろいろ構築して考えている。結局、夜の塾は、学校の保護者とかがバックアップしてやっているという形になっているが、原案は前校長の藤原さんが出している。
新校で土曜日や休業中に一つ特色を出して、地域の力も導入しながら、子どもたちの学習支援を考えていこうという話は今出ている。

委員
 今現在、英語を中心に考えている。新しい教育課程では、中学校は国語の時間よりも英語の時間が増える。小学校でも5、6年生で英語をやる。やっぱり英語に力を入れていて、子どもたちもこれから国際社会に出ていく中で、英語はしゃべりたいと思っている子は多いので、とにかく英語を中心にしたい。一中には「みなとっぷ」という施設があり、比較的借りやすい土曜日の午前中にそこのホールを使って英語の補習授業、あるいは小学生を招いての授業などを計画したい。そのために地域の方の講師謝礼などの予算化を区へ要望しているところである。全体の兼ね合いで予算がそれほどつかなくても、学校の教員、地域の人、学生ボランティアとか、来年は早稲田大学と提携し、先生になりたいという学生さんを1年間派遣してくれるという申請も通ったので、そういう学生さんの力も借りながら、まず英語からそういう土台をつくっていきたいと計画している。はっきりここまでできるということがわかったら、説明したい。

委員
 新しい学校をつくると、そんなことも考えていないかどうかという質問がとぶ可能性があるし、
営業活動や働きかけもあってあの学校と似たようなところがどんどんふえてくるから、何らかのことの情報を得ておかないといけないのではないか。

委員
 ただ、それが学校の事業の進め方の中で、あるいは子どもたちに対する教育の進め方の中でいいのかどうかというのは、また別の問題があるだろう。南中野中に必要かどうかというのはそれぞれの意見がある前提として、学校側はその話があったときにきちんと答えられるようにしておく必要があると思う。やるとかやらないとかということではない。

委員
 和田中の夜の塾は教育課程の内容ではない。教育課程というのは学校の教育計画で、学校の教育活動の外側でやっていることだから、先生方がかかわっていない。地域の親御さんたちが組織をつくり、講師を招いて世話している。

委員
 塾の講師を呼んできて、学校の先生ができないのだから、あとはおれたちが面倒を見るのだという考え方でやるということ自体が失礼な話だ。

委員
 あれを導入するためには、PTAかどうか知らないけれども、保護者の方がかなりきちっと組織立って動かないとできない。


 区境があるけれども、すぐそばにあるので、そういう流れや動きが公立の中学校の生き残りみたいになっているし、新しくできる学校だから、多少の議論は、やっておくべきなのだと思う。それを実際やるかどうかというのは、先生方の判断だが、情報としては知っておくべきだろうと思う。

委員
 一中から随分いろいろな案も出てきている。例えば、理科の授業を充実させるとか、社会教育とか、行事を縦割りにするとか、いろいろなプランが出ているが、実態としては予算と、一番基本になるのは、新校にどういう人が配属され、どういう経営方針を持ってやっていくかということが大きくかかわっているので、あまり手足を縛ってしまうことはできない。このぐらいのことをやっていこうというのは随分考えて、計画を立てている。今のところ予算的な問題もあるから、もう少し全体像が見えてきた段階でご紹介できるのではないかと思う。

委員
 ああいうのをやってほしいとかという話ではなくて、地域的にすぐそばだから。しかも、ここの場合には富士見中という、紙面などに名前が出ているので、何かのときにはいろいろな話が出てくるはずだから。やってほしいということではなくて、その辺を視野に入れて考えたほうがいいのではないかということであり、要望ではない。

委員長
 よろしいか。

委員
 土曜日にフォローの授業とか、英語に親しむということができるようになると、これから入る方たちにとっては、すごくよい話ではないかと思う。新山小でも国際理解教育ということで、英語を取り入れたときに保護者の関心が高かった。英語をやってくれるということは、保護者にとって、学校がワンランクアップしているように見えるので、今度の新1年生の保護者説明会のようなところで話すことはできないのか。こういった計画もあるのだと示すことができれば違うのではないかと思ったのだが。

委員
 それはそうなのだが、予算や講師のことなどの見通しが立たない中で、計画を示すことは信頼というのにもかかわってくる。その辺は今検討中である。

委員
 社会的現象として、毎日のように英語などの熟語が新聞や会話の中に出てくる。我々のような年寄りは、当時、敵対語だというので、英語は禁止語であった時代に育った人間には、いまだに非常に抵抗感があるが、世の中はどんどん進んで対応できない。英語でもフランス語でも小さいうちから覚えたほうがいい。もちろん、日本語もしっかり覚えていけば非常にいいのではないかと実感しているので、ぜひやっていただきたいと思っている。

委員長
 そのほかに、いかがか。

委員
 この中で部活動の件をうたっていないが、それは別枠で何かあるのか。

委員
 「心と体をはぐくむ学校」のところに、部活動の充実というようなことも入れようかという話が出ている。

委員
 部活は何に入ろうかと、わくわくしながら小学生は選んでくれると思うので、ぜひ入れていただきたいと思う。

委員長
 そのほかは、よろしいか。
 「南中野中のあり方について」は、学校でさらに検討を進めていただき、次回、その結果を報告いただけるよう、お願いする。

 


◆議事(3)校章の検討について 

前回の統合委員会の後の校章の検討状況について、事務局から説明。

(概要)
○前回の統合委員会で一つに絞り込んでいただいた図案をデザイナーにアレンジしていただき、大きく8種類の案をつくっていただいた。その8種類から、太さ違えるなどにより192種類の案をつくっていただいた。その中から、このデザインだったらこれという形で学校と相談して、四つの案に絞らせていただいた。
○色は、校旗や舞台幕では金糸や銀糸を使う。普通の印刷物にするときは白黒になることから、この段階では白黒にした。学校は印刷機を使うので、うまく出ないということもあり、白抜きとグレートーンだけという形でつくってみた。最近は色を使ったカラーの校章もあるが、事務局としては、カラーにしてその色に意味を持たせた場合に、例えば印刷物でもその色を絶対に使わなければいけないという形で使い勝手の問題があるので、基本となる校章は白黒として、色はほかのところで適宜使っていい形にしたほうがよろしいのではないかというのが、こちらからの提案ということになる。
○本日は、この4種類の中から一つに絞り込んでいただきたい。

委員長
 学校より解説をお願いしたい。

委員
 ぱっと見た第一印象でバランスがいいものと、最初のデザインの意図であるハートやハトの形を意味しているということがわからなくならないものを選んでみた。ぱっと第一印象で見てデザイン1とかデザイン3は比較的太さとかバランスがいいのだが、逆に背景の形、図柄の形が見えるようにするためにはデザイン2とかデザイン4のほうが邪魔しないで見える。どっちがどっちとは言い切れないのだが、後で校章の由来も出てくると思うので、もとのハートの意味がわからなくなるよりは、わかるようにしておいたほうがいいと思う。そうなると、私はデザイン2とかデザイン4がいいのではないかと思う。あとは、文字の太さと、図のハートのところの線の太さのバランスがどうかというのがあるが、私の意見なのでいろいろな方の意見を伺いたい。

委員長
 きょうは最終的に1種類に決めたい。何か質問や意見はあるか。

委員
 一つのデザインで「中」と「南」の文字について、見本としてそれぞれの異なる字体のアレンジも見てみたかった。この四つから選ぶのだということであれば、それはそれなのだが。

委員
 他の字体も見たのだが、「南」は角文字にするとバランス的にかたくなってしまう。「中」は、感覚的な問題かもしれないが、これがきれいではないかなと思った。「中」の場合は、丸文字にしてもおかしくはないと思う。

委員
 デザイン2だと、縮小してバッジやボタンなどに使う場合に「中」がわからなくなるのではないか。

委員
 ベースが出ているわけだから、三つのハートがよいのであれば、入れる文字は「中」がいいのか「南」がいいのか議論し、そのあとで字体をどうするか決めてはどうか。

委員長
 今、提案があったが、まず「中」を入れるか「南」を入れるか決め、そのあとどうするか決めたいが、よろしいか。

― 異議なし ―

委員長
 では、「中」と「南」ということで、まず挙手でお願いしたい。
 「中」がいい人。―8人。
 「南」がいい人。―11人。
 「南」が多いということで、「南」の字でよろしいか。

― 異議なし、拍手 ―

委員長
 では、今度は「南」の字でどのデザインにするか。

委員
 「南」だとデザイン4がいいのではないか。

委員
 何となく間延びしているような気がする。

委員
 「南」の字で、何パターンか挙げてもらってはどうか。それでなければ専門家にお任せしてはどうか。

委員長
 そうすると、今皆さんで「南」という字を入れるということに決めた。字体などの細かい部分は、専門家の先生の意見を聞いたりして、またお任せしていただくということでよろしいか。

委員
 こういうものは感覚的な問題があるから、そこも踏まえていただければ。また、デザイナーさんにもお願いしてみる。

委員長
 今の意見があったように、これだけ大勢の人がいる中では、全員がこれでいいというわけにいかないと思う。その中で「南」という字を入れながら、委員長、副委員長、校長先生に一任させていただくということでよろしいか。
― 異議なし、拍手 ―

委員長
 それでは、「校章の由来について」を検討する。事務局から説明をお願いする。

事務局
 校章図案のもとのデザインの説明などに書かれていた理由をもとに、案文を作成した。検討のたたき台としてほしい。
<校章の由来についての案文>
 この校章は、本校の前身である第一中学校、中野富士見中学校の生徒をはじめとする関係者に広く図案を募集し、応募作品の中から第一中学校・中野富士見中学校統合委員会での検討を経て定められたものです。
 三つのハートを組み合わせることで、『家庭・地域・学校』が心を一つにして連携することにより、本校に学ぶ地域の子どもたちが健やかに成長してほしいという願いを込めています。
 また、本校が、『知・徳・体』をバランスよく育む教育活動を推進していくことも表しています。

委員長
 このほかにこういう意味も入れたほうがいいのではないかとか、考えられることがあれば、皆さんの意見を出していただきたい。

委員
 今「南」を入れることが決まったので、どこかに、中野の南、南中野にあってとかという、そういう一言のフレーズが入ってもよろしいのではないか。

委員
 少し言葉がかたい。入学式などで生徒が発表する場面もあるだろうから、もう少しやわらかい、平易な言葉にしたほうがいいと思う。漢字ばかり並んでいるからそう感じるのかも。

委員
 前に説明があったときに、ハトのことに触れていた。見る視点を変えると、幸せのシンボルであるハトが、大空に飛び立っていくというようなイメージを受けた。その一文は入らないのか。

委員
 これはいつまでに決めるのか。

委員長
 もう少し時間はあるようだ。
 そのほかに何か入れてもらいたい言葉や考え方などはあるか。

委員
 時間に余裕があるのだったら、いきなり言われて、ここでやるよりは1回持ち帰って、宿題にしたほうがいいかもしれない。

委員長
 今現在は「南」のことを入れる、「ハト」のことを入れる、文章全体がかたいのでもう少し文章をやわらかくする、という三つの要望が出ている。急に出されても思いつかないことがあるので、皆さんに宿題として考えていただきたいが、よろしいか。

― 異議なし ―

委員
 10月25日に新校の説明会があるので、そのときに配布するパンフレットに、校章などの決まっていることを入れて紹介したいと考えている。次回、10月15日の統合委員会で決まった内容を載せたいと思うので、よろしくお願いしたい。次回の統合委員会でパンフレットの見本を皆さんにお見せしたい。

委員長
 校章の由来について、意見のある方は、9月16日までに事務局へ寄せてほしい。事務局でまとめて、次回の統合委員会で示す形でよろしいか。

― 異議なし ―

 


◆議事(4)校旗の検討について 

委員長
 それでは、「校旗の検討について」に入る。
 前回に引き続き、両校の校旗と生地の色見本、カタログを用意してある。校旗の細かい点については、教育委員会と両校とで発注先と協議しながら決めていただくが、きょうは、新校の校旗の色はどうするかということで、おおむねの方向を出したい。

委員
 今、何人かで話していたのだが、「南中野」ということで、明るさをアピールするために、女子の標準服のリボンがワインレッドなので、えんじ系というか、ワイン系というか、落ち着いた赤系の色はどうか。紫もきれいだが、校旗に結構使われていると思うので。

委員
 オレンジはどうか。

委員
 これは朱色である。

委員
 一番明るい黄緑に近い緑。若草という色がいいと思う。

委員
 焼けるともっと白くなるのではないか。

委員
 新校なのだから、思い切った発想というのもいいかもしれない。

委員
 やはり紫の濃い色がオーソドックス。それが一番シンプルだと思うが。

委員
 川のそばということもあるので、川の青というのはいかがか。

委員
 南中野中のポスターで使われている「Kick off」という文字の青がいい。

委員長
 えんじ、紫、朱色、緑、青の5種類が出ているがいかがか。

委員
 緑野中が緑だから、グリーン系は外したほうがいい。

委員
 朱色は、金糸が映えない。

委員長
 えんじと紫と青の三つで投票するか。

委員
 目をつぶって挙手で決めたらいい。

― 異議なし ―

委員長
 では、えんじがいい人。―8人。
 紫系がいい人。―4人。
 青系がいい人。―8人。

委員
 えんじと青が同数なので決選で。

委員長
 それでは、えんじか青かで挙手してほしい。
 えんじがいい人。―8人。
 青系がいい人。―12人。
 結果は青系ということで、南中野中のポスターで使われている「Kick off」という文字の色、カタログのハイライトブルーで報告したい。実際には色は多少変わる場合もあると思うが、ブルー系統だということで進めたい。校旗ができあがったら、皆さんにお見せするということでよろしいか。

― 異議なし ―

◆議事(5)校歌の検討について 

校歌制作の進捗状況について、事務局から報告。

(概要)
○作曲の佐藤眞氏の曲づくりは終了しており、現在、作詞の林望氏に詩をつけていただいている状況である。

委員長
 引き続き、状況を見守るということで、動きがあり次第、事務局からお知らせしてもらう。

◆議事(6)その他 

改修工事の状況、就学手続き、通学路の街路灯について事務局より報告。

(概要)
○改修工事の状況について
 ・校舎の中の工事はおおむね終了している。給食室関係の工事は9月中旬、外構、電気設備の工事は11月までを予定している。給食室工事のため、一中の給食は休みになっており、弁当の協力をいただいている。給食は9月22日から再開の予定。
 ・理科室、家庭科室、技術室、図書室の机を10月から11月にかけて順次新しいものに取り替える。
 ・フェンスについては、校舎側のフェンスを設置中で、今月の19日ごろには完成の予定。その後、道路側のフェンスの工事を行い、10月ごろに完成の予定。
 ・プールについては、現在、基本計画を行っている。コース数を6コースとし、プールのところに更衣室を設置する予定で、プール本体に上屋をかけることも検討中である。
 ・まもなく、来年度のプール以外の工事の設計に入る。廊下の腰壁塗装、トイレ改修などを行うとともに、校庭の夜間照明も検討する。学校とも相談しながら詰めていく。
○就学手続きについて
 9月に、今の1、2年生の保護者を対象に就学調査をする旨をお話していたが、本日、一中と富士見中の保護者の方に学校を通して調査票を配付した。
○通学路の街路灯について
 前回、PTAから報告された通学路で暗い箇所について、区の対応状況を報告。
 ・区の街路灯担当と話し、有料老人ホーム中野南台桜湯園の南西の角に1箇所、街路灯を年内に設置する予定。
 ・多田神社のところに、現在、木で隠れている街路灯が1箇所あるので、区の道路監察担当から剪定を依頼する。

委員長
 今の報告について、何かあるか。
 街路灯については、PTAの中で動いてもらったが、大丈夫か。

委員
 PTAの皆さんにいろいろ歩いていただき調査した。神社のところは剪定もしていただけるとのことなので、よかった。

委員長
 そのほかに何かあるか。

委員
 実際に歩いてみて、本当に平均的に電気がついているものなのだと思ったが、やっぱりすごく暗いと体感する場所がとても多かったので、ライトがつかないのであれば、今後、子どもたちの安全を守っていけるように学校と保護者で協力し合わなければいけないなと強く思っている。

委員長
 大抵、樹木があるところが暗いと言われている。

委員
 あとは、この辺は住宅街なので、人が歩いていない暗さというのがある。これは小学校も中学校もみんなPTAはお互い同じ悩みや問題に当たっているので、力を合わせて何か対策を続けていく必要があり、それが今後のPTAなのかなという気がしている。

委員長
 それについては、地域の会合の場などでも提案して、考えていただければと思う。
 次回の統合委員会は10月15日(水曜日)の午後7時からこの会場で開催する。これからいよいよ大詰めに入り、校歌を除く統合委員会の検討をおおむね終了したいと考えているので、よろしくお願いしたい。その後は、校歌、校旗が完成したころを見計らって、年が明けてから最後に1回開催したい。本日は、これをもって終了する。

お問い合わせ

このページは教育委員会事務局 子ども・教育政策課(教)が担当しています。

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