第8回 第一中学校・中野富士見中学校統合委員会 要点記録
ページID:770627263
更新日:2023年8月3日
開催日時 | 平成20年5月14日(水曜日) 午後7時3分~午後9時5分 | |
開催場所 | 南中野地域センター 洋室1・2号 | |
出席者 | 委員 | 吉成武男、飯原俊行、若林栄一、相田琢磨、河原井守、倉持敬緯子、宮沢久之、田中晴美、秋元宏之、森田真理、川島美奈子、道林京子、赤津知子、髙橋麻美、矢沢淑子、花見勝一郎、向井努、田代雅規、牧井直文、香積信明、青山敬一郎 (敬称略、順不同) |
その他 | 谷村財産管理担当参事、松本施設整備担当係長、若林主査、川上主査、深谷主事、田中主事 | |
事務局 | 学校再編担当 | |
傍聴者 | なし | |
会議次第 | 【議事】 1 統合新校開校に向けた校舎の改修工事について 2 校章の検討について 3 校歌の検討について 4 その他 |
1 開会
(1)第一中学校・中野富士見中学校統合委員会委員の辞職及び委嘱について
・人事異動等に伴った統合委員会委員の辞職及び新委員の委嘱について事務局報告
(辞職者2名)第一中学校長田中節子委員、中野富士見中学校副校長池田浩二委員
(新委員2名)第一中学校長向井努委員、中野富士見中学校副校長香積信明委員
※委員の辞職は3月31日付、委嘱は4月1日付となっている。
(2)新委員の紹介(自己紹介)
2 議事
統合新校開校に向けた校舎の改修工事について区担当から説明。
(第一中学校再編に伴う施設整備工事概要)
○第一期整備工事(2007年度)整備済み
・屋上防水改修工事(全面)
・屋上フェンス改修工事(全面)
・外壁改修工事(全面)
・床改修工事
→2階普通教室、第二理科室、第二家庭科室、保健室他
・アルミサッシ改修工事(枠見込み60ミリメートルから70ミリメートルへ)
・職員室内装改修工事
・主事室内装改修工事
・降口床改修工事
・東側屋外階段塗装改修工事
・体育館棟の耐震化工事
・換気扇改修、新設工事
・空調設備の更新改修工事
・その他
○第二期整備工事(2008年度)整備予定
(校舎棟)
・普通教室の腰壁改修工事
・床改修工工事
→3階普通教室、第一理科室、第一家庭科室、第二図書室、第一・第二技術室他
・床改修部分の家具、流し台等改修工事
・廊下流し台の改修工事
・防火シャッター改修工事
・給食室改修工事
・西側便所洋便器化工事
・バリアフリー化工事
→北側出入口、正門周辺、便所等
・西側屋外階段改修工事
・壁面緑化工事
・外構工事
→建物周辺の舗装の改修工事
・その他
(体育館棟)
・体育館の床塗替工事
・体育館の床コートラインの塗替工事
・その他
(外構)
・西門のスロープ改修工事
・西門脇の焼却炉撤去工事
・建物出入口前の舗装の改修工事
・敷地周辺のフェンス一部改修
・その他
(電気設備工事)
・電源切替工事
・TV共聴設備改修工事
・照明器具の改修工事
・各所の配電盤の取替改修工事
・電話交換機、電話線、電話機の交換
・校内LANの配線工事
・火災報知機の配線改修工事
・その他
(機械設備工事)
・老朽ガス配管の改修工事
・冷暖房機の取替工事
→放送室
・冷暖房機の新設工事
→第一・第二理科室、第一・第二技術室、一部普通教室他
・換気設備の設置工事
→第一音楽室、放送室
・その他
○第三期整備予定(2009年度)
・教室棟廊下の腰壁塗装工事
・東側便所の洋便器化工事
・外構の整備工事
・給食室回転釜取替及び周辺改修工事
・体育館の照明取替工事
・その他
委員長
説明について、質問はあるか。
委員
プールの改築工事はどうなっているのか。
区担当
プールについては、再編に伴う施設整備工事とは別に今年度詳細設計、来年度工事を予定している。
事務局
プールの改築については、当委員会からも意見があり区の担当にもお願いした。本来であれば、開校までに間に合うのが理想的だが、設計をしないと改築工事に着工できないので、今年度に設計をして開校の最初の夏は今までのプールということになってしまうが、プール利用が終わった後に工事をしたいと考えている。改築にあたってはできるだけいいものになるよう設計等で考えていきたいので、ご理解いただきたい。
委員
今年度に設計をして、来年度工事ということにしても、こういうものをつくりますというものがなかったら、今まで何回も我々が来て議論をしてきたことが無駄になってしまうような気がする。
事務局
設計をしていく過程では、当然統合委員会の意見を伺いながらいいものをつくっていきたい。
委員長
早くつくってもらいたいという気持ちだと思うが、スケジュールとしては今年度設計、来年度改築工事ということである。
委員
今年度設計ということだが、工事関係の予算要求をする時期はいつ頃か。
事務局
予算編成の作業等を始めるのは秋ぐらいからになる。今年度設計をしてそれに基づいて工事費などについて予算要求をしていく。
委員
工事概要の第二期整備工事の中に、壁面緑化工事と記載されているが、壁面緑化はどのようなものを予定しているのか。
区担当
校舎棟の東西にある屋外階段の内側の壁面に樹木のつるなどを這わせるためのパネルを張りつける。
委員
校庭側や校舎北側の壁面はやらないのか。
区担当
校庭側や校舎北側の壁面は、予定していない。
委員
一中は全教室が校庭側の南面に面していると思う。そこで授業する生徒にとって効果があまりないと思われる東西の壁面をなぜ緑化するのか。
委員長
実際、統合委員会で取りまとめた意見では、「校舎の壁面緑化など、可能な限りの方策を講じることにより、校舎内の温度の低減や自然エネルギーの活用を図るなど、環境負荷の低減に寄与できる学校づくりを進めていくことが必要」ということで、教育委員会に報告した。そういうことで考えたのかとも思うが、実際に効果があるかないかということで委員の皆さんに疑問がある。
区担当
今回はとりあえず階段部分ということで考えた。
委員
効果があるところをやらないと予算がむだになる。効果がないのであれば、その分の予算をPTA室のクーラーに回してほしい。見た目だけのことで予算を使ってもらいたくない。とにかく生徒が過ごしやすく、本当に居心地のいい学校にするために私たちもいろいろ考えているので、そういうことまで突き詰めてやってもらいたい。
区担当
今回はとりあえず試行的なところで取り組むことにした。
委員
南側を壁面緑化すれば効果はあると思うが、東側や西側の窓もないところにやっても効果はないと思う。
区担当
壁面緑化は直接的な効果もあるが、地球温暖化対策などの大きな視点から考える必要もある。今回たまたま狭い何もない壁面に設置するが、環境という大きな視点から考えると効果は当然生まれる。これから壁面緑化にどう取り組んでいくかは課題として残るが、全然効果がないというわけではない。
委員
それであれば、屋上緑化のほうがよっぽど効果があると思う。壁面緑化は屋上緑化に比べたら無意味なものだと思う。皆さんもそう思うのではないか。
事務局
昨年度皆さんに出していただいた意見に屋上緑化や壁面緑化、校庭の芝生化など入っていた。屋上緑化については、どういう技術的な方法があるか区でもいろいろ考えている。特に学校の場合、土が下に飛んでしまうなど弊害もあり、どういう植物をどういう方法で植えたらいいのかというようなところがまだ定まっていない。そういう有効なやり方が決まってきたら、今後、全校について考えていかなければいけないと思う。また、校庭の芝生化も同じことだが、効果的でしかも学校の活動の妨げにならないこれが絶対一番いいというのが区でも決まっていないので、その辺を今後探りながらやっていきたい。
委員
地球環境の面でプラスになるということだが、なぜ校舎の西側と東側にしたのか。例えば音楽室や美術室の面だけをやってみることも考えられる。あえてどうして西側と東側にしたのかを知りたい。
委員
壁面緑化はするが、場所は工事がしやすくあまり手のかからないところにしたのか。
区担当
校庭側の南側や北側は3階以上に教室があるため建築基準法上、非常用進入口として開口部を設けなければならない。その開口部が南側は教室、北側は廊下に面した窓であり、樹木のつるを這わせるとその開口部があけられなくなることから、壁面緑化が可能なところということで考えた。
委員
統合してしまうとその後の統合に伴う予算はそこで終わりと聞いているが、壁面緑化がすばらしいということでほかの壁もやりたいといった場合、予算計上されるのか。
事務局
予算については、通常の学校運営に必要な経費は計上する。また、壁面緑化について、今回の整備が終わったからこれ以上はやらないということではない。
委員
先ほどの説明だと校舎の南側に位置する3階以上の建物は、壁面緑化できないということか。開口部があって子どもを救出する際に、それが邪魔になるということだと、中野区の小中学校は壁面緑化ができない。もしくは開口部をあけられるような方法を模索していかなければいけないということか。今回の(仮称)南中野中においては、統合新校ということで、いろいろチャレンジしてもいいのではないか。
区担当
開口部をふさぐことは不可能だと思うが、開口部を除いた柱、梁、壁の部分だけをやることは可能だと思う。しかし、開口部を緑化しないと教室の温度を下げる効果はあまりないと思う。
委員
壁面緑化に課題があるのなら、屋上緑化をする方がよいのではないか。極端な言い方をすれば、隙間をつくることによって校舎を冷やすということもあり得るので、緑化にこだわり過ぎてしまうと、何か本末転倒になるのではないかと思う。
南側の窓枠以外は全部蔦が絡まっているというイメージがあって、緑化の話が先行したと思うが、それが不可能だったら、あえて西側と東側を壁面緑化する必要があるのか。そのお金をもっとほかのところに回してもらったほうがいいではないか。
委員
壁面緑化のイメージがわかないので、どの程度の壁面を緑化するのか説明してほしい。
区担当
1階でいえば西側に第一理科室があり、その外の壁面と階段の間のところである。東側は第二技術室の隣に準備室があり、その外の壁面と階段の間のところになる。
委員
1階から3階まで壁面緑化するのか。
区担当
西側の第一理科室は3階建てなので3階の部分までだが、東側の準備室のところは2階建てなので、こちらは2階までになる。
事務局
さまざま意見はあると思うが、実務的にはかなり進んでしまっている話なので、申しわけないが、第二期工事はこのような形でやらせてもらえればと思う。今の意見については、今後の検討課題の一つとさせてもらいたい。
委員長
第二期工事については、手続きなどがもうかなり進んでいて、きょうはその説明ということなので、了承をお願いしたい。
委員
区の担当者が何回も学校に来て、一生懸命考えてもらった。確かにエコで考えると屋上緑化が一番いいと思うが、屋上は急勾配で狭い。渋谷の上原中の屋上緑化も見てきたが、校舎を改築したこともあり、スプリンクラーや排水などもよくできている。やはり既存の校舎の改修でそこまでやるとかなり経費もかかるだろうし、生徒が水をあげに行くにはなかなか屋上は厳しい状況である。校舎の全面的な壁面緑化は窓が横についており、窓の間だけというわけにはいかない。
委員
もう一つ、フェンスのかさ上げというのはどうなるのか。
事務局
フェンスについても今年度工事を予定しており、学校再編担当と学校、財産管理担当で打ち合わせて、ある程度やり方が決まってきたところである。
委員
第二期整備工事と別途と考えてよろしいか。
事務局
第二期整備工事とは別途にフェンスの設置とプール改築は実施する。フェンスについては、一番南側の道路側のフェンスをかさ上げし、校舎側については、大体1階部分の高さで設置し、歩いている生徒や先生にボールが当たらないようにしたい。プール側は当然まだ工事ができないので、全部というわけにはいかないが、それ以外のフェンスについては開校までに設置したい。
委員
既に今度の学校は野球ができると子どもたちに言っている。そういう野球少年が夢を持って入学できるよう整備をきちんとお願いしたい。
委員
今回、冷暖房機の工事をするとすべての教室に冷暖房機が整備されるのか。3階の第一美術室、第二美術室、PTA室、準備室あたりの冷暖房機の整備がないようだがどうか。
区担当
第二期工事では1階の第一理科室、第二理科室、第一技術室、第二技術室であるが、既に第一期工事で2階の第一家庭科室、第二家庭科室、図書室、コンピュータ室、それから3階の第一音楽室、第二音楽室、第一美術室、第二美術室は冷暖房機の整備をした。今回の工事で特別教室についてはすべて冷暖房機が整備されたことになる。
委員
来年度の予算は最終的にはいつ頃決まるのか。それを聞いておかないと、後から気がついたことが出てきても予算要求に間に合わないことになる。
事務局
通常のスケジュールでいえば、秋ぐらいが予算要求の時期になり、最終的に翌年度の予算が決まるのは1月の上旬から中旬ぐらいである。
委員
この統合委員会では、今後細かく検討して最終的にどこまで新しい学校として改修してもらうか検討し、予算要求に間に合うようにしておいたほうがいいと思う。
委員長
きょうのところは、改修工事についてこの辺で終わりたい。
(区担当職員退席)
事務局
プールの改築について、統合委員会での意見も踏まえ予算要求をして、改築に向け設計の予算を計上することができた。しかし、今後のスケジュールについて統合委員会で説明していなかったことから、先ほど疑問点が出たと思う。そのことについては、本当に申しわけなく思う。
昨年度から統合委員会で議論してもらったが、例えばプールのコース幅を単に広げるとか、目隠しの囲いをつくるという程度の工事であれば、場合によっては、今年度工事をして開校までに間に合わせることもできたと思う。しかし、統合委員会において、全面的につくり直すべきであるとの意見をいただき、区としても十分に検討したうえで、改築してきちんとしたプールをつくることとした。予算の検討の段階で、今年度は設計の予算を計上して、今年度中にしっかり考えて、来年度につくるという計画になった。
新校の開校時にプールができているという状態ではないので、本当に委員の皆様には、そういう期待感を裏切ってしまった形になってしまい、その辺は本当に申しわけないと思う。完成する時期に在学しているお子さんとそうではないお子さんというのがいるので、非常に本当に心苦しいところだが、その辺は、将来にわたってずっと使える立派な施設にしていきたいということで理解いただきたい。
今後、設計をしていくうえで節目に、この統合委員会で示して意見を伺いたと考えている。
委員長
プールのほうは追々また報告するということなので、よろしくお願いする。
「先行する統合委員会における校歌・校章の検討経過等」について事務局から説明。
(概要)
○募集期間
・平成20年4月10日から4月28日まで
○募集方法
・第一中学校、中野富士見中学校において、応募用紙を生徒(保護者)等に配布し、回収した。
○応募総数
・142点
委員長
今説明があったとおり、応募総数は142点ということで、ほとんどが中学生だが、一部保護者、教職員の方からの応募があったということだ。
どのように絞り込んでいくか、それをどのようにきちんとした校章に仕上げるかということになるが、参考までに事務局のほうで、前例について説明をお願いする。
事務局
昨年の緑野中のやり方を参考に説明する。
緑野中は応募数が42点だった。そこから統合委員会で四つに絞り込み、それをデザイン会社で補正してもらいデジタルデータにしてもらった。その4点のデザインのなかから統合委員会で一つに絞り、そのデザインを基にもう1回、多少アレンジしたものデザイン会社でつくってもらい、そのなかから最終的に決定した。いずれにしても、今回142点あり、これを全部デザイン会社にデジタル化してもらうことは難しいので、何らか絞り込みをする必要があると思う。
委員長
事務局から説明があったが、142点からどのように絞り込んでいくか意見を伺いたい。
委員
件数が多いので、絞り込みの件数が四つというのは少な過ぎると思う。校名のときのように、例えば10点ぐらいに絞って、それをデザイン会社で補正とデジタル化してもらい、それを見て統合委員会で検討するのがよいのではないか。
委員
デザインを見ると、漢字の「南」が入っている校章が一番多かった。デザイン的に「南」という漢字を校章にして、標準服のボタンの関係もあると思うが、この漢字を使うということに関してはどうなのか。
事務局
標準服のボタンについては、必ずしも校章である必要はない。実際、ボタン用のデザインは校章と違うデザインを使うケースもあり、特にブレザーの学校などはそうなので、それは気にしなくても大丈夫だと思う。
委員長
絞り込む方法について、意見はあるか。
委員
各委員が1点だけ選んで、投票してはどうか。
委員長
142点もあるので、1点の投票となると票が割れてしまう場合も考えられる。統合委員の方に3点程度投票してもらい、そこで3点か4点に絞り込み、校長に選定をお願いしようという話も出ていたので、そこから校長に選んでもらう方法でどうか。
委員
ほかの中野の中学校の校章を見ると、圧倒的に「中」という文字が入っているのが多い。これは教育委員会で指導などがあるのか。
事務局
そういう指導的なものはない。
中野区の場合はナンバースクールが多いため、結果的には「中」という字が多くなっているということだと思う。
委員
特別今回も「中」を入れなくてもいいのか。
事務局
決まりはない。
委員
デザインもそうだが、デザインの説明が記載されていないものもある。その説明が不明確なものや何も書かれていないものは全部除外してもいいのではないか。校章としては適さないものもかなりある。
委員
中学生レベルだと、デザインと理由づけをうまく合わせて考える子はなかなかいない。
委員
デザインはデザインで選んで、後で理由をつけるぐらいの気持ちでないと子どものデザインを生かすのは難しいのではないか。
委員
きょうこの場で決まるわけではないので、皆さんの中にそれぞれの思いがあるのだろうから、この中から1人2点か3点ぐらい出して、集計をして4点か5点に絞り込んでそれをデザイン会社で補正とデジタル化してもらい検討するということでどうか。
委員
緑野中は応募数が42点で四つに絞り込んだということなので、142点も応募数があるので、四つ以上、最低でも五つは選んで決めていってはどうか。
委員
校章はいつまでに決めなければいけないのか。
事務局
11月には完全なものができていないと、校旗の発注が厳しくなる。
委員長
きょう投票して何点かに絞り込みをするか。
委員
投票するのに1週間ぐらいほしい。
委員長
郵送による投票とすることでよいか。
― 異議なし -
委員長
各委員何点選んで投票してもらうか。
委員
校名の時は、最大三つだったと思う。
委員長
校名の時と同様に最大三つまでとしたいがよろしいか。
― 異議なし -
委 員
校章は旗だけではなくバッジなどの立体にすることも前提に選んだほうが、後が楽だと思う。
委員長
そういうことも考えて選んでいただきたいと思う。
それでは、事務局から投票用紙を郵送し、返送された投票結果を取りまとめてもらい、ある程度の絞り込みについては、校長を中心に委員長、副委員長、事務局で行いたいと思うがよろしいか。
― 異議なし -
校歌の歌詞の募集結果について事務局から説明。
(概要)
○募集期間
・平成20年4月10日から4月28日まで
○募集方法
・第一中学校、中野富士見中学校において、応募用紙を生徒(保護者)等に配布し、回収した。
○ 応募総数
・1032点、506種類
委員長
応募のあった校歌の歌詞は1,032点、506種類だということだが、何か意見はあるか。
委員
以前の校歌の話のときに、統合新校の教育目標などがあれば、そういうものも校歌の歌詞に入れてはどうかとの意見があったと思う。
委員
教育目標は、校長が変われば変わってしまう場合もあるので、校歌の歌詞に教育目標などを入れることは難しいと思う。
委員長
一中・富士見中の校歌の特徴的な歌詞や同じ歌詞と、校歌にはふさわしくないと思う言葉の扱いについて検討していきたい。
委員
明らかに一中・富士見中の校歌を連想させる歌詞は、過去を引きずらないということで、除外した方がいいと思う。全く新しい考えで、先へ向かっていく子どもたちのメッセージみたいな形の歌詞がいい。
委員
私も新しい学校ができるから、過去の校歌は忘れて新しく歌詞をつくったほうがいいと思う。
委員長
一中・富士見中の校歌の特徴的な歌詞や同じ歌詞は除外することでよいか。
― 異議なし -
委員
校歌の歌詞にはそぐわない言葉も除外すべきである。
委員長
校歌の歌詞にそぐわない言葉も除外することでよいか。
― 異議なし -
委員長
基本的に校歌の作詞作曲とも専門家に依頼するということでよろしいか。何か質問や意見はあるか。
委員
例えば明るい曲とか、やさしい感じの曲とかという曲のイメージを決め、そのイメージとなる歌詞や言葉を幾つか選んで、こういうイメージのものをつくっていただくということはできるか。
事務局
どんな校歌にするかは依頼する方によって違ってくると思う。大体校歌は、大きく分けると重々しい感じか、元気のいい感じかの2種類だと思うが、これは一人ひとりの好みの問題であり、話し合いで一本化できるかどうかはわからない。
それから、歌詞や言葉については、多めに提供してこの中から幾つかは使ってくださいと言ったほうがつくりやすいだろうと思う。
委員
標準服のときは見せてもらい少し直してもらったが、校歌の場合は、聞いてみて直してもらえるのか。
事務局
依頼する方次第だと思う。
緑野中の場合には、出来上がった歌詞が統合委員会に提出され、いろいろ意見を出し、直してもらった。それは依頼する方次第だと思う。
直してもらうことを条件に依頼することはあり得ると思うが、条件をつければつけるほど受けてくれる方は減ると思う。
委員長
専門家に依頼することになるが、思いつくような人、知っている人はいるか。
委員
作詞と作曲は同じ人に依頼するのか。それとも別々で頼むのか。
事務局
それも相手次第である。
委員
両方できる人ならいいということか。
事務局
例えば作曲の方に依頼して、その方から作詞家を紹介してもらうということもあるし、その逆もある。また、一人でつくるケースもある。
委員
卒業生に音楽家がいたりすると、依頼しやすいしそれが一つの売りになると思う。そういう区立中学校もあったと思う。
委員
緑野中の開校式に出席したときに初めて緑野中の校歌を聞いた。とても明るい感じの校歌だった。生徒が本当に明るく一生懸命大きな声を出して歌っていて、ものすごく感動した。やはりつくる方の思いがどうしても入るので、校歌はすごく大事だと思う。
委員
例えば厳かなものがいいのか、元気なものがいいのか。それだけ決めればおのずと歌に通ずるのではないか。
委員長
一人ひとりの好みの問題があり、話し合いで一本化することは難しいと思う。
委員
全国的に合唱で歌われている曲などをつくった方などがいいと思うが、問い合わせの方法などがわからない。事務局の方に話をすれば何とかなるのか。
事務局
こういう方という話になれば、事務局として連絡をとって交渉はする。
委員長
皆さん考えてもらい、思いついた方がいれば事務局のほうに情報を入れていただき、事務局と委員長、副委員長、両校長で調整したいと思う。それで進めさせてもらうことでよろしいか。
― 異議なし -
事務局
作詞・作曲家については、名前だけではなく知り合いだとか、つくられた曲などの情報もあわせていただきたいと思う。よろしくお願いする。
委員
前回、街路灯が暗いという話があり、両校で歩いた結果暗い箇所のマップができた。調べ方としては、冬の一番寒いときに部活が終わった大体6時から7時に一中に集まって、両校の保護者がそこから帰路を歩いてみた。その後子どもたちにも歩いてもらい、それをそれぞれの学校でまとめた。この資料で事務局を通して区に改善をお願いしようと思っている。
委員
それは両校のマップがまとめられているのか。
委員
今のところはまだ学校ごとに別々である。
委員
それを一つの地図にして、区の対応をお願いするということか。
委員
そうだ。
委員
10メートルおきぐらいに街路灯がついていて、子どもたちが帰る夕方の時間になっても明るいが、ところどころ暗い箇所があり、電信柱があった場合などここにもつけてくれという意見が出てきている。できれば区の担当に直接話をしたほうが早いと思う。
委員長
統合委員会で話が出て、両PTAでやってもらったということだが、我々に資料がなく判断できないので、このことについては次回資料を出してもらって、それから先に進めたいと思うがよろしいか。
― 異議なし -
委員長
そのほかに何かあるか。
委員
事務局にお願いだが、法的に決まっているような例えば防火シャッターの設置などについては、それに従うしかないと思うが、壁面緑化や屋上緑化、校庭の芝生化などは、やり方によっては導入しない方がいいということも出てくると思う。そのあたりは、決定する前に情報を統合委員だけにでも流してもらえると意見も言えると思う。今日のようにもう決まっていて、これでやるという話だと意見を挟む余地もない。学校と調整して進めることは当然だが、統合委員にも進捗状況を伝えてもらえると統合委員会での協議もスムーズにいくと思うので、その辺はよろしくお願いしたい。
事務局
学校とは事前に調整はしながら進めている。統合委員会の開催が2カ月ごとということで、タイミングが合わない場合もあるが、なるべく情報提供はしていきたい。
委員
プールの改築について、完成が統合新校の開校に間に合わないということだが、私たちだけではなく、これから学校に行かせようと思っている親御さんなどは特にとてもショックなことだと思う。ここのフォローをきちんとやっていかないといけないと思う。標準服が新しくなり、校舎もある程度改修して新しい学校としてスタートするということで、みんなの頭の中では全部きれいになってスタートできると安易に思っている。プールだけはちょっと遅れるというのは、全然知らない保護者もいてこれから進んでいくなかで、いろいろな話も出てくると思う。やはりこの委員会からもプールの工事だけはちょっと遅れるが、付け焼刃に体裁を整えてつくるのではなく、きちんと長く使えるものをつくるということを訴えていかないといけないと思うし、区もきちんとフォローをしてもらいたいと思う。
事務局
保護者の方にはまだ説明していないので、保護者会など何らかの方法で伝えていきたい。
委員
統合委員会では何度か話が出ているが、地域でプールの話は出ていないだろう。
委員
更衣室の件や外から見られてしまうことなどは、保護者から話を聞く。区として地域性も踏まえて周知をしていかないといけないと思う。
委員
保護者には、例えば運営委員会で統合委員会での協議状況を伝えたり、統合委員会ニュースが各家庭に配付されていることで周知できていると思う。
委員
一中では統合委員会が始まる前から他のことは別として、プールは改築してほしいということを言い続けてきている。
委員
保護者や地域などにアピールするものは「統合委員会ニュース」だ。次の号には新しい学校の施設整備の進捗状況を重点的に載せてみたらどうか。その中でプール改築の予定や野球ができるようにフェンスも高くすることも載せていけばわかりやすいのではないか。
委員
新校の開校時にプールが完成していたはずが、1年延びたというのではマイナスのイメージなので、素晴らしいプールが2010年に完成するということでプラスのイメージでアピールをしたほうがいいと思う。
委員長
次回の統合委員会は7月17日(木曜日)、午後7時からこの会場で開催する。次回も校歌・校章について協議したいと思う。本日は、これをもって終了する。
お問い合わせ
このページは教育委員会事務局 子ども・教育政策課(教)が担当しています。