第4回 第一中学校・中野富士見中学校統合委員会 要点記録

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更新日:2023年8月3日

 開催日時 平成19年9月21日(金曜日) 午後7時~午後8時25分
 開催場所 南中野地域センター 洋室1・2号
 出席者委員吉成武男、相田琢磨、河原井守、渡部金雄、宮沢久之、田中晴美、森田真理、秋元宏之、川島美奈子、道林京子、赤津知子、飯原俊行、髙橋麻美、矢沢淑子、花見勝一郎、安藤洋子、田中節子、牧井直文、田代雅規、池田浩二、青山敬一郎
(敬称略、順不同)
事務局教育改革担当
 会議次第
【議事】
1 統合新校の校名の検討について
2 統合新校のあり方について
3 学校指定品(標準服)の検討について
4 その他

1 議事

◆議事(1)統合新校の校名の検討について

 統合新校の校名の募集結果について事務局から説明。

(概要)
○応募総数は330件で、校名の数は132件
○校名のうち、26件は複数応募、それ以外はすべて単数応募
○応募のうち無効が33件(募集の際、使用できないとした文字や校名で応募があったもの)

委員長
 事務局から校名募集結果について報告いただいた。この中から何回か検討しながら校名を絞り込んでいかなければならない。校名数で132件あるが、絞り込み方をどのように行っていけばよいかについて意見をお願いしたい。

委員

 これだけ数があると絞り込みも難しいので、各委員がよいと思う名称をそれぞれ挙げて、その中から絞り込んでいくという方法がよいと思う。

委員長
 先行する統合委員会ではどのような絞り込みをしたのか。参考に事務局に伺いたい。

事務局

 六中・十一中の統合委員会では、応募のあったものから、各委員がいいと思うものを10個以内で選ぶという絞り込み作業を1回行い、絞り込んだ中から、さらに3個を選び絞り込んだ。その後、常用漢字でないものや、すべてひらがなのものなど中学校の校名にはなじまないものを除き、15個程度に絞り込んだ。さらに、ある程度類似のものをくくる作業などを行い、決定直前には6個に絞り込まれた。最終的には、その中から各委員の総意で、統合新校の校名候補を取りまとめた。
 桃三小・仲町小・桃丘小の統合委員会では、応募結果の中から各委員がよいと思うものを一つ挙げ、13個に絞り込んだ。その後、中学校の統合委員会と同様に検討いただき、最終的にはその中から一つを選ぶという方法をとった。
 いずれも、応募のあったものの中から絞り込み、校名候補を選んでいった。

委員長
 事務局から先行している統合委員会の校名候補の選定方法を参考として説明いただいた。先ほど、各委員がいいと思われる校名を挙げてその中から絞り込んでいったらどうかという意見があがったがいかがか。

委員
 応募のあったものの中から、各委員が2~3校を選び、ある程度校名を絞ってから検討を進めてはどうか。

委員
 地名とそれ以外のものなど、校名をいくつかに分類し検討していく方法もあると思う。

委員長
 応募のあったものをいくつかに分類してから考えてはどうかということか。

委員
 地名や両校の校名がもとになった名称が使われているものが多く、複数の応募があったというものも多いので、その辺を考慮してもよいのではないか。

委員長
 そのほかに絞り込みの方法の意見があればお願いしたい。

委員
 一人3個ぐらいずつ、挙げてみてはどうか。

委員長
 次回の委員会までによいと思われる校名にマルをつけるなどして持参いただくということか。

委員
 そのようなやり方でよいと思う。そうすると名称が絞られていくのではないか。

委員長
 次回、統合委員会に各委員がよいと思われるものを持ち寄った場合、その場で集計できるのか。

事務局
 その場で集計することは難しい。校名を選ぶための用紙を用意しているので校名に印をつけ、返信用封筒で事前に事務局へ送付をお願いしたい。次回の委員会までに集計を行い、結果報告を行うこととしたい。

委員
 応募のあった校名以外に、各委員からも校名候補があれば提出してもらい、応募のあった校名とともに検討してはどうか。

委員長
 132件以外に、委員が考えたものも加えていくのか。

委員
 委員が追加したい名称があれば出してもいいと思う。

委員
 委員が考えたものがあればそれも合わせて3個以内というように、選択する数を限定すればよいのではないか。

委員長
 132件を3個に絞り込むのも大変だと思うがいかがだろうか。

委員
 各委員が3個選べば相当の数になる。

委員
 132件もあると捨てがたい名前も幾つかあるので、三つに絞り込むのは難しいと思う。

委員
 選んでいく数が多いままでは先に進むことができない。

委員長
 この132件の中から3個選び、どうしても捨てがたいものや自分で考えた名称などがあればプラスアルファとして1個追加してもよいという折衷案ではどうか。

委員
 選ぶ数は、3個と決めたほうがいい。

委員長
 プラスアルファについて、事務局ではどう考えるか。

事務局
 数はある程度決めていただいたほうがよいと思う。各委員から応募のあった校名以外に校名の提案を受ける場合には、校名を選ぶための用紙の余白に記入していただきたい。

委員長
 今回各委員が選択する個数は3個という意見が出ているがどうか。

委員
 3個以内ということか。

委員長
 そうである。

委員
 3個とも自分で考えた名称で出すというのもルールとして可能なのか確認しておきたい。

委員
 募集結果からは1件も選ばないことがないよう、プラスアルファは一人1件にしたほうがよいと思う。そうしないと何のために募集を行ったかわからなくなる。

委員
 校名を応募する時間はあったので、応募以外に校名は追加しない方がよいのではないか。

委員
 応募のあった校名を参考に、最終的には統合委員会で校名候補を決めていくこととしているので、各委員がプラスアルファとして出してもらい、検討していってもよいのではないか。

委員
 この場でそれをはっきり決めたほうがよい。

委員長
 先ほど確認したのは、最初に決めた132件の中から一人3個を選び、そのほかに委員が考えた名称一つを加えてもよいという案だった。その後、委員が考えた名称をプラスアルファとして加えることはよくないのではないかという意見と、委員会で募集結果を参考に校名候補をまとめることとしているので、自分たちの考えも一つ入れて参考としてもよいのではないかという意見が出されている。

委員
 先ほど確認を取った内容と違う。3個中、3個または2個は募集結果の中から選び、1個は別の案でも可ということで解釈した。

委員
 3個以外にプラスアルファの1個を認めるかどうか諮ったほうがよいと思う。

委員
 私自身の考えた名称はすでに応募してあるが、意見にもあったように、募集結果を見て委員の意見も出てくるかもしれないので追加してもよいと思う。そういうものも含めて3個とすればよいのではないかと思う。

委員長
 いくつか意見が出されたが、募集結果の一覧にあるものにマルしたものと委員が考えた名称を合わせ、全部で3個を提出するということとしたいがどうか。

― 異議なし ―

事務局
 各委員に選んでいただいた集計結果については、選ばれたものが複数あったものを示せばよいか、それとも選ばれた数も示すのかを確認したい。

委員
 数を出したほうがよいのではないか。不特定多数の方から応募いただいた結果と違い、統合委員の中で絞り込むので、数を出したほうがいい。

委員長
 数を出したほうがいいという意見があったが、他に意見があれば伺いたい。

委員
 校名は、見たり、読んだりした感覚だけではなく、名前の裏側にある意味も重要な要素だと思う。募集結果から3個を選ぶ分には、応募者が校名を考えた理由がある程度記入されているので、委員が考えた名称を追加した場合も、その校名の理由や意味づけを記入してもらった方がよい。

事務局
 委員が考えた名称の追加分は、その理由も余白を利用して記入いただけるとありがたい。

委員長
 募集したときと同様に校名を考えた理由をつけるということとしたい。また、事務局から確認のあった票数を公表するかしないかということについて意見をお願いしたい。

委員
 例えば5票と1票を比べて多い方が本当によいのか。絞り込まれた名称を並べ、そこからいろいろなことを考え協議して選び、そのうえで票数を考えるならばよいと思う。

委員長
 票数はまだ出さないほうがよいということか。

委員
 各委員の意見にもよるが、私は出さないほうがよいのではないかと思っている。

委員
 票数を出してもそれに関係なくよいものがあれば1票でもそれが選ばれると思う。

委員
 最終的には一つに絞ることになるので、だれかがあきらめるということになる。

委員
 皆でよいものを選んでいく。あきらめるという考え方はやめましょう。

委員
 まだこの段階であれば数は出していいと思う。ある程度、例えば10、15個程度に絞り込まれた段階から、さらに絞っていく段階では票数は出さず、皆で「喧々諤々」やればよいのではないかと思う。

委員
 今回どのくらいに絞られるかわからないが、票数がわかったほうが次に絞り込む数の目安になるのではないか。

委員長
 票数は2回目、3回目もずっと出していくか、1回目だけにするか。

委員
 以降については、その都度考えていけばよいのではないか。

委員長
 次回、統合委員会で示す絞り込んだ結果は票数を出すということでよいか。

― 異議なし ―

委員
 締め切りはいつまでとするのか。

事務局
 10月5日(金曜日)とさせていただきたい。また、3個までということなので3個以内、選択は一つだけでも、二つだけでもよいということになるので確認させていただく。

委員長
 今後、ある程度絞り込みを行っていくが、募集結果内容の公表はいつの時点で行っていくか。先行した統合委員会での扱いを含め、事務局から説明をいただきたい。

事務局
 六中・十一中の統合委員会では、応募された中にプライバシー面で配慮が必要ではないかというものもあり、ある程度絞り込みを行ってから公表することとし、当初は応募総数等を公表した。また、桃三小・仲町小・桃丘小の統合委員会では、応募のあったすべての名称を「統合委員会ニュース」で公表した。当委員会でも、この資料の公表と、公表する場合にどこまでの内容を公表していくかについてご協議いただきたい。各委員が地元で応募結果をたずねられた際、どこまで公表し説明してよいか、委員会で統一しておいたほうがよいのではないかと思う。

委員長
 事務局から説明いただいたが、校名募集結果の公表について協議したい。

委員
 検討途中なので、現段階では応募総数などを公表すればよいと思う。

委員
 子どもからの応募も多く、悪ふざけで書かれたものや書いた個人が特定されかねないものもあることから、当委員会で検討し、絞り込みをかけてから公表するやり方もあるのではないか。

委員長
 公表については、意見にあったように当面応募総数を公表し、名称については絞り込んでから公表するということでよろしいか。

― 異議なし ―

委員長
 絞り込みを行った後、名称を公表していくので、本日配付した資料については委員の手持ち資料とする。取り扱いには注意をお願いしたい。

◆議事(2)統合新校のあり方について

 統合新校に望むことについてのアンケート結果について事務局から報告。

(概要)
○寄せられた意見の総数は819件
○質問内容ごとに寄せられた主な意見は次のとおり。
(質問)どのような学校づくりを望みますか(子どもを通わせたい学校はどのような学校ですか)
(回答)
<小学生の保護者>
 ・自然環境や施設の設備が整っている学校
 ・部活動の種類が多く、活発な学校
<中生の保護者>
 ・皆で協力しあい、子どもたちが楽しく過ごせる学校
 ・部活動数が多く、スポーツ活動が充実している学校
<地域の方>
 ・自由に満ちたゆとりのある学校
 ・地域に密着し地域に開かれた学校
(質問)どのような子どもに育って欲しいですか
(回答)
<小学生の保護者>
 ・相手のことを思いやれる子ども
 ・勉強も遊びも一生懸命できる子ども
<中学生の保護者>
 ・他人を思いやり、困っている人に声をかけられる子ども
 ・正直で明るく素直な子ども
<地域の方>
 ・たくましく、人間力のある子ども
 ・地域活動に積極的に参加し、地域に貢献できる子ども
(質問)どのような学校に通いたいですか
(回答)
<小学生>
 ・ 楽しく通いやすい学校
 ・部活動のたくさんある学校
<中学生>
 ・毎日が楽しく、学び、過ごせる学校、毎日行きたくなる学校
 ・ きれいで設備の整った学校
(質問)学校でどのようなことを学んだり、活動したりしたいですか
(回答)
<小学生>
 ・スポーツ、語学、音楽などの部活動
 ・さまざまな学習(生物、科学など)
<中学生>
 ・基本から応用まで幅広い分野の学習
 ・部活動
(質問)その他、新しい学校に望むこと
(回答)
<保護者、地域の方、小・中学生>
 ・基礎学力が定着できるよう指導して欲しい、そのための指導者を充実して欲しい
 ・運動部を中心に部活動を盛んにして欲しい
 ・情報公開を徹底し、開かれた学校にして欲しい

委員長
 新校のあり方について、第2回の委員会で、アンケート結果をもとに学校側で検討を行い、次回予定の11月の委員会であり方についての案を示してもらうこととなっているが、本日の協議内容もその案づくりに反映させることになっているので、皆さんから意見をいただきたいと思うがいかがか。

委員
 アンケートに寄せられた意見を見ると、部活動を盛んにして欲しいという意見が多い。今の学校では部活動の種類がどうしても限られてしまうようだ。統合新校では、ぜひ、スポーツ系の部活動とともに文化系が好きな子も楽しめる、部活動の充実を考慮していただけたらと思う。

委員長
 他に意見がないようであれば、このアンケートの結果と、今出された意見も参考に学校側で検討していただき、統合新校のあり方についての案を委員会へ提示いただくこととしたいがいかがか。
― 異議なし ―

委員長
 引き続き、アンケートの結果の取り扱いについて事務局から説明をお願いしたい。

事務局
 アンケートの結果は、統合委員会ニュースで回答者別にどのような意見が多く寄せられたかお知らせしていきたい。

委員
 学校では、アンケートで寄せられた意見を参考として、新校のあり方について検討させていただき、改めて委員会へ提示し協議いただくこととなる。地域や保護者の方の意向をできるだけ組み入れて考える事としたいが、制約もいろいろあるので予めご了承いただきたい。

委員長
 様々な制約もあると思うので、それらを踏まえ、検討いただけるようお願いしたい。また、事務局から説明があったとおり、アンケート結果の公表にあたっては寄せられた意見の中から多く寄せられたものを抜粋し、統合委員会ニュースへ掲載していくこととする。

― 異議なし ―

 


◆議事(3)学校指定品(標準服)の検討について

委員長
 標準服については、新たに制定することを前提に、今後の協議を進めることで合意されている。また、前回の協議の中で、前倒しで来年4月から、新たな標準服が導入できないかの議論があったが、これを受け、この中の若手の方々が自主的に集まり勉強会を熱心に開かれたと聞いている。本日は、その勉強会のまとめを作成していただいたので、その内容についてお話いただきたい。

委員
 委員の有志で行った、「標準服の勉強会」の内容について代表委員より報告。

(概要)
<考え方>
○南中野地域には国立の中高一貫校や統合新校と同時期にできる都立の中高一貫校があり、私立中学校だけでなく競合する中学校が多い。このため、第一中学校、中野富士見中学校の歴史を閉じ統合しても子どもが集まらないのではないかという危機感がある。標準服を早期に導入することにより、新しい中学校を保護者や地域にいち早くPRしていきたいといった思いで検討を行った。

<標準服の移行について>
○来年度から標準服を導入する場合の移行方法について検討し、来年度から導入する場合には、次のような移行方法が最良と考えた。
 ・統合前(平成20年度)から、両校において、新1年生から新たな標準服(同じ標準服)を同時に導入し移行を開始する。この場合、両校において、新たな標準服と今までの標準服が混在することになる。また、新入生の保護者はいずれにしも標準服を購入するため、新たな標準服は自費で購入してもらうこととなる(この時点から公費負担を求めることも検討)。
 ・統合時(平成21年度)には、その時点の新入生も新たな標準服を購入(自費負担)するため、1、2年生が新たな標準服となる。
 ・新校発足時には、他の中学校に対抗するためにも、全学年が同じ標準服を着用することが望ましいため、既に標準服を購入している3年生については、公費負担により、標準服を購入する(統合時1年間は、新たな標準服と一中、中野富士見中の3つの標準服の混在することも検討)

<スケジュールについて>
○さらに、来年度からの標準服の導入について、保護者等への理解を得ることや時間的な制約を含め検討した結果、次のような結論に達した。
 ・時間的な制約、小・中学校の保護者への周知を図り、理解と得ることや両校間の意見調整などを考えると、来年度からの移行は難しいことが指摘された。このため、来年度からの新たな標準服の導入は断念するが、なるべく早期に内容を固め、新校のPRに役立てていく旨を確認した。
<現在の中学校の内容を小学生の保護者にアピールする方法について>
○中学校について知ってもらうための方法について検討した。
 ・校長をはじめ、中学校の先生が、小学校高学年の父母会で中学校の説明を行う。また、出前授業を実施する。
 ・中学学生が小学生に対して生徒会活動、部活動、ボランティア活動などを伝える機会をつくる。
 ・現在の中学校の学校説明会の日程を小学校と調整し、小学生の保護者や子どもたちが、中学校に来校できるようにする。
○まとめとして、小学校側に理解や態勢整備を求めることや学校説明会の日程については、教育委員会にも小・中学校の連携が図られるよう調整を行って欲しい旨要望していくことを確認した。

<標準服の具体案について>
○女子
 ・冬服は襟なしの上着にセーラーカラーのついたシャツ、または、ブレザーにボタンダウンのシャツ
 ・上着の色はチャコール、赤の入ったグレーまたは紺
 ・ワンタッチのネクタイまたはリボン
 ・スカートだけではなくズボンも可とする
○男子
 ・マオカラーまたはブレザー
 ・ボタンダウンシャツ
 ・ワンタッチのネクタイまたはノータイ
○共通事項
 ・夏服は白の半そでワイシャツを基本とし、白のポロシャツも可とする
 ・ベスト類は色指定

委員長
 勉強会で検討された委員の皆さんお疲れ様でした。いろいろ検討いただき、一年前倒しての導入は困難であるとの報告を受けたが、今後の検討の進めかたについて事務局でスケジュール案があれば説明いただきたい。

事務局
 勉強会での検討内容を最大限生かす形で標準服の検討を進めていく観点から、今後のスケジュールと、標準服を検討していく専門部会の発足について提案させていただきたい。

(概要)
<標準服検討スケジュール>
○部会を設置し、検討を進める。
 ・10月、11月・・・コンセプトの案を検討、(11月末)コンセプト決定
 ・12月・・・プレゼンテーションの準備、業者によるプレゼンテーション
 ・2月・・・標準服の展示 
 ※学校公開日、学校説明会に合わせて新入生、在校生の生徒・保護者から意見聴取
 ・3月・・・統合委員会で標準服の選定
 ・4~5月・・・細部付属品等の検討
 ・6月~・・・標準服の公表(学校説明会等)
<第一中学校・中野富士見中学校統合委員会 部会設置について(案)>
○部会の要綱(案)
 ・名称・・・「標準服検討部会」
 ・目的・・・円滑に標準服を制定していくことを図ることを目的とする。
 ・検討事項・・・(1)コンセプトについて、(2)選定方法について、(3)選定について、(4)その他
 ・部会員の構成
 統合委員会の委員の中から統合委員会の指定した者により構成する。また、統合委員会と同じく、部会長と副部会長を置く。
 ・運営
 統合委員会の部会として活動内容の透明性が必要になってくる。統合委員会の運営方法に準拠した形で運営を行っていく。
 ・庶務・・・教育委員会事務局で行う。
 ・その他
 標準服についての検討は部会が中心となって進め、統合委員会の中で、経過を報告していく。最終的な取りまとめは、統合委員会で委員の合意を図って決定していく。

委員長
 事務局から説明いただいたとおり、標準服の検討に関しては部会を設置して進めていただくということでいかがか。ご意見があればお願いしたい。

委員
 部会を設置して検討してもらってよいと思う。

委員長
 部会員についてはいかがか。案では勉強会で検討された13名の名前があげられている。

委員
 ちょうどよいのではないか。

委員長
 13名の委員の方にお引き受けいただけるか。ご了承いただけるようなので、よろしくお願いする。部会長などの役職はどうするのか。

事務局
 第1回の部会開催時に互選で決めていく。第1回の部会の招集は事務局でさせていただく。

委員長
 部会の報告は、直近の統合委員会で行っていただくということでよいか。

事務局
 そのとおりである。

委員
 標準服というのは、現在どのぐらいの値段のものなのか。

委員
 2万5千円前後である。

委員
 昔から標準の値段が2万5千円なのか。

委員
 おおむねそうである。

委員
 新しく制定する標準服も2万5千円ぐらいのものとするのか。

委員
 その程度で検討していくのではないのか。

委員
 あまり高いものだと一番困るのは保護者となる。

委員長
 勉強会で検討されたものは2万5千円ぐらいなのか。

委員
 価格については、これから検討する。

委員
 勉強会で検討されたデザインは、かなり独創性のあるものなのか。

委員
 そうである。

委員
 型紙や生地など全部新しく作るのか。

委員
 これから具体的にしていかなければならない。

委員
 他の学校の子どもたちや保護者の状況を見ていると、実態とは別にイメージがその学校を方向づけるものになっている。このため、新校が発足するとき、新校のいいイメージを地域とか小学生の子どもたちにもってもらえるような取り組みが非常に大事であり、標準服は非常に重要な要素だと思う。いろいろ検討していることの経過も含め、どんどん地域に情報を発信していったほうがよい。

委員
 標準服に対しての使い勝手や指導面からのアドバイスなど含め、学校現場の先生たちの意見を伺う時間も十分にとりたい。また、PTAもスクラムを組み、小学校も中学校も保護者間できちんとコンセンサスがとれるよう十分な連携をとっていきたい。

委員長
 それでは、標準服の検討については、先ほどお話がありましたとおり、標準服検討部会を設置し、13名の部会員の方に検討いただき、その検討経過・結果については、統合委員会へ報告していただく。また、事務局から提案のあったスケジュールで進めていくということでよろしいか。

― 異議なし ―

委員長
 本日予定していた議事は終了した。学校側から事務連絡があるのでお願いしたい。

委員
 第一中学校・中野富士見中学校共同で、統合新校についてのPR用リーフレットを作成したので報告する。
 これは、両校在校生全員と学区域の小学校6年生へ配付した。また、学校関係者へも機会のあるごとに配付し、新校への雰囲気を盛り上げていく。この費用は、教育委員会で円滑な再編のための取り組み経費として計上されたもので、引き続き来年度も作成し具体的に決定した事項を周知できるようにしていきたい。また、標準服の検討も進んでいるので、選定後にはポスターなども地域へも掲示していければ、かなり雰囲気も盛り上がっていくのではないかと思っている。

委員長
 すばらしいものができた。わかりやすくてよいと思う。配付範囲はどうなっているのか。

委員
 両校の全生徒と学区域の小学校6年生に配付する。全部で1,000部作成した。

委員
 地域でも配付してもらえるとよいと考えている。

委員
 5年生にも配付したほうがよいのではないか。

委員
 確かに、5年生まで配付したほうがよいと思う。保護者の中には統合について理解されていない方がまだ多いのではないのかと思う。

委員
 イメージづくりが大事だと思う。

委員
 地域では、まだ、富士見中が一中に吸収されるというような誤解をしている方がいるので、そういった大人の方々へも配付して周知できるといいのではないかと思う。

委員
 公立学校の情報が少ないということは保護者からよく言われる。保護者が私立を考える場合は、3、4年生ぐらいからである。こういう目に見える形のものを配付していただけるのであれば、ぜひ低学年まで配付していただきたいと思う。保護者も安心するのではないか。

委員
 新校には小学校全学年が入学対象となるのだから、全学年に配付してもよいのではないか。

委員
 そんなに予算はないのではないか。

委員
 最低でも4年生以上から配付したほうがよいのではないか。

委員
 配付して足りない分は増刷すればよいと思うが。

委員
 学校で作成したリーフレットだが、統合委員会で報告を受け統合新校のPRとなるものとして配布範囲を広げたほうがよい、統合新校の学区域4年生以上へ配付して欲しいと決議すればいいのではないか。いい学校にしていくためには理解者がいないとだめだ。小学校4年生の児童・保護者が理解者となって支持してくれれば、余計な心配が要らなくなる。

委員長
 ただ今の意見では、リーフレットの配付対象を小学校4、5年生まで広げて欲しいという話だったが、事務局ではどのように考えるか。

事務局
 前向きに検討したい。

委員
 新校の学区域の小学校4、5年生の在校生分に見合うリーフレットの増刷を統合委員会からの要望として決議してはどうか。

委員長
 ただいまの意見のとおり確認したいが、よろしいか。

― 異議なし ―

委員長
 次回日程について確認したい。次回の統合委員会は、11月14日(水曜日)、午後7時から南中野地域センターで開催する。次回は引き続き、新校の校名の検討と、新校のあり方についての検討を行う。
 本日はこれをもって終了とする。

お問い合わせ

このページは教育委員会事務局 子ども・教育政策課(教)が担当しています。

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