第10回 桃園第三小学校・仲町小学校・桃丘小学校統合委員会 要点記録

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更新日:2023年8月3日

開催日時平成19年9月7日(金曜日) 午後6時30分~午後8時3分
開催場所桃丘小学校 会議室
出席者委員川嶋福壽、高橋登志子、上島昌之、布施美佐枝、伊知地晃子、久保幸則、上嶋真由美、竹村敦子、伊藤美香子、細川貴美代、佐藤明美、依光恒治、伊谷冨美子、飯塚光子、矢澤敏男、石川紀代子、井出良子、石出好範、鈴山尚子、江平秀子、前田佐和子、青山敬一郎
(敬称略、順不同)
その他小谷松教育経営担当課長
事務局教育改革担当
傍聴者1人
会議次第【議事】
1 桃花小学校体育館等基本計画(素案)について
2 校歌・校章の制定について
3 学校指定品等の支給について
4 その他

1 議事

◆議事(1)桃花小学校体育館等基本計画(素案)について

委員長
 「桃花小学校体育館等基本計画(素案)」について、本日は教育委員会事務局の学校施設担当の職員が出席しているので、説明してもらう。

・「桃花小学校体育館等基本計画(素案)」について、区担当(教育経営担当課長)から説明。
(概要)
○改築の目的
 統合新校となる桃花小学校において、子どもたちがより充実した学校生活を送れるよう教育環境の整備を図るとともに、地域コミュニティの核としての機能を果たすことができるよう、施設における条件を整えることが求められている。
 また、「新しい中野をつくる10か年計画」では、子どもたちが安心して安全にのびのびと交流し、自由な遊びや幅広い活動ができるよう、小学校施設を活用した子どもの遊び場を設けるとともに、学童クラブを小学校に移設することとしている。
 こうしたニーズに対応するためには、既存施設の改修によることだけでは十分ではなく、体育館等の改築により必要なスペースを生み出すことにより、施設整備を図る必要がある。
○改築にあたっての基本的な考え方
〈1〉普通教室や教職員室、給食調理室等がある校舎(B棟、C棟)から独立し、また、施設改善の必要度の高い体育館及び校舎(A棟)を取り壊し、その跡地に、新しい建物を建てる。
〈2〉新しい建物の導入施設は、(1)体育館、(2)特別支援学級(難聴、言語障害)、(3)(仮称)キッズプラザ(遊び場機能)、(4)学童クラブ、(5)防災備蓄倉庫とする。
〈3〉新しい建物は、他の校舎(B棟又はC棟)と接続し、学校の教育活動においては、3棟の建物を一体として利用できるようにする。
〈4〉(仮称)キッズプラザ(遊び場機能)及び学童クラブの運営、夜間及び休日における体育館の区民利用、防災訓練時における防災備蓄倉庫の防災会による利用などと、他の学校施設の管理が両立できるように配慮する。
〈5〉新しい建物がバリアフリーであることはもちろん、既存の学校施設のバリアフリーにも資するものとなるようにする。
〈6〉新しい建物は利用者にとって安全で快適なものとするとともに、周辺の環境に配慮したものとする。
〈7〉省エネルギー、省資源など地球環境に配慮した施設・設備を整える。
○導入施設の考え方
〈1〉体育館
 体育館は、教育活動に必要な広さを確保するとともに、学校が使用しない夜間や休日などにおいて、区民が利用することを前提に充分な広さと空間の確保を目指す。
〈2〉特別支援学級(言語障害・難聴)
 特別支援学級(言語障害2学級・難聴1学級)の運営に必要な指導室、検査室、観察室、プレイルーム、職員室等を確保する。
〈3〉(仮称)キッズプラザ(遊び場機能)
 道具を使って遊ぶ部屋、学習や読書ができる部屋、休養室、事務室等を設置する。
〈4〉学童クラブ
 学童クラブ室として必要な面積、機能を確保する。
〈5〉防災備蓄倉庫
 災害時において十分な対応ができる資機材などを備蓄できるスペースを確保する。
○導入施設の規模(想定)
〈1〉体育館 約800平方メートル
〈2〉特別支援学級(言語障害・難聴) 約500平方メートル
〈3〉(仮称)キッズプラザ(遊び場機能)及び学童クラブ 約300平方メートル
〈4〉防災備蓄倉庫 約100平方メートル
○スケジュール
 平成19年度 基本計画・基本設計
 平成20年度~平成22年度 実施設計・工事・開設

委員長
 説明内容について、質問または意見があればお願いしたい。

委員
 以前から問題になっていたことだが、校舎のA棟とB棟に段差があって、斜めになっている。給食を台車で運搬する時などは危険なので、改築の際に水平にしてもらいたい。

区担当

 新しい施設は、少し掘り下げて建てることを想定しており、校舎と水平になるようなかたちで段差を解消したいと考えている。

委員
 掘り下げて建てるとのことだが、もう少し掘り下げて備蓄倉庫を地下に設けることはできないのか。また、建て替え期間中、特別支援学級はどのように運営するのか。

区担当

 災害時に備蓄物品などを下から上に運搬することは困難であり、備蓄倉庫を地下に設置することは難しいと考えている。なお、備蓄倉庫を設置する場所については、地域の方や防災活動に携わっている方の意見を伺いながら決めていきたい。また、建て替え期間中の特別支援学級は、桃花小学校の敷地内に仮校舎(プレハブ)を設置して教室を確保したいと考えている。

委員

 特別支援学級の仮校舎の設置場所は中庭が考えられるが、中庭は学校生活上欠かせない大切な場所であり、仮校舎を建てないでほしい。また、特別支援学級は、特殊な機能を多く持ち合わせる教室があり、基本設計や教室の細かな仕様を決める際、特別支援学級の教員などの意見も十分反映してもらいたい。さらに、体育館が使えない期間、代替施設はどのように考えているのか。

区担当

 特別支援学級の仮校舎の場所であるが、管理上の問題もあり、基本的には学校の敷地内に確保したい。そうなると、中庭または校庭の一部ということになるが、様々な角度から検討して決めていきたい。次に、特別支援学級の基本設計などについては、教員などのご意見も伺いながら進めたいと思う。建て替え期間中の体育館の代替施設であるが、現在の桃丘小学校の体育館を一時的に使用することを考えている。体育の授業など、1時限の中で移動を含めると厳しいとは思うが、学校と相談しながら工夫して対応していきたい。

委員長

 体育の授業を2時間連続としたり、晴天の場合は中央西公園を使用したりと、やり方は幾つかある。雨天の日は大変であるが、工夫して行うしかない。

委員
 体育館は、体育の授業のほか様々な行事で使用する。既存の学校の体育館では、ギャラリーや放送設備など使いにくいものが多く見受けられるが、どのような計画を立てているのか。

区担当
 新しい施設として建築するので、使いやすい施設となるよう、建築の専門家等と相談しながら施設や設備について検討していきたい。

委員
 バスケットボールやバレーボールの試合などができる広い体育館を建築し、これまでと同様に地域にも開放してもらえることを期待している。シャワーは設置できないかもしれないが、冷水器やトイレなど水まわりの整備はどのように考えているのか。

区担当
 学校利用だけではなく、地域の方にも開放していける体育館をめざしている。トイレは、洋式トイレや障害者用トイレを設置することを考えている。そのほかの水まわりについても、できる限り整備したい。

委員
 体育館の冷暖房はどうなるのか。

区担当
 検討中である。環境にやさしい施設という観点から、冷暖房だけではなく、例えば壁面を緑化するなど、様々なやり方があると思う。

委員

 まずは、建て替え期間中の代替施設として使用する桃丘小学校の体育館の耐震工事を最優先で行うべきである。新しい体育館は、ピアノを格納できる倉庫を設置してもらいたい。次に、ギャラリーに上がる階段を上りやすいものにしてもらいたい。次に、学芸会や発表会の度に幕などを準備しなくてすむよう、ステージの袖に放送用の部屋等を設置するとともに緞帳をつけてもらいたい。また、舞台裏で行き来ができるよう、通路を設置してもらいたい。他区の様々な学校体育館を参考に、良い施設にしてほしい。

委員

 学芸会などのために、ギャラリーに照明設備を設置してもらいたい。

委員
 体育館を一般開放するということであれば、学校の設備を保護するため防球ネットの設置や学校施設との仕切りができるようにしてもらいたい。

委員

 体育館の基本設計も統合委員会で考えるということなのか。

区担当
 統合委員会で協議して、基本設計の内容を考えるということではない。統合委員会は、保護者や地域の方など様々な立場の方がいらっしゃるので、幅広く意見を伺える機会だと考えている。また、今後、保護者や近隣の方、学校などからもご意見をいただき、最終的には教育委員会が責任をもって決めていきたい。

委員長

 これまで出された意見を踏まえて、教育委員会のほうで基本計画策定の作業を進めてもらいたいが、よろしいか。

― 異議なし ―

(区担当退席)

 


◆議事(2)校歌・校章の制定について

委員長
 「校歌・校章の制定について」協議したいと思う。まず、校章について、事務局から説明してもらう。

・「校章の基本となるデザインについて」資料により、事務局から説明。
(概要)
 前回の意見を踏まえ、桃の花を黒く塗りつぶしたものと塗りつぶしていないもの、「桃花」の文字を入れたものと入れていないもの(〈デザイン案1〉~〈デザイン案4〉の4種類)を用意した。


委員長

 説明内容について、質問または意見があればお願いしたい。

委員

 統合委員会で校章デザインを絞り込んだ際、多くの方が良いと言っていたものに一番似ているのが〈デザイン案4〉である。いろいろアレンジしたものを用意してもらったが、やはり初めに選んだ〈デザイン案4〉が良いのではないか。

委員長

 まずは、校章に校名(「桃花」の文字)を入れたほうが良いか、入れないほうが良いかを伺いたい。

委員

 入れないほうがすっきりしている。

委員長
 校名は入れないということでよろしいか。

― 異議なし ―

委員長
 次に、桃の花を黒く塗りつぶしたものが良いか、塗りつぶしていないものが良いかを伺いたい。

委員
 校章の色がどのような色になってもいいよう、塗りつぶしていないものが良い。

委員長
 桃の花は塗りつぶしていないものでよろしいか。

― 異議なし ―

委員長
 意見をまとめると、校章の基本となるデザインは〈デザイン案4〉にしたいと思うがよろしいか。

― 異議なし ―

委員長
 校章の基本となるデザインは決まったが、校旗の生地の色などはどのようにするか。

事務局

 本日、3校の校旗を参考までに展示している。また、事業者から生地の色見本を借りてきたので、委員の方に見てもらい、ご協議いただきたい。

委員
 色は、人によって好みが異なる。統合新校のスクールカラーなどと併せて、校旗の生地の色は3校で相談して決めてもらってはどうか。

委員長
 校旗の生地の色は、3校で相談して決めてもらうことでよろしいか。

― 異議なし ―

委員長
 次に、校歌について、事務局から説明してもらう。

・事務局より作詞・作曲の依頼について説明。
(概要)
 校歌の作詞・作曲について、統合委員会での意見を踏まえ、現在の桃園第三小学校の外観や現在3校で検討中の教育目標など桃花小学校のイメージができるような資料を送付し、正式に依頼した。

委員長
 校歌については、完成を待つこととしたいが、よろしいか。

― 異議なし ―

 


◆議事(3)学校指定品等の支給について

委員長
 次に、「学校指定品等の支給」について、事務局から説明してもらう。

・学校指定品等の支給範囲について、事務局より説明。
(概要)
 統合委員会や説明会において、指定校変更をする児童にも桃花小学校に通学する児童と同様に学校指定品等を支給すべきだという意見があり、教育委員会で再度協議をした結果、基本的な考え方に変更しないが、今回の統合については、桃花小学校以外の中野区立小学校に指定校変更する児童にも学校指定品等を支給することとした。

委員長
 事務局の説明について、質疑はないか。

― なし ―

 


◆議事(4)その他

委員長
 次にその他で事務局より報告があるということなので、報告をしてもらう。

・第九中学校・中央中学校の統合説明会の開催について、事務局より報告。
(概要)
 第九中学校・中央中学校の統合説明会の開催
 第1回 9月 9日(日曜日)午前10時~正午 中野区役所・会議室
 第2回 9月10日(月曜日)午後 3時~5時 中央中学校・体育館
 第3回 9月10日(月曜日)午後 7時~9時 桃園地域センター・洋室
 第4回 9月12日(水曜日)午後 5時~7時 第九中学校・体育館

委員長
 最後に、次回については、10月30日(火曜日)午後6時30分から、桃園第三小学校で開催したいと思うがよろしいか。

― 異議なし ―

委員長
 本日はこれをもって終了する。

お問い合わせ

このページは教育委員会事務局 子ども・教育政策課(教)が担当しています。

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