第2回 桃園第三小学校・仲町小学校・桃丘小学校統合委員会 要点記録

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更新日:2023年8月3日

開催日時平成18年7月11日(火曜日) 午後6時30分~午後8時10分
開催場所桃園第三小学校 会議室
出席者委員若林 福蔵、黒田 義一、川嶋 福壽、舘野 年美、高橋 登志子、上島 昌之、布施 美佐枝、伊知地 晃子、久保 幸則、吉田 敬子、伊藤 美香子、細川 貴美代、佐藤 明美、依光 恒治、長田 健介、伊谷 冨美子、飯塚 光子、矢澤 敏男、石川 紀代子、井出 良子、石出 好範、棚田 政治、水野 丈夫、江平 秀子、奥原 冬樹、相澤 明郎
(敬称略、順不同)
その他小谷松教育経営担当課長、内野係長
豊川営繕担当課長、川上主査、福島主査
事務局教育改革担当
傍聴者1人
会議次第【議事】
1 統合新校開校に向けた校舎の改修工事について
2 統合新校の校名の検討方法について
3 その他

1 議事

◆議事(1)統合新校開校に向けた校舎の改修工事について

 統合新校開校に向けた校舎の改修工事ついて、区(営繕担当課長)からの説明。

(概要)
 今年度・来年度の夏季休業期間中及び一部統合後の夏季休業期間中に行う工事内容を説明。
 ・平成18年度に予定されている工事
 屋上防水及びフェンス改修、外壁改修、アルミサッシ改修、木床改修(50%)
 改修に伴う電気設備改修・機械設備改修、バリアフリー対策及び防犯対策 など
 ・平成19年度以降に予定されている工事
 校舎木床改修(50%)、内部塗装、体育館屋根断熱塗装、外壁改修、内部改修、スチールフェンス改修、万年塀改修、照明設備等改修、放送設備整備、搬送設備改修、エコスクール整備、防火シャッター整備、プール内部防水、更衣室改修 など

― 施設見学 ―

委員
 学校は、災害時の避難所になる。統合新校のための改修により、避難所として使用できる教室が減ってしまうようなことはないか。関係部署に確認しておいてほしい。

事務局
 普通教室増により、使用できる教室が減ることはないと思うが、防災担当に確認する。
委員
 体育館は老朽化しているので、当初の想定を変更して、建て替えることもあり得るのか。

区担当
 体育館の建て替えとなると、現在よりおおむね1.7倍程度の大きさが必要となる。耐震性を見極めて、内部の改修での対応を予定している。

委員
 体育館は、区民開放なども行っており、皆に使いやすいものとしてもらいたい。

委員
 区民開放のためや避難所として機能させるために体育館を建て替えるならば、学校の統合に関わる予算以外から支出してもらうことができるのではないのか。

区担当
 体育館を建て替える場合には、現在の文部科学省の基準によると1.7倍程度の規模となり、現学校の敷地に収まらなくなるため、物理的に難しい。また、日影規制もあり、建て替えのハードルは高い。現状のものを使いやすく改修することが望ましいと考えている。

委員
 新校の体育館は、文部科学省の基準にあったものにして、子どもたちが統合してよかったと思える魅力ある学校にしてほしい。

委員
 統合時に、児童の机や椅子を他校から持ってくるという想定があるようだが、現在、桃三小では、移動時に音がしないように椅子の脚に古いテニスボールをはかせるなど工夫をしている。そういった移動時に音がしないような工夫を統一的に行ってほしい。

委員
 改修後には屋上のフェンスもよくなることであるし、子どもたちが広い屋上で遊べるような工夫をしてほしい。せっかくの屋上なので、フェンスを高くして、ドッジボール程度はできるような施設にして有効活用してもらうことはできるか。

区担当
 屋上については、防水及びフェンスの工事を行う。フェンスは1.8mの高さを想定しており、腰壁の上に取り付けるので、2.3m程度となる。屋上の活用方法は、学校の運用の問題と思う。

委員
 放課後の子どもの遊び場として、屋上の活用を考えてもらえたらと思う。

委員
 この学校の校舎には、急な傾斜があるが、これを無くすことはできるのか。

委員
 教室の木床化により、教室が廊下より高くなって、新たに段差ができてしまうことも心配だ。

区担当
 地形の問題と何期にも分けて行った工事により、傾斜のある校舎となっている。改修にあたり、極力、傾斜や段差の解消に努めたい。

委員
 この学校は、比較的都会にありながら、緑が多くある。バリアフリー化の基本方針は当然のことであると思うが、スロープ設置などにより樹木や池が無くなることが心配である。学校のイメージが変わってしまうことになる。

委員
 ここには大きな樹木があり、学校訪問をした方が、「この学校は癒しの学校だ」と言ってくださった。ぜひ、緑は残してもらいたい。

委員長
 ここまでたくさんの意見が出された。区担当でさまざま検討してもらいたい。また、本日出された意見を次回までに事務局で整理し、委員会の要望として取りまとめを行いたいがよいか。

― 異議なし ―

 


◆議事(2)統合新校の校名の検討方法について

 統合新校の校名の検討方法について、校名募集の範囲、募集を行う場合の集計方法等について事務局から説明。

(概要)
○校名募集の方法について
 (1)統合委員会で校名案を示して意見を聞くかどうかについて説明
 (2)想定される集計方法を説明
 (3)応募された校名のみを元に協議するか、校名と応募数を元に協議するかについて説明
 (4)統合新校の校名募集の範囲について
 a 学校関係者の範囲(現在の3校の児童・保護者・教職員、3校の同窓生、3校の関係者であった方)
 b 地域関係(統合新校の通学区域に居住する方、町会の会員)
 c その他(中野区全区民、範囲を特定しない)など
 (5)統合新校関連検討スケジュール(案)を説明。
 (6)都内の統合新校(小学校)の名称について、他自治体の新設校名を参考に説明。

委員
 再編計画において「統合校を新しい名称の新設校として設置することを原則とする」とあり、他区の例で旧校名を使用した例がある。この点を確認したい。

委員長
 原則的には、この委員会で3校が統合したときの新たな校名を検討していくことになる。

委員

 個人的には、公募の必要はないと思う。この委員会で責任を持って、校名を決めていくべきである。

委員

 公募をするべきと思う。新しい学校にするにあたり、3校の保護者も含めて、今後、50年は変わらないであろう校名をたくさんの中から選ぶことが望ましい。

委員

 卒業生の中には、公募に期待している人がいるようだ。

委員
 新しい学校にこれから通う子どもたちの意見も入れてほしい。子どもたちも学校名がどのようになるのかについて意識し、小さいながらもそれなりに考えている。地域の方からのご意見もいただき、地域の学校として地域に愛されるものにできたらよいと思う。

委員長
 ここまでのご意見では、公募を実施すべきとのご意見が多いようだが、公募するかどうか決めたいが、いかがか。

― 「公募しない」の意見少数 ―

委員長

 校名については、公募することとしたいが、よろしいか。

 ― 異議なし ―

委員長

 では、どの範囲で公募を実施していくかについて、改めて、ご意見をお願いする。

委員

 現PTAでいいと思う。範囲があまり広すぎても集約が難しいのではないか。

委員

 同窓生にも公募してもらいたいが、同窓生をすべて対象とすることは、難しいだろう。なんらかの工夫が必要だ。

委員
 地域まで広げられるとよいと思う。地域では学校にさまざま期待しているし、地域に同窓生も住んでいるだろう。同窓生の範囲はこの程度でよいだろう。

委員
 3校の児童のほかに、教職員も入れてほしい。以前勤務した教職員などでも関心を持っている方がいる。

委員
 卒業生が意見を反映させてもらえないかと言っているが、旧校名にこだわっていることはなく、新設校としてよいものをと考えているようだ。

委員

 統合は知っているが、学校の名前が変わるとは思っていない地域の人もいた。周知のためにもある程度、公募の範囲を広げる必要がある。

委員

 公募にあたっては、応募できる校名の条件をしっかりと提示する必要がある。

委員
 子どもたちに参加してもらいたい。参加することで、モチベーションもあがるだろう。

委員

 子どもたちを入れることはよいと思う。ニュースも児童全員に配付しているし、地域でも回覧している。このニュース配布の範囲程度がよいと思う。

委員

 最初の統合であり、これから後に続く。最初の統合が手本となるので、あまり四角四面でやってしまうことがないようにしてもらいたい。

委員
 ある区で最初にきちんと校名を変えたのに、次が続かなかったという例がある。15年間の計画の最初の統合だからこそ、慎重にお願いしたい。

委員長
 公募に関してはお話の出た範囲の3校の地域、同窓生、子どもたちが対象となるのかという感触だが、次回、事務局から「案」を出してもらって、公募の方法、実施時期、応募期間などを決めていきたいがよろしいか。

― 異議なし ―

◆議事(3)その他

委員長
 次回委員会を9月25日(月曜)午後6時30分より、仲町小学校か桃丘小学校のいずれかで開催することとしたいがよろしいか。

― 異議なし ―

委員長
 本日はこれをもって終了する。

 

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