ごみ減量・リサイクル情報通信「ごみのん通信(第24号)」
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更新日:2024年10月15日
第24号
中野区では、ごみ減量やリサイクルを推進するために、ごみ減量・リサイクル情報誌「ごみのん通信」を発行しています。(「ごみのん通信」既刊号一覧)
10月は「食品ロス削減月間」、10月30日は「食品ロス削減の日」です
まだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」。日本では、年間472万トン(令和4年度推計)の「食品ロス」が発生しています。一人1日あたりに換算すると、毎日おにぎり1個分に近い量の食品が捨てられていることになります。
食品を買い過ぎない、食べ残しを減らすなどといった、皆さんそれぞれができることから食品ロスを減らしましょう!
また、中野区も参加している「全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会」では「おいしく 楽しく 食べきろう!」をキャッチフレーズに、家庭でできる食品ロス削減の取組を呼びかける全国共同キャンペーンを実施しています。詳しくは、全国共同キャンペーンチラシ(PDF形式:367KB) をご覧ください。
新渡戸文化短期大学発 あまりにも美味(おい)しいあまりものレシピ
~消費期限の近い食パン編~
区内にキャンパスのある新渡戸文化短期大学と連携し、あまりがちな食材をおいしく食べきるレシピを紹介します。今号の主役は「消費期限の近い食パン」。食パンは、捨てられる食材上位にもあがっており、食べ方もマンネリ化しがちです。今回は、よく作られる方の多いフレンチトースト以外で、色々なアレンジ料理を提案します。ぜひ参考にしてみてください。
▲今回のレシピの考案者
(左から)食物栄養学科 中塩 萌杏さん(1年生)、内城 陽華さん(1年生) 、堀口 菜恵さん(1年生)
パンプディング
材料・分量(耐熱ボウル1個分)
食パン 8枚切り3枚
卵 2個
砂糖 40グラム
牛乳 200グラム
作り方
1.食パンを一口大にカットする。
2.耐熱ボウルに、卵、砂糖、牛乳を入れて混ぜる。
3.「1」のパンと「2」を合わせて全体が浸るようにやさしく混ぜ、10分ほど置いて全体になじませる。
4.210℃のオーブンで15分ほど焼いて出来上がり。
食ロス削減・美味しさポイント
フレンチトーストと似た材料ですが、パンが多く期限を迎えた時などに、残ったパンをまとめて調理でき、一気に焼くので、手間が少ないです。
カリカリ肉団子
材料・分量(12個分)
【肉団子】
豚ひき肉 250グラム(1個20グラムくらい)
塩 小さじ1/3
酒 大さじ1
片栗粉 大さじ1
長ねぎ 15センチ
【衣】
薄力粉 適量
溶き卵 1個分
パンの耳 140グラム(8枚切り2枚分)
揚げ油 適量
作り方
1.ねぎはみじん切り、食パンの耳は縦切りにし、角切りにする。
2.肉団子の材料を粘り気がでるまでしっかりと混ぜ12等分にして、丸める。(成型しにくい場合は手にサラダ油を塗りましょう)
3.「2」に薄力粉、卵、パンの耳の順で衣をしっかりとつける。
4.フライパンに、多めのサラダ油を入れ熱し、転がしながらきつね色になるまで揚げ焼きにする。
食品ロス削減・美味しさポイント
耳だけ残った時に、形を残して衣にするとカリカリでとても美味しいです。少量残ったひき肉やコマ切れを丸めて包んで軽食にするのもお勧めです。
食パン肉まん(肉団子アレンジ)
材料・分量(2個分)
食パン 8枚切り2枚(耳なし)
カリカリ肉団子の肉 2個分(40グラムくらい)
味噌 少々
作り方
1.カリカリ肉団子の肉団子に、少し味噌を追加してアレンジし、ふんわりとラップをして、レンジ600Wで2分加熱する。取り出して混ぜ粗熱を取る。
2.ボウルに適量の水を入れ、耳を切り落としたパンを、さっとくぐらせる。キッチンペーパーで挟み、余分な水分をふき取る。
3.ラップを広げパンをのせ、中心に「1」をのせる。四隅を中心に持っていきラップごときゅっとねじって包む。
4.耐熱容器に入れてレンジで600Wで2分加熱して完成。
パングラタン
材料・分量(4人分)
【グラタン】
鶏もも肉 1枚 200グラム
マカロニ 100グラム
食パン 2枚(今回は8枚切り)
玉ねぎ 1/2個
塩・こしょう 少々
ミックスチーズ 50グラム
サラダ油 小さじ1
ドライパセリ 少々
【ホワイトソース】
バター 30グラム
薄力粉 大さじ3
牛乳 400ml
塩 小さじ1/2
作り方
1.玉ねぎは薄切りにし、鶏肉は塩・こしょうをふり、一口大に切る。
2.鍋に湯を沸かし、マカロニを入れて袋の表示時間より1分程度短くゆでて湯を切る。
3.フライパンにサラダ油を入れて熱し、鶏肉を入れて肉の色が変わるまで中火で炒めてから、玉ねぎを加えて透き通るまで炒め、マカロニを加えて油が全体に回るまで炒めて取り出す。
4.フライパンの汚れをキッチンペーパーでふき取り、バターを入れて熱し、薄力粉を入れて粉気がなくなるまで混ぜながら弱めの中火で炒める。牛乳を一度に加えてとろみがでるまで混ぜながら加熱し、塩を加えて味を調え、「3」を戻し入れて、ひと混ぜする。
5.耐熱皿に「4」を入れて、一口サイズに切った食パンとピザ用チーズをのせて210℃に予熱したオーブンで7~10分程度焼き、ドライパセリを散らして出来上がり。
食品ロス削減・美味しさポイント
残ったパンがボリュームのある主食になります。きのこやほうれん草を加えるとさらに栄養バランスも整います。また、マカロニなしでパンだけでも美味しいです。
ここでは紹介しきれなかった調味料を使ったレシピや、これまでに学生さんたちが考案したレシピは「あまりにも美味(おい)しいあまりものレシピ」のページでご覧になれます。
また、新渡戸文化短期大学と連携し、今年も8月に「あまりにも美味(おい)しいあまりものレシピ 親子クッキング」を開催しました。当日の実体験を通じて、「もったいない」を親子で意識して行動する契機となりました。詳しくは、開催レポートの記事をご覧ください。
▲今年の親子クッキングの様子
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