ごみ減量・リサイクル情報通信「ごみのん通信(第37号)」
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更新日:2025年10月21日
第37号
中野区では、ごみ減量やリサイクルを推進するために、ごみ減量・リサイクル情報誌「ごみのん通信」を発行しています。(「ごみのん通信」既刊号一覧)
10月30日は「食品ロス削減の日」です
まだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」。日本では、年間464万トン(令和5年度推計)の「食品ロス」が発生しています。一人1日あたりに換算すると、毎日おにぎり1個分に近い量の食品が捨てられていることになります。
食品を買い過ぎない、食べ残しを減らすなど、できることから食品ロスを減らしましょう!
中野区も参加している「全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会」では「おいしく楽しく食べきろう!」をキャッチフレーズに、家庭でできる食品ロス削減の取組を呼びかける全国共同キャンペーンを実施しています。詳しくは、以下の全国共同キャンペーンチラシをご覧ください。
新渡戸文化短期大学発 あまりにも美味(おい)しいあまりものレシピ
~季節の野菜の保存活用術編~
区内にキャンパスのある新渡戸文化短期大学と連携し、あまりがちな食材をおいしく食べきるレシピを紹介します。
第37号には、新渡戸文化短期大学の学生さんによる「プロジェクトサークルにとラボ」の協力により「季節の野菜の保存活用術」のレシピを掲載。秋から冬にかけて、これから旬を迎える野菜、白菜、大根、キャベツ。丸ごと買うと、どうしても使いきれずに捨てることになることが多く、割高だけどカット野菜を買ってしまう方も多いことでしょう。
そんな野菜を無駄なくおいしく食べる方法をご提案します。丸ごと買っても、まとめて下ごしらえ、冷凍保存、そのまま食卓、またはおいしく調理する方法をお教えします。ぜひ参考にしてみてください。
▲今回のレシピの考案者
(左から)食生活デザインコース1年、古川 楚乃(ふるかわ その)さん、川村 そら(かわむら そら)さん
はじめに…
白菜は、葉と芯に分けて調理しやすいサイズに食べやすくカットして生のまま、冷凍保存もOKです。これからの季節は鍋物などにすぐ使えます。
大根は、5ミリ厚さのいちょう切りにして、保存袋に平らに広げて急速に冷凍保存します。凍ったまま、加熱調理、電子レンジ解凍が可能です。
保存・美味しさのポイント
- 生のまま冷凍すると、1か月ほど保存できます。
- 味付けの野菜を冷凍すると、加熱料理はレンジ解凍、冷たいおかずは流水解凍で、すぐに食卓へ出せます。
白菜のピリ辛炒め(外葉使用)
材料
白菜 300g
塩 小さじ1/8
ごま油 大さじ1
白だし 大さじ1/2
醤油 大さじ1/2
ラー油 少々
ニンニクチューブ 1.5cm
白ごま 少々
作り方
1.白菜を小さめにカットして、塩を加えて揉みこんで水気を切ります。
2.フライパンに白菜、ごま油、白だし、醤油、ラー油、ニンニクチューブを入れて中火でぐつぐつ煮ます。
3.粗熱をとって、冷凍保存袋に入れて冷凍します。
4.レンジで解凍して盛り付けます。
キャベツの塩昆布和え
材料
キャベツの葉 150g
塩昆布 10g
白ごま 少々
作り方
1.冷凍保存袋に白菜と塩昆布を入れる。よく揉み込んで冷凍保存。
2.流水解凍して、絞って食卓へ出します。
※白菜や大根でも作れます。
豚バラ大根
材料
大根 250g
豚バラ 200g
醤油 大さじ2
料理酒 大さじ1
みりん 大さじ1
砂糖 小さじ1/2
顆粒和風だし 小さじ1/2
ごま油 大さじ1
水 250ml
作り方
1.大根を1センチ弱の厚さのいちょう切りにし、素焼きし、粗熱をとって冷凍します。
2.フライパンにごま油を入れ、豚バラを3センチ幅に切って炒めます。
3.そこに水を加え、アクを取り凍ったままの大根と調味料を入れます。
4.火が通ったら完成です。
まだまだあります
ここでは紹介しきれなかった「季節の野菜の保存活用術」レシピや、これまでに学生さんたちが考案したレシピは「あまりにも美味(おい)しいあまりものレシピ」のページでご覧になれます。ぜひお家でお試しください!
「あまりにも美味しいあまりものレシピ 親子クッキング」を開催しました
新渡戸文化短期大学と連携し、今年も8月に「あまりにも美味しいあまりものレシピ 親子クッキング」を開催しました。たくさんご応募いただき、ありがとうございました。当日の調理を通して、「食品ロス」について親子で改めて考えるきっかけとなりました。子どもたちには、後日おうちでの実践を「作ったよレポート」にまとめて提出してもらいました。当日の様子や「作ったよレポート」は、開催レポートをご覧ください。
新渡戸祭にごみのんが登場しました
10月11日、新渡戸文化学園で開催された新渡戸祭にごみのんが登場しました。子どもたちはごみのんに会えて嬉しい様子でした。また、ごみゼロ推進課のブースでは、ごみ減量に関する啓発や、中野区仕様の5Rカードゲームを行い、来場された方に楽しくごみや5Rのことを学んでいただきました。
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