【2月9日開催分】「区民と区長のタウンミーティング」でいただいたご意見の反映状況

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更新日:2023年9月24日

主なご意見と中野区の反映状況 (開催テーマ:オール中野で考え、取り組むSDGs~中野の未来のために~ )

開催当日は、ご参加の皆さんから多くのご意見をいただきました。ご意見に対する、中野区の取り組みへの反映状況や考え方は以下のとおりです。
今後もタウンミーティングを開催していきますので、ご参加いただき、皆さんの思いや考えをお聞かせください。

SDGsの各ゴールの達成に向けた意見

主な意見反映状況 区の考え方
近年、日本人の読解力が低下したと言われている。読解力が上がれば、就職で困
る人が減り、経済成長や貧困の解消につながると思う。区には、子どもたちの学
習支援と、大人の生涯学習への支援の強化、図書館の機能や蔵書の充実などを進
めてほしい。
区民の誰もが、いつでもどこでも生涯を通じて主体的に学習に取り組めるよう、ウェブサイトや生涯学習情報紙等を通じた情報発信を行っており、今後も情報発信を強化することで区民の生涯学習の機会充実を図っていく。 
子どもの読解力向上は重要な課題だと認識している。今後、学校図書館の蔵書を充実させ、放課後や夏休みも学校図書館を開放することで子どもたちにとって魅力的な図書館運営を行い、読解力の向上を図っていく。また、区立図書館蔵書については、令和5年度から図書購入経費の増額を行い、充実に努める。
中野区が民間事業者と協働して、ジェンダーの不平等をなくす取り組みをしてほ
しい。
区内経済団体と協力し、ワーク・ライフ・バランス、働き方改革、女性活躍推進に関連した講座を実施するなど、ジェンダーの不平等をなくすための取り組みを進めていく。
中野駅にはエレベーターが無く、東中野駅や鷺宮駅にはエスカレーターが無いこ
とで、区民は不便に感じている。多くの人にとって住みやすいまちの実現のた
め、改善してほしい。
中野駅については、既存の駅施設へのエレベーター設置は難しいため、令和8年末に完成予定の西口改札の整備にあわせて、エレベーターを設置する予定である。
 また、各駅のバリアフリー化について、課題があることは認識している。それぞれの地区のまちづくりの進捗に合わせバリアフリー化に努めてまいりたい。
西武新宿線沿線のまちづくりの進捗状況が分からず、沿線の住民としては不安に
思っている。区は積極的に広報をしてほしい。
区では西武新宿線連続立体交差事業にあわせて沿線のまちづくりに取り組んでいる。進捗については、今後も継続して、区の沿線まちづくりニュースやホームページを通じて広報に努めてまいりたい。
区民活動センターなどの公共施設を避難所などとして活用するほか、学校と地域住民が合同で避難訓練を行うことで防災まちづくりを進め、中野をより住み続けやすいまちにしてほしい。 区民活動センターについては、水害時は、避難者数も限定されていることや災害時の職員の配置が早期から実施されていることもあり、水害時の一時避難所に指定している。また、震災時は、避難者数が多いことやその地域の本部として活用しているため、避難所として指定していない。
地域住民が学校等と合同で防災訓練を行うことは、防災力の向上や理解促進からも有効であると認識しており、合同訓練を推進していきたい。
ごみの分別問題について、缶やペットボトルをリサイクルしたらポイントがもら
えるような制度を導入してはどうか。また、ごみの分別方法には不明瞭な点があ
るので、分かりやすい情報を発信してほしい。
区では現在、区内16店舗のスーパーマーケットにご協力いただき、ポイントが付与されるペットボトルの自動回収機を設置しており、今後もこの機器の増設を図る予定である。
また、資源・ごみの分別方法のご案内については、従来の「ごみの分け方・出し方」リーフレットやごみ分別アプリに加え、令和5年2月より、AI(人口知能)が対話形式で回答する「ごみ分別チャットボット」の運用を開始したところである。今後も、分かりやすい情報発信に努めていく。
子どもたちにごみ拾いやごみの分別などの活動に参加するよう促すことで、環境
やごみ問題を考える機会につなげることができるのではないか。
学校では、給食や掃除の際にゴミの分別に取り組んでいる。また、地域清掃活動のボランティア活動に参加している学校もある。新型コロナウイルス感染症拡大防止による制限が解除された際には、地域ボランティア等への参加を学校で呼びかけていく。
公園で出る剪定した枝や落ち葉を使ってバイオガスを作り、公共施設における発
電に使うなど、活用方法を考えてほしい。
区では、清掃工場におけるごみ焼却時の熱エネルギーを活用した電力を区有施設の一部において活用しているところである。
公園内の剪定した枝や落ち葉などの活用方法については、資源循環の一環として、研究に努めていく。
多くの世代にとって住みやすい街にするために、緑が多い公園が必要だと思う。
公園を増やすことは難しいと思うが、ビルの屋上を公園にする等の工夫はできる
と思う。
また、公園の利用ルールには、ペットが公園に入れないなど、利用ルールを見直
すべきものがあると思う。
区内の公園面積は、既成市街地ということもあり少ない現状であるが、公園整備の際には一定の面積基準に基づきみどりの確保をしている。
また、犬の散歩ができる公園は、遊具から一定程度離れている園路がある公園を基本として、整備等の機会をとらえた地域との話し合いによって増やしてきたところである。
犬の同行入園については、公園の特性や周辺環境を考慮する必要があることや、地域や利用者からの理解が得られる必要がある。
今後も公園整備の機会をとらえて地域の意見に耳を傾けるとともに、広く地域の声を集約できる町会などから犬の同行入園の要望がある場合には、ルールの見直しを検討していく。
SDGsの17のゴールは、手段であり目的ではない。中野区には、SDGsの
達成に向けて取り組むとともに、積極的な情報発信をすることでSDGsに取り
組む中心的な自治体になってほしい。
SDGsの推進に当たっては、SDGsの基本理念や目標(ターゲット)の理解にとどまらず、区の政策等との関連性を示し、併せて自らの行動と結びつけて考えられるよう、区民及び区内の団体・事業者への周知・啓発を行っていく。

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