2022(令和4)年度区民の声

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更新日:2023年10月20日

2022(令和4)年度に寄せられた区民の声

区が区民のみなさんの意見や要望等を受け止め、それに対する区の考えを示すことや、事業や事務の見直しにつなげていくことは、区民のみなさんに対する区の責任であるとともに、「区民参加により運営される区政」を推進するものです。
2022年度に広聴・広報課で対応した「区民の声」を中心に、実績をまとめました。

1 総件数と傾向

区民の声とは

区民のみなさんから寄せられた区政に関する意見、要望、苦情、提案及びこれらに準ずるものは、「区民の声」としてその内容の所管となる課が速やかに対応することとしています。
ただし、次に掲げるものは、区民の声としては扱いません。

  • 誹謗、中傷、やゆ、偏見、差別的内容又はこれに類するもの
  • 営業、宣伝又はこれに類するもの
  • 調査、アンケート又はこれに類するもの
  • 趣旨が不明なもの
  • その他、区長が区民の声として扱うことが適当でないと認めるもの

なお、後述する「区政への提案箱」、区民参加の手続である「意見交換会」や「パブリック・コメント手続」、「団体との対話集会」、「区民と区長のタウンミーティング」、また「区長への陳情、区への要望書」も広く区民の声としています。

総件数

2022年度の「区民の声」の総件数(なかのEYEは除く)は、1,326件で、前年度から498件(27.3%)減少しました。総件数は、区民のみなさんから広聴・広報課に直接寄せられた案件のほか、各課から広聴・広報課に連絡があったもの(所管外、関係部署が複数にわたるもの等)を加えた件数です。
2022年度の総件数のうち、424件(全体の31.9%)について回答を行っており、その他の案件についても、所管課内において供覧等により情報共有しています。

区民の声 受付総件数
2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度
1,326件 1,824件 1,870件 1,187件 1,358件

区民の声の傾向

区民の声媒体別件数推移(単位 件)
媒体 2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度
電子メール 847 1,405 1,315 663 643
電話・ファクス 241 222 299 204 272
声のポスト・手紙・はがき 166 159 207 250 371
窓口・他課等 72 38 49 70 72

2022年度の受付件数を媒体別にみると、電子メールと電話・ファクスで1,088件となり、全体(1,326件)の82.0%を占めています。

区民の声の性質別件数推移(単位 件)

性質

2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度
意見・要望 775 1,045 1,583 1,008 930
苦情 438 417 152 112 233
提案 14 3 13 0 14
問合せ 71 304 108 62 149
礼状 27 54 14 5 19
その他 1 1 0 0 13

2022年度の「区民の声」の性質別件数を見ると、意見・要望、苦情で1,213件となり、全体(1,326件)の91.4%を占めています。

区民の声の内容別上位件数(10位までで全体の52.1%)
順位 区民の声の内容 件数
1 職員の対応(苦情) 170
2

公園の設置、管理、利用方法等

108
3

図書館の運営

85
4 子育て支援 62
5

新型コロナウイルス関連

58
6 道路上の違法掲示物・放置物・剪定等 48
7 教育・学校施設 46
8 ごみ(資源ごみ含む)収集方法、不法投棄等 43
9 騒音(廃品回収車、工事等) 37
10 区報・ホームページ・掲示板など広報 35

内容別の上位件数は、上位10位までの件数は692件となり、全体(1,326件)の52.1%を占めています。その中でも、職員の対応(苦情)が最も多く(全体の24.5%)、公園の設置・管理・利用方法等、図書館の運営が続きます。

職員の対応(苦情)の内容別件数推移
内容 2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度
窓口、電話等での言動 113 100 84 70 48
勤務態度 16 33 28 8 6
知識不足等による誤った対応 15 19 10 7 2
その他 26 22 23 11 4
区民の声の担当課別上位件数(10位までで51.1%)
順位 担当課 件数
1 道路課 112
2 公園課

112

3 子ども・教育政策課 93
4 広聴・広報課

67

4 生活援護課 66
6 戸籍住民課 58
7 防災危機管理課

57

8 環境課 40
9 指導室 37
10 区民文化国際課  36
区民の声月別件数
年月 件数
2022年4月 80
2022年5月 117

2022年6月

127
2022年7月 136
2022年8月 111
2022年9月 132
2022年10月 127
2022年11月 92
2022年12月 80
2023年1月 94
2023年2月 108
2023年3月

122

区民の声の回答期間

期間

1課で回答した件数 複数課で回答した件数 合計
1週間以内 332 27 359
1週間超え 48 17 65
合計 380 44 424

なかのEYE

なかのEYEとは、区民が道路、公園、ごみ集積場等の施設の破損等についての情報や意見、要望等を区へ簡便に伝達できるとともに、区も位置情報や現場の状況を正確に把握し、迅速に対応することを目的に導入したスマートフォン向けアプリケーションです。

なかのEYEのカテゴリ別受付件数
カテゴリ 2022年度 2021年度 2020年度 2019年度
ごみ 193 117 121 138
道路 99 115 161 149
公園 70 76 160 72
放置自転車 70 139 197 129
その他 138 73 159 120
合計 570 520 798 608

2 主な意見(要旨)

2022年度に区民のみなさんからお寄せいただいた「区民の声」から、主な事例をご紹介します。

  1. 平和の森公園じゃぶじゃぶ池の利用
  2. 区営プールにおけるスマートウォッチの使用
  3. 駐輪場利用料金の精算におけるキャッシュレス決済の導入
  4. ペットの散歩における飼い主へのマナー啓発
  5. 認可保育園保留希望者への減点措置の開始
  6. 総合東京病院における病児保育再開の目処及び中野区の病児保育サービス
  7. 産後家事支援事業の拡充
  8. 図書館における管理システムの改善
  9. 小学校配布のiPadの利用制限
  10. 職員による区役所駐車券の割引処理対応
  11. 職員の電話対応へのお礼

中野区立平和の森公園のじゃぶじゃぶ池の利用につきまして。

水が出るプールのようになっているところは、オムツが取れていない小さい子は利用禁止とのことなので、1歳の子どもを川下のところで遊ばせていたのですが、小学生くらいの子ども達が何人も常に全力で走り回っていて、とても怖いです。

もちろん親も一緒に入って側で付き添っているのですが、親ごとタックルで転ばされそうな勢いで何人も上から走ってきます。夏に向けて利用者は増えると思いますが、今のままの運営では必ず誰か怪我をする子が出てしまうと思います。

大きい子から小さい子までみんなが楽しく遊べるように、小さい子が利用できないエリアがあるのであれば、逆にオムツが取れていない小さい子だけが安全に遊べるエリアを区切って作って頂けないでしょうか?

コロナで長らく閉鎖されていたじゃぶじゃぶ池がやっと使えるようになり、本当によかったなと思っています。これから夏にかけて子ども達がたくさん利用できるのを楽しみにしていると思います。どうか、どんな年齢の子どもも安全に楽しく遊べるようにご配慮を頂けると嬉しいです。ご検討の程よろしくお願いいたします。

【回答】

水遊び場で子ども達が全力で走り回るなど危険な行動を見かけた場合には、見回り中に注意するよう公園管理者へ指示いたしました。また、危険な行動をとる子どもが多い場合には、公園内のアナウンスにて水遊び場を利用する方、全員へ注意喚起を行います。

また、小さな子どもが遊べる水遊び場のエリアの確保について、貴重なご意見ありがとうございます。今後のよりよい水遊び場を運営していくための検討事項とさせていただきます。

普段区営プールを利用していますが、スマートウォッチの使用が禁止されているので、使用できるようにしてほしいです。中央区や江東区では使用可能のようですし、杉並区でも使用を認める方向で調整中のようです。

中野区でもご検討いただき、使用を解禁していただければと思います。

【回答】

この度は貴重なご意見をいただきありがとうございます。

プールでのスマートウォッチの利用については、スマートウォッチの破損や他の利用者様との接触による怪我の発生、また、カメラ機能を備えたスマートウォッチもあることなどを踏まえ、防犯面や利用者様同士のトラブルが懸念されることから、現在は利用をお断りしております。

一方、他の利用者様からもご要望をいただいていることから、施設を管理運営する指定管理者と今後前向きに検討を行ってまいります。

【現状】

令和5年2月よりスポーツ・コミュニティプラザ(南部、鷺宮)、区立中学校(第二中、中野中)における温水プール内でのスマートウォッチの使用を条件付きで認めた。

東中野駅をよく利用しますが、駐輪場の一日利用のための150円を現金で払わなければいけない仕組みがとても面倒に感じています。買い物などはほぼクレジットカードか電子マネーなどですべて完結できる時代なので、駐輪場に支払うためだけに現金を持ち出しています。財布から小銭を出して機械に投入してお釣りを…とやっていると電車を逃してしまうこともあります。

これから電車に乗る人が利用するのがほとんどなので、キャッシュレス決済ができる機械の導入を検討していただけないでしょうか。ちなみに定期利用は常に完売です。

ご検討よろしくお願いいたします。

【回答】

お忙しい時間帯の現金会計精算により、ご不便をおかけしております。

仰るように、自転車駐車場の利用料については、現在の社会情勢で現金会計のみであること、また、IC定期券をお持ちの駅利用の方が多数を占めていることから、キャッシュレス決済のご要望があることについては、区でも把握しております。

今後、自転車駐車場の運営方法の変更に合わせて、キャッシュレス決済の導入についても検討してまいります。

この度は貴重なご意見をいただきありがとうございます。

ペットを飼う方のマナーについて、行政でなんとかしていただきたいです。

住んでいる地域では、犬を飼っている方が多く、朝昼夜と時間を問わず、外には必ず犬を散歩している方を見かけます。特に夕方は、道路で何人もかたまり、お話をされていたりします。

また、ペット用おむつをしている犬は見かけたことがありません。人の家の植え込みや、歩道、電信柱、構わずおしっこをさせていき、ペットボトルの水をかけるとしても、ほんの少しで、一体何のために水をかけているのかわかりません。

マナーが悪いです。マナー講習や呼びかけを区を上げてお願いしたいです。「ペットのトイレは自分の家で」がスマートだと思います。散歩はペット用おむつをしてほしいです。

ご検討いただけますよう、切にお願いいたします。結果が出るのは時間がかかると思いますが、信じてお待ちしております。

【回答】

区では、散歩前に必ず自宅でトイレを済ませるよう、犬の飼い主に「愛犬手帳」を配布してマナー啓発しております。

また、毎年「狂犬病予防集合注射の案内」送付時にしつけや散歩時のマナーを掲載したチラシを同封すること、区の掲示板を利用してマナー啓発のポスター掲示をしております。

現状では、ふん尿放置がなかなか減らない状況ではありますが、引き続き飼い主に対して、しつけや散歩時のマナーに関する普及啓発活動を続けてまいります。

認可保育園保留希望者への減点措置の開始について

この程、育休延長(育児休業給付金の支給)目的で、認可保育園への入園を希望しない(保留通知がほしい)場合、その旨を申請することで、入園審査で減点措置を行う対応を開始するとの情報を耳にしました。

他の自治体では既にやっているところもあることは知っておりますが、本来の育児休業給付金の措置(入れなかった場合に支給する)、給付金を伴う育児休業は原則的には1年限りであることに反する対応を、区が行うことについて違和感を抱きます。中野区がこれを導入していないことは、正しいことだと思っていました。辞退者が出ること、本当に入園を希望する人が申し込み当初から識別できることなどの利点があるのかもしれませんが、制度としておかしいと思います。今一度、本来の制度の趣旨を鑑みての検討をすべきです。

【回答】

仰る通り、本来の育児休業給付金の措置は、原則1年限りです。育児休業給付金の延長手続きの趣旨としては、保育所に入所する意思があるにも関わらず、保留になってしまった方が職場へ復職できないためにとる措置であることを中野区も認識しております。

しかし、会社都合でお子様が満1歳になる月に復職できない方が多く存在したり、保留通知を希望している方が辞退することにより、入所意思がある方の入所機会を奪ってしまっているのも中野区の現状です。また、辞退者が出ることで、保育所にも多大な負担がかかっています。

このような状況を改善するために、区でも育児休業延長希望者の減点対応の導入を検討する運びとなりました。現在はまだ検討中ではございますが、会社都合でお子様が満1歳になる月に復職ができない方への救済措置や保育所に入所意思がある方の入所機会の確保、保育所の負担軽減を図ることを目的に検討しています。ご理解、ご了承いただきますようお願いいたします。

新たな制度の導入や変更点がある場合、8月22日頃に発行予定の「保育所等のごあんない 2022~2023年度版」や同時期の中野区ホームページにて公開いたしますので、ご確認ください。

中野区内の病児保育施設は、現状では総合東京病院に限られており、また、コロナ禍で総合東京病院の病児保育施設は受け入れを停止していますが、総合東京病院での病児保育再開めどについてご教示ください。また、総合東京病院以外の病児保育施設の拡充の予定及び、病児保育のためのベビーシッター費用補助などの制度のご検討状況についてもご教示ください。

近隣区と比較して中野区は病児保育サービスが少なく、ファミリーサポートで病児保育に対応可能な方も少ないため、子どもの頻繁な体調不良のたびに仕事を休まねばならず、キャリア継続に差し支えが生じています。病児保育サービスの提供および拡充についてご検討いただけますと幸いです。

【回答】

病児保育事業の休止により、ご不便をおかけし申し訳ございません。再開時期につきましては、実施施設である医療機関が新型コロナウイルス感染症拡大に伴う対応を担っていることを踏まえ、感染防止対策を担保した病児保育について話し合いを進めているところです。事業再開まで今しばらくお待ちいただけますと幸いです。一方、現在病児保育施設の拡充予定はございません。

また、ファミリ-・サポート・センター事業は、地域における相互援助を目的としており、利用希望日に援助活動を行える協力会員の調整を行っております。このため、協力会員が対応できる日と利用希望日との調整がつかず、ご利用ができない場合があることについてはご了承いただきますようお願いいたします。

病児保育サービスの提供につきましては、今年度4月よりお子さんが病気のとき、ご自宅にホームヘルパーを派遣する子育て家庭ホームヘルプサービス事業の利用対象の拡充を行ったところです。

また、ベビーシッター利用支援事業につきましても、今年度中の実施に向け、これから具体的な検討を進めていきますが、病児保育に限る予定ではございません。

今回いただきましたご意見を踏まえ、子育て家庭の皆様が安心して利用できる事業について検討して参ります。

【現状】

令和4年10月から総合東京病院における病児保育を再開している。

先日、第二子を出産しましたが、親は病気かつ遠方住まい、旦那は多忙で子育て支援をしてくれる身近な人が誰もおらず、産後家事支援事業の産後ドゥーラさんに自宅訪問してくださるサービスを利用してお料理の作り置きを中心にお願いしています。

産前のかんがるー面談でこのサービスを教えていただいてから、産後絶対お願いしようと決めていましたが、大変素晴らしいサポートで、産後ドゥーラさんが来てくださってお料理を作っていただけるだけで、新生児が寝なくて苦しい、誰も手伝ってくれない孤独感、夏休み中なのに産褥期のため1日外出が一切できない小学生の長女のストレスと我慢を受け止める大変さから少し救われました。本当にありがとうございます。

産後、新生児がいつ寝るかわからない、いつ泣き止むかわからないので、食材や日用品を買いに行くことさえ難しく、家事が全くできていませんでした。新生児が寝たら、家事をしようとしますが、外に出られない長女が一緒に遊ぼうと泣きながら言うので、出産後この3週間、昼寝も一切できていません。夜は頻回授乳で短時間睡眠が続いています。料理の作り置きは、1回の利用で3時間は必要です。

しかし、現状、姉妹が3歳未満の子どもではない場合、産後家事支援は最大20時間までしか利用できません。1回3時間お願いすると、6回+2時間のみで支援が終わってしまい、助けてくれる人がいなくなってしまいます。実際、もっと助けてほしいのですが、週2回で我慢しています。それでも、産後わずか1ヶ月以内に20時間に到達してしまいます。

そこでお願いがあります。姉妹の年齢は関係なく、支援を必要とする環境の家庭に対して、20時間以上の支援に増やしていただけませんでしょうか。3歳未満60時間、それ以外は20時間、というのは差がありすぎな気がします。たしかに小さい子どもが新生児以外にもいる家庭は大変かと思いますが、3歳以上の子どもがいる家庭も、祖父母や夫のサポートがなければ同じかそれ以上に大変ですし、年齢が上だからといって、おとなしくしているわけでもありません。ずっと長女にYouTubeを見せ続けて我慢させるわけにもいきません。

なんとか産後サポートの時間を増やして、私も含め、私のように支援者を望んでいる人たちに手を差し伸べていただるよう検討していただけたら、大変ありがたいです。

何卒よろしくお願い申し上げます。

【回答】

区の「産後家事・育児支援事業」につきましては、対象のお子さんが生まれた時点で3歳未満の兄又は姉がいらっしゃるご家庭は60時間、3歳以上の兄又は姉がいらっしゃるご家庭は20時間のご利用とさせていただいております。

その根拠といたしましては、仰るとおり3歳未満のお子さんは家庭で養育している事が多く、一度に就園前の乳幼児の育児を行う事が困難なため、付与時間を60時間と設定しています。

また、「産後家事・育児支援事業」につきましては、申請した全ての方が利用の対象となるため、申請される方も多く、申請された方が一人でも多く事業を利用できるように、3歳以上の兄又は姉がいらっしゃる場合と初産婦の方につきましては、20時間と利用時間を区切らせていただいております。

一方では、このようなご要望がある事も踏まえ、事業の受託者の拡大など事業をより利用しやすくするよう努めて参ります。

なお、既にご存じかもしれませんが有償のサービスとして、中野区ファミリーサポート事業、ほほえみサービス、シルバー人材センターで類似の事業を実施しておりますので、そちらのご検討もお勧めします。

中野区中央図書館(全図書館)のシステム全てを利用者がわかりやすく、利用しやすいように改善して欲しいです。

現状、システムが古すぎて、どこに何が置いているか非常にわかりにくい。利用者だけでなく図書館員の方も大変だと思います。館内案内図も非常に小さくて見づらい。IT化がなされていないため、開架請求で図書館の方が大声で案内するので騒々しい。蔵書が多いので大変だと思いますが、せめて新しい中野東図書館ぐらいまでは館内を簡素化、管理をIT化する等、スッキリさせて欲しいです。

【回答】

表示等の視認性についてご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。

ご指摘のとおり、表示については利用者の利便性に直結してくる問題のため、現在、館内やホームページ等の館内図、書架図等を刷新に向け対応しております。また、10月より中央図書館に中野東図書館で導入・運用を行っている自動で予約した蔵書を受け取れる設備を導入し、サービスの簡素化、IT化を図って参ります。

区立小学生に配布しているiPadの設定について要望をお伝えさせていただきます。

以前より区立小学校の全児童にiPadが配布されていますが、このiPadに使用時間を制限するアプリをつけるべきだと考えます。現状では、視聴時間を制限する機能・アプリはつけていないと思いますし、保護者が新しいアプリをダウンロードすることもできない設定になっていますので、子どもの視聴時間をコントロールすることが不可能となっております。

私の家では共働きで、現在父が単身赴任中であるため、平日日中、小学生の息子は家にいる間ずっとiPadでYouTubeを見たりゲームをしています。ゲーム・ネット依存症の怖さを知っているため、学校から配布されたiPadのせいで息子がネット依存症にならないか心配です。昨今、共働き家庭が多数を占めますし、適切な制限なく、子どもが好きなだけ、何時間でもYouTubeをはじめとしたネット環境にアクセスできる状況を放置すると、一人で家で過ごさざるを得ない多くの子どもがネット依存症に陥るリスクがあります。

iPadを教育に導入すること自体はいろいろなメリットがあると考えますが、ネットには同時に様々なリスク、デメリットがあります。ネット依存症は代表的なリスクであり、公教育において配布しているツールがその原因になってはならないと考えます。新一年生にはこれからiPadを配布するところかと存じますが、上記の制限をかけないと、このままでは多くのネット依存症患者を生んでしまう懸念があります。可能な限り早く、ネットの閲覧時間が制限できるような設定にすることや、適切なアプリのダウンロードを許可するようにご対応をお願いいたします。

【回答】

この度は、貴重なご意見ありがとうございます。

これまでの実態調査の結果や保護者の皆様からのご意見等から、児童・生徒のインターネットの利用時間については課題と認識しております。今後、インターネットの利用時間の制限について、技術的に可能かどうかなども合わせて、関係機関や委託業者、学校と連携を図り方向性を決めていくとともに、子どもたちには情報モラル教育を通して、インターネットの適切な使用方法についても伝えてまいります。

転入手続きの為、中野区役所へ午前11時過ぎに車で行きました。

転入手続きだけで1時間近くかかりましたが、その後3階にも用事があり、駐車時間が気になったので窓口でその旨伝えると、「最後の用件の窓口でその旨お伝え下さい」とのことでした。

3階で子ども手当、医療証、保育園と担当者が替わり手続きをし、最後は午後2時半を過ぎていました。保育園担当の男性職員が、「駐車券に時間分の印を押しますから」と言って下さったので安堵していたら、横から別の女性職員が「駐車時間は1時間と決まっていますから」と言ってきたので、「えーそれならもう帰ります!」と言うと、「保育園の大事な話ですが聞いて行かなくていいんですか?!」と言われました。本当に意地悪な方だなと思いました。「駐車時間は1時間までしか無料じゃないので一回車を出しに行く方もいますよ」と仰っていましたが、何度も車を出してまた駐車場に入れてとやらせるなら、時間分無料にしてあげればいいのでは?!と思いました。小さな子ども連れなのに、それをやれということなのでしょうか。

その女性職員が頑なでしたので、3階の用件が終わってから最初に寄った1階の窓口に戻り、駐車場の件をお話すると、「時間分の印を押しますよ」と言って駐車時間が長くなった事をやむを得ないと判断した、とのメモまで付けて下さいました。

なぜ対応する方によってこんなに違うのでしょうか。3階の女性職員の方、もっと思いやりをもった対応をして頂きたかったです。杉並区から転入して来ましたが杉並区では来庁すると寄った窓口ごとに印を押して下さり、「印は足りてますか?」と毎回ご配慮して下さいます。子どもの手続きなどで来庁すると色々と時間がかかりがちです。もっと来庁者に優しい場所であってほしいです。とても嫌な思いで帰宅し、とても残念でした。

【回答】

先日は、中野区への転入に伴う様々な手続きで、大変な状況であったことをお察しします。

さて、お問い合わせいただきました駐車料金は、区役所窓口にお越しいただいた方に1時間まで利用料金を割引いたします。ただし、今回のケースのように、窓口担当職員が利用時間を確認し、自由に割引処理をできる時間を変更することはできません。

対応する職員によって異なる対応を行い、不快な思いをさせてしまったこと、大変申し訳ございませんでした。

駐車券の取り扱いについては、対応した所管課に今一度徹底するよう周知いたします。

先週、区役所に税に関する問い合わせの電話を掛けました。

その際に対応していただいた税務課納税係の職員さんが、親切かつ丁寧に説明をしていただき、とても好印象でした。

後日、再び税務課納税係に電話を掛けたのですが、その際も同じ方に出ていただき「先日お電話いただいた方ですね」と声をかけてくれました。自分のことを覚えていてくれたのがとても嬉しかったです。

3 区政への提案箱

区民のみなさんから送られる区政に関する具体的な政策提案については、専用のルートとして「区政への提案箱」を設置しています。提案に対しては、原則区長名で回答しています(教育行政に関するものは、教育長名で回答する場合もあります)。回答にあたっては、発信者の住所、氏名(団体の場合は団体名と代表者名)、電話番号の記載を回答要件としています。
なお、区政への提案箱に寄せられたものであっても、区政に対する一般的な意見や苦情等の場合は、通常の「区民の声」として対応しています。

区政への提案箱に寄せられた年度別の受付件数(区民の声とした案件は除く)

年度

2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度
件数23529

2022年度に寄せられた提案

  • 公園等における桜の夜間ライトアップ
  • 区の身体障害者支援施策

4 参加の手続(意見交換会、パブリック・コメント手続)

中野区が決定する重要な計画や条例の制定や改正にあたって、政策立案の段階で広く公表し、区民のみなさんから意見や要望を受ける手続として「意見交換会」と「パブリック・コメント手続」の2つがあります。なお、2005年4月1日に「中野区自治基本条例」が施行され、意見交換会とパブリック・コメント手続が同条例に規定(第14条第1項)されたことを受けて、「中野区意見交換会に関する規則」及び「中野区パブリック・コメント手続に関する規則」を定めています。
2022年度の意見交換会、パブリック・コメント手続実施結果は以下のとおりです。

2022年度意見交換会、パブリック・コメント手続実施結果
案件名(正式名称ではない)

意見交換会開催日

参加人数

パブリック・コメント手続開催期間

提出者・件数

予防接種事務における特定個人情報保護評価の再実施

実施なし なし

2022年9月7日から10月6日まで

0人
0件

中野区食品ロス削減推進計画

2022年10月21日、22日 4人

2023年1月11日から1月31日まで

1人
8件


(仮称)中野区個人情報の保護に関する法律施行条例案に盛り込むべき主な事項 2022年11月5日、8日、13日 1人

2022年12月21日から2023年1月11日まで

0人
0件

中野区住民基本台帳ネットワークシステムに係る本人確認情報等の保護に関する条例の見直し 2022年11月5日、8日、13日 1人

2022年12月21日から2023年1月11日まで

0人
0件


中野区子ども総合計画

2022年12月12日、13日、14日、15日、18日

532人

2023年2月1日から2月21日まで

5人
10件


中野区教育大綱改定

2022年12月13日、16日、
2023年1月8日

24人

2023年3月22日から4月12日まで

0人
0件

教育ビジョン(第4次)

2022年12月13日、16日、
2023年1月8日

24人

2023年3月22日から4月12日まで

3人
7件

中野区自転車利活用計画 2023年2月17日、18日 4人

2023年4月21日から5月12日まで

5人
25件


5 団体との対話集会

区の事務事業運営等に係る一般区民、各種団体のおおむね10人以上を対象に意見交換を行うものです。区民団体等からの申し込みによって開催いたします。
2022年度の団体との対話集会(書面による対応)実施結果は、以下のとおりです。

2022年度団体との対話集会(書面による対応)実施結果(広聴・広報課担当分)

団体名 開催日 参加人数
連合西北ブロック地協 中野地区協議会 2022年11月15日 3名
東京春闘共闘会議 2023年1月27日 6名

区民と区長のタウンミーティング

中野区は、中野のまちをより良いものとしていくため、区民の皆様と区長の対話の場として、「区民と区長のタウンミーティング」を開催しています。区政の課題や取り組みをテーマに設定し、ご参加の皆様からの率直なご意見をいただいています。

令和4(2022)年度「区民と区長のタウンミーティング」の開催実績

お問い合わせ

このページは企画部 広聴・広報課が担当しています。

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