感染性胃腸炎（ノロウイルスなど）

• 感染性胃腸炎とは、ウイルスや細菌、寄生虫などの病原体による胃腸炎の総称です。
• 主な原因となるウイルスには、ノロウイルス（外部サイト）、ロタウイルス（外部サイト）、アデノウイルス、サポウイルスなどがあります。
• これらのウイルスは、アルコールによる消毒効果が乏しいため、流水によるこまめな手洗いがとても大切です。

• 主な症状
• 予防のポイント
• 参考

• ウイルス性胃腸炎は特別な治療法がなく、症状に応じた対症療法になります。
• 乳幼児や高齢者では下痢等による脱水症状を生じることがありますので、早めに医療機関を受診しましょう。

• 嘔吐、吐き気、下痢、腹痛などの症状があり、小児では嘔吐が、成人には下痢が多い傾向にあります。
  症状は1日～2日程度続きます。
• ノロウイルスは、汚染された水や貝（主にカキなどの二枚貝）を介して感染することもあります。

• 下痢、嘔吐、発熱などの症状がみられます。
  白色の水様便が特徴です。
• 1歳以下では重症化しやすく、意識の低下やけいれんを起こすこともあります。

• 下痢、嘔吐、発熱などの症状がみられます。
• 他のウイルス性胃腸炎と比較して、下痢の期間が長く、症状は9日～12日程度続きます。

• 食事、調理の前、トイレの後には、その都度、石けんをよく泡立てて、流水で30秒以上の 手洗いを、2回行いましょう。

• カキなどの二枚貝を調理するときは、中心部まで、85～90℃で90秒以上加熱しましょう。

• 嘔吐物やふん便を処理するときは、使い捨ての手袋・マスク・エプロンを着用し、換気をしながら嘔吐物を処理し、次亜塩素酸ナトリウム消毒液で、ぬぐった部分を消毒しましょう。

消毒液の作り方

• 詳しくは、ノロウイルス食中毒に注意して下さい にお進みください。
• 処理後は、石けんと流水で十分に手洗いしましょう。

• くらしの健康 2025年6月 第70号 ノロウイルスによる食中毒について（東京都（外部サイト）感染症情報センター（外部サイト））（外部サイト）
• 感染性胃腸炎（東京都感染症情報センター）（外部サイト）
• おう吐物の処理方法（動画）（東京都）（外部サイト）
• 塩素系消毒薬の希釈方法（動画）（東京都）（外部サイト）
• 社会福祉施設等におけるノロウイルス対応標準マニュアル（第3版）（東京都）（外部サイト）
• 高齢者施設・障害者施設の感染対策事例集【改訂版】及び講習動画（東京都）（外部サイト）