中野区文化財保護調査専門員設置要綱

2023年12月11日

要綱第202号

(設置)

第1条 中野区の区域内に存する中野区文化財保護条例(昭和56年中野区条例第17号)第2条に規定する文化財(以下「文化財」という。)の調査等につき専門的知識を有する者を活用し、文化財の保護に関する施策の実施に係る体制の強化を図るため、会計年度任用職員(地方公務員法(昭和25年法律第261号)第22条の2第1項に規定する会計年度任用職員のうち同項第1号に掲げる職員をいう。)の職として、中野区文化財保護調査専門員(以下「専門員」という。)を置く。

(職務)

第2条 専門員は、区民部文化・産業振興担当部長の命を受け、区民部文化振興・多文化共生推進課長(以下「文化振興・多文化共生推進課長」という。)の指揮監督の下、次に掲げる職務に従事する。

(1) 文化財の調査及び研究に関すること。

(2) 文化財の保存及び活用に関する普及啓発等に関すること。

(3) 前2号に掲げるもののほか、文化振興・多文化共生推進課長が定める事項

(任用)

第3条 専門員は、次に掲げる全ての要件を満たす者のうちから、選考により区長が任用する。

(1) 学芸員となる資格を有する者であること。

(2) 前条各号に掲げる職務を遂行するために必要な知識及び経験並びに能力を有すると認められること。

(3) 前条各号に掲げる職務の遂行に適する健康な心身を有すること。

2 専門員の任用数は、1人とする。

3 専門員の選考の方法は、書類審査及び面接とする。

(任期)

第4条 専門員の任期は、その採用の日から同日の属する会計年度の末日までの期間の範囲内で区長が定める。

(勤務態様)

第5条 専門員の勤務態様は、次に掲げるとおりとし、その割振りは、別に定める。

(1) 勤務日数 1月当たり16日以内

(2) 勤務時間 1日当たり7時間45分以内

2 前項に定めるもののほか、専門員の勤務態様については、中野区会計年度任用職員の勤務時間、休日、休暇等に関する規則(令和元年中野区規則第47号)の定めるところによる。

(勤務条件等)

第6条 専門員の勤務条件等は、この要綱及び他の法令等に定めるもののほか、中野区会計年度任用職員任用等取扱要綱(2019年中野区要綱第165号)の定めるところによる。

(補則)

第7条 この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、別に定める。

(施行期日)

1 この要綱は、2024年4月1日から施行する。ただし、次項の規定は、2023年12月11日から施行する。

(準備行為)

2 この要綱の規定による専門員の任用に関し必要な手続その他の行為は、この要綱の施行前においても行うことができる。

中野区文化財保護調査専門員設置要綱

令和5年12月11日 要綱第202号

(令和6年4月1日施行)

体系情報
要綱通知編/ 区民部
沿革情報
令和5年12月11日 要綱第202号