2　本事業は、中野区成年後見支援センター(以下「センター」という。)において実施する。

2　登録の有効期間は、登録を行った年度の末日までとする。ただし、メンバーの意向を確認の上、翌年度以降の登録を継続することができる。

2　センターは、前項の規定による活動等を通じて、社会貢献型後見人となるために十分な経験を積み、かつ、適性を有すると判断されるメンバーについて、中野区長が精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(昭和25年法律第123号)第51条の11の2、知的障害者福祉法(昭和35年法律第37号)第28条又は老人福祉法(昭和38年法律第133号)第32条の規定により後見開始、保佐開始又は補助開始の審判の請求をしようとする場合において、中野区長に対し社会貢献型後見人の候補者として紹介し、又は推薦することができる。

3　センターは、第1項に掲げる活動等を行い、又は前項の規定により社会貢献型後見人となったメンバーに対して、必要な支援、助言又は指導を行う。

2　メンバーは、センターに活動状況を報告しなければならない。

3　メンバーは、正当な理由がある場合を除き、前条第3項に基づくセンターの指導に従わなければならない。

4　メンバーは、センターの許可を得ることなく、任意後見の契約をしてはならない。

5　メンバーは、社会貢献型後見人としての活動にあたり、センターが指定する保険に加入しなければならない。

2　前項の規定にかかわらず、センターは、メンバーが前条に定める事項を遵守しない場合又は遵守しないことが明らかな場合には、成年後見支援事業運営委員会において必要な審査等を行った上で、登録を抹消することができる。

3　前2項の規定により登録を抹消した場合には、センターは、中野区長に遅滞なく報告しなければならない。

2　センターは、メンバーの個人情報については、適切な方法で管理するとともに、本事業の目的の範囲内で使用し、又は外部提供することとし、その際、メンバー本人の同意を得ることを原則とする。

この要綱は、2011年4月1日から施行する。

この要綱は、2015年4月1日から施行する。