冷蔵保存期限を超過した新型コロナウイルスワクチン接種事案の発生

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更新日:2023年8月3日

新型コロナウイルスワクチン接種について、中野区内の医療機関(1か所)において、2021年10月下旬から12月1日までの間に、28名(1回目接種9名、2回目接種20名うち1名重複)に対して、冷蔵保存期限を1日間から26日間超過したワクチンを接種した事案が確認されました。

原因

ファイザー社製ワクチンは冷蔵庫(2度から8度)で保存する場合、超低温冷凍庫(-90度から-60度)を出庫した日時から1か月以内に使用することになっています。しかし、当該医療機関は、ワクチンの瓶に記載された最終有効期限まで接種できると認識を誤って接種を行っていました。

経過

当該医療機関で当日受付の接種ができると聞いた区民から中野区担当へ問合せがありました。中野区が状況確認する過程で、冷蔵保存期限を超過したワクチンを接種していたことが判明しました。
中野区は、当該医療機関に事情を聴取し、冷蔵保存期限が過ぎたワクチンを接種してしまった28名の方に対して説明と謝罪をすること、健康状態の確認をすることを指示しました。また、改めて冷蔵保存期限の遵守、ワクチンの管理方法を指導しました。なお、現在のところ健康被害は確認されていません。

今後の対応

当該医療機関が、対象者のうち希望する方に抗体検査を行い、その結果を踏まえて再接種などの必要な対応を実施します。

再発防止策

中野区内で個別接種を行っている全医療機関へワクチンの保存期間等の確認を徹底するように通知するとともに、中野区からのワクチン配送書類に保存期限を明記することとしました。

お問い合わせ

このページは企画部 広聴・広報課が担当しています。

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