区民・事業者のみなさんへ 新型コロナウイルス感染症への対応について 2020年4月8日

ページID:154223063

更新日:2023年8月3日

区民・事業者のみなさんへ 【中野区長からのメッセージ動画】

新規ウインドウで開きます。新型コロナウイルス感染症への対応について、 中野区長からのメッセージ(動画)は、こちらをご覧ください。(外部サイト)

区民・事業者のみなさんへ 新型コロナウイルス感染症への対応について

区民のみなさん、事業者のみなさん、中野区長の酒井直人です。
このたび、新型コロナウイルス感染症に罹患(りかん)された方々には、謹んでお見舞い申し上げます。一日も早い回復を心よりお祈りいたします。

また、日夜最前線で感染症に対応されている医師や看護師の方々をはじめとした医療従事者のみなさま、介護事業者のみなさま、そして保育士を始めとして、子育てを支えていただいているみなさまには、感謝の言葉以外ございません。心より厚くお礼申し上げます。

安倍内閣総理大臣より、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」が出され、小池東京都知事から大型連休明けまでのおよそ1か月間、3つの密「密閉」「密接」「密集」を避けることの徹底や外出の自粛などの要請、イベントや各施設の使用停止の予告がありました。これらに伴い、中野区は昨夜、「中野区新型インフルエンザ等対策本部」を設置しました。

区民のみなさんには、夜間や週末の外出をお控えいただくなど感染症の拡大防止にご協力いただいていますが、東京都では新型コロナウイルス感染者が増加し続けて、感染経路不明者が増加するなど、爆発的拡大が起きるかどうかの瀬戸際にあります。区民そして事業者のみなさん、「緊急事態宣言」が出されたことの重大さをどうかご理解ください。みなさん自身やご家族、ご友人など大切な方を守るため、そして中野の地域社会を守るため、しばらくの間、ご自宅にいていただきたいのです。一層の外出自粛や施設の使用制限などについて、ご協力くださいますよう、改めてお願い申し上げます。施設の使用制限などの具体的内容は、国の緊急事態宣言及び東京都の緊急事態措置の内容を踏まえて検討し、速やかに区からお知らせします。

中野区は、今後も感染症に関して、適時かつわかりやすい情報発信に努めます。また、新たにコールセンターを設置し、感染症に関する接触者の相談等への対応を強化する予定です。

一方、世界規模で感染症が拡大していることで、内外の経済に大きな影響があることは明らかです。今後、中野区の歳入減に及ぶことが十分に予想され、区財政は厳しさを増すものと思っています。このため、今年度の事業については、規模や時期、方法について、見直しを検討し、歳出の抑制に努めていく必要があると考えています。将来にわたって、中野区が区民のみなさんの生活を支えていくために必須の対応です。このことについても、みなさんのご理解とご協力をお願い申し上げます。

現在、中野区保健所が対応すべき業務がさらに増加しています。保健所において保健師を増員するなどの緊急的な対応が必要であるため、例えば、区内4か所のすこやか福祉センターで保健師が従事している子どもや子育てに関するご相談などを一時的に休止または縮小することなども検討する必要があると考えています。

さまざまな制限があることで、子どもたちの発育や心身の健康、そして保護者のみなさんがいかに困っているかという心配は、私の頭の中から離れることはありません。残念ながら、新型コロナウイルス感染症への戦いは、長期的になることを覚悟しなければなりません。区民のみなさん、そして事業者の方々には、ご不便をおかけすることも多々あると思いますが、みなさんの生活に大きな支障をきたすことのないよう、さまざま工夫をしてまいります。

学童クラブは時間を限定してになりますが、平日14時から19時まで、土曜日は8時から19時まで開設します。朝から学童クラブが開設するまでの時間は、学校での居場所を提供します。 そのほか支援が必要な児童についても同様に対応をいたします。

児童館とふれあいの家は、乳幼児親子に限りますが、火曜日から土曜日まで10時から正午までご利用いただけます。キッズプラザは、月曜日から土曜日の14時から17時まで校庭の活動だけを行います。保育園は、規模を縮小して開園します。感染症の拡大防止と子どもたちの発育、そして保護者のみなさんのご苦労を勘案しての取り組みです。

生活支援や事業支援の相談も行っています。それぞれ条件はありますが、窓口にご相談ください。また、中野区でテイクアウトや出前を行っているお店の紹介も観光サイトで行っています。

もっといろいろな対策を行いたいのですが、すぐに実現できないことも多々あります。ですが、区民のみなさんに寄り添い、できることを探していく考えです。また、国や東京都に対しても産業・経済や教育などの分野別に整理しつつ、要望を行ってまいります。

私は、日頃から中野区の最大の財産は、「人」だと思っています。みんなで力を合わせれば、この難局を乗り越えられると信じています。中野区長として私も全力を尽くします。落ち着いて、粘り強く対応していきましょう。この困難を乗り越えたとき、中野区の基本構想素案でお示しした、人にやさしく、みんなが安心して暮らしていけるまち、未来ある子どもの育ちを支えるまちの実現に近づくと思っています。

みなさんのご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。一緒に頑張りましょう。

2020年4月8日 中野区長 酒井 直人

お問い合わせ

このページは企画部 広聴・広報課が担当しています。

本文ここまで

サブナビゲーションここから
サブナビゲーションここまで