山形県山形市と交流連携協定を締結しました

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更新日:2024年1月17日

 中野区は、令和5(2023)年10月27日、山形県山形市と交流連携協定を締結しました。
 平成24年に東北復興を祈念することで始まった「東北復興大祭典なかの」に、平成30年から山形花笠まつりも加わったことを契機として、相互の交流連携を深めてきました。
 今後、両自治体それぞれの特色、魅力を最大限活用した観光や産業の振興、学術や文化・芸術を通じての市民交流の促進、災害時の相互応援など、継続的な交流連携をさらに推進していきます。

    山形市・中野区交流連携協定及び災害時における相互応援に関する協定締結式の写真(左から)長谷川 幸司 山形市議会議長、佐藤 孝弘 山形市長、酒井 直人 中野区長、酒井 たくや 中野区議会議長

    山形市・中野区 交流連携協定書

     山形市は、樹氷や温泉で名高い「蔵王」や、俳聖松尾芭蕉ゆかりの「山寺」などの観光地を有する、自然豊かな都市であり、さくらんぼをはじめとする豊富な果物や、郷土料理の「芋煮」など、豊かな食文化を形成しています。また、日本で初めて「ユネスコ創造都市ネットワーク」の映画分野で加盟認定を受けたほか、江戸時代に紅花商人で栄えた城下町の風情を残す街並み、毎年8月に開催される「山形花笠まつり」など、歴史と文化が息づいているまちです。「健康医療先進都市」と「文化創造都市」を2大ビジョンと位置付け、まちづくりに取り組むとともに、中核市として地域の中心的な役割を担っています。
     中野区は、首都東京の利便性や地理的環境を生かしながら良好な住宅・文化都市として、さらには、漫画やアニメなどのサブカルチャーの発信地として発展してきました。近年では、中野の活力をさらに高める中野駅周辺各地のまちづくりを進め、新たなにぎわいの拠点形成を推進しています。
     一方で、少子高齢化や人口減少が進む中でも地域特性や資源を活用したにぎわいの創出、また、持続可能な地域コミュニティの育成は必要不可欠な取組であり、都市経営における課題には共通するものが多くあります。
     そのような中、平成24年に東北復興を祈念して始まった「東北復興大祭典なかの」に、平成30年から山形花笠まつりも加わり、山形市と中野区の間の相互交流が深まりました。
     この度、両自治体は、これまでの相互の交流をさらに前進させ、それぞれの特色、魅力を最大限活用した観光や産業の振興、学術や文化・芸術を通じての市民交流、災害時の相互応援など、相互の繁栄を共に築くための継続的な交流連携を行っていくことといたしました。
     地域経済や歴史、文化など、地域を取り巻く環境が異なる自治体同士が、互いの都市力を合わせてより強力な発信を行うこと、さらに、相互の地域資源を活かしながら交流連携する取組は、全国の自治体交流モデルとして、その可能性を切り開くものであると確信します。
     山形市と中野区は、未来を共に切り開き、都市の魅力や活力を高めていくという共通の思いに基づいて、恒久的な交流連携関係を進展させるため、互いに一層の努力をすることに合意し、ここに協定を締結します。

    令和5年10月27日
    山形市長 佐藤 孝弘
    中野区長 酒井 直人

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