令和5年度 平和の旅・広島へ行ってきました

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更新日:2024年3月6日

呉市と広島市を訪問

令和5年12月2日と3日の1泊2日で、中野区では28年ぶりとなる「平和の旅」で、中野区内在学の中学2年生10名が広島を訪れました。
参加者たちは、11月29日の事前学習会に参加して、平和について、調べたり、考えてみたり、自分は何ができるだろうかを、イメージしてもらったり、平和のために活動している佐々木祐滋さんの話を聴いて、広島への思いを胸に抱きながら、出発の日を迎えました。
12月に入ったばかりとはいえ、朝7時の集合は陽射しも少なく、寒さの中となりましたが、保護者の方々もお集まりいただき、無事に出発をすることができました。
今回の参加者は、区立中学校8人、区立中学校以外2人、女性7人、男性3人という構成。
今回の参加者は、区内在学ということで、区立学校に限らず参加がありました。
平和を起点として、普段話すことが少ない人たちと友人になれる機会が生まれるなど、若い人たちの新たな交流の機会となったことは、大変素晴らしいことでした。

出発
 区役所前に集合


1日目・呉市

呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)

呉で建造された戦艦大和を1/10に忠実に再現した展示の他、零戦、人間魚雷「回天」などの実物を展示しています。日本の近代化とともに歩んだ「呉の歴史」とそれを支えた造船・製鋼をはじめとした各種の「科学技術」を学ぶことができます。実際に体を動かすタイプの展示もあり、楽しみながら学ぶことができました。

大和ミュージアムでは戦艦大和に乗って戦場へ向かった人達のボイスメッセージを聞くことができます。
家族との別れを決意し、それでも誇りを持って戦場に向かった人達の生の声に、真剣に耳を傾けました。

堺橋

堺橋は昭和初期に建てられ、現在も現役で使用されている橋です。
呉市を舞台にした映画「この世界の片隅に」のロケ地にもなっています。

堺橋
 堺橋にて記念撮影


振り返り学習会

広島市内のホテルに到着。
夕食を取った後に、1日目の振り返り学習会を行いました。
参加者からは「知識として知っていたことと、実際の記録を見た上で感じることはちがう。」といった意見が多く見られました。
座学として学ぶことと同時に、現地で生の情報に触れることの重要性を再認識しました。

学習会01  学習会02  学習会03


2日目・広島市

広島平和記念資料館

広島平和記念資料館では、原子爆弾が燃え広がる様子をCG展示で学んだり、被爆したまちの残骸から原子爆弾の威力を学んだりしました。
実際の遺品の展示や、目を背けたくなるような悲惨な写真もありましたが、参加者達は展示を見つめながらしっかりと学びました。

広島平和記念公園(碑巡り)

原爆ドーム広島観光ボランティアガイドによる説明を受けながら、公園の碑巡りをしました

2日間の旅を終えて

解散
2日間の旅を終えて区役所前にて解散。

2日間でたくさんのことを学びました。片道約4時間の長旅だったので、しっかりと体を休めて、事後学習会でまた会いましょう。

平和の旅について

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このページは企画部 企画課が担当しています。

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