名勝哲学堂公園保存活用計画
ページID：201409636
更新日：2023年12月4日
名勝哲学堂公園保存活用計画を策定しました
哲学堂公園は、明治37年に、哲学者で哲学館（現東洋大学）の創立者、井上円了博士が精神修養の場として哲学世界を視覚的に表現し、哲学や社会教育の場として創設したものであり、円了の構想に基づいて創作された固有で稀な公園です。
平成21年2月には、哲学堂公園の一部（約2.8ヘクタール）が東京都指定名勝となり、令和2年3月に風致景観や学術的価値等が評価され、哲学堂公園の全域が国の名勝に指定されました。
この名勝指定を受け、区では哲学堂公園の本質的価値を把握し、歴史的文化遺産として適切に保存、活用、整備、運営・体制の整備を行うとともに、区民及び国民の共有財産であるという認識のもとに、その価値を後世へ継承していくための総合的措置の体系として、保存活用計画を策定することとしました。
保存活用計画は、哲学堂公園においてこれまで取り組んできた保存や修復、復元などの成果を踏まえ、今後の保存、活用、整備、運営・体制の整備についての基本方針を示すことを目的としております。策定にあたっては学識者、区民、行政関係者から成る「名勝哲学堂公園保存活用計画検討委員会」を設置して議論を重ねたほか、皆様から広くご意見を伺うため意見交換会を実施しました。
令和5年3月、約1年に亘る検討の結果「名勝哲学堂公園保存活用計画」を策定し、同年11月に文化財保護法に基づく文化庁長官の認定を受けました。以下よりご覧ください。
今後は、この計画に基づき、哲学堂公園の保存活用を進めていくことになります。
名勝哲学堂公園保存活用計画
以下の資料はPDFファイルです。容量の大きいファイルは、ダウンロードに時間がかかることがありますのでご注意ください。
名勝哲学堂公園保存活用計画（本編）
表紙～目次（PDF形式：750KB）第1章 保存活用計画策定の沿革・目的（PDF形式：3,250KB）第2章 哲学堂公園の沿革と構成（PDF形式：27,178KB）第3章 哲学堂公園の本質的価値（PDF形式：428KB）第4章 現状と課題（PDF形式：18,786KB）第5章 保存活用計画の理念と基本方針（PDF形式：1,353KB）第6章 保存（PDF形式：1,520KB）第7章 活用（PDF形式：288KB）第8章 整備（PDF形式：376KB）第9章 運営・体制の整備（PDF形式：348KB）第10章 施策の実施計画の策定・実施（PDF形式：184KB）第11章 今後の哲学堂公園の保存活用に向けて（PDF形式：189KB）
名勝哲学堂公園保存活用計画（資料編）
資料1 七十七場の順路（PDF形式：1,460KB）資料2 景観の変化（PDF形式：4,693KB）資料3 古写真（PDF形式：6,746KB）資料4 有料施設の利用状況（PDF形式：662KB）資料5 中野区立歴史民俗資料館の収蔵一覧表（PDF形式：1,305KB）資料6 史資料一覧表（PDF形式：628KB）資料7 哲学堂公園関連事業一覧表（PDF形式：629KB）資料8 関係法令（PDF形式：979KB）
名勝哲学堂公園保存活用計画（概要版）
名勝哲学堂公園保存活用計画（概要版）（PDF形式：1,669KB）
意見交換会における主な意見（要旨）
保存活用計画の策定に際し、令和5年2月13日（月曜日）及び19日（日曜日）に意見交換会を実施いたしました。
区民の皆様から寄せられた主なご意見やご質問と、区の考え方は以下のとおりです。
貴重なご意見をいただき誠にありがとうございました。意見交換会における主な意見の要旨（PDF形式：194KB）
関連情報
お問い合わせ
このページは区民部 文化振興・多文化共生推進課が担当しています。