第12回 中野昭和小学校・東中野小学校統合委員会 要点記録

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更新日:2023年8月3日

開催日時平成21年2月10日 (火曜日) 午後6時35分~8時00分
開催場所中野昭和小学校 会議室
出席者委員森治平、山口桂司、佐藤美都子、田中弘志、岸哲也、小堺剛司、佐々昌樹、齋藤ひろみ、佐々木孝子、山村陽子、原田十徳、岸恒夫、新田好恵、橋浦義之、石出好範、小林秀昭、井口和子、青山敬一郎
(敬称略、順不同)
その他教育長
事務局学校再編担当
傍聴者0人
会議次第【議事】
1 白桜小学校の校歌について
2 白桜小学校の通学路について
3 その他

1 開会

委員長
 これより、第12回統合委員会を開会する。
 本日予定どおり協議が進めば、今回が最後の統合委員会となる。統合委員会の終了にあたり、教育長が来ているので、後ほどあいさつをお願いしたいと思う。
 また、白桜小学校の校旗が、このたび完成した。本日会場に飾ってあるので、後ほどゆっくりご覧いただきたい。
 本日は、傍聴を希望する方はいないとのことである。


2 議事

◆議事(1)白桜小学校の校歌について

委員長
 それでは、議事に入る。
 まずは、「白桜小学校の校歌について」事務局より説明してもらう。

■資料「白桜小学校の校歌について」に沿い事務局より説明。

(概要)
 ・作曲家・音楽評論家である服部公一氏に制作(作詞・作曲)を依頼していた白桜小学校の校歌が、このたび完成した。
 ・作詞が「きたひろし」となっているが、これは服部氏が作詞をする際に使われている名前である。
 ・校歌の歌詞に入れたい言葉の募集結果を参考として服部氏に渡したが、その中にあった言葉 もいくつか盛り込まれている。
 ・本日は、中野昭和小学校と東中野小学校の音楽の先生にご協力いただき、この後校歌を披露する予定である。

委員長
 事務局より説明があったが、実際に校歌を聞いてもらいたいと思うので、統合委員会をここで一旦休憩する。音楽室へ移動してもらいたい。

― 休憩・音楽室にて校歌披露 ―

委員長
 統合委員会を再開する。
 実際に校歌を聞いて、感想などがあればお願いしたい。
 なお、統合委員会として服部氏に制作を依頼し、完成したものである。直すようなことは考えていないので、あらかじめ承知しておいてほしい。

委員
 作詞は、なぜ「きたひろし」を使うのか教えてほしい。

委員
 通例で、服部氏が作詞・作曲を同時にするとき、いつも作詞は「きたひろし」を使っている。

委員
 子どもたちに説明するときに、作詞・作曲が服部氏だと言ったほうがわかりやすいと思った。

委員
 作詞をする自分と作曲をする自分とを分けているのだと思う。幼稚園の園歌や小学校の校歌を作曲している著名な人でも、ペンネームをいくつか持っていて、作詞と作曲の名前を変えて出している例は多い。服部氏も多くの校歌を作詞・作曲しているが、ほとんどこの組み合わせ(作詞:きたひろし、作曲:服部公一)である。

委員
 ペンネームでも問題はないと思う。

委員
 校歌の1番は「しょうがっこう」の「がっ」の後に八分休符があるが、2番の最後は四分音符になっていて休符がない。この八部休符のとおりだと、「しょうがっ」と詰まって歌わなければならないのではないか。
 それから、曲の最後は音が下がるかたちになっている。曲の最後が下がることはよくあることだが、校歌の場合にはどうかと思う。子どもたちの感情や気持ちからすると、音が上がっていくほうがよいと感じた。
 委員長の話ではもう直せないとのことであったが、こういう意見があったということくらいは伝えてもよいと思う。

委員
 普通の言葉として、「しょうがっこう」と言えば「がっ」と詰まる。そこは八分休符でも問題はないと思う。逆に四分音符で「しょうがっ~こう」と歌うと、だらしなくなるような気もする。
 それから、2番の最後の「はくおうしょうがっこう」の部分は、譜面を見たときにモダンだと思った。今までに聞いた校歌には、こういうかたちはないように思う。

委員
 この部分は二部になっているので、二部で聞くとまた違うイメージになる。違和感は全然ないと思う。

委員
 サビのところからリズムや伴奏が変わってくるので、印象に強く残る表現だと思う。

委員
 言葉として「しょうがっこう」は「がっ」と詰まるが、私の経験から、歌うときにはそんなに詰まってはいけないと指導してきた。固執はしないが、読むときと歌うときとでは違うはずだというのが私の考え方のもとになっており、どうなのかと感じた。

委員
 あまり八分休符にこだわって指導する必要はなく、普通に「しょうがっこう」と教えればよいのではないか。
 それから、2番の「しょうがっこう」の部分はエンディングであり、服部氏もそのようなイメージで書かれている気がするので、譜面どおり(四分音符のまま)でよいと思う。
 依頼した服部氏のニュアンスというものがあるので、お任せした以上、ここでとやかく言うのはどうかと思う。

委員
 先ほど話したとおり固執はしないが、子どもたちのためによいものを作るという場合に、依頼したからといって何も言えないというような進め方はどうかと思った。変えるか変えないかは別として、こういう意見があったということを伝えることは必要ではないか。

委員長
 一人の委員から出された意見として伺うが、ほかの委員も同じ意見とは限らない。これより、統合委員会としての意見をまとめたいと思う。

委員
 ほかの委員がこれでよいということであれば、それでよい。

委員長
 それでは、白桜小学校の校歌については、資料のとおりとすることで意見を取りまとめたいと思うがよろしいか。

― 異議なし ―

委員長
 それでは、そのように決定する。なお、本日取りまとめた意見は、後日教育委員会へ報告する。

委員
 先ほどの意見はどうするのか。

事務局
 統合委員会での議論の中で出された意見としては記録に残す。

委員
 服部氏には伝えるのか。

委員長
 伝えない。統合委員会としてお任せした以上、失礼になってしまう。

委員
 私もそれは失礼であると思う。

委員長
 それでは、事務局にはそのように進めてもらう。

― 了承 ―

 


◆議事(2)白桜小学校の通学路について

委員長
 次に、「白桜小学校の通学路について」学校より報告してもらう。

■資料「白桜小学校の通学路について」に沿い学校より報告。

(概要)
 ・両校の教員の生活指導部や教育委員会事務局などとともに検討し、現段階では配布した資料のとおりの通学路を考えている。

委員長
 学校より説明があったが、このたび教育委員会で通学路の検証を行ったとのことなので、合わせて「通学安全対策の進捗状況について」事務局より報告をしてもらう。

■通学安全対策の進捗状況について、事務局より口頭で報告。

(概要)
【通学路の検証について】
 ・1月16日、東中野小学校のPTA(校外生活部)の方にも参加してもらい、主に東中野小学校の通学区域から中野昭和小学校に至るまでの通学路の検証を行った。
 ・中野警察署からは、交通安全担当、防犯担当、青原寺駐在所の警察官に同行してもらった。また、区の道路保守整備担当職員も同行した。
 ・保護者の方が気になっているところについて、現場で質問してもらい、警察から助言や回答をしてもらうかたちで行った。
 ・山手通りと早稲田通りの交差点(上落合二丁目交差点)の歩行者用信号機について、以前より青信号の残り時間を表示できるものにしてほしいと警察に申し入れていた件は、4月以降になるが優先的に変えてくれるとの回答をその場でもらった。また、歩行者が横断する時間については、既に以前より延長してあるとのことであった。
 ・青原寺前交差点の東中野銀座商店街から出てくるところに、飛び出し注意を喚起するための「ストップマーク」をつけてもらうことになった。
 ・検証結果については、東中野小学校のPTAから保護者の方に報告をしてもらっており、その後出てきた意見などについても対応していきたいと考えている。
 ・今後、中野昭和小学校の通学区域についても検証を行ないたいと考えているので、中野昭和小学校のPTAの方と日程調整をしたいと思う。
【防犯・交通安全指導用の旗について】
 ・両校のPTAから要望のあった防犯・交通安全指導用の旗については、発注に向けて手続きを進めている。白桜小学校の児童の家庭数分くらいは用意できると思うので、各家庭に配って使用してもらえればと思う。
【歩道を走る自転車に対する注意喚起の看板設置について】
 ・区の交通安全対策担当に依頼し、上高田中通りの歩道の3か所に看板を設置した。小滝橋に至るまでの早稲田通り沿いについても、今月中に数か所設置する予定である。

委員長
 学校と事務局より報告があったが、質問などがあればお願いしたい。

委員
 上落合二丁目交差点に地下道をつくるという議論があるのか。

事務局
 区議会において、上落合二丁目交差点に地下道ができないかという話は出ている。
 現在、山手通りを所管する東京都と落合駅を所管する東京メトロが、地下道を設置する方向で話し合いを進めているとの情報は得ているが、設置時期などは未定のようである。

委員
 東中野四丁目6番と13番の間から山手通りに出る歩道では、自転車と人との接触事故が頻繁に起きている。歩道に出る手前に「止まれ」と漢字で書かれているが、子どもたちに分かりやすくするために、ぜひ平仮名にしてほしいと以前より中野警察署にお願いしていた。先日、中野警察署から2月中に対応してくれるという返事をもらった。また、東中野五丁目8番のひがしなかの幼稚園のあたりにも漢字で書かれているところがあり、ここも2月中に対応してもらえることになった。

委員長
 ありがとうございました。

委員
 以前の統合委員会で、東中野小学校の北側(東中野五丁目26番と27番の間)の道は、暗くて狭いとの意見があったと思うが。

委員
 その道は、昼間はよいのだが、夜間は非常に寂しいところである。通学路に指定するのはやめたほうがよいのではないか。

委員
 確かにあの道は薄暗いと思う。

委員
 白桜小学校が開校した後、実際にその道を通る子どもはいるのか。

委員
 現時点では分からないが、早稲田通りを通ったほうがよいと思う。
 それから、防犯・交通安全指導用の旗を各家庭に配ってもらえるとのことであるが、卒業するときには回収して、次の新入生の家庭に渡すようなシステムにしたほうがよいか。

事務局
 学校のものをお貸しするようなかたちになるので、そのようにお願いしたい。

委員
 教育委員会で300本購入する予定とのことである。PTAで管理するかたちがよいと思う。

委員長
 先ほど意見のあった暗い道のことについてはいかがか。

委員
 危険だと思われるのは、夕暮れの時間である。特に冬の下校時間帯は、非常に暗いと感じた。朝(登校時間帯)と夏の下校時間帯は、それほど暗いと感じなかったが、この場合も早稲田通りに出たほうが安全なのか。

委員
 私は、そのほうがよいと思う。

委員
 東中野五丁目23番あたりの子どもがこの道を通ると想定されるが、このあたりは丘の上にあるため、一旦丘の上に上ってまた下りるというような不自然な行き方になる。それより早稲田通り沿いを歩いたほうが、通う子どもたちにしても楽だと思う。恐らく東中野五丁目23番あたりの子どもはこの道を通らないので、そのような道を通学路に設定しなくてもよいのではないか。

委員
 確かに地図上だとわからないが、ここは坂道になっている。

委員
 ここは死角になっていて、人の目が行かない。普段、自分も通るのが怖いと感じる。

委員長
 この道は通学路に指定しないほうがよいとの意見が出ているが、変更はできるか。

委員
 意見のとおり、この道は通学路から外したいと思う。

委員
 これは、現時点における開校時の通学路として考えている。東中野駅前横断歩道の工事も今年9月に完了すると聞いているし、先ほどの上落合二丁目交差点に地下道ができるという話もあるので、今後状況が変わってくる。学校としては、その時々の状況に応じて、より安全な通学路に変更していきたいと思っている。

委員長
 そのほかに意見があればお願いしたい。

委員
 東中野四丁目14番と15番の間の山手通りに抜ける道は、山手通りから一方通行になっていて狭い道である。抜け道としてかなり頻繁に自動車が入ってくるので、ほかへ迂回したほうがよいと思う。

委員
 確かにこの道は、狭いし、見通しも悪い。車も何回も切り返しているようだ。

委員
 通学時間帯(7時半~9時)は、歩行者専用道路にすればよいのではないか。中野警察署に要望してみてはどうか。

委員
 それはできないのではないか。

委員長
 いくつか意見が出されているが、中野警察署に要望して歩行者専用道路にしてもらうか、通学路を変更するか、何らかの対応が必要である。

事務局
 ここで出された意見をもとに、この道をどうするかは学校と相談しながら検討する。

委員
 学校としては、子どもが何人くらいこの道を通るかのという実態調査も踏まえて検討したい。迂回することによって通学時間が大幅に長くなり、子どもの負担が大きくなることは避けたいので、時間帯で歩行者専用道路にできると一番よいと思う。

委員
 先日の通学路の検証で同行してもらった警察の方に聞いたところ、交通規制(歩行者専用道路の指定)をするには、地域住民全員の承認が必要になるので非常に難しいようだ。もし、歩行者専用道路にするとすれば、町会の協力が必要である。

委員長
 まずは、教育委員会のほうから警察に打診してみてほしい。

委員
 火曜日に下校パトロールをしているが、現時点ではこの道を通る子どもはあまりいない。4月以降のことはわからないが、街灯もあり、人の目もある大きな通りのほうが安全のように思う。

委員長
 ほかに意見がなければ、この議事はこれで終了する。

 


◆議事(3)その他

委員長
 それでは、本日が最後の統合委員会ということなので、各委員より感想などを一言ずつお話しいただきたい。

委員
 最初はどうなるかと思ったが、何とかここまできた。大したことはできなかったが、よかったのではないかと思う。ありがとうございました。

委員
 委員会に参加して、いろいろ勉強させてもらった。少し得をしたと思う。大して役に立てなかったが、ありがとうございました。

委員
 勝手なことを言ったと思う。2年間ありがとうございました。

委員
 新しい学校を支える地域社会の連携が、まだできていないことが課題になると思う。この委員会でせっかく知り合いになったので、これからも情報を密にして活動していきたいと思う。よろしくお願いします。

委員
 パソコンで言えば、ハードの部分をここで決めてきた。明後日に6回目のPTA同士の会合を行うが、いよいよソフトの部分、一番肝心な規約の部分などを話し合う。これからまだ苦労があるのではという気がする。今話があったように、せっかく地域のつながりができたので、統合新校にこれを活かしたいというのが一番の願いである。2年間どうもお疲れ様でした。

委員
 自分も中野昭和小学校の卒業生であるが、地域の連携というのが本当に大事だと思う。新たにここで学ぶ子どもたちのことを見守りながら、できる限りのことはこれからもやりたいと思っている。ありがとうございました。

委員
 子どもたちが通学する距離はどうしても変わらないが、安全に、事故がないように通学できるよう、地域ぐるみで子どもたちを見守っていく必要があると痛感している。保護者としての意見を伝えることができたかどうかは分からないが、来年度以降もよろしくお願いします。

委員
 委員会に出席して、貴重な経験をさせてもらった。ありがとうございました。

委員
 このような委員会は初めてで、最初から最後まで緊張していた。あまり意見を言うことができず、役に立てなかったと思う。ありがとうございました。

委員
 中野昭和小学校と東中野小学校の子どもたちが、新しい白桜小学校に希望と喜びを持って通学できることを願い、少しでも役に立ちたいと思ってきた。これからも見守っていけたらよいと思う。大分言いたいことを言ったが、何とか無事に終えたことを喜びに思う。ありがとうございました。

委員
 この統合委員会の設置が平成19年6月13日であったが、私としては統合委員会の設置時期は今後の課題ではないかと思っている。学校施設の改修が平成19年度から始まっていたが、この第1期改修のときに統合委員会の意見を反映することができなかった。そういったことを考えると、統合委員会の設置時期を早めてもらいたいと思う。これだけの地域の代表者、保護者が集まっているので、その方々にも意見を出してもらえれば、より魅力ある学校、子どもたちにとって充実した施設になったのではないかと思う。そのことは、今後の統合にも活かされるよう、しっかり検証してもらいたい。2年間ありがとうございました。また統合後もいろいろと問題が出てくると思うが、それについては頑張っていきたい。
 東中野消防署が移転したので、あそこのバス停の名前を「白桜小学校」にしてもらえないかと関東バスにお願いしているところである。地域の中の学校ということでは、そのようなことも大事な部分だと思う。

委員
 子どもたちのためにいろいろと検討していただき、ありがたいと思っている。今の話のとおり新校になって様々な課題が出てくると思うので、これからが正念場である。そのときに臨機応変に対応できる学校でなければならないし、また地域の方に協力をいただくことになると思う。今後とも、よろしくお願いします。

委員
 私からは、3点ほど申し上げたい。
 1点目は、統合委員会には報告が遅れてしまったが、「中野区立白桜小学校」のリーフレットを作成している。本日配布したものは原稿段階であるが、少し説明させてもらう。
【「中野区立白桜小学校」リーフレットの説明】
 ・1面の表紙には、校旗の写真から校章を取り入れ、学校と桜の写真を入れた。
 ・2面には、学校の経営構想、教育目標、基本方針などを示した。これは、両校の職員が2年間にわたって話し合ったもので、来週の合同職員会議では、教育課程及び教育計画の最終的な確認を行う予定である。
 ・3面には、通学区域、学校指定品、学校の場所を記載している。学校指定品についても様々な検討をして決めることができた。通学帽子には交通安全の観点も踏まえて、反射材を取り入れることができた。
 ・4面には、統合委員会で意見をとりまとめた校章の説明と学校の写真を入れている。
 2点目であるが、この統合については、中野昭和小学校と東中野小学校だけではなく、塔山小学校も関連している。現在の東中野小学校の通学区域で、東中野一丁目と二丁目の部分は塔山小学校の通学区域になる。現時点の情報では、指定校変更を含めて東中野小学校から40名くらいの子どもたちが塔山小学校へ行く予定である。塔山小学校は、通学区域が広がって新しく生まれ変わるという点では、同じ立場だと思う。そういう意味で、この統合委員会に塔山小学校の先生に出席してもらってもよかったのではないか。
 3点目は、「20年度の統合新校開校における検証について」という資料が、学校再編担当から区議会と校長会に出された。今年度開校した桃花小学校と緑野中学校における検証となっているが、今後の中期・後期の学校再編に活かすのであれば、この中野昭和小学校・東中野小学校統合委員会及びこの地域で一生懸命やってきた部分についても検証してもらいたいと思う。

委員
 両校では、3月24日に卒業式、3月25日に終了式とお別れの式を予定している。統合委員会の委員には案内状を出すので、平日ではあるが、ぜひ出席をお願いしたい。

委員
 委員の皆さんには、これまで負担をおかけしたことが多々あったと思う。それにもかかわらず、新校をよくするために熱心に議論してもらい、心より感謝している。この統合委員会で議論してもらったことや出された課題などについては、当然、今後の学校再編に活かしていく。また、新校が開校してからも、さらに新校をよくしていくための努力をしていきたいと思う。今後とも、力添えをお願いします。

委員
 地元の人間としては、東中野小学校が廃校になるのは残念である。今後は、新校の運営をよろしくお願いします。
 先ほど話のあった「白桜小学校」というバス停の名前は、とてもよい。新校もスタートするので、ぜひそういう名前にしてほしいと思う。

委員長
 統合委員会の委員長を任されたが、本来そういう柄ではない。町の中でもいろいろと委員会の委員長をやっているが、そこに出ている人は気心の知れている人である。今回は、1~2名を除いてほとんど知らない人だったので、どういう考えを持っているのか分からず、少し心配だった。また、統合委員会として話し合っているのに、統合反対というような話が出てきて、少し横道にそれた。そのときは「こういうことが続くなら、私は辞めさせてもらう」と区に文句を言ったのだが、委員の皆さんのおかげで本来の話し合いに戻り、何とか終了するところまできた。ご協力ありがとうございました。

委員
 委員長から話があったが、統合委員会であるべきはずなのに、迷惑をかけるような発言をしたのは、私であったと思う。全て「それでよし」と進めていければよいのだろうが、私は青原寺前交差点の交通状況を毎日見ているので、子どもたちの通学距離や安全についてどうなのかという思いがあった。おもしろくないようなことをしたかもしれないが、許してもらえればと思う。別の委員から話があったように、4月に新校がスタートして、それからどうだったかという回答が出てくるのだと思う。子どもたちが安全に通い、楽しい白桜小学校として出発していければよいと思っている。

委員長
 それでは、統合委員会の終了にあたり、教育長よりあいさつをしてもらう。

教育長
 委員の皆さんには、平成19年6月から足掛け3年になるが、熱心に議論してもらい、厚くお礼を申し上げる。おかげで、4月に白桜小学校が開校する運びとなった。
 学校の統合を進めていくうえでは、通学安全の問題など様々な課題があり、その議論の中で、我々の説明や努力が足りない部分があった。そのため、委員の皆さんにいろいろと迷惑をおかけしたことをお詫びしたい。
 先ほどから話が出ているように、統合した新しい学校は、地域の方々とこれからつくっていくものだと考えている。新しい学校に胸を膨らませて入ってくる子どもたちが、楽しく、生き生きと学校生活を送れるような環境づくりをしていきたいと思う。
 本日統合委員会は終了するが、新しくできる白桜小学校への支援をお願いして、お礼の言葉とさせてもらう。ありがとうございました。

委員長
 ありがとうございました。
 それでは、これをもって、中野昭和小学校・東中野小学校統合委員会を終了する。
 最後に記念撮影をいたしたいと思う。

― 記念撮影 ―

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このページは教育委員会事務局 子ども・教育政策課(教)が担当しています。

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