【まるっと中野】都会の大自然「江古田の森公園」で、心ゆくまで癒されよう

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更新日:2023年8月3日

こんにちは。ナカノ観光レポーターの七五三月佑太(しめつきゆうた)です。
都会で生活していると、ふと自然に触れたくなる瞬間がありますよね。小さな公園で木を眺めるだけじゃなく、もっと大自然の中でリラックスしたい。そんなあなたに、都会で大自然を感じられる公園が中野にあるんです。
今回は都会にたたずむ静かな森、江古田の森公園を紹介します。

概要

江古田の森公園は、都営大江戸線「新江古田駅」から徒歩10分の場所にあります。中野駅からは江古田の森行きのバスが出ています(関東バス 中27「江古田の森」下車すぐ)。

案内図
 (公園の全体図)

「東京総合保健福祉センター江古田の森」を囲むように敷地が広がっています。

ぐるりと公園散歩

ハナミズキの丘
 (ハナミズキの丘)

森の入口広場
 (森の入口広場)

池
 (池(ビオトープ))

2008年につくられたビオトープです。派手な景観はありませんが、水面の隣で風に揺れる木々が美しく、自然と足が止まる場所です。

多目的広場
 (多目的広場)

洪水対策の貯水池を兼ねています。江古田川が隣接しており、大雨の際はここに水が流れ込むようになっています。普段は開けた広場として利用されていて、放課後になると子どもたちがここでボール遊びをしているのをよく目にします。貯水池のため大きな遊具もなく、歩いていて気持ちがいいです。

樹林広場
 (樹林広場)

公園の入り口から道路を挟んだ反対側に、飛び地のように広がっているのが樹林広場です。背の高い木々に囲まれた道で、奥へ進むと東屋が出てきます。江古田の杜が建った際にリニューアルされており、綺麗で落ち着いた雰囲気の場所です。道路を挟んでいるためか人通りも少なく、秘密基地のような佇まいです。

公園の変遷

江古田の森公園は、江戸時代には将軍のタカ狩り場に使われていました。明治時代には茶や桑の生産地になっていましたが、自然環境が優れているとして、大正時代に結核療養所が設置されました。この療養所は昭和22年に厚生省所管になると、国立療養所中野病院と名を改めます。その後46年間運営され、平成5年に閉院となりました。
今も江古田の森公園の中心部には、東京総合保健福祉センター江古田の森があります。この公園の自然の豊かさは、結核療養所、病院、福祉センターと形を変えながらも、そこにいる人に寄り添っているんですね。

最後に

夜の公園
 (夜の江古田の森公園)

江古田の森公園は夜間も魅力的です。大きい公園なので、夜は暗い場所もあります。暗闇では風に木々が揺れる音や、土の香りがより一層、伝わってきます。暗闇でしか感じられない自然の魅力というのも、江古田の森公園では感じることが出来るんですね。

都会にたたずむ静かな森、江古田の森公園。
みなさんもここでしか感じられない大自然を感じに来てください。

ちびナカノさん
(紅葉に大満足のちびナカノさん。また来ようね)

江古田の森公園

所在地:中野区江古田3-14
アクセス1:中野駅より関東バス(中27)にて江古田の森下車すぐ
アクセス2:都営大江戸線 新江古田駅より徒歩10分
開園時間:6時~23時

お問い合わせ

このページは区民部 文化振興・多文化共生推進課が担当しています。

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