中野区飲食店営業及び喫茶店営業の屋外客席に関する取扱要綱

2006年12月28日

要綱第3号

(目的)

第1条 この要綱は、食品衛生法(昭和22年法律第233号)に規定する飲食店営業又は喫茶店営業(以下「飲食店等」という。)の施設の屋外客席について、公衆衛生の確保の観点から必要な事項を定め、もって屋外客席に係る食品衛生の確保を目的とする。

(定義)

第2条 この要綱において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。

(1) 客席 飲食店等において客に飲食させる目的で設置された椅子、テーブル、カウンター等の設備(立食形態のものを含む。)をいう。

(2) 屋内客席 屋内の客室及び客席をいう。

(3) 屋外客席 完全に区画された調理施設又は屋内客席に隣接した営業者の管理区域内にある屋外の客席であって、従事者が常時衛生的に管理できる範囲にあるものをいう。

(4) 公有地等 道路、公園等の公有地又は日常一般に開放されている場所をいう。

(5) 占用許可等 法令、条例等に基づく当該公有地等の占用、使用等の許可等をいう。

(対象)

第3条 この要綱は、屋内客席の規模を超えない程度の屋外客席を有する飲食店等を対象とする。ただし、対面販売を行う形態の飲食店等の臨時営業、引車及び自動車による移動営業並びに天ぷら船、屋形船及び自動販売機による営業は対象としない。

2 前項本文の規定にかかわらず、第7条に規定する遵守事項を徹底すること等により、中野区保健所長(以下「保健所長」という。)が衛生上支障がないと判断した場合は、屋内客席の規模を超える屋外客席又は屋外のみの客席を有する飲食店等を対象とするものとする。

(施設基準)

第4条 屋外客席についての施設基準は、食品衛生法施行条例(平成12年東京都条例第40号。以下「東京都条例」という。)別表第2に定めるとおりとする。ただし、次の各号に掲げる事項については、当該各号に定めるところによる。

(1) 東京都条例別表第2第1の1(3)の規定にかかわらず、屋外客席は、営業者が管理する区域が明確となるよう、一定の区画をすること。

(2) 東京都条例別表第2第1の1(5)(6)及び(11)の規定は、適用しない。

(3) 東京都条例別表第2第3の1(4)及び2(2)の規定については、屋外客席の明るさについてのみ適用する。

(公衆衛生上講ずべき措置の基準)

第5条 屋外客席についての公衆衛生上講ずべき措置の基準は、東京都条例別表第1に定めるとおりとする。ただし、次の各号に掲げる事項については、当該各号に定めるところによる。

(1) 東京都条例別表第1第2の3(1)の規定については、屋外客席及びその周囲における、ねずみ族、昆虫等の繁殖場所の排除についてのみ適用する。

(2) 東京都条例別表第1第2の3(3)の規定は、適用しない。

(事務手続)

第6条 屋外客席を併設した飲食店等の営業許可申請又は屋外客席を新たに設置する場合の変更届に当たっては、屋外客席営業設備の大要(第1号様式)を添付しなければならない。

2 前項の屋外客席営業設備の大要には、屋外客席の配置、屋外設備の保管場所、敷地境界線、道路との境界線等を記載しなければならない。

3 屋外客席を設置した飲食店等(公有地等に設置する場合を除く。)を営む者が、屋外客席の規模を変更する場合(区画の変更を伴う場合に限る。)又は屋外客席を廃止する場合は、変更届に屋外客席営業設備の大要(第1号様式)を添えて、保健所長に届け出なければならない。

4 公有地等に屋外客席を設け飲食店等の営業を行おうとする者は、営業許可申請の手続に加え、屋外客席設置届(第2号様式)次の各号に掲げる書類を添付して、保健所長に届け出なければならない。この場合において、占用許可等に変更があった場合、その都度届け出るものとする。

(1) 占用許可等を受けていることを証明する書面の写し

(2) 占用許可等を受けた者が営業者以外の場合は当該占用許可等を受けた者からの当該公有地等の使用承諾書

(営業者の遵守事項)

第7条 保健所長は、屋外に客席を設ける営業であることに十分配慮し、屋外客席を設け飲食店等を営む者に対し、次の各号に掲げる遵守事項を徹底させるものとする。

(1) 衛生上の健康危害を防止する観点から、食品、器具等の取扱いに係る公衆衛生上講ずべき措置の基準を遵守すること。

(2) 近隣の快適な生活を阻害することのないよう、排煙、臭気、騒音、排水等に係る公衆衛生上講ずべき措置の基準を遵守すること。

(3) 屋外客席は屋内客席以上に近隣住民等からの苦情の原因となるおそれがあることから、設置に当たり次に掲げる事項について特に留意すること。

 近隣の快適な生活を阻害することが懸念される場所に設置しないこと。

 住居区域に影響のない高さ、住居区域からの距離に配慮するとともに、防煙、防臭、防音等の対策を講じること。

 住居区域等においては、周辺の環境確保の観点から、深夜に屋外客席を使用しないこと。

(4) 屋外客席には、サラダバー、バイキング、フリードリンクコーナー、バーベキューに係る焼台等の食品取扱設備を設けないこと。ただし、フリードリンクコーナー、客が使用する焼台等の調理設備については、保健所長が、取扱いについて衛生上支障がなく、かつ、屋外客席の設置場所について近隣の快適な生活を阻害しない措置を講じていると判断した場合は、この限りでない。

(5) 雨天、強風時等の突発的な事象に備え、屋外客席の設備を衛生的に保管できる保管場所を確保すること。ただし、保管場所の確保に代わる対策等が講じられており、保健所長が衛生上支障がないと判断したときは、この限りでない。

(6) 道路の不正使用、周辺環境への影響その他の問題が生じることがないよう、関係する他法令について遵守すること。

(7) 前各号に掲げるもののほか、屋外客席の設置に当たっては、中野区保健所と十分に協議し指導に従うこと。

(補則)

第8条 この要綱の施行に関し、必要な事項は、別に定める。

附 則

この要綱は、2007年1月1日より施行する。

附 則(2015年10月13日要綱第108号)

この要綱は、2015年10月13日から施行する。

附 則(2018年4月5日要綱第55号)

この要綱は、2018年4月5日から施行し、同月1日から適用する。

様式 略

中野区飲食店営業及び喫茶店営業の屋外客席に関する取扱要綱

平成18年12月28日 要綱第3号

(平成30年4月5日施行)

体系情報
要綱通知編/ 環境部
沿革情報
平成18年12月28日 要綱第3号
平成27年10月13日 要綱第108号
平成30年4月5日 要綱第55号