(趣旨)

第1条　この要綱は、中野区立図書館(以下「図書館」という。)における参考調査事務(図書館に寄せられた質問及び相談(以下「質問等」という。)に対し、図書館の資料と機能を活用して、利用者の支援をすることをいう。)について必要な事項を定めるものとする。

(質問等の受付時間)

第2条　質問等の受付時間は、図書館の開館時間内とする。ただし、中野区立図書館ホームページ(以下「図書館ホームページ」という。)での受付時間については、この限りでない。

(質問等の受付及び回答の方法)

第3条　中野区立図書館条例(昭和39年中野区条例第22号)第3条に規定する指定管理者(以下単に「指定管理者」という。)(中野区教育委員会が図書館の管理及び運営を行うときは、中野区教育委員会。以下同じ。)は、図書館に寄せられた質問等を受け付け、回答を行うものとする。

(回答の原則)

第4条　前条第1項の規定による回答は、原則として資料の提供によって行う。ただし、確実な資料の裏付けのある場合には、直接回答を行うことができるものとする。

(回答の範囲)

第5条　第3条第1項の規定による回答の範囲は、次に掲げるものとする。

(回答の禁止事項)

第6条　指定管理者は、他人の生命、名誉、財産等に損害を与え、又は社会に直接悪影響を及ぼすおそれのある質問等への回答を行うことができない。

(回答の制限事項等)

第7条　指定管理者は、次の各号のいずれかに該当する質問等に対する回答を行うことができないとともに、資料の提供を行うに当たっては慎重を期すものとする。

(質問等及び回答内容の記録)

第8条　指定管理者は、第3条第1項の規定により受け付けた質問等の内容及び当該質問等に対する調査経過、提供資料等回答の内容を記録する。

(統計調査)

第9条　指定管理者は、前条第1項の規定により記録した情報等に基づき、統計を作成する。

(補則)

第10条　この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、別に定める。