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最終更新日 2009年12月2日
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アスベストは、建築物ではどのように使用されていますか?

質問

アスベストは、建築物ではどのように使用されていますか?

回答

 大きく分けると以下のようになります。

1  吹付けアスベスト(アスベスト含有ロックウール等を含む)

 アスベスト、セメント、水などを一定割合で混合し吹付け施工したものが、いわゆる「吹付けアスベスト」ですが、法令では、ロックウールなどにアスベストを混ぜて吹付け施工したもの(「アスベスト含有吹付けロックウール」など)も「吹付けアスベスト」に含め、規制の対象としています。

(1) 用途

 耐火被覆用として鉄骨造建築物の梁(はり)や柱等に使用されている場合と、吸音・断熱用としてビルの機械室・地下駐車場・学校・体育館・工場等の天井および壁に使用されている場合とがあります。

(2) 経年変化

 劣化することにより、飛散が発生する場合があります。

(3) 除去作業等

 除去作業にあたっては特別な準備・施工が必要です。さらに大気汚染防止法の規定により、除去作業の14日前までに区に届出が必要です。

(4) 廃棄する場合

 「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」における「廃石綿」にあたり、特別管理産業廃棄物として扱う必要があります。

2 アスベスト保温材など

 比較的密度の小さいアスベスト含有建材で、より飛散しやすいため後記するアスベスト成型板より除去作業に注意を要します。

(1) 用途

 ボイラーや温水管の屈曲部などの熱絶縁に使用される「アスベスト含有保温材」と、耐火のために板状に成型して鉄骨などに張り付ける「アスベスト含有耐火被覆板」、耐火や断熱を目的として屋根の裏打ちや煙突内側に張られる「アスベスト含有断熱材」があります。

(2) 経年変化

 一部を除き、経年変化による飛散の恐れはほとんどありませんが、ぶつけたり切断したりすると、アスベストが飛散する恐れがあります。アスベスト含有断熱材のうち、体育館などの天井材に使われるフェルト材は、長年の内部結露により劣化し、アスベストが飛散する恐れがあると言われています。

(3) 除去作業等

 除去作業等には特別な準備・施工が必要です。さらに法律や条令等により、作業開始の14日前に届出が必要な場合があります。

(4) 廃棄する場合

 「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」における「廃石綿」にあたり、特別管理産業廃棄物として扱う必要があります。

3 アスベスト成型板

 比較的密度の高いアスベスト含有建材で、建築用成型板として様々な場所に用いられてきました。

(1) 用途

 最も代表的なものは住宅屋根用化粧スレートですが、このほか内外装用の各種成型板が存在しました。なお、平成16年10月から製造等が禁止されました。

(2) 経年変化

 経年変化による飛散の恐れはほとんどありませんが、ぶつけたり切断したりすると、アスベストが飛散する恐れがあります。

(3) 除去作業等

 除去作業に特別な対策・届出は必要ありませんが、飛散の無いように手作業で行うか、それが不可能な場合は、常にアスベスト成型板に散水を行い、充分に湿潤化する必要があります。

(4) 廃棄する場合

 「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」が規定する「廃石綿」にはなりませんが、「非飛散性アスベスト廃棄物」として、国や都の指導指針等により取り扱い方法が定められていますので、それらに従った処分をする必要があります。
廃棄に関しては下記のリンク先もご覧下さい。
アスベスト成型板(石綿スレートなど)を廃棄したいのですが?
「アスベスト よくある質問(目次)」

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