第7回 第一中学校・中野富士見中学校統合委員会 要点記録

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更新日:2023年8月3日

 開催日時 平成20年3月12日(水曜日) 午後7時5分~午後8時45分
 開催場所 南中野地域センター 洋室1・2号
出席者委員吉成武男、飯原俊行、若林栄一、相田琢磨、河原井守、渡部金雄、宮沢久之、田中晴美、森田真理、秋元宏之、川島美奈子、道林京子、赤津知子、髙橋麻美、花見勝一郎、安藤洋子、田中節子、牧井直文、田代雅規、池田浩二、青山敬一郎
(敬称略、順不同)
事務局教育改革担当
傍聴者なし
 会議次第
【議事】
1 統合新校のあり方について
2 校歌・校章の検討について
3 標準服検討部会の検討状況及び標準服形式の選定(承認)について
4 その他

1 開会

委員長
 年度末でもあり、役職等の交代の時期でもあるので「統合委員会委員が推薦母体の会員でなくなった場合等における委嘱の取り扱い」について、事務局から説明をお願いする。

「統合委員会委員が推薦母体の会員でなくなった場合等における委嘱の取り扱い」について、事務局から説明。

(概要)
○委嘱に関する基本的な考え方
 ・委員の委嘱は個人に行っているため、推薦団体の会員でなくなるなどの場合においても、委員本人から辞職の申出がない限り、任期まで統合委員会委員である。
○選出区分(町会・自治会、PTA等)ごとの対応
 ・町会・自治会、PTAから推薦された委員が団体の会員でなくなった場合は、委員の去就に関わらず、当該団体へ新たな委員の推薦を依頼する。
 ・校長、副校長、教育改革担当課長が交代した場合は、それぞれの役職者を委員に充てているため辞職願の提出を受け、辞職願承認後、後任者へ委員の委嘱を行う。
 ・校長から推薦された委員が辞職した場合は、当該校長に対して新たな委員の推薦を依頼する。
 ・公募委員が辞職した場合は、新たな委員の公募は行わない。

委員長
 それでは、役職等の交代があった場合には、説明のあった取り扱いとする。


2 議事

◆議事(1)統合新校のあり方について

 「(仮称)南中野中学校のあり方(案)」を学校から説明。

(概要)
○「生きる力の育成」の中心となる考え方として、「広い視野」「豊かな感性」「強い身体」を掲げた。
○「広い視野」を詳しくすると「基礎・基本となる学力」「科学的・論理的な思考力」「的確な判断力」「豊かな創造力・表現力」であり、「豊かな感性」は「他人をおもいやる心」「社会性や規範意識」「生命や人権を大切にする心」「社会に貢献する意欲」であり、「強い身体」は「困難を乗り越える精神力・体力」「規則正しい生活習慣」「最後までやり遂げる強い意志」である。今いろいろなところで言われている確かな学力、豊かな心、健やかな身体を含んだ内容になっている。
○この三つは、今一般的に言われている教育理念の根本の部分であり、そこから「目指す学校像」「育てたい生徒像」を示している。
「目指す学校像」としては「楽しく学び、多様な授業展開によって、確かな学力と生きる力をはぐくむことができる学校」「生徒と教員が豊かな人間関係の中で、ともに生き生きと活動できる活力ある学校」「家庭や地域との連携・協力を推進し生徒・保護者・地域から信頼される学校」を掲げた。
○「育てたい生徒像」としては「基礎・基本となる学力を確実に身に付け、活用できる生徒」「自ら考え主体的に行動できる生徒」「倫理観・正義感をもち社会における基本的なルールを身に付けた生徒」「生命や人権を尊重し、思いやりのある心豊かな生徒」「生徒同士がお互いのよさを認め合い、切磋琢磨しながら自らを向上させていく生徒」」「体力の向上につとめ、心身ともに健全な生徒」「学校・地域文化を愛し、社会や公共の福祉のために積極的に貢献する生徒」を掲げた。
○新校を考えていく場合には、もう少し細かい教育課程などの内容について検討しなければならないが、それについては、新しい学校の陣容が決まってきた段階で学校が主体的に考えていくことになる。
○公立学校の一番のポイントは保護者の方や子どもたち、地域の思いをできるだけ受けとめて、学校をつくっていくということが基本だと思う。

委員長
 前回、新校のあり方を協議した中で話題になっていた、コミュニティスクールについての資料も事前に配付しているので、目を通していただいていると思う。なお、協議に入る前に再度確認しておくが、新校をどのような学校にしていくか、また、どのような活動に重点を置いて学校運営をしていくかについては、教育内容そのものにもかかわってくるので、ここでの協議内容は最大限尊重するが、最終的には、両校長において協議のうえ決めていただくとなっている。ご承知おきいただきたい。ご質問、ご意見があればいただきたい。

委員

 中心となる考え方の中に「強い身体」とある。気持ちはよくわかるが、今年度も車いすの生徒、薬を全く飲めない生徒などもいるので、「健康な身体」という表現ではどうか。

委員
 最初は「たくましい」としたが、「たくましい」というと筋骨隆々とした感じになる。「強い」という言葉にはいろいろな意味が含まれていて、精神的な面も含め「強い」としたほうがよいのではないかと考えた。その中には「健康」という意味も当然含めている。「健康な身体」にすると少し足りない部分があるように思えるが、適切な言葉があるか考えたい。

委員長
 ご意見として承ったということでよろしくお願いする。

委員
 関連だが、昔、「健全なる精神は健全なる身体をはぐくむ」という言葉があった。「強い」では問題があるのならば、「健全なる」というような言葉に変えればよろしいのではないか。

委員
 「強い身体」の説明の中に「困難を乗り越える精神力」があるが、この部分が欠けている時代になってきている気がする。体力はもちろんのこと、困難を乗り越える強い心、精神力を中学生から鍛えていただくべき時代になってしまったと残念ながら思うので、そこは大いにアピールしていただければと思う。

委員
 英語にしたら柔らかくなるのではないか。「豊かな感性」は「インスピレーション」に、「強い身体」は「フィジカル」としてはどうか。

委員
 日本語はあまり余計な形容詞を使うより、言いたいことを端的に書いたほうがわかりやすいと思う。横文字にすると焦点がぼけてしまう感じがするし、それよりは子どもでもわかりやすいほうがよいのではないか。三つぐらいの基本的なところをアピールするのであれば、案の内容でよいのではないか。

委員
 基本的な部分を押さえていれば、まとまらなくなってしまうので、あまり細かく考え過ぎないほうがよいと思う。

委員
 実際に新しい学校をスタートするときは、もっと練ったものを校長が示す。それはかなりの量になるので、この場でお示しするものは要約版と受けとめてほしい。

委員
 これから1年かけて、両校で教育課程をつくっていく。この内容は、一番上に教育目標が掲げられ、その下に教育目標を達成するための基本方針、そして基本方針に基づいてどういう指導をしていくのかというものがまとまったものである。皆様のご意見を考慮しながら、今年1年かけて逐次つくっていく。例えば教育目標が決まれば、統合委員会の席で皆様に披露していけるのではないかと思う。

委員
 教職員の陣容と学校の施設、それから子どもたちの実態というものが具体的に見えてこないと、その学校に合った教育課程もできてこない。このため、現段階であまり固めたものをつくると実態と離れてしまいかねないので、基本的な部分は押さえつつも、子どもたちの実態を見ながら整理していくほうがよいと考えている。

委員長
 それでは、学校側で、これからも検討いただき、ある程度また具体的なものができたらご報告いただきたい。

― 異議なし ―

 


◆議事(2)校歌・校章の検討について

 「先行する統合委員会における校歌・校章の検討経過等」について事務局から説明。

(概要)
○緑野中における検討経過
 <校歌>
 ・2月の第9回統合委員会でアンケートをとることを確認
 ・アンケートの対象は新校の第1期卒業生である両中学校の1年生
 ・アンケートは3月に実施
 ・4月の第11回統合委員会で専門家に作詞作曲を依頼することを確認
 ・5月の第12回、6月の第13回統合委員会で校歌の歌詞等の協議
 ・11月の第16回統合委員会で決定
 <校章>
 ・2月の第9回統合委員会で図案を募集することを確認
 ・募集の対象は両中学校の美術部を中心とした生徒
 ・図案の募集は4~5月
 ・42点の応募
 ・6月の第13回統合委員会で図案の協議し4点に絞り込みの後デザイン化
 ・7月の第14回統合委員会で1つの図案に絞り込みの後アレンジを作成
 ・9月の第15回統合委員会で決定
○桃花小における検討経過
 ・非常に有名な作詞家作曲家に依頼したためその分時間がかかっている。

委員長
 この資料を見ると、校章を制作してからその後に校歌づくりに着手していては、新校の立ち上げまでには校歌の制作が間に合わないことがわかる。前回の協議では立ち上げ前に制作したほうがよいという意見と、立ち上げた後に新校のイベントの一環として子どもたちを巻き込んで学校で制作するという両方の意見があった。ここでもう一度、校歌については新校立ち上げ前につくるか、立ち上げ後につくるかを確認しておきたいので、皆さんのご意見をいただければと思う。

委員
 条件として校章はできる前にないとまずいのだろうが、ここに書いてあるようなスケジュールで決めていけば、両方とも時間的には間に合う。そういう進め方がいいと思っている。

委員長
 校章・校歌を同時に制作していくということか。

委員
 校章を先にしながら、大まかには並行しながらでいいのではないか。

事務局
 多少のずれはよいと思うが、校歌制作にかかる時間は読めない部分もあるので、校章制作終了後に校歌をつくり始めるのでは、統合前までに校歌の制作は難しいと考えている。

委員
 校章の形が出てこないと校歌もつくりにくいのではないか。校歌と校章を別々につくっていくとなると、校歌と校章の整合性がなくなってしまうのではないかと思う。それならば、校歌は新しく学校ができてから、イベントとして在校生がみんなで新しくできた学校の校歌をつくるということでもよいのではないかと思う。ただし、その分の力を、校章づくりに費やしたらどうか。

事務局
 校歌をつくるにあたって、作詞100万円、作曲100万円の予算を要求しているが、新校の開校の準備のための予算である。開校後につくる校歌への予算措置はいまのところ予定されていない状況である。

委員
 20年度中に校歌の制作が間に合わなかった場合、予算は繰越できるのか。

事務局
 年度内に制作する前提で作業を進めることになる。

委員
 必ずしも校章が校歌に反映されているわけではないので、同時進行も可能だと思う。

委員
 校歌の歌詞の中に入れて欲しいものを子どもたちから募集し、それをもとに専門家に作詞を依頼できれば一番よいが、21年度に予算が組めるのであれば、急いで制作しなくてもよいと思っている。しかし、校章は校旗制作のためにも必要なので、統合前にきちんとつくっておかなければならない。

委員
 一中の現在の校歌は公募によるもので、南台商店街の花屋さんが詩をつくった。校歌は、詩に載せて欲しい言葉などをたくさん集めて制作したほうがよいと思っている。

委員
 依頼してつくる場合も、その作詞する方は歴史を調べ、地域に何度も行ってみたりするだろう。公募して材料を集めるのはよいが、どういう方に作詞・作曲をお願いするのかが、一番のポイントになると思う。

委員長
 新校を立ち上げる前に校歌を制作するかしないかを、まず決めなければいけない。予算的なことも考えると、校章と校歌を同時進行で制作していくのがよいか。

委員
 校歌・校章を同時進行で制作するのならば、子どもたちからいろいろと意見を出させるなど、巻き込んでいっても十分時間があるので、そのような形がよいのではないかと思う。なお、校章については、この統合委員会の委員の中に制作者として適切な方がいるかもしれない。

委員長
 それでは、校歌・校章ともに同時に制作を進めていくという方向でよろしいか。

― 異議なし ―

委員長
 それでは、制作方法について決めていきたい。一般的には生徒に公募するのではないかと思うが、どのようにしていくか意見を伺いたい。

委員
 公募は、4月、5月の2か月あれば十分できると思う。

委員長
 先ほど、この委員の中にも校章をつくるのに長けた人がいるのではないかという意見があった。また、学校の先生方の中に美術専門の方もいらっしゃるがどうか。なお、校章に関する予算はどうなっているのか。

事務局
 校章については、プロに最初から制作を依頼した場合を想定して、1校30万円の予算を要求にしている。なお、先行している学校では、子どもたちや地域の方からの図案と募集し、それを整形する費用として使用したので、全額は執行していない。

委員
 最終的に選ばれた校章のもとになるデザインを提出した人には、賞金等は出ないのか。

事務局
 予算は、校章の制作や整形のためのものなので、個人に対する褒賞的な予算はついていない。

委員
 手法としては皆でつくるという手法をとったほうがよいと思う。まとめる窓口は先生方にお願いし、図案化はプロに任せるという手順でいけばよいのではないか。公募も、あまり門戸を広げてしまうと大変なことになるので、新しく1年生になる小学校の6年生と現在の中学校1・2年生ぐらいの範囲で行ったらよいのではないか。

委員
 校章などのデザインの場合はもとになるシンボリックなものがあるとよい。何かシンボリックなものがあると、それをベースにデザインが膨らんでいくと思う。

委員
 校章については、あまりいろいろなものが集まり過ぎると絞るのが大変になる。募集の範囲を保護者まで広げると、プロ的な方も出てくるだろうし、大人の考えはあまりおもしろくないと思う。新しい学校に携わる子どもたちを中心に考えていけばよいと思う。

委員
 校歌のフレーズは、いろいろな子どもたちから意見を聞いて、その中のものが幾つも取り入れられればいいと思う。校章については、募集のあったものを合体するわけにはいかないし、校章はなぜこういう形になったのかといった由来も重要になる。地域の歴史、この統合に関する地域や統合委員会の思いなどが、その図形の中にこもってくるので、それらの思いを理解している先生に制作してもらうとよいのではないかと思っている。

委員
 子どもたちが考えたものをベースに統合委員全員で考えたということが重要だと思う。

委員
 校章については、数が多過ぎると絞りきれなくなってしまうが、生徒とそれから教員などの関係者から募集を行う場合、どんなものが出てくるかわからないので、ある程度枠は広げておく必要があると思う。

委員長
 校章については、公募の範囲をどうするか意見をいただきたい。

委員
 この地域には、思い入れが強くあるので、その点も考慮して公募していただきたい。

委員
 校名、標準服ともに、さまざまな方から意見をいただき、それを参考に統合委員会で意見を取りまとめてきた。やはり地域から意見を聞くことは大事だと思う。

委員
 校章については、募集は行うが、それをベースに組み合わせることもあるとして募集してはどうか。

委員
 子どもたちのアンケートの実施に関してだが、先行する事例の場合は、自由にアンケートをとる形だったのか。それとも先生が関与して、クラスで全員に書かせたのか。

事務局
 基本的に出したい人だけという形だった。

委員
 校章は、校章の募集ということよりもアイデアの募集としてはどうか。

委員
 校章に関しては、具体的な図案として出てこないと、判断の段階で混乱してしまうのではないか。

委員
 広く募集すると、セミプロ的な方からの応募の可能性もあり、そうした方から応募のあったものを直すことはできないと思う。校章に限っては、新しい新校の1、2年生になる子どもと学校の先生にお任せすることでよいのではないか。なお、校歌のフレーズについては、組み合わせがきくので、少し広い範囲に募集してもよいと思う。

委員
 参考となるデザインを募集するとすればよいのではないか。

事務局
 デザイン化は、あくまで基本のデザインがある中でそれを整形していくという作業となる。募集する限りは、ある程度書いていただいた方のデザインを優先していかなければいけないのではと考えている。

委員
 校章デザインは意匠であるので、それを生かして周りを修正する程度ならば納得してもらえるかもしれないが、全く違う形に変えてしまうのは問題がある。このため、募集は、学校の子どもたちや教職員など、選ぶ側の意向がきちんと伝わる範囲に留めておいたほうよいと思う。

委員
 募集の範囲は、生徒と教職員、広げても保護者までだろう。

委員
 生徒のほかに、保護者など関係者を対象とすれば、例えば教員やこの委員会委員なども応募でき、全く関係のないプロやセミプロは除外できるのではないか。

委員長
 「一中・富士見中の生徒・保護者など関係者を対象に公募する」という意見が出ているがどうか。

委員
 ポスターの中で図案だけを募集し、文字は入れないでもらうという募集の仕方もある。このような募集の仕方にすれば、例えば入れる文字を「中」とするか「南」とするかなどの、統合委員会の意見を反映できるニュアンスが残るのではないか。

事務局
 校章の募集について確認させていただく。募集する範囲は中学校の生徒で、教員の方等を含める。募集の方法は学校を通じて通知を流すという形になり、ご家庭に通知が行くので、その中で応募する意思のある方はしていただくというような形とする。募集にあたっては、図案とともにどういう思いで図案を書いたかを簡単に書いていただこうと思っている。また、ある程度可変をする前提があるという注意書きと、著作権については基本的に統合委員会に帰属するというようなことも書き加えることとしたい。

委員長
 事務局の内容でよろしいか。

― 異議なし ―

委員長
 校歌について事務局から確認を行う。

事務局
 校歌についても、校章と同じ範囲内で同様の方法で、校歌の歌詞に入れたい言葉・フレーズを募集する。校歌の歌詞に入れたい言葉等と校章の図案の両方とも出すことにすると、応募しづらくなるので、どちらか一方でも構わないこととしたい。なお、募集期間は、次回統合委員会で結果をお示しすることを前提に設定する。

委員長
 今事務局から説明があったとおりでよいか。

― 異議なし ―

 


◆議事(3)標準服検討部会の検討状況及び標準服形式の選定(承認)について 

 「第4回標準服検討部会の検討状況」について部会長から報告。

(概要)
○標準服アンケートの結果について
 ・ 回答数457
 ・ 得票率 Aプラン(男子マオカラー・女子セーラージャケット) 31.6%
 Bプラン(ブレザー) 60.0%
 Cプラン(襟なしブレザー) 8.4%
○アンケート結果や展示会場の状況に基づいた意見等
 ・ 小学生の男子には詰襟に似ているからか、マオカラーが人気だった。
 ・ 展示会場により、試着を行ったところと全く行わなかったところがあった。子ども同士、実際に着たところを見ないとそれぞれの良さ悪さがわからない。アンケート結果はその点を割り引いて考えるべきだ。
 ・ 実際に子どもたちが着たところを見ると、収まりが良いのはCプランで次にAプランであったと思う。
 ・ 保護者の意見を聞いたが、Bプランを選んだ方もAプランを否定してはいなかった。
 ・ 小学生の男子はネクタイを嫌っていた。女子はブレザーが一番人気であった。
 ・ Aプランのセ-ラーカラーは、従来のセーラー服ではなく、セーラータイプのジャケットであることが、今ひとつ理解されていなかったようだ。
 ・ 女子の人気は予想どおりブレザーに集まった。なお、男子のズボンのチェック柄は以外に不人気だった。
○プラン選択に関しての意見
 ・ アンケートの結果から、支持の多いAプランとBプランに絞って検討を行うべきだ。
 ・ ブレザーが一番人気だが、長い目で見るとAプランがよいと思う。
 ・ ブレザーは体が小さいと合わない。アンケート結果も尊重すべきと思うので、男子はマオカラー、女子はブレザーとしてはどうか。
 ・ 今までの会議の中で3つのパターンを決め、意見を聞くことにした経緯があるので、パターンを崩した組み合わせを考えるのは、やめた方がよい。
 ・ 子どもに人気のあるものがよいと思う。
 ・ 多くの方から支持されたものを選んだ方が良い。アンケート回答者への説明は必要になると思う。
 ・ アンケート結果は無視できないと考えている。
 ・ 他校にはない標準服をつくりたいという、部会の思いを大切にすべきだ。
 ・ 現在は、紺のブレザーが多く、他校の生徒と入り混じると区別がつかなくなる。他校との差別化を念頭においた検討を進めてきた原点に戻り、形式を選ぶべきだ。
 ・ Aプランの方が、生活指導がしやすいと思う。
○プランの選択
 全員から意見を出し合った後、協議を進めた結果、全会一致で、Aプランを新校の標準服の形式とすることを確認した。
○今後検討を行って欲しい内容について出された主な意見
 ・ マオカラーのボタンの色を、他の色にできないか検討して欲しい。
 ・ なくてもおかしくなければ、男女ともに、上着の袖のボタンをなくして欲しい。
 ・ マオカラーの襟のホックはなくてもよいのではないか。
 ・ 上着の背中に切り込み(ベント)を入れたらどうなるか検討して欲しい。
 ・ 女子のシャツは丸襟の方がよいのではないか。
 ・ リボンにバリエーションをもたせて欲しい。
○細部の調整作業に引き続き参加できる部会員を募った結果、2名(後日、追って1名の参加申し込みがあり3名)が調整作業に参加することとなった。

委員長
 質問などがあればお願いしたい。

委員
 部会の意見を尊重する。

委員長
 部会で標準服の形式を選定していただいたが、正式な決定は、事業者の決定と同様に統合委員会で行うこととなっている。部会の皆さんに検討をお願いし、大変すばらしい新校の標準服を選んでいただいたと思う。部会で選定した形式を、統合委員会として新校の標準服の形式として決定したいと思うがどうか。

― 異議なし ―

委員
 細かい部分はさらに検討を加えるのか。

委員
 部会の中でも、直したほうがよいという意見が出ていることは述べたが、最終的には11月までデザインの調整ができるだろうという話があった。学校が検討する際に、部会から3名、一緒に加わらせていただき、意見を反映させていきたいと思っている。

委員長
 それでは、今後、アンケートの結果や部会で出された意見を踏まえて両校を中心に調整を行っていただき、新校の標準服を完成させていただきたいと思う。また、最終的なものが決まった段階で統合委員会に報告していただければと思う。なお、事務局から標準服以外の学校指定品の取り扱いについての説明があるのでお願いする。

事務局
 標準服以外にも体操着や上履き、体育館履きなどが学校指定品として考えられる。学校指定品については、統合委員会の検討事項となっているが、生徒指導上の観点から、何を学校指定品としていくかということを含め、学校側に検討いただくことがよいと思われる。今後、両校で検討をいただき、ほぼ内容が決まった段階で統合委員会に報告をいただくというような形で進めさせていただきたいと考えている。

委員長
 学校指定品については、生徒指導の側面が大変大きいので、学校側で検討をいただき、内容がほぼ固まった段階で、統合委員会に報告してもらうということでよろしいか。

― 異議なし ―

 


◆議事(4)その他 

委員
 学校の行き帰り、夕方どのぐらい暗くなるのだろうということで歩かれたという話も聞いている。統合委員会として動いたわけではないが、そういう話なども、この場で協議させていただけないか。

委員長
 暗くなった時点で危険な場所などの話をしたいということか。

委員
 夕方暗くなっても大丈夫というようなところもアピールしていったほうが、新校に安心して通ってもらえるのではないかと思う。

委員長
 実際に調査されたのか。

委員
 去年から一中と富士見中のPTAが合同で役員会を開いており、今年に入って富士見中の役員と校長先生、副校長先生で一中まで歩いてみた。行き慣れていない者だからこそ気がつくところもあった。また、現在の中学1年生の保護者からも、危険と思われる個所の検証や改善を行い、安心感をもたせてほしいという意見が出ている。私たちは富士見中の地域から行くことになるので、そういうところは前もって調査し、きちんと検討していただければと思う。

委員
 昨年度、小学校のPTAに学区内で街灯をつけたい場所の調査があった。一時期にすべての個所に街灯をつけることは難しいと思うが、何年かかけてやっていくということは、交渉次第である程度可能なのではないかと思っている。

委員長

 そういう話が出れば、町会でも調べることは可能だ。

委員
 学校の周りやメインとなる通学路を指定し、今まで以上に街灯を増設してもらうようなこともこの委員会から提言したらよいのではないか。

委員
 標準服や校章・校歌だけではなく、安全対策についても、統合委員会で協議し解決していくことをPTAでは期待している。また、その期待に応えられればと思っている。

委員
 この統合委員会において、通学路の検証を行ってもらい、その結果をもとに協議し、教育委員会に統合委員会の意見を出していただく形を取ればよいと思う。その意見をもとに、事務局から区の担当のところに街灯の増設や必要な安全対策についての要望を出していくということとしてはどうか。

委員長
 危険な場所などを検証していただいたのか。

委員
 まだきちんとはしていないので、そういう機会をつくりたい。

委員
 両中学校のPTAで調整をし、危険な個所を落とし込んだ図面など、具体的なものを出してもらったほうがよいと思う。

委員長
 それでは、統合委員会で話ができるように、資料を作成し提出いただきたい。

委員

 別の話になるが、区から環境基本10か年計画(素案)がこの間出された。平成23年までに、すべての区立小・中学校に屋上緑化、校庭芝生化や太陽光発電装置の設置などを行っていくという内容となっていた。この統合委員会で意見を取りまとめた施設整備の内容がすべてその中に含まれている。統合新校で、この先取りができるのではないかという思いをもった。

委員長
 皆さんから出された要望は、意見として取りまとめ教育委員会に提出している。

事務局
 芝生化については、1年ですべての学校を整備するのは難しいので、計画を定め、年に何校か整備していくという考え方となっている。

委員
 神明小では、今年6月に第2校庭をすべて芝生化するという話が決まってと聞いている。

事務局
 この統合委員会でも議論されたが、中学校の場合は特に部活の種目との関係で、完全に芝生化できるのかという点も検討が必要ではないかと思っている。また、統合新校を置く学校については、夏休み期間中の工事のために校庭に工事車両が入るため、校庭を芝生にするというのは難しいこともあり、今後の区全体の学校の芝生化の計画の中で考えていくということになる。

委員
 本郷小の芝生化の説明会に行ったが、本郷小は校庭の周りの部分だけを芝生化して、トラック内は芝生化をしないということだった。250平方メートル以上を芝生化すれば、都の助成が受けられるということだったが、基本的にはこの5年の間にすべての小・中学校において芝生化するということであった。また、中学校においては全面的な芝生化に問題があるということであれば、一部を芝生化するという形になっていくのだろうという話を聞いた。なお、太陽光発電や壁面緑化も、この10年ぐらいの間にやっていきたいという話だった。

委員
 先行して芝生化した若宮小や武蔵台小と区の南部の学校と明らかに違うのは、広い範囲を芝生化してもさらに余裕のある場所があるということだ。

委員
 芝生化は、子どもたちのためにはよい方向づけなのかもしれないが、管理組織などの話になると、なぜ、そこまで手伝わなければならないのかという話になり、保護者が引いてしまう。導入に向けてのよい方法を学校や住民も模索できればよいと思っている。

委員長

 次回の統合委員会は5月14日(水曜日)、次々回が7月17日(木曜日)、いずれも午後7時からこの会場で開催する。本日は、これをもって終了する。

お問い合わせ

このページは教育委員会事務局 子ども・教育政策課(教)が担当しています。

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