第3回 第一中学校・中野富士見中学校統合委員会 要点記録
ページID:522329720
更新日:2023年8月3日
開催日時 | 平成19年7月11日(水曜日) 午後7時~午後9時10分 | |
開催場所 | 南中野地域センター 洋室1・2号 | |
出席者 | 委員 | 吉成武男、若林栄一、相田琢磨、河原井守、渡部金雄、宮沢久之、田中晴美、森田真理、秋元宏之、道林京子、赤津知子、飯原俊行、髙橋麻美、花見勝一郎、安藤洋子、田中節子、牧井直文、田代雅規、池田浩二、青山敬一郎 (敬称略、順不同) |
事務局 | 教育改革担当 | |
会議次第 | 【議事】 1 統合新校開校に向けた校舎の改修工事について 2 統合新校の校名の検討方法について 3 統合新校のあり方について 4 その他 |
1 議事
前回の統合委員会で統合新校校舎の改修工事について出された各委員からの意見及びそれに対する回答と、その内容を受けて教育委員会へ報告する文案について事務局から説明。
(概要)
<前回意見及び回答>
○プールの改築について
(意見)
・4コースしかなく、更衣室も併設されていないなど、他の中学校の設備との比較で見劣りするプールについては、統合新校設置前までにつくり直して欲しい(6コース、更衣室付、目隠しとなる高いフェンスを設置又はドーム式のもの)。
(区回答)
・改修方法や経費面について検討していきたい。現状の中では6コースを取れる状況にない。
・川沿いであり地盤も緩いところがあるため、その点も十分精査し検討していきたい。
○教室と廊下の間のガラス戸について
(意見)
・教室と廊下の仕切り壁の上部にあるガラス戸は、地震等の際、大変危険なので改善して欲しい。
(区回答)
・来年度(20年度)に行う、校舎内部の改修内容を決定していく際の検討事項の一つとしていく。
○屋上緑化・ソーラーパネルの設置・壁面緑化について
(意見)
・3階に熱が伝わらないよう、屋上を緑化して欲しい。
・自家発電で電気代の節約にもつながるソーラーパネルを屋上に設置して欲しい。作った電力を体育館の冷暖房に使用するなど前向きに考えて欲しい。
・教室内の温度の低減に効果のある、校舎の壁面緑化を行って欲しい。
(区回答)
・様々な環境負荷低減の方策として、今後、第二期、第三期の改修内容を検討する中で考えていく。
○体育館への冷暖房装置の設置について
(意見)
・生徒のみでなく、違う目的での利用も多いので、体育館に冷暖房の設備を設置して欲しい。
(区回答)
・要望としてもち帰り、検討事項とする。
<教育委員会への報告文案>
○プールの改築について
統合新校を魅力あるものとするため、設備等に難のあるプールについては、改修工事でなく、統合新校の開設前までに改築することが望ましいと考えます。
○エコスクールの実現について
環境負荷低減の方策として、屋上緑化、ソーラーパネルの屋上への設置、校舎の壁面緑化などを可能な限り取り入れることにより、エコスクールを実現していただきたいと考えます。
○体育館への冷暖房装置の設置について
生徒が体育や部活動で使用するだけでなく、多くの区民が利用する体育館であるため、冷暖房装置を設置することが望ましいと考えます。
○教室と廊下の仕切り壁にあるガラス戸の改善について
教室と廊下の仕切り壁上部にあるガラス戸については、地震等の際、大変危険があると思われるため、早急に改善を図る必要があると考えます。
委員長
報告文案に書かれていない内容で、この時点で入れておきたい意見があれば、さらに協議し、教育委員会への報告の中に盛り込んでいきたいと思うがどうか。
委員
教育委員会では校庭の芝生化を推進しており、現在は小学校2校で取り組んでいる。もし、芝生化をしたいとの意見があれば、この要望の中に入れてはどうかと思う。中学校の場合、体育や部活動の種目によって難しい面があるかもしれないが、導入の仕方によっては両立できる場合もあるのではないかと思う。
委員長
校庭の芝生化について意見が出たが、それについて意見があればお願いしたい。
委員
可能であれば、ぜひ実現して欲しい。芝生にすると怪我をしなくなる。ただし、芝生の種類はいろいろありそれによって手入れの仕方も変わるので、管理面も含めて一番良い条件のものを入れてもらうとありがたい。
委員
芝生化後、逆にやめている学校もある。中学の場合、芝生化によって部活動がかなり制約されてしまうことが懸念されるので、校庭全面ではなく、使用頻度の低い箇所を芝生化するのは良いと思う。
委員
富士見中の伝統的な陸上も統合新校へ引き継がれることを考えると、トラックが必要になると思うので、全面的な芝生化というのはいろいろ問題が生じるのではないか。
委員
芝も最近では改良され良いものができていると聞いているが、補修など管理が難しいので敬遠されがちだ。日本では土のグラウンドが普通となっているが、欧米ではグラウンドは草や芝生が普通という考え方がある。観点の違いがあるのかもしれないが、芝生のグラウンドは怪我がなくなったり、涼しかったりするという利点がある。20年以上前に小学校PTA連合会から教育委員会へ学校の校庭を芝生にして欲しいとの要望を出したことがあるが、最近やっと導入されるようになった。これからの学校は、環境に配慮したエコスクールであることが当たり前という考え方に立っていただきたい。
委員
現在の校庭では水はけが悪く、芝生が育たないので、恐らくかなり深く掘り、土を全部入れ替えて水はけを良くしなければならないのではないか。芝の種類も1種類ではなく何種類かを植え、オールシーズンに対応させることを考えると、コストがかかるのと、手入れをだれがするかなどの課題もある。
委員長
芝生化されている若宮小の状況はどうか。
委員
若宮小では、冬芝と夏芝を重ねて植えていると聞いている。芝生を傷めないために、芝生には余り立ち入らせないようにしているようだ。また、管理は地域でというのが前提だが、PTAが中心となり管理しているのが現状だと聞いている。今年2校目として武蔵台小が導入するが、導入に際し、校庭を使えない期間も生じる。芝生の校庭は確かに緑で素晴らしいが、広い校庭ならまだしも、余り広くない学校での導入はよく考えてからにした方が良いと思う。
委員
芝生は手入れが大変で、恐らく植えても踏んでしまったらだめになるのではないか。非常に水を必要とし、乾くと枯れてしまうので相当維持経費もかかる。それだけの経費をかけるのならば、他の部分に使って欲しい。
委員
良い学校をつくろうとするならば、環境整備に多少費用がかかっても良いのではないか。良いものであれば費用の多少にかかわらず取り入れることを考えていきたい。
委員
最終的には使い勝手で判断していくのではないか。部活動を考えると、陸上などはトラックが必要だろうし、サッカーやラグビーでは芝生は歓迎されるなど、いろいろな要素がある。我々が外から見ているだけで、良し悪しについて第三者的な判断をするのは難しいので、学校側で、子どもにとってどうすることが一番良いのかを判断してもらえば良いと思う。
委員長
施設整備への追加意見として校庭の芝生化が出ているがどうするか。
委員
芝生の話については、必ず導入しなければいけないという話ではない。あくまで、校庭の芝生化は選択肢の一つとしてご案内したものだ。なお、校庭の芝生化の初期投資費用には東京都の補助が全額出ることになっている。ただし、その条件として、管理については地域の方に協力をいただき、管理組織を立ち上げていただくこととなっている。
委員
中学校PTA連合会で施設見学をしたうえで施設にかかる要望書等を出していると思うが、一中の要望項目は、今回の意見の中で大体網羅されているのか。
委員
一中は、以前からプール改修を要望している。今年の要望では、プールのみに絞り、改修ではなく改築して欲しいと要望している。中学校14校を見学したが、一中のプールが一番傷んでいる。プールサイドが斜めになっており、そのため横から見るとプールサイドが校庭と同じ高さに見える。そういう学校は区内にどこにもない。また、更衣室が離れたところにあり、着替えて外から見える場所を水着で移動しなければならない。特に女子が水着で移動することについては保護者も心配している。さらに道路と接しているフェンスが低いため、物が投げ入れられたり、簡単に進入できるので余りに無防備であり、目隠しもない。ぜひ、ゼロから考えて改築していただきたい。
委員長
他に意見はあるか。
委員
前回意見の取りまとめの中の、区の回答について確認したい。プールの改築の意見に対する回答に「川沿いであり地盤も緩いところがあるため十分精査し検討したい」とある。この記述によって一中の場所は地震でも起きたら体育館やプールなどが崩れてしまうのか、ちゃんと基礎工事はできているのだろうかと心配になってしまった。プール工事にあたっては、しっかり基礎工事から行ってもらいたい。
事務局
前回の意見を取りまとめたものは、確認用のメモとして作成したものである。
委員長
それでは、先ほど提案のあった校庭の芝生化について確認したい。芝生化を(1)意見として追加する、(2)条件をつけて意見として追加する、(3)意見として追加しない、のいずれかとしたい。
委員
プールの改築についてはぜひお願いしたいと思う。ガラス戸の改善については安全にかかわることなので、絶対に着手して欲しい。残りのエコスクールの実現と体育館への冷暖房装置の設置については、予算面から実現は難しいことが予想される。これらのことを踏まえ、これ以上意見の項目を増やす必要はないと思う。
委員長
学校から意見があればお願いする。
委員
校庭の芝生化については、一中のグラウンドが現在の倍程度あれば考えてもいいが、現状の校庭面積の中で芝生化することは、部活動や体育の授業も含め非常に不便となり、機能的ではないと思っている。国立競技場で毎年陸上大会を行っているが、芝生の中に入ってはいけないとされている。そういう状況に実は国立競技場もある。芝生をいつもきれいに管理しておこうと思ったら子どもを入れることができないし、校庭で遊んで良いなどということは言えなくなってしまう。芝生がもっと改良されていいものができたときには、また違う発想ができるのではないかと思っている。
委員長
学校側から校庭を芝生化することについて意見をいただいた。芝生化は難しいということなので、事務局から示された報告文案のとおり教育委員会へ報告していくこととして良いか。
委員
部活動として野球を想定した場合、現在あるフェンスで活動が可能なのか気になる。小学校では割れにくいガラスを使用しているので野球での使用が認められている学校もある。先行き、部活を始めることを考えたとき、現在のグラウンドの設備で活動が可能なのか教えて欲しい。
委員
現状のフェンスで野球部が活動をしていたと聞いたことがある。
委員
先日見学した際には、木があるようには見えなかった。打球がフェンスを越えてしまうのではないかと感じた。
委員
窓ガラスは全部強化ガラスになっているのではないかと思う。アクリルのような窓ガラスは太陽光でもろくなるかもしれないが、強化ガラスであれば軟球では割れないのではないか。
委員
他の小学校では、窓ガラスを何回も取り替えている。
委員
その学校は、強化ガラスにはなっていないのかもしれない。
委員長
今の話は、フェンスを道路側に設置したほうが良いという意見か。
委員
野球などの部活動を行うことも想定し、それに対応できるよう整備して欲しい。
委員
子どもたちが野球を続けたくても、やれる場所がないという話を思い出した。中学になっても野球が続けられる環境を備えた校庭に整備しておくべきだ。
委員
野球もできるグラウンドを整備するということで良いか。
委員
グラウンド整備をするのであれば、やはり芝生が欲しい。
委員
芝生化も、グラウンドの整備の項目としてあげていけば良いのではないか。
委員
野球をやりたいからという理由で、二中へ行く子どもがたくさんいるので、野球を行うために必要なグラウンド整備をしていくことは重要視していいと思う。費用をかけるのであれば、芝生よりフェンスを整備していくほうが良い。
委員
校庭の芝生化は良い面もあるが維持管理が難しく、皆さんに理解してもらいにくいので意見として追加は見送っても良い。
委員長
先ほどから意見の出ている野球のできる環境を考慮して、グラウンド整備を行うよう意見を追加していくことで良いか。
委員
良いと思う。グラウンドの整備という大きなくくりの中で、整備項目として芝生化やフェンスの嵩上げなどを入れていってはどうか。
委員
大項目でグラウンドの整備と書いて、その中で、諸項目として幾つかこういうものがあるとして記述しておけば良い。実際には、行政側で費用面などから判断されるのではないのか。
委員
教育委員会へ提出していく報告文案には、プールを改築することが望ましいという文言だけで、その中身については何も触れていない。これと同様に校庭の整備についても具体的なことは記述しないこととしていくのか。
委員
この統合委員会として、どう記述していくか決めれば良いのではないか。
委員
プールの改築についても具体的にどう改築して欲しいのかを記述していくのか。
委員
プールに関しては、6コースにして欲しいなど具体的に記述する方法もある。
委員
細かく記述したらきりがないのではないか。
委員
細かく記述すべきだ。統合によって生徒が増えても狭いプールでは意味がない。全面的につくり直してもらいたい。地盤についても、今はいろいろな工法あるのだから川沿いだからといってそんなに問題はないのではないかと思う。
委員
小学校のPTAで保護者へアンケートを行った。私立は学校ごとに特色がわかるが、公立は何をやっているかわからないという意見がほとんどだった。せっかく統合新校として施設を整備していくのであれば、プールも二中のようにするなど大々的に改築して保護者等へアピールできるようなものにしたい。中途半端に費用をかけるのであれば、そのままでも変わらないと思うし、グラウンドにフェンスを設置して野球部をつくれるくらいの整備をして欲しい。
委員
用地買収を意見として入れてもいいのか。
委員
そうであれば、どこかに用地を見つけてまったく新しくつくり直せば良い。
委員
教育委員会に提出する意見は、簡単な理由をつけ、実現したい項目を列挙する程度に止めておくべきか、具体的な整備内容までつけて提出するべきか、現実論としてどちらが良いか。
委員長
意見の提出にあたって、細かな項目を追加して提出してはどうかという意見が出ているが、個々について意見をまとめていくのは大変ではないか。現在の内容に校庭のフェンスを追加して、詳細は別途詰めていくときに話していくことで良いのではないか。
委員
意見を受けてプールが改築された場合、統合委員会で議論された意見が反映されたものとなっているのかが問題だ。今のプールをそのまま改築して、改築後も条件は余りかわらないというのでは論議が生かされていないことになる。
委員
教育委員会へ提出していく報告書は要望書に準じるもので、統合委員会での意見を教育委員会に伝えるものだと思う。今まで統合委員会で協議してきた意見を出したほうが各委員の思いも伝わって良いのではないか。それを受け入れるか、受け入れられないかは教育委員会側の問題だ。漠然とした形で提出すると教育委員会の裁量でいろいろ判断をされてしまうので、意見はすべて出し切ったほうが良いと思う。
委員
今まで協議してきた意見を細かく書いておいたほうが良いと思う。行政側が予算的に可能かどうかの判断をするための要素となって良いのではないか。
委員
桃三小の体育館は、当初改修を予定していたが改築に変更された。教育委員会へ提出した内容が反映されて工事内容が変更となったのか、それとも他の経緯があったのか確認したい。
事務局
統合委員会から意見が出されたということもあるが、遊び場機能を小学校へ導入していくため、必要なスペースの確保を図る必要から、老朽化した体育館をこの際建て替えることになったと記憶している。
委員
この地域に住む子どもは決して少なくないが、私立や他区の学校へ流れている。地元の公立学校の良さを出そうとするのであれば、本当に魅力のある学校をつくって保護者や地域へPRしていかなければならない。例えば一中のプールは外から全部丸見えで、その状況を保護者が見るとマイナスイメージをもち、他の学校を選択することを考える。このような状況を払拭するためにも、細かい項目も意見として出して、教育委員会で考えてもらいたいと思う。この地域は近くに二中があるので、野球やプールなど施設面だけをとっても、それだけで二中へ行ってしまうというのが現実だ。そこに負けないぐらいのものをつくって欲しい。
事務局
本日の議論で、追加する新たなご意見や、整備内容を書き加えたほうが良いという意見が出された。教育委員会へ提出する報告文案を、本日協議いただいた内容に沿って書き換え、まず、委員長、副委員長と調整した後、各委員へ修正したものを送付しご意見を伺う。これにより各委員から出された意見をもとに再修正を行い、最終的にまとめていきたいと考えている。
委員長
事務局から報告文案の整理の方法について提案があった。前回の協議で、プールの改築を例に言えば、ドーム型にして6コースにするなどという話も出ていた。そういうことを入れて報告文案を再度作成していくということか。
委員
教育委員会への報告はいつまでに行わなければならないのか。
事務局
来年度予算の積算作業に入るので、夏前のタイミングが良いと思っている。
委員
そうであれば、今日ここで話さなければいけないのではないか。
事務局
整理し直し、後日、各委員に確認していただければと考えて提案させていただいた。
委員
事務局から提案があったように、整理し直したものを各委員に確認してもらい、修正したものを次回の委員会で話し合って提出すれば良いのではないか。
委員
次回の委員会では間に合わないのではないか。
事務局
間に合わないということはないが、プール改築の話になると予算の積算にも時間がかかるので、なるべく早い時期に出したほうが、望ましいと考えている。
委員
意見の第1弾目として大きなものを出して、その後の委員会の議論から施設改善の話が出てきた場合、第2弾目、3弾目でとして出していけば良いのではないか。
委員
来年度予算の中にプールの改修または改築の予算を計上してもらうための話をしていると思うが、次回の区議会開催は9月ではなかったか。
事務局
9月は決算を審査するための議会となる。来年度の予算編成の準備作業を夏ごろから始めるので、その前に統合委員会の意見を取りまとめたものがあったほうが、予算要求が行いやすい。
委員
予算は最終的にいつごろ固まるのか。
事務局
最終は、1月ごろ予算案が固まる。
委員
それまでの間、委員会で話し合い調整をしながら議会や教育委員会と折衝することは可能ではないか。
委員
基本的には、何回も教育委員会に意見を出すという予定は今のところもっていない。
委員
より良い学校をつくるために統合委員会をつくったのだから、相手方の懐勘定を考えてはだめだ。この委員会で一番いいことを提案して、それでできるかできないかは教育委員会が判断するべきだ。こちらから金額が高いからだめだなどと勝手に決めてしまったら、良いものはできない。
委員
最終的に議会が予算を承認してくれないと何もできないので、議決を得るための日程的な問題を心配している。
委員
日程的に問題であれば、統合委員会の開催回数を増やし、目的のためにこの委員会は努力しなければいけないと思う。委員会の開催は1カ月に何回までという制限はない。間隔を空けず行えばいい。
委員
事務局から示された報告文案には、既にプールの改築が出されている。ドーム型であるとか、6コースとするよう改築して欲しいという具体的な内容についても追記したほうが良いと思う。事務局で報告文案を再度作成してくれるとのことなので、それを受けて記述を修正していけば良いと思う。
委員
文書表現として「~が望ましいと考えます」は表現が弱いので、「~が必要と考えます」または「必要がある」として欲しい。他にも表現が柔らかくなり過ぎている部分があるので、修正を行う際には考えて欲しい。また、私立にはプールがない学校が多く、公立学校が対抗できる数少ないものの一つがプールであることや、地域の学校に地域の子どもが通っていてこそ地域が成り立つといった、思いの部分も前文などに記述してもらいたい。
委員長
前回の統合委員会で出された項目についても事務局側で整理し、本日の意見とあわせ報告文案を作成してもらうということで良いか。
事務局
再度確認させていただくが、前回の委員会で出された意見と本日の協議内容に沿って報告文案を修正し、委員長、副委員長と調整したうえで各委員へ送付する。各委員に意見をいただき、寄せられた意見を反映し成案化していくという流れで進め、なるべく夏の期間中に委員長から直接、教育長へお渡しいただきたいと考えている。
委員
報告する内容の最終確認はどうするのか。
事務局
夏休み時期ということもあるので、各委員の日程調整を行って委員会を開催することは難しいと思っている。委員長、副委員長と調整した報告文案を各委員へ送付するので確認いただき、寄せられた意見をもとに再度修正していく。最終的には委員長と副委員長に確認をいただき、まとまったものを各委員へ報告させていただくという形で進めさせていただければと思っている。
委員
統合委員会は月に一回と限定しているわけではないので、委員会を開催する必要があれば出席する考えで委員を受けている。委員会を開催して決めれば良いのではないか。
委員長
事務局の予定はどうか。
事務局
各委員のご都合によると思うが、事務局としては問題ない。
委員長
教育委員会への報告内容を最終的に決めていくために、委員会を開催したほうが良いという意見も出されているが、どのようにしていくか意見をお願いしたい。
委員
修正した報告文案を各委員へ送ってもらえるので、意見があれば事務局へ伝えれば良いと思う。最終的には委員長と副委員長の責任で教育委員会へ提出していただければ良いのではないか。
委員
各委員へ送付する報告文案に対して、各委員の意見が出てくると思うが、その意見を反映して修正する。最終的には正副委員長に一任して良いのではないか。なお、各委員から出された意見の中で、報告文に盛り込まないと判断したものについては、その旨、意見を申し出た委員に伝えれば良いと思う。
委員
もう一度確認させていただきたい。この報告文を提出した後、議論され予算が決定した段階で、施設整備に関する協議はそれ以上できないのか。
事務局
先行している統合委員会では、教育委員会へいただいた意見について、どこまで反映できたかということを、予算が議決される3月以降に説明させていただいている。
委員
この委員会の意見として一番強いものはプールの改築だ。事務局でも強く推していただく思いで記述して欲しい。
委員
一中のプールは区道に面しているので、プールサイドを区道上に張り出す形でつくるとか、区道部分を学校用地とするなども考えられないだろうか。多田小学校のグラウンドは、以前、隣接する土地を買収し拡張している。中学校PTA連合会からの要望として、一中はプールの全面改築を出している。みなとっぷ21側にぎりぎり寄せて、プールサイドは道路の上に出るような形は考えられないか。
委員長
それでは、今回の意見内容を事務局で整理し、報告文案を修正したものを作成してもらう。委員長、副委員長と調整した後、各委員へ送付し意見を伺うこととする。なお、各委員から出された意見をもとに事務局が修正を行い、委員長、副委員長と調整のうえ教育委員会へ報告していく。以上のように進めたいがよろしいか。
― 異議なし ―
前回出された意見をもとにまとめた、統合新校の校名の募集方法の案について事務局から説明。
(概要)
○募集範囲
統合新校の区域内を基本とし、統合委員会ニュースを配付している範囲とする。
○募集対象
統合新校に関係する小・中学校(第一・中野富士見中学校、多田・新山・中野神明小学校)の児童・生徒とその関係者及び地域の関係者とする。
※関係者を限定することは難しいので、応募箱に投函できる方とする。
○募集方法
・小・中学校の児童・生徒とその保護者
学校を通じて配付する統合委員会ニュースに、応募用紙を付ける。
・地域住民等
町会の回覧や中野区教育委員会ホームページに掲載する統合委員会ニュースにより応募用紙の配布場所及び応募箱の設置場所を案内する(応募用紙は付けない)。
○校名の制限
・文字の制限 漢字又はひらがなを使用すること(併用可)。
・名称の制限 現在、中野区立中学校名として使用している校名は使用できない。
○応募方法
次に設置する応募箱に応募用紙を投函することにより応募する。
・応募用紙の配布場所・応募箱の設置場所
第一中学校・中野富士見中学校、南中野地域センター・弥生地域センター
・小・中学校の児童・生徒とその保護者
学校の担任又は副校長先生に提出することができる。
・応募数の制限
制限を設けない。ただし、応募用紙に必ずしも応募数の多かった校名に決まるわけではない旨記述する。
○募集期限
平成19年9月5日(水曜)
○集計・協議方法等
・応募された校名は、応募数の多かった20位程度までのものと、それ以外とに分け、すべてを統合委員会に報告するが、応募数は明らかにしない。
・応募数に左右されず、校名をもとに協議を行う。なお、応募のあった校名は検討材料(参考)とし、最終的には、統合委員会の中で校名候補を1つに絞る。
・応募に伴い、賞品は用意しない。
○その他
・募集にあたっての周知として統合委員会ニュースのほか、地域センターと区のお知らせ板にポスターを掲示する。
委員長
前回の出された意見を踏まえ、統合新校の校名募集について事務局から提案いただいた。説明いただいた内容で進めていくこととして良いか。
― 異議なし ―
委員長
続いて「統合新校のあり方について」協議を行う。前回、校名募集にあわせ「新校に望むこと」のアンケートをとることを確認した。本日は、アンケート用紙の内容について協議したい。各委員には、第2回のニュースと要点記録の確認にあわせて事前に送付し、意見があれば事務局に出していただくこととしていたが、特に意見は寄せられていないようだ。何か質問や意見があればお願いしたい。
委員
応募用紙の一番下に名前を書く欄があるが、「よろしければ以下もご記入ください」と記名をする意思のある人のみ記入するようになっている。こうすると、無記名で出すこととなり、組織票が出てきてしまう危険性もある。絶対数が多いところを選ばないと案内されているが、個人的には名前をちゃんと明らかにした上で意見を求めるほうが良いと思う。
委員
名前を記述するのはどういう意味があるのか。
事務局
応募者名等の記入は、同一人による同一名称の複数応募についての、ある程度の抑止効果をねらったもの。記名の義務化については、先行している統合委員会でも議論があった。義務化すると児童・生徒が特定され、応募しにくくなるのではないかとの意見があり、義務化しなかった経緯がある。今回は、学校名の募集だけではなく、どんな学校を望むかも聞いているので、ある程度具体的なことを書くのに記名を義務化してしまうと記入しにくいのではないかということも考えた。
委員
昨年募集を行ったときに無記名での応募は比率的にはどのぐらいだったのか。
事務局
見た感じではあるが、ほとんどなかった。名前、学校名、生徒・保護者の別など何らかの記入があった。
委員
応募者は責任を持って出してくれたということか。
事務局
そうである。
委員長
ほかに、意見があればお願いしたい。
委員
応募用紙付の統合委員会ニュースは、児童数で配付するのか。
事務局
そうである。
委員長
それでは、この応募用紙で「校名募集」と「新校に望むこと」のアンケートを取っていきたいと思う。この内容でよろしいか。
― 異議なし ―
委員長
多少時間があるので、その他として「標準服について」の協議を行っていきたい。事務局から説明をお願いする。
事務局
「学校指定品(標準服)について(検討資料)」、「標準服に関する参考資料」により事務局から説明。
(概要)
<学校指定品(標準服)について(検討資料)>
○統合新校では標準服を制定するか
・基本的に登校時には着用すべきものとして制定する<中野区はこの方式が多い>
→実質的に「制服」に近い
→ゆるやかな形とすることもできる(紺のブレザーなら可など)
・標準的な服装として制定する
→中学生らしい服装であれば、標準服以外の服装でも可
・標準服は定めない
→服装としては「中学生らしい服装」とする
○標準服検討の流れ(先行事例から)
・標準服を制定することについて確認(7月)
・標準服の形式及び基本コンセプトなどを検討(9月~1月)
(大まかな形式)
・男子・・・詰襟、ブレザー
・女子・・・セーラー、ブレザー
(コンセプトの例)
・価格・・・現在の価格程度とする
・機能・・・家庭の洗濯機で洗濯ができる、リサイクル素材を使用する
・アフターサービス等・・・体格の向上に簡易な補修で対応できる、通学区域もしくはその近傍で購入できる
・その他・・デザインに優れたものとする、女子についてはズボン等を選択できるようにする
※検討に際し、途中、「標準服事情についての勉強会(事業者説明)」を実施
・形式、基本コンセプトの決定(2月)
・事業者によるプレゼンの実施・事業者(標準服)の選定(6社→2社)(3月)
・標準服の展示(保護者会・学校公開日に生徒・保護者等からの意見聴取)(4月)
・標準服の選定(5月)
※シャツ・靴下の種類、ネクタイ・リボンの着用・ボタンなどの細部については学校で検討
・学校説明会で新しい標準服を説明(予定)
<学校指定品(標準服)について(検討資料)>
○現在の一中・富士見中の標準服を写真により説明
委員長
標準服を制定するかどうか当委員会で協議していくこととなっている。各委員の意見を伺う前に、標準服を定めていない学校もあるようなので、その状況が伺えれば参考になると思う。委員の中に私服の学校に勤務された経験のある方がいらっしゃるので、参考までにお話をいただきたい。
委員
私が以前勤務していた区では、約半分の公立学校が私服で、制服を制定していなかった。当初、制服がないと指導が大変ではないかと思っていたが、小学校が私服なので基本的には困らない状況だった。衣替えもなく、自分たちで好きな格好をして登校してくる。夏になるとTシャツに短パンで、女子はキュロットのようなものがほとんどで、指導は基本的には何も困らなかった。入学式などの式典行事にはできるだけ襟のついたものを着用するなど、TPOを考えさせることも目標にしていた。職場体験に行くときには、その職場に合った服装を自分で考えていくなどしていたので、教員として困ったことはほとんどない。その区では学校選択制をとっていたので、保護者はそういうことは承知で入学させているため、制服をつくってほしいというような要望はほとんどなかった。唯一感じることは、私服はお金がかかるということだ。入試の前になると入試のための服をデパートで購入したりするようだ。
委員
入試のための服というのはどういうものか。
委員
大体が紺のブレザーにチェックのズボンのようだった。ただし、全員がそういうふうに買えるかというと、そのときの家庭の事情で買えなかったりする子もいるわけで、複雑な面もある。しかし、高校進学時に私服の学校を選ぶかというと、私服は毎朝面倒くさいということもあるようで、制服のある学校へ行く子どもが多い。
委員長
私服の中学校での様子を伺った。標準服、私服どちらが良いかということを中学のPTAの方はもう話し合ったりしていたのではないか。
委員
これから子どもたちを入学させる小学校のPTAの方に意見を聞いてみたい。
委員長
意見があればお願いしたい。
委員
私は標準服があったほうが良いと思っている。子どもたちの気持ちの切り替えとなるし、衣替えなど時期的なものある。やはりみんなで統一していると私服のような差が出ないという点もある。私服だと学年によっていろいろな問題が出てきて、先生たちの指導も大変ではないかと思う。標準服を着ていれば、そうそう悪いこともできないということもあるだろうし、いろいろなことを踏まえて標準服があったほうが良いのではないかと思う。
委員
私服によって自主性が培われるのであれば、そういう考え方もあっていいのではないかと思う。多少個性がある子がいてもいいのではないかと思っている。私服しかなかった場合、冠婚葬祭は大変だという話はあると思うが。
委員
受験や冠婚葬祭があるときに買わなければということを考えると、標準服があったほうが楽だと思う。
委員
標準服がなかったらすごいインパクトがあると思う。
委員
小学生の娘からは「格好のいい標準服をつくって欲しい」と言われている。娘の友達も同意見のようだ。
委員
標準服を希望しているということか。
委員
そうである。子どもたちは標準服を前提としているようだ。
委員
先ほど学校のPTAでアンケートをとられたというお話だったが、そこに標準服についての項目はないのか。
委員
標準服についてはない。漠然とした意見がほとんどである。中学校の様子が見えないという方がほとんどで、漠然と教育に対して熱心な先生や子どもに向き合ってくれるような先生が欲しいという意見が多かった。
委員
都立の学校の例になるが、学校説明会や見学に来る何千人もの保護者の方に標準服があったほうがいいかどうかアンケートをとると、標準服と給食は90%ぐらいあって欲しいという結果となる。たまになぜ私服にしないのかという意見が寄せられたが、アンケートの結果を説明すると納得してもらえる。多分この地域でも同じような意見になるのではないかなと思う。
事務局
本日欠席をされている委員から1件、標準服の制定に関する意見をいただいているので報告させていただく。
・私立では制服の良し悪しで生徒の集まりぐあいが大きく変わってくるという事実があり、学校自体の成績にも左右する。
・現在においては、標準服を制定するというのは一つの流れである。
・標準服を買うと当初費用はかかるが長い目で見れば経済的な面から見ても優位性がある。
・服装の乱れなど、生活指導上からも標準服があったほうが良いのではないか。
以上である。
委員長
今、欠席者からの意見が出された。その他にあるか。
委員
標準服についてインターネットで調べてみた。人気のある標準服の中学校を検索したらブランド物の標準服が上位を占めていた。新校ではブランド標準服にしたいと思った。しかし、標準服が高いものになると、逆に私服のほうがいいとなってしまうかもしれない。
委員
女の子は値段に関係なく、その標準服の魅力で学校を選ぶと思う。
委員
標準服というのは朝着替えるときにその日の服装を何も考えなくて良く、親もその都度服を買い与えなくてもいいという利点があったという記憶がある。ただ、汚れてもなかなか洗濯に出せないという欠点はあった。家庭と学校とのけじめをつける意味で、標準服は有効なものと思う。
委員
標準服というか制服に近い状態が良いと思っている。標準服を検討していく大まかなスケジュールを事務局から説明いただいたが、先行した統合委員会では2か年にわたり検討を行っているが、1年前倒して導入することを提案したい。子どもたちが選ぶような良い標準服をきちんと設定し、それを新校になる前から子どもたちが着て、この地域を歩くということは絶対的な宣伝効果があると思う。前倒しして来年からでも標準服を変えれば、あの学校へ行こうと思う一番の動機づけになるのではないかと思っている。
事務局
少し補足をさせていただきたい。先ほどブランドの標準服はどうかという意見や汚れたときになかなか洗濯に出せないという話が出されていた。先行している統合委員会では、統合以降入学する生徒が経常的に負担し購入することを考え、現在の価格程度であること、また、洗濯機で洗えるものということを標準服選定の際のコンセプトとしている。標準服の素材は昔と違い、家庭用の洗濯機で洗濯できるものが多いようだ。
委員
来年度統合する中学校へ通うようになる2、3年生については標準服を公費で負担し支給するのか。
委員
来年度4月に開校する中学校ではそのような形となっている。
委員長
そういった事情があり、1年前倒しして支給してくれないかという話なのか。
委員
公費で支給してもらえれば大変ありがたいが、前倒しして新校の標準服を制定した場合、公費負担してもらうことは難しいのではないかと考えている。公費負担を得るために、前倒しの議論ができないということでは困る。
委員
来年度、前倒しして新しい標準服を導入した場合、両校の新1年生は公費負担されないのか。
委員
新校がスタートするときの2、3年生は公費負担されるが、新1年生は公費負担してもらえないのか。
委員
2、3年生は標準服の買い替えに際して、公費負担があるという話だが、そのことを現在の6年生や今年入学した中学校1年生の保護者が知っているか疑問だ。新しい標準服になったときにどうなるのか、保護者として当然そのことを考えると思うし、早く周知することで不安を除くことになるのではないか。
委員
標準服の公費負担について知らない保護者がいるのか。
委員
大勢いると思う。
委員
標準服等に関する公費負担については、その賛否について様々な意見が出され、予算編成にあたり、ぎりぎりまで議論された中で支給内容がまとまってきたという経緯がある。そういった経過であったため、早くお知らせするということができない状況であった。こちらの統合新校についても、来年度統合する中学校と同程度の予算措置は可能だろうと推測するが、予算は1年ごとに決まっているため、区議会で議決されない限り、確実な内容として公表することはできないというところがある。
委員
統合新校を設置する中学校の順でいうと2組目にあたるが、先行する統合新校の良い部分を取り入れて予算措置を行って欲しい。統合時に標準服が公費で支給されることは、好意的に受け止められているようだが、来年入学する生徒は、統合前の1年のみ着用する標準服を購入することになる。このため、新校の標準服を1年前倒しして導入すれば、来年度入学する生徒は、1年しか着用しない標準服を購入しなくて済む。先日、新校に行かず統合時に転校しても良いかと尋ねる生徒がいた。新校の標準服を前倒して両校で着用することにより、そういう気持ちも少しはなくなっていくのではないかと思う。
委員
今の意見は、来年の4月に入る新入生から新校の標準服が着られれば良いということか。
委員
要するに富士見中も一中もバッジだけ違う同じ標準服を着用し、バッジを替えたら自動的に新校の標準服になるという発想だ。
委員
それは良い考えだと思う。
委員
今年度から標準服が変わった学校が2校あると聞いている。
委員
中学校PTA連合会で学校めぐりをしたとき、統合校ではない学校で1年生だけ新しい標準服を着ていたのを見た。
委員
五中と四中だ。
委員
それを見たときに、新旧の標準服が混在することができるのであればそうしたいと思った。子どもたちと保護者の率直な意見だが、標準服のパワーは物凄い影響がある。
委員
今の話はどういう意味が、詳しく教えて欲しい。
委員
今年の4月から四中、五中は標準服を替えた。
委員
今年入学した1年生が新しい標準服を着用し、2、3年は以前の標準服を着用しているというもの。
委員
新入生から順次標準服を替えていくという発想だ。
委員
新旧の標準服を混在させることができるのであれば、一中・富士見中でも来年の4月から新校の標準服を着用させて欲しい。
委員
標準服を制定するかどうかが確認されていないまま、具体的な話がどんどん進んでしまっている。標準服は制定するということで確認し、コンセプトや前倒しで着用するかを決めていけば良いのではないか。
委員
先ほど私服の中学校の様子を伺ったが、最終的には標準服はあったほうが分かりやすいし、保護者にも学校にも良いのではないかと思った。標準服を制定することが決まれば、コンセプトなどは次回の委員会で話せば良いと思う。
委員
前倒しで標準服を制定することとなった場合、どういうタイムスケジュールを組めば良いのか。いつごろまでに標準服のコンセプトを決め、選定をいつごろまでにすれば良いかなど大体分かるのではないか。
委員長
予算の要求時期との関係もあるのではないか。
委員
前倒しの場合は保護者の負担で購入するから予算要求には関係ないのでないか。大体のスケジュールがわかれば、それに合わせて議論を進めていけばいい。
事務局
公費負担ではなく自身で購入していただくという前提に立つならば、12月くらいまでに全てが決まっていれば、年明けの入学説明会で来年からはこういう標準服になるという話ができるかもしれない。
委員
公費負担で標準服を支給するのは、二重に購入する保護者に対して負担の軽減を図るというものなのだろうから、新入生が新しい標準服を購入することであれば保護者にも異論ないのではないか。
委員
来年度の新入生から新校の標準服を着用するということであれば自己負担となる。
委員
統合時3年生となる現在の1年生は前倒しとなる標準服を買わなければいけなくなるのか。また、その場合、公費負担とならないのか。
委員
二重に購入するのだから負担してもらえるだろう。
委員
前倒しにするので、予算措置されるかはわからないのではないか。
委員
来年度、一中と富士見中に入学する1年生が自己負担で購入することについては合意をもって決めていけば良いと思うが、統合前の時点で2、3年生に公費で標準服を支給することは認められないと思う。おそらく、両校とも別々の標準服で混在するという形となる。
委員
統合時の3年生については、公費負担で支給されるのか。
委員
先行事例と状況が違うので、統合時に支給できるかはわからない。
委員
統合前に両校で2種類の標準服が混在する状態となって良いのか。
委員長
次回、そういう話も協議していきたい。
事務局
ただいま検討いただいた標準服についての今後の議論の進め方は、委員長、副委員長と相談させていただき提案させていただく。コンセプトをどう決めていくかという議論が必要となるが、委員会での議論が速やかにまとまっていけばその後のスケジュールも早めることできると思う。
委員長
それでは、標準服を制定するということで協議を進め、次回コンセプトなどを協議していくこととしたいがよろしいか。
― 異議なし ―
◆議事(4)その他-2
委員長
その他の2番目として「統合委員会ニュースの配付先の追加」があるので、事務局から説明をお願いする。
事務局
統合委員会のニュースの配付先の追加についてお諮りしたい。一中から、学校関係者へ学校だよりと一緒に統合委員会ニュースを配付したいという要望が出ている。委員会で承認いただければ、創刊号からのバックナンバーをお配りいただけるよう手配したいと考えている。なお、富士見中も同様に配付することとなる。
委員長
特に問題はないと思うが、追加配布について了承いただけるか。
― 異議なし ―
委員長
最後に次回の日程調整を行いたい。事務局から日程案を提示いただく。
事務局
先ほど標準服検討スケジュールが厳しいとの話もあったので、10月も開催するということになれば、9月の統合委員会で10月の予定を確認させていただくことし、本日は当初から予定されていた9月と11月の日程を調整したい。9月は、18日、19日、20日、21日の4日間のいずれかで、11月は、13日、14日、15日の3日間のいずれかで調整させていただきたい。また、今後の日程調整を考え、定例の曜日を予め決め委員会を開催してはいかがか事務局から提案させていただきたい。事務局からは第3金曜日を候補として提案する。
委員
金曜日は、ほかの会合も非常に多い曜日なので、定例化は難しい。
委員長
定例化は難しいようなので、まず、9月の予定を確認したい。特に都合の悪い方がいらっしゃらないので、9月21日金曜日とさせていただきたい。
委員長
続いて11月の予定を確認したい。11月14日水曜日ということで確認したいがよろしいか。
― 異議なし ―
委員
標準服の検討を早めるのであれば、月1回開催しても12月までには4回しかない。10月も委員会を開催するよう予定を確認したほうが良いのではないか。
委員
標準服はそんなに議論しなくても決まってしまうのではないか。次回には具体的な話が出されないのか。
委員
年内に決めるのであれば、デザインや業者を決め、具体的な話を進めなければいけない。
委員長
日程は9月に調整させていただくこととして、10月については委員会を行うということで予定しておいていただきたい。
委員
標準服を検討する小委員会をつくったほうがいいのではないか。
委員
小中学校のPTAの委員と両校の副校長で委員会をつくって話し合ってもらい、たたき台を示してまとめていけば良いと思う。そのほうが早いと思う。
委員長
それでは次回統合委員会は9月21日金曜日と、11月14日水曜日に開催する。時間は午後7時から場所については確認次第、事務局から開催通知によりお知らせする。次回は校名募集の結果を踏まえた校名の選定とアンケート結果を踏まえた新校のあり方の検討に加え、標準服の検討を行う予定である。
本日はこれをもって終了とする。
お問い合わせ
このページは教育委員会事務局 子ども・教育政策課(教)が担当しています。