第16回 第六中学校・第十一中学校統合委員会 要点記録

ページID:210239853

更新日:2023年8月3日

 開催日時 平成19年11月13日(火曜日) 午後7時~午後8時
 開催場所 野方地域センター 洋室A・B
出席者委員笹川五郎、長廣隆、尾田和子、上田富昭、水野明子、手塚由利子、石田一美、森泉由香、槇泰智、加藤弘海、薬袋恵一子、大槻喜代子、久保田和佳、廣瀬千史、小林倫子、長谷川嘉昭、齋藤直子、矢口仁、山口博之、太田耕司、青山敬一郎
(敬称略、順不同)
事務局教育改革担当
傍聴者なし
 会議次第【議事】
 1 校歌について
 2 校章について
 3 学校指定品等について
 4 教育目標について
 5 その他

1 開会
 前回の統合委員会で意見をまとめた校章デザイン、校旗及び体操着等について、教育委員会に提出した内容を事務局から報告。

(概要)
[教育委員会への提出内容]
○校章デザイン
 第六中学校・第十一中学校の生徒からデザイン案を募集し、それをもとに専門家にデザイン化を依頼して検討した結果を報告する。なお、校章の由来については、別途意見を取りまとめ、報告することとする。
○校旗について
 校旗の地の色は、校旗の事業者から色見本を取り寄せ検討した結果、濃い緑色とする。なお、学校から教育目標として掲げる「探求 創造 共生」を校旗(刺繍旗)に入れる提案があった。このことについての対応は、学校と教育委員会との調整に一任する。
○体操着等
 体操着、体育館履き、上履きは、主として第六中学校と第十一中学校とで協議し、整ったところで統合委員会に報告を受けた。統合委員会としても学校間の協議結果を了とする。

事務局
 教育委員会で報告を受けたものについては、既に六中と十一中に通知しており、今後、学校で統合委員会からの意見を踏まえ、これらを定めることとなっている。

2 議事

◆議事(1)校歌について

 前回の統合委員会で出された歌詞の修正意見を事務局から制作者へ伝え、修正依頼を行った。その内容と結果について事務局より報告。

(概要)
○制作者との確認、承諾内容
 ・1番の歌詞の「灼く」を「あつく」に変更する。
 ・「写す」を「映す」に変更する。

委員長
 事務局からの報告に質問があればお願いしたい。特に質問がないようであれば、承認いただけ
る方は拍手をお願いしたい。

― 異議なし、拍手 ―

委員長
 校歌の歌詞についてはご承認いただけたので、この結果を教育委員会へ報告する。どうもありがとうございました。

 


◆議事(2)校章について

 校章の由来について、前回の統合委員会での意見を踏まえ、改めて作り直した「校章の意味について(案)」に沿って事務局から説明。

(概要)
○校章の意味について(案)
 この校章は、第六中学校及び第十一中学校の生徒から図案を募集し、応募された作品をもとに第六中学校・第十一中学校統合委員会で検討し、取りまとめたものである。
 2枚の葉により、「緑野」の「緑」と、2校の統合により誕生する学校であることを表現した。
 また、2枚の葉が重なりあっていることで、葉が一枚一枚あわさって年月を重ねていくことを表した。これは、毎年生徒が入学し、成長して卒業することを繰り返すことで学校がその歴史を刻み、良き伝統を築いてほしいとの願いを込めたものである。
○前回の資料は、「緑野中学校として校章の由来を説明したもの」として作成していたが、今回は、「統合委員会として校章の意味付けをしたもの」として作成した。このため、受身ではなく、能動的な表現としている。なお、校章デザインのもととなった応募者の個人名は出さないほうがよいだろうという意見が前回の委員会で出されていたので記述から省いている。

委員長
 事務局からの説明について意見があればお願いしたい。

委員
 前回、所用で欠席させていただいたので議事録で話し合いの経緯を確認させていただいた。経過はよく理解でき、決まったことを覆す気持ちはないが、一言発言させていただきたい。
 最初に校章が決まっていく経緯としては、公募を行い生徒からかなりの数の応募があった。その中から4点に絞り、協議を重ね取りまとめた。校章デザインの原案は本校の3年生のものだが、新しい学校の校章をつくってみたいと、熱心につくってくれた生徒である。ご存知のとおり、最初に選ばれた4点中、3点が彼女の作品だった。その中でこの図案が選ばれた。葉の重なったデザインは他にもあったが、中でもでき上がってきたデザインのもとになっているものは、この図案1点である。この図案をもとに専門家にデザインを頼むことでデザインの図柄が変わること、応募者として名前が出ることもあるが了承してもらえるか本人に確認を行ったが、本人はとても光栄なことなので、一任するということだった。
 教育者の立場から、一生懸命頑張ってくれた生徒の名前を出すことはいけないことではないと個人的には思っている。もし、再考の余地があるのであれば、校章の原案者として名前を入れていただきたいと思う。

委員長
 ただ今出された意見について、委員会で決まったから覆せないということではなく、心残りとならぬよう、全員の心が一つとなって委員の総意として決めていきたいと思う。前回の協議では、委員会で選んだ図案としてプロに渡したものは一つだが、葉をモチーフにした類似図案はいくつかあったため応募者を同等に考え名前は出さないほうがよいのではないかということとなった。各委員の意見をいただきたい。

委員
 前回の決定を覆すつもりはないというご発言だったが、私はこの件について再度検討することは何ら差し障りはないと思う。統合委員会が始まった当初、私も一度決まったことについていかがかと思うことがあり発言をしたことがある。結局、一度決まったことであり、多数の委員が納得されていたことで承諾した。しかし、今回のように原案者本人が名前を出しても構わない、出していただけるということで一生懸命頑張ったのであれば、これを出すことは何らやぶさかではない。名前を出さない一つの理由としては、類似したものが幾つかあったからということで、6月20日に配られた資料の中においても、確かに類似のものもあるが、そのとき選んだものは明らかに現在決定したものと酷似しており、他の類似図案より別格であるということはだれの目にも明らかだと思う。名前を出さない理由として、類似のものがたくさんあったということは当たらないのではないかと思う。本人が名前を出しても構わないというのであれば、できれば出してあげたい。六中の60年前に決まった校章も、由来にはちゃんと原案者の名前が記述されている。

委員
 校章図案と関連し、由来の文章も内容が変わってくると思う。前回、原案者の名前は出さないと決まった時点で、統合委員会が主体となる記述に改めることとなった。原案者の名前を出すのであれば、図案を考えた理由をベースにして記述する等、名前を出す場合と出さない場合とでは由来の書き方が変わってくる。

委員
 前回、原案者の名前を出さないこととしたのは、十一中の生徒が応募した中にも葉が重なった図案があり、他の子どもたちの作品にも葉が重なった類似作品があったためで、これらを専門家にデザインしてもらえば変わってくることも考慮したためだった。もう1度検討をするのはよいが、もし原案者の名前を載せるのであれば、十一中の類似応募者のことまで考えなければいけないのではないか。

委員長
 結果的には専門家に依頼してデザインを制作している。デザイン化されたものを委員会で協議し、いくつかの修正も行った。原案者の図案のまま使用していれば問題はないのだが、この図案をイメージの参考として専門家にデザイン化を依頼し、最終的にはデザインは専門家が作成したものである。他にも意見をお願いしたい。

委員
 何種類かあったために応募者個人の名前は出さないと前回の統合委員会ニュースにあったが、類似の作品も含めて応募者名を複数名出してもよいと思う。

委員
 類似作品があったのだから、それらも同じ扱いとして全員の名前を出したほうがよいと思う。

委員長
 名前を出すことはよいと思うが、もととなった図案を専門家にデザイン化してもらった時点で特定個人のものではなくなっている。応募のあった図案の中から選び、それをもとに専門家にデザイン化してもらうので名前は出さないほうがよいのではないかとしていた。由来についても、応募者が考えた理由ではなく、統合委員会で選定したものとして作成したほうがよいのではないかということで取りまとめた。今回の意見を受け、再協議の結果名前を出していくにしてもどの範囲までとしたらよいか難しいところである。

委員
 「類似の図案が数点あった中から主たるデザインとして、当時、六中の3年に在学していた○○さんの図案を専門家に依頼しデザイン化したものである」という書き方であれば、似たようなものが数点あったとわかるのではないか。類似の作品があった中で主たるデザインを統合委員会で選定し専門家に図案化してもらったものであるという記述とすれば、類似した図案を応募した生徒は、自分が出したものに似ているが、確かに原案となった作品のほうが自分の応募したものよりはよくできており、代表として名前が出ているのだと受け止めると思う。

委員
 類似の応募作品があり、その応募者本人たちは専門家にデザイン化を依頼したので、自分の作品がデザイン化されて変わったと思っている可能性もあるのではないか。そういうことも考えれば、名前を載せるのであればこの生徒たちも名前を出してあげたほうがよいと思う。

委員長
 デザインは数名の類似図案があり、それらをもとにプロのデザイナーがデザイン化した。その図案応募者の名前を1人出すのか、3人出すのかという意見が出ているがどうか。

委員
 前回私が発言したのは、教育的に配慮して名前を出すのであれば、1人ではなく全員出したほうがよいというものだった。類似図案は原案の他3点だったと思う。

委員
 専門家に任せるというステップを踏んでいるので、名前は出さなくてもよいのではないかなと思う。

委員長
 例えば、それぞれの応募者の名前を出し、それらの人の図案をもとに専門家へ依頼し、こういう校章になったと由来に書けるのか。

事務局
 こうしなければいけないというルールはない。該当者の名前を入れたもので文案を作成すると、名前が3~4人並ぶことになる。

委員
 私は統合委員会で図案を選定していく中で、原案者の名前を出したほうがよいと提案している。原案者である生徒名を出すことのメリットとして、校章だけではなく校歌の作曲・作詞にしてもそうなのだが、何十年か経った周年行事のときに称えることができる。先日、十一中では校歌の何百人合唱という記事が出ていたが、作曲した当時の方を招き式典が盛り上がったとのことだ。このことからすれば、いずれ10周年、20周年のときに、校章の原案者を呼ぼうなどということも可能性としてはあると思う。

委員
 葉を重ねた図案は、実際4点だ。この4点の図案の中で、デザイン化されたものを客観的に比較して見ると、葉脈の数が違った程度の差で、このうち1点の図案とデザイン化されたものは同じだと思う。明らかに他の図案3点とは違うという判断となるのではないか。その点から言えば、類似図案の応募者に対する配慮の必要はあると思うが、原案者がデザインしたものと言い切って何ら差し障りはないのではないか。

委員
 校章デザインの募集にあたって、学校側でどんな内容で生徒に募集をかけたのかによって考えたほうがよいと思う。採用されたデザインに関しては応募者の名前が公表されるとしていたのか。

委員
 募集する段階ではそういうことは言っていない。しかし、統合委員会で図案選定が始まった頃、専門家へデザイン化を依頼するために応募作品を選ぶ過程で名前が公表されるかもしれないことと、専門家に頼むと選ばれた図案のデザインが変わることがあるかもしれないことを本人へ説明し、了承を得ている。

委員
 名前が公表されるかもしれない、図案が変わるかもしれないということを本人に伝えており、原案者の名前を出したほうがよいということであれば、類似した図案の応募者全員の名前を出すことが生徒の教育という意味からしては公平ではないかと思う。先ほど意見にあったように、専門家がデザインして完成したデザインという考えもあり得るとも思ったが、名前を出すのであれば類似作品も含め、該当者全員の名前を出したほうがよい。

委員
 全応募作品の中から統合委員会で絞り込んで選定した経緯からすれば、原案以外の3点は最終的に絞り込む中には残っていなかった。そういう点から考えれば、明らかに原案者のデザインを採用したということが事実ではないか。

委員長
 それはわかるが、今は名前を出すか出さないかということを協議している。1人の名前を公表するのは簡単だが、応募してくれた生徒全員に敬意を表さなければいけない。せっかく考えてくれた生徒の気持ちもある。専門家がデザイン化した時点で原案者個人のデザインではない。デザインが上がった時点で、統合委員会で協議し最終調整も行ってもいる。そのことからすれば、類似しているものも同様の扱いとしたほうがよいのではないかと言う意見に賛成だ。教育的な観点からしてもそのほうがよいと思う。類似作品の生徒名は何かの形で名前を載せ、原案者の図案が基本となっているとして公表してはどうか。

委員
 原案者の名前を出すということに賛成だ。先ほどから意見も出ているように、類似図案は葉を重ねているが、完成したデザインのもとになった図案は、委員以外が見ても明らかで類似図案の応募生徒は自分たちのものではないと納得してもらえると思う。また、原案者については図案を何点も応募しており、由来も一生懸命本人なりに考え、意味づけをしてくれた。それを称える意味でも公表してあげたほうがよいのではないかと思う。校章の意味については、先ほど折衷案として提案のあったように他にも類似作品があったというぐらいは入れてもよいと思うが、基本的には原案者の図案をもとにデザイン化したと記述したほうがよい。

委員長
 名前を出すことは問題ないと思っている。しかし、一つ認めると統合委員会での決定事項に意義を申し立てれば決定事項を変えることができるのではないかと考える人が出てくるのではないかと懸念している。そうなっては、今まで時間をかけて協議してきたことは何だったのかという話にもなる。前回統合委員会として取りまとめた内容を踏まえれば、類似作品の応募者名は出さない。校章デザインは特定個人のものではなく、応募作品にいくつか類似のものはあったが○○さんの図案をもとにプロに頼んで制作したというようにしていくか。それとも前回取りまとめた内容のとおりとするか。

委員
 60年前、六中の校章を決めたときには、一切プロのデザインを加えず発案者の図案を採用しているのか。

委員
 はっきりしたことは分からないが、美術の教員が手を加えていると思う。

事務局
 六中の校章の由来では、○○さんの図案を補正したという表現になっているので、生徒の図案そのものではないと思う。

委員長
 意見が分かれているが、どのようにまとめていくか。

委員
 委員長の意見にあったように、前回意見を取りまとめた際に反対した委員は1人もいなかったと記憶している。このことを考えると、前回の内容を大きく変更せず原案者の名前を加えるという調整でよいと思う。先ほど類似作品の生徒名も全員出したほうがよいという意見があったが、それでは統合委員会の意味がなくなってしまうと思う。この前の委員会でとりまとめたのは何だったのだと言われても反論が何もできないし、最後にこれでは我々も一生懸命、16回も検討した甲斐がない。先ほど提案のあったように折衷案となる文章とすれば解決となるのではないかと思う。

委員長
 それでは、校章の制作者としてではなく、何かの形でどこかに名前を載せることとするということでどうか。校章は最終的には専門家に依頼しデザイン化しており、原案を変更しているのでデザイン者として認めて載せるということはしないということでよいか。

委員
 お任せする。

委員
 その中には、その子だけではなく、類似した図案が他の生徒にもあったということでよいか。

委員
 クロスリーフを最終的に選定したのは、原案者の描いたデザインの完成度が高かったからであることは確かだが、同様のデザインがあるからこれがよいという意味合いもあった。このため、原案者だけが制作者だという形で残っていくのはどうかと思う。子どもたちのことを考えるのであれば、図案の中にクロスリーフとした図案が多くあったからというような文面にしていただければよいのではないかと思う。

事務局
 本日協議いただいた内容の文言修正については正副委員長・両中学校・事務局に一任いただき、後日会議録をお送りする際に一緒に確認いただければと考えている。

委員長
 事務局、学校と副委員長と私にお任せしていただくということでよろしいか。

― 異議なし ―

 


◆議事(3)学校指定品等について

 学校間調整としていた標準服のボタンやネクタイ等の協議結果について、学校から説明。

(概要)
○ ボタン
 ・ブレザーのボタンに「M」という崩し文字を入れて三つのボタンをつける。
○ネクタイ、リボン
 ・だらしなくしないためにワンタッチ・引っかけるタイプとし、だれでもつけられる仕様。
 ・女子はリボン、男子はネクタイ。
 ※女子がスラックスを選んだ場合については、ネクタイとセットとする。
○校章バッジについて
 ・校章はバッジの形で男女ともブレザーの襟章として付ける。夏は付けない。
○体育館履き・上履き
 ・体育館履き、上履きとも1年生のカラー色を黄色に指定する。
○通学靴
 ・自由とし、運動靴でもローファーでも構わない。
 ※ただし、ローファーとした場合は体育の時間運動靴に履き替える。
 ・女子のソックスは白または紺(ハイソックス可、ルーズソックス不可)

委員長
 質問などあればお願いする。

委員
 女子がスラックスの場合にはリボンを選ぶという選択肢はないのか。ネクタイでなければいけないのか。

委員
 提案事業者のスラックスの場合の標準指定がネクタイだったのでそれに合わせた。

委員
 女子はリボンを選びたいとならないのか。

委員
 リボンでも構わないと思う。

委員
 本人が嫌がるのではないか。

委員

 あまり冴えないのではないか。スラックスであればネクタイのほうが合うのではないか。

委員
 リボンとネクタイを購入し、付けたいほうを付けるのではいけないのか。

委員
 基本的には提案事業者の原案である男子はネクタイ、女子はスカートにリボン、女子のスラックスはネクタイとするとしてスタートしたいというのが学校の希望だ。意見のような声が生徒から出てきた場合、例えば生徒会活動などで自主的に変わっていくとしたほうがよいと思う。

委員
 了解した。

委員
 上履きの値段は説明会の資料には記載しないのか。

委員
 上履きの値段は、2,100円だったと思う。

委員
 新1年生は黄色ということだが、学年ごとにカラーを変えるということか。

委員
 上履きと体育館履きについては学年ごとに学年色を決め変えていく。

委員
 学年で色が違うと、兄弟でお下がりとして使用する場合に問題がないのか。

委員
 そのことも検討したが、ジャージや体育着についてはそういうことがあるので同じ色のほうがよいが、靴の消耗を考えたときにそれほど必要はないのではないかと考えた。

委員
 新1年生が黄色となっているが、他の学年の色はもう決まっているのか。

委員
 確か赤と青の順で2、3年生は予定している。生活指導が六中で使っている色と十一中で使っている色とが混在しないよう順番を考え、この順になったと記憶している。

委員長
 他に意見がないようであれば標準服の件についての協議は今回で終了し、教育委員会へ報告させていただく。
 
― 異議なし ―

 


◆議事(4)教育目標について

 中野区立緑野中学校教育目標について学校から説明。

(概要)
 前回の委員会で報告した内容をさらに検討し決定した。11月17日に開催する学校説明会で保護者へ説明していく。

○生涯学習の基礎となる「生きる力」の育成を目指し、より大きな教育理念、建学の精神として「探求」「創造」「共生」という教育目標をもとに新校の教育活動を展開する。
<教育目標>
 ・「探求」・・・学術的な探求だけでなく、自分の理想の追求、人としての生き方の探求
 ・「創造」・・・新しい未来社会・文化の創造、平和の創造、新しいもの・基礎を身につけたうえで新しいものをつくりだす創造
 ・「共生」・・・広くは平和社会の中で共生、狭くは新しい仲間、地域との共生、六中と十一中が統合しともに生きる。緑野中の肢体不自由学級である、たんぽぽ学級の生徒たちとともに生きるなど、トータル的な共生を目指す
<生きる力の育成>
 「生きる力」を「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」のトータルでとらえ、知・徳・体のバランスのとれた生徒を育成する。
 ・「確かな学力」・・・基礎的な学力、PISA型読解力、コミュニケーション能力
 ・「豊かな心」・・・自分のよさを認める心、友だちを思いやる気持ち、社会に貢献する意欲
 ・「健やかな心身」・・・基礎的な体力、規則正しい生活習慣、やり遂げる強い意志
<育てたい生徒像>※「生きる力」の三つのベースを具体的に示したもの
 ・学習と読書に励み、教養と人格を高める生徒
 ・規範意識・思いやりをもち、自他の生命と人権を尊重する生徒
 ・健康・安全、を大切にし、進んで心身を鍛える生徒
○学校目標を達成するための基本方針
 ・基礎的・基本的な学習内容の確実な定着を図るため、わかりやすい授業を展開するとともに、読書活動を推進し、国語力の向上を図る。(確かな学力)
 ・人権尊重の精神・規範意識を培うため、道徳教育・生活指導を徹底する。(健やかな心身)
 ・豊かな感性や広い視野をもたせるため、体験学習の充実を図る。(豊かな心)
 ・健康・安全・「食」についての指導の充実を図るとともに、運動に親しむ習慣を養う。(健やかな体)
 ・社会へ貢献しようとする気持ちを育てるため、家庭や地域社会との連携を深める。(豊かな心)

委員長
 特に質問などもないようだ。余談ではあるが、過日、十一中から私どもの町会に敬老の日に85歳以上の老人にお花をプレゼントしていただいた。このようなよいことは継続し、新しい教育目標に沿ってよい教育を進めて行っていただきたいと思う。

委員

 今お話のあった花のプレゼントは、六中で20年も30年も地域の高齢者の方へ実施しているプレゼントであり、統合する十一中でも実施しできないかということで行ったものである。可能であればその活動は緑野中でも継続する。今後、総合的な学習の時間等が大分減らされていく中で、現在行っている奉仕活動、地域社会との連携等同じ形では実施が難しくなると思うが、新校のスタート、原点に返り何らか形でよさを引き継いでいけるよう組み立てていきたと思っている。

委員長

 教育目標は、教育課程の一部に位置づけられており、統合委員会の所掌事項ではないが、学校として定めていくにあたり統合委員会に示していただいた。これについては、今後、学校で教育課程を編成し教育委員会に届けることになる。本日の予定していた協議事項は終了し、本統合委員会の所掌事項は以上で終了した。

 


◆議事(5)その他

 学校指定品の支給の詳細について、事務局から報告。

(概要)
○支給内容
 (標準服)
 ・冬服上下、夏服の下
 ・男子はネクタイ、女子はリボン
 ・校章バッジ
 ※女子の下は、スカートとスラックスの選択が可能であり、スラックスを選択した場合はネクタイとなる。
 (体操着)
 ・トレーニングウェアの上下、Tシャツ、ハーフパンツ。
○その他
 ・支給は各人各1点。ただし、Tシャツは2枚支給。
 ・希望調査兼サイズ調査は、1月を予定。
 ・17日に開催する緑野中学校説明会では、以上の内容で説明を行う。

委員長
 次回は最後の回となる。協議事項は終了しているので、急に何か入らなければ校旗の完成披露と、最後に教育委員会の教育長からご挨拶をいただく。候補日を2日ほどあげて調整しておきたい。1月24日から2月6日までの間に行いたいと思うが、各委員の都合はいかがか。

事務局
 各委員の都合が悪い日がないようであれば、教育長と日程調整を行い、後日通知させていただくこととしたい。

― 異議なし ―

委員長
 次回開催日、会場については、後日事務局から通知する。本日はこれをもって終了する。

お問い合わせ

このページは教育委員会事務局 子ども・教育政策課(教)が担当しています。

本文ここまで

サブナビゲーションここから