第7回 第六中学校・第十一中学校統合委員会 要点記録

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更新日:2023年8月3日

 開催日時 平成18年12月20日(水曜日) 午後7時~午後8時25分
 開催場所 野方地域センター 洋室A、B
出席者委員笹川五郎、長廣隆、尾田和子、上田富昭、石田一美、岡陽子、竹内実、酒井博美、槇泰智、加藤弘海、大槻喜代子、大内慎吾、小林倫子、樫村久憲、山口博之、小出統英、相澤明郎
(敬称略、順不同)
その他高木教育委員
教育長、教育委員会事務局次長
事務局教育改革担当
傍聴者3人
 会議次第【議事】
1 統合新校の校名の検討について
2 学校指定品(標準服)の検討について
3 その他

1 開会

(1)第六中学校・第十一中学校統合委員会委員の辞職について
 ・高木氏の中野区教育委員就任に伴う、統合委員会委員の辞職について事務局報告
 ・高木教育委員あいさつ
(2)中野区教育委員会の人事異動について
 ・教育委員会幹部の人事異動について事務局報告
 ・教育長、教育委員会事務局次長の就任あいさつ


2 議事

◆議事(1)統合新校の校名の検討について

委員長
 校名については、1月には取りまとめたいので、それを念頭において協議をお願いしたい。本日は、標準服についても議題にあがっているが、意見の取りまとめを行う時期となっている校名検討に重点を置いて話し合っていきたい。校名は、応募総数115件から、委員のみなさんの意見交換により絞り込まれ、概ね15件となった。絞り込まれた15件の名称については、「植物関係」、「地名関係」、「道徳関係」、「「新」関係」、「その他」と分類し、校名候補一覧として事務局がまとめた。校名の絞込みにあたっては、名称の制限ということで、中野区に現在ある校名や、国語辞典にない読み方のもの、読み方がわかりにくいもの、常用漢字を使用していないものやすべてひらがなのものなどを除き候補を絞ってはどうかとの意見に従い絞り込みを進めてきた。本日は委員の心を一つにし、さすが統合委員会で推薦された校名だ、と言われるようなものを推薦いただきまとめていきたい。校名候補について、事務局より説明する。

事務局
 前回までの統合委員会で協議し絞り込まれた15件の名称について、事務局で取りまとめ一覧にした内容を説明。

(概要)
○15件の名称について分類したものは次のとおり。
 ・植物関係
 中野区立桜中学校、中野区立中野桜中学校
 中野区立つつじが丘中学校、中野区立つつじヶ丘中学校
 中野区立緑ヶ丘中学校、中野区立緑台中学校、中野区立緑野中学校
 中野区立栄野中学校
 中野区立若葉中学校
 ・地名関係
 中野区立中野中学校
 中野区立丸山中学校、中野区立中野丸山中学校
 中野区立野方中学校
 ・道徳関係
 中野区立希望中学校、中野区立希望が丘中学校
 中野区立啓徳中学校
 中野区立誠和中学校
 ・「新」関係
 中野区立新星中学校、中野区立新生中学校
 中野区立清新中学校
 ・その他
 中野区立太陽中学校
 中野区立北栄中学校
○公募のあった名称に正式名称である「中野区立」をつけて表示した。
○各名称を関連あるもので括り、大きく5つに分類した。


委員長
 今日は、一人ひとりから活発な意見をいただき取りまとめていきたい。

委員
 絞られた候補名はどれもよい名称だ。それぞれに思いがあると思うので、前回意見があったように、各自理由を用紙に記入し推薦していってはどうか。ここまで意見が煮詰まったのだからもう決めていっても良いと思う。

委員長
 地名にこだわるのか無しにしていくのかなど、一人ひとり考え方が違うと思う。具体的な意見を出していただき、各名称に対して各委員が持つイメージの持ち方や意見の相違を認めたうえで、どの名称にしたら良いかを取りまとめていきたい。

委員
 学校再編の15か年計画の統合一号校として、新校のイメージを持って学校名を決めていくのか、学校名を決めてイメージを膨らませていくのか、どちらが良いのだろうか。このまま良いと思う名称だけを出し合っていても決められないのではないか。今までの議論で各委員イメージも膨らませていると思うが、名前ばかりが先行してしまっていると思う。統合一号校としてどういう学校が良いのかということや、新校の設置されるエリアにふさわしい名称は何かなど考えれば、ある程度絞り込めるのではないか。

委員長
 事務局でまとめた一覧中の分類から一つずつ選び、さらに絞り込んでいくという方法もある。

委員
 そういうやり方でも良いと思う。

委員長
 候補の名称に統合一号校を現す単語をアレンジすることもできるが、応募してもらったもので考えたい。また、学校の目指す内容やイメージから考え、ふさわしくないものをいくつか除いていく方法もある。他に何か意見はないか。

委員
 「地名関係」で言えば、統合新校では六中と十一中の広い範囲から通学してくるようになる。地名をつけてしまうと一つの地域に限定されるのでやめたほうが良い。例えば、新校の所在地で「丸山」とした場合、名称を聞いた第一印象でその地域だけのものとしてとらわれがちとなる。六中学区からすれば「野方」が良いということもある。「野方」にするか「丸山」にするか、双方の思い入れがあるので最終的に決めにくくなるのではないか。そうであれば、最初から「地名関係」は除いて考えたほうが良いと思う。

委員長
 「地名関係」について意見をいただいた。反対意見はあるか。

委員
 全部を「地名関係」で一括りにせず一つずつ決めていけば良いと思う。例えば、「中野」という名称はどこから通学して来ても使える。また、統合第一号にふさわしいと考える。

委員
 地名にこだわる必要はないと思っている。緑というイメージには、四季折々を考えた場合に、新緑から深い緑にと同じ緑でも成長が見られる。若い芽から大きな幹になり、花を咲かせ、実をつけるイメージがあり、統合新校がスタートするにふさわしいと思う。そういう点で「緑」の付く名称は良いと考えている。また、十一中は中野の学校の中でも緑が多く、見た感じからの学校イメージに合う。「緑の中学校」が良いとは思うが、ひらがなは使用しないというのであれば、中野の野をとって「緑野」とし、緑の中野の中学校という意味付けをしてはどうかと考えている。「緑」は、子どもにも書きやすく覚えやすい漢字であり、道徳に関係した名称をつけた学校のイメージとは違った、新しく簡易だが希望や生徒のイメージにつながる印象を持つ文字であり、子どもたちには書きやすい名称ではないかと思う。その点では頭一つ抜けていると思う。

委員長
 「緑」について、漠然としたイメージだったが、今の意見を伺い、四季折々の緑の持つ変化や成長の具体的な様子と学校を重ねてイメージをすることができた。

委員
 「緑」はシンボライズするという点で、スクールカラーとしても使え、学校のシンボルとして使いやすいと思う。

委員長
 他にどうか。

委員
 私は迷っている。

委員
 「緑」も良いと思うが、学校の場所の位置を示すという名称の「北栄」も中野区の北にあるという理由から良いと思っている。また、「希望が丘」など団地にある名称等、名称の由来と違ったイメージを連想させるものや、近くに類似名称があるものは除いていったほうが決めやすいのではないかと思っている。

委員
 基本的には出された意見と同じだ。「丸山」「野方」に関しては、両校の学区域を考えるとどちらをとるかということは、やはり好ましくないと思う。どれがよいかという点では色々考えてしまい迷っている。「植物関係」の分類の中では、「つつじヶ丘」はほかにある地名で、この場所の校名としてはどうかと思う。校章等を考えると一番使いやすいのは「若葉」か「桜」ではないかと思う。「道徳関係」の分類の中のものでは校章にしたときのイメージが難しい。「「新」関係」の「新星、新生」は、校章になりやすいのではないかと思っている。

委員長
 校章は後で決めていくものだが、考え方の例を言えば、名称を「緑」とした場合、イメージで浮かぶ双葉マークを校章にし、その双葉を区の花のつつじにしたり、区の木のしいの木の切り株にしたりと、色々イメージが広げやすい。イメージ的につなげて考えれば、自然と良い考えが出てくるのではないかと思う。

委員
 「植物関係」では、一つに絞れないが、緑が多い地域だという意見が前回にもあったように学校のイメージにもつながり良いと思っている。「地名関係」では、野方や江古田地区からも生徒が通うという意見もあったが、地域のシンボルとして目印となったり、位置的がわかりやすいという点で「丸山」が良いと考えている。また、「道徳関係」「「新」関係」「その他」では小学校5、6年生でも漢字が書きやすいもの、別の意味に取られるものを避けることを考え「新生・新星」が良いのではないかと思っており、分類別に絞って3つくらいを考えている。

委員
 「道徳関係」の名称については、学校の教育方針を作っていく際に名称に縛られる場合も考えられるので除いてはどうか。また、「希望が丘」は新興の分譲地に使われている名称のイメージがある。同じ意味で「太陽」もそうである。地域に根ざした所在地のわかる「地名関係」の入った校名が良いと思うが、皆さんそれぞれの思いがあると思うので、地名の入った校名は避けなければいけないかもしれない。また、「新生・新星」は突出した感じもあるが、中野区で最初の統合校で「中野区全体の教育が新しく生まれ変わる」という意味を込め、ふさわしいのではないかと思っている。

委員
 「中野」が良いと思っているが、「中野区立中野中学校」では少しピンとこない気もしている。私は地名にこだわりたい。先ほど意見のあったように所在地がわかりやすい「丸山」が良いと思う。「丸山」という地名をつけると賛否両論あると思うが、あくまでも新校は丸山地区にできるということで選びたい。

委員
 あえて3つを選んで発言したい。「中野桜」「緑」のいずれかまたは「若葉」である。理由としては、「地名関係」は皆さんから意見のあったとおりであり、「道徳関係」は教育方針との兼ね合い、「新星」の「新」は概念的で10年、20年先を考えるとどうかと思う。

委員
 地名に関しては良い考え方だと思うが、区内でも活発な地域であるので「地名関係」を使うことは先々のことを考えると除いたほうが良いと思う。「「新」関係」は先ほどから意見もあるが、いつまで新しいのかということもあるので除いたほうが良い。消去法で消していったら「植物関係」の中から選ぶのが妥当だと考えている。

委員
 校名について同窓会で話題となったので、学校のイメージについて聞いてみたところ、入学式・卒業式での桜の印象が記憶に残っているとの声が多く、「桜の杜」という名称はどうかと意見が出ていた。「杜」とすることで桜の木が複数あるイメージとなり良いのではないか。前回までにも公募の名称をアレンジすることの意見も出ていたので、「桜」をアレンジした場合に良いと思うのだがどうか。「地名関係」についての意見はなかった。また、「太陽」については、奇抜であるならここまで奇抜な名前でも良いと思う。「「新」関係」では「新星」が良いと思う。

委員
 「桜の杜」は、委員としての意見ではなく、周囲にそういうアイデアを言った人がいたということか。

委員
 そうだ。周囲の人の意見であり、一つの視点として、「桜」という名称はありきたりで、ドラマのイメージも強いので、少しアレンジしたらどうかと提案を受けたものだ。

委員
 応援のときのフレーズとして、応援しやすく良い名称だと思う。

委員
 前回、選んでいく基準の意見に出されていたものに、公立学校にふさわしいものや常用漢字表にあるもの、校章にしたときのイメージや目指していきたい学校像など色々意見があったが、中でも部活動の応援の際に校名を短縮したときのことも考えていきたいと思う。

委員長
 他に意見はないか。良いと上がった名称をもう一度確認する。「緑野」「緑」「丸山」「新星」「桜(アレンジを含む)」「若葉」となっている。出された意見は、「地名関係」で考えれば、所在地の「丸山」だろう。「緑」についてはどれでも変化やアレンジもしやすい。「新星」は「新」というイメージに反対意見があるといったところだろうか。これらを主体に考えを進めても良いか。

委員
 消去法で考えてみた。「新星」は、校歌にして置き換え20年後のことも考えるとどうかと思う。「植物関係」は、繰り返し芽を出し、広がり大きくなっていくというイメージから中学校にぴったりだと思う。また、「道徳関係」の名称のうち「啓徳」「誠和」「希望」は、既に意見もあったが学校の教育方針のことも考え除いたほうが良い。

委員
 一つずつ見ていったほうが良いのではないか。

委員長
 では、一つずつ確認していきたい。「桜」はどうか。

委員
 候補に残すべきだ。

委員
 「桜」はドラマのイメージが強いので、「桜」だけではなく、「中野」「丘」「台」「杜」など、アレンジしてということであれば残しても良い。

委員長
 「桜」は良いという意見があるので残す。

― 異議なし ―

委員長
 続いて「つつじが丘・つつじヶ丘」は意見がなかったが除いて良いか。

― 異議なし ―

委員長
 次に「緑ヶ丘・緑台・緑野」は残して良いか。

― 異議なし ―

委員長
 「栄野」は意見がなかったが除いて良いか。

― 異議なし ―

委員長
 「若葉」はどうか。

委員
 小学生のイメージが強い。

委員
 幼稚園のイメージも強いと思う。

委員
 先ほど小学生にもわかりやすいという意見もあった、これから育っていくという意味でも良いのではないか。「若葉」は他の候補とも合わせやすい言葉でもある。

委員長
 「若葉」は支持者があるので残す。

― 異議なし ―

委員長
 次に「中野」はどうか。

委員
 「若葉」と同じように、他の名称とも合わせて使えるので残したほうが良い。

委員長
 「中野」は支持者があるので残す。

― 異議なし ―

委員長
 続いて「丸山」はどうか。

委員
 「丸山」は個人的には印象深い名称だ。再編計画では何年か後には丸山小学校も統合新校となり「丸山」という名称はなくなっていく。将来的にこのエリアで小中一貫校になるかもしれないことも考え、そのときに新しくつけるよりは今からつけておいても良いのではないか。

委員
 最初の話し合いで小学校にある名称はだめだとならなかったか。小学校と同じ名称となってもよいのか。

委員長
 だめなことはない。

委員
 丸山小学校も統合されると廃止になるという前提があった。

事務局
 丸山小学校は再編対象校であるが、六中・十一中の統合よりも後の統合を予定しており、統合新校の名称を「丸山」とした場合には、同じ名称の小学校と中学校が並ぶ時期ができる。しかし、他の自治体の例で言えば、小学校と中学校で同じ名称の場合もあるので、同じ名称でいけないということはない。

委員長
 意見があるので、今の段階では残すことにする。

― 異議なし ―

委員長
 続いて「野方」はどうか。

委員
 地名にそれほどこだわっていないが、「丸山」を残すなら、「野方」も残して考えたほうが良いと考える。

委員長
 意見があったので残すこととする。

― 異議なし ―

委員長
 次に「希望・希望が丘」「啓徳」「誠和」は除くという意見が出ていたがどうか。

― 異議なし ―

委員長
 「新生・新星」はどうか。

委員
 除いて良いと思う。

委員長
 除いて良いか。

― 異議なし ―

委員長
 「清新」「太陽」「北栄」は除いて良いか。

― 異議なし ―

委員長
 結果は、「桜(中野桜などのアレンジ)」「緑ヶ丘・緑台・緑野」「若葉」「中野」「丸山(中野丸山)」「野方」となった。分類の「地名関係」または「植物関係」からかということになるだろうか。

委員
 絞り込まれた中の言葉を組み合わせてみてはどうか。例えば「中野緑」などだが。

委員
 頭に中野区立とつくが、「中野」をつけるのか。

委員
 例えば「中野」を使って組み合わせたらという例だ。

委員長
 「緑ヶ丘・緑台・緑野」を絞りたいがどうか。

委員
 「緑ヶ丘」は、同名の団地があり、同名の学校もある。

委員長
 「緑台」も団地の名前にありそうだ。「緑野」の「野」は「中野」の「野」か、または「野方」の「野」か。

委員
 「中野」の「野」という解釈にすれば良いと思う。

委員長
 「緑ヶ丘・緑台・緑野」では「緑野」になると思う。また、「植物関係」で絞るとすると、「若葉」はどうするか。

委員
 除いて良いと思う。

委員長
 「植物関係」では「桜(中野桜などのアレンジ)」「緑野」が残るがどうか。

― 異議なし ―

委員長
「地名関係」で絞るとどうか。「中野」「野方」「丸山」の3つだが。

委員
 「野方」「丸山」の単独の名前では難しい。ミックスするのはどうか。

委員長
 115件の中には「丸野」というのがあったが。

委員
 後々のことを考えると、思い切って地名は除いても良いかもしれない。

委員長
 丸山小と十一中は隣接していて一貫教育に適しているというイメージを持っているので、「丸山」は捨てがたいと思っている。

委員
 先のことを考えるよりも今のことを考え、統合一号であることにもこだわらず、学校の持つイメージ的なもの決めていったほうが良いと思う。「地名関係」は、どれがついてもどうかという気がする。十一中の桜や緑の美しいイメージや、この地域を歩いてみて「植物関係」の名称が良いと思っている。

委員
 「丸山桜」「丸山緑」はどうか。

委員
 もし、小中一貫校になった場合には、品川区の例から考えても一貫校の名称をつけている。こだわらず考えたほうがいいし、そのときに「丸山」の名称を入れるかどうか考えれば良いのではないか。「地名関係」にはこだわらないほうが良いと思う。

委員
「丸山」という名称に思いはあるが、こだわらない。新校のエリアにふさわしい名称である「桜」「緑」とそれに「地名関係」合わせ、「丸山桜」や「丸山緑」などの組み合わせも考えられないかと思う。

委員長
 今までの議論を踏まえると、「桜」のアレンジと「緑野」が残ってくるだろうか。

委員
 部活動面で考えると、「○○が丘」「緑野」のように濁点がつくと、濁点の箇所に力が入り良くない。「桜野」なら響きが良く、スムースだ。

委員長
 組み合わせにあたって何か提案はないか、少し考えていただきたい。

委員
 校名は今日の委員会でまとめていくのか。

委員長
 そうではない。

委員
 そうでなければ「緑」「桜」に決めて、どちらかを入れた学校名で持ち帰って考えてくることにしてはどうか。

委員
 「中野」が残っているのであれば、「中野桜」でも良いと思う。

委員

 「丸山」を除いてしまって良いのか。

委員
 「野方」も残っていたはずだ。「地名関係」をどうするか決めていない。

委員長
 「桜」というイメージは類似校があり、ドラマの学校名の印象が強いという意見もあったが候補として残った。「緑野」も同様であり、類似校のほうが選びやすく良い名称で残ったということか。

委員
 良い名称というより、十一中のイメージが「緑」や「桜」にあるから残ったと思う。

委員長
 地名はどうするか。

委員
 除いて考えたほうが良い。

委員
 入れるとしたら「中野」で考えたい。

委員
 賛成だ。

委員長
 「中野区立」がつくと中野が重なる点に賛否あると思うが、委員で議論を重ねやっと生まれたという感じが出るのは「緑野」「中野緑」や「中野桜」ではないか。「桜」はドラマのイメージがあるとは思うが。

委員
 「桜」はドラマのイメージよりも、十一中の圧倒的な桜のイメージで考えたい。

委員長
 桜はどこの小中学校にもあるし、四季折々の「緑」も捨てがたい。

委員
「桜」と「緑」を支持する意見が多いので、ここで決めずに持ち帰り考えるということでどうか。

委員長
 今回までの議論の結果で校名を公表していきたいと考えている。持ち帰って名称が変わってしまう可能性や数が公表時点より増えることも考えられるので、この場で組み合わせは考えたい。

委員
 公表していくというのであれば、それに向けて考えることにする。

委員
 持ち帰って新しい名称を出しても、良くなければ却下されるのではないか。今日は欠席者もいるので、次回その場で決めるとして考えてきてもらったほうが良いと思う。

委員
 組み合わせのアレンジを考えた場合、地域にあったものを考えると「○○が丘」「○○台」「○○野」と限定されるので、「桜」の読み方を「オウ」、「緑」を「リョク」と読ませることを可としたほうが選択肢の広がりが出るのではないか。

委員
 出してもらえば良いのではないか。

委員
 確認だが、この15件の名称は公募の中から絞り込んで出てきており、新たなものは基本的に加えないでここまできたが、最終段階で組み合わせたり、あるいは、「桜」「緑」に何かを加えて新しいものを作るということは流れとして良いのか。

委員
 公募した過程があるのでそれを尊重していくが、必ず公募のままの名称でなければならないということはないと思う。公募の名称をベースに考え、最終的に統合委員会でアレンジしていくことは統合委員会の中で決めていけば良いということが、今までも論議の中でも確認されている。

委員長
 「桜」と「緑」を持ち帰ってもらい、次回に決めていきたいがどうか。

事務局
 今まで出された内容をまとめると、「桜」と「緑」をベースとし、頭に「中野」がつく場合と語尾に「野」がつく場合が意見として出ていたので、「桜」「中野桜」「桜野」「緑」「中野緑」「緑野」の6種類となる。また、そのアレンジの余地があるということで公表をさせていただくことでどうか。

委員
 アレンジをすると、最終決定するのにまた時間がかかってしまうのではないか。今確認された6種類の中で決めていくこととしたほうが良い。

委員長
 「中野」を頭につける、または「野」を後につけるということを基本として考えていきたい。

事務局
それをベースにということと、多少の言葉の組み合わせは良いことを委員会で確認して、持ち帰って次回までに考えていただければと思う。

委員
 期限はどうか。

事務局
 できれば1月までに決めていただけたらと考えている。委員長から先ほど話があったが、応募のあった校名については、公募後まだ一度も公表していない。校名を取りまとめてから公表するのではなく、校名をある程度絞込み取りまとめに向けて話し合われているという現時点での状況を一度広報させていただき、その後取りまとめを行っていただきたい。また、広報を行うと、周囲の反響もあると思うので、寄せられた意見を参考に議論ができるのではないかと考えている。

委員長
 事務局からの提案で良いか確認したい。

― 異議なし ―

 


◆議事(2)学校指定品(標準服)の検討について

 標準服の選定について、前回までの議論をまとめた内容を事務局から説明。

(概要)
○標準服の制定についての考え方(前回の統合委員会の発言を抜粋)
 ・標準服は、学校にとって一つのシンボルであり、その学校に対して誇りが持てるようなもの、愛校心が芽生えるようなものとして子どもたちにとって魅力的なものが望ましい。
 ・公立校で定める標準服は、魅力的なものということだけではなく、経済的なことも含め、バランスを考える必要がある。
 ・社会の一員としての資質を身につけることも教育の大きなねらいの一つである。社会で通用するような服装感覚や、それに対してのマナー、TPOをわきまえることなどを、中学生、高校生のうちに身につけることが望ましい。
 ・一つのものを決めて着用させるのでは感覚的なものは育たないので、ある程度選んで合わせるタイプのものが望ましい。
○標準服に関するコンセプトについて(考えられるコンセプトの例―たたき台―)
 【基本的コンセプトについて】
 ・統合新校にふさわしい、学校に誇りが持てる、子どもたちにとって魅力的なものとする。
 【形式について】
 ・男女とも、ブレザー若しくはスーツタイプとする。夏服のズボン・スカートは冬服と共通のデザインとする。
 →基本的な形について議論が煮詰まっていない。業者へ提案を求めるまでに委員会で議論のうえ決定していただければありがたい。
 ・女子については、ズボンも選べるようにする。
 →委員会での協議により合意が得られている。
 ・価格は、冬服上下で25,000円(消費税込み)以内とする。
 ・基本的なデザインは男女共通とする。
 →下を男女共通のデザインにした場合、女子のスカートは地味な印象となる。
 ・男女とも上下いくつかの選択肢を設ける。
 →選択肢を設けると価格に影響する。
 【その他の仕様について】
 ・家庭の洗濯機で洗濯ができるものとする、ペットボトルのリサイクル素材を使用する。
 →概ね合意ができている。
 ・一定程度の体格の向上には簡易な補修で対応できるようにする。
 →業者持込かサイズ補修済み加工などで大勢として対応できるようだ。
 ・ネクタイやリボンは別途検討する。
 →ブレザーの場合に検討を要するが、価格に影響するので、できれば決めておいたほうが望ましい。
 【販売等について】
 ・少なくとも統合新校の通学区域若しくはその近傍で購入できることとする。
○今後のスケジュールについて(案)
 ・コンセプトを決定し業者に提示する(平成19年1月頃)
 ・業者から提案を受け候補を絞る(平成19年3月頃)
 ・試作品を展示し意見を募集する(平成19年5月頃)
 ・標準服を選定する(平成19年7月頃)
 →一般的には、コンセプトを出してプレゼンテーションをしてもらうことになるが、多くなるので、まず提案書を出してもらって絞ってからプレゼンテーションをしてもらうこともある。

委員長
 本日は年末でもあるため早めの終了とし、標準服については次回の検討としたい。なお、次回は校名も取りまとめていくこととなるので、その後は、標準服に絞って話し合い決めていきたい。

― 異議なし ―

 


◆議事(3)その他

委員長
 次回以降の確認をする。1月の第三水曜日は、17日(水曜)である。以降、2月21日(水曜)、3月28日(水曜)で内定とするがいかがか。時間は午後7時から、会場は決定次第通知によりお知らせする。

― 異議なし ―

お問い合わせ

このページは教育委員会事務局 子ども・教育政策課(教)が担当しています。

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