第2回 第六中学校・第十一中学校統合委員会 要点記録

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更新日:2023年8月3日

 開催日時 平成18年6月20日(火曜日) 午後7時~午後9時
 開催場所 第十一中学校 図書室
出席者委員笹川五郎、長廣隆、尾田和子、上田富昭、石田一美、岡陽子、竹内実、酒井博美、槇泰智、加藤弘海、薬袋恵一子、高木明郎、大槻喜代子、久保田和佳、大内慎吾、小林倫子、長谷川嘉昭、樫村久憲、矢口仁、山口博之、小出統英、相澤明郎
(敬称略、順不同)
その他小谷松教育経営担当課長、内野係長
豊川営繕担当課長、川上主査、福島主査
事務局教育改革担当
傍聴者2人
 会議次第
【議事】
1 統合新校開校に向けた校舎の改修工事ついて
2 統合新校の校名の検討方法について
3 会議録の公開方法について
4 その他

1 議事

◆議事(1)統合新校開校に向けた校舎の改修工事ついて

 統合新校開校に向けた校舎の改修工事ついて、区(営繕担当課長)からの説明。

(概要)
○施設整備の基本方針
 (1)既存施設を活用し省エネルギーに貢献する、(2)学習環境等の向上をめざす、(3)地域環境に貢献する、(4)健康・バリアフリーに配慮した施設整備、(5)安全で潤いのある施設整備
○施設整備計画
 (1)劣化の認められる部位についての整備。(2)健康・バリアフリーに配慮し、施設の立地条件及び現在の整備状況に即した具体的整備。(3)既存施設の防犯上の弱点を補完する視点による整備。(4)地域の防災拠点としての機能を充実させ、地域に貢献できる施設となるよう整備。(5)文部科学省の審議会報告「環境を配慮した学校施設(エコスクール)の現状と今後の推進にむけて」の「無駄なく・効率よく使う計画」に重点を置いた整備。(6)その他整備の例示:学校周辺環境の整備、統合記念モニュメントの作成など。(7)将来の生徒数の変動にも対応できるよう、普通教室を15教室分確保できるよう整備。
○整備日程
 整備期間は統合年度の前々年度から3か年で実施する。
 18年度:外壁改修、校舎内装改修45%、電気等設備他
 19年度以降:校舎内装改修55%、体育館、プール、電気等設備

委員
 たんぽぽ学級(肢体不自由児学級)のためのエレベーターは設置しないのか。

区担当
 設置する方向で検討している。

― 施設見学 ―

委員
 エレベーターの設置に伴う予算額はどのくらいか。

区担当
 概ね2千万円~3千万円の範囲になると思う。

委員
 改修工事の予算総額いくらか。エレベーターの工事費用は別途加算されるのか。

区担当
 改修工事予算は概算で6億円。エレベーターの工事費は別途予算としたいが、これからの予算折衝による。6億円内でのやりくりとなった場合、工事内容等の調整が必要となる。

委員
 ソーラーシステムの導入は考えていないのか。

区担当
 現時点では考えていないが、今後費用対効果の面も考慮し、検討する必要があると考えている。

委員
 特別教室への冷房設置を是非お願いしたい。

区担当
 計画では15の普通教室の冷房設置を想定しているが、現時点の実使用教室は13教室と聞いているので、この差引分から特別教室への配分も考えられる。

委員
 給食室については、生徒数の増加に見合った作業場所の拡大も必要と思うがどうか。

区担当
 広さについては、現状の中でやりくりできると考えている。今回の整備は、床・排水系統などの内装工事を中心に、夏休みにできる範囲の改修工事を行っていく。

委員
 記念モニュメント設置の発想はどこから出てきたのか。また、予算はどのくらいを予定しているのか。モニュメントは、生徒からつくりたいという話が出てつくるものだと思う。また、つくるにあたっては、地域などの寄付を集めるなどしてつくるものではないかと思う。

区担当
 他の自治体を参考に例示したものであり、予算については、現時点では積算していない。ご意見については他の項目と併せて相談させていただく。

委員
 第六中の通学区域の端から第十一中学校まで通学するのに時間がかかる。通学手段として自転車を認めた場合、自転車置き場も必要になると思うがどうか。

委員
 生活指導部で検討をしているが、現状では自転車通学を認めていない。

委員
 たんぽぽ学級(肢体不自由児の障害学級)の子どもが滞在できる部屋の整備とPTA室への冷暖房設備の設置を是非お願いしたい。

委員
 体育館の地下がカビ臭く、健康上も良くないので何らかの対応をお願いしたい。

委員長
 この他施設整備についての意見は、FAXや電話などで事務局へ伝えて欲しい。次回までに事務局で整理し、委員会の要望として取りまとめを行いたいが、よいか。

― 異議なし ―

 


◆議事(2)統合新校の校名の検討方法について

 統合新校の校名の検討方法について、校名募集の範囲、募集を行う場合の集計方法等について事務局から説明。

(概要)
○統合新校の校名募集の範囲について
 (1)考えられる関係者の範囲について(地域の関係者、現在の第六中・第十一中の関係者、過去の第六中・第十一中の関係者(同窓生等)、関係小学校の関係者)(2)統合委員会ニュースの配付範囲の確認(第六中学校・第十一中学校、関係町会・自治会)(3)考えられる募集記事を記載する媒体について(統合委員会ニュース、区報、中野区教育委員会ホームページ)
○統合新校の校名の検討方法について
 (1)統合委員会で校名案を示して意見を聞くかどうかについてのメリット・デメリットを説明。(2)想定される集計方法を提案し、そのメリット・デメリットを説明。(3)応募された校名のみを元に協議するか、校名と応募数を元に協議するかについて説明。(4)都内の統合新校(中学校)の名称について、他自治体の新設校名を参考に説明。
○前回統合委員会で出された疑問等について
 (1)校名募集にあたり、賞品を出さないことを再確認。(2)都内の公立中学校にはカタカナ、ひらがなのみの校名はないことを説明。(3)校名が決定するまでの間、校名候補に「仮称」を付ける取り扱いが可能なことを説明。

委員
 「現在の第六中・第十一中の関係者」、「関係小学校の関係者」の範囲を基本として、十分な校名が出てこないようであれば、募集範囲を広げ段階を経たらどうか。

委員長
 その場合、募集はどのように行うか。

委員
 学校や区報を通して行ったらよい。個人でも、家族単位でも応募できるようにして良いと思う。

委員
 学校は地域で育てていくことも大切だ。家族に子どもがいてもいなくても、子どもでも大人でも、地域みんなで考える方が良い。エリアは決めずに区報で広く募集してはどうか。

委員
 他の例を見ても、募集範囲が広く対象者が多いと取りまとめるのに大変だ。

委員
 第一に子どもたちへ募集し、委員会で候補を絞る際に地域または中野区全体で投票を行ってもらえば、大人と子どものバランスが取れるのではないかと思う。

委員
 統合新校に関係する地域、親子の範囲で考えるのは良いことだと思う。PTAでも校名募集の周知に力を注ぎ、愛着のもてる校名が決まっていくよう努力していく。

委員
 投票で校名を決めることはしたくない。みんなの総意で決めていきたい。

委員
 両校の統合とともに同窓会も一つになっていこうと考えている。一緒に校名を考えたいと思っている同窓生も多くいる。ホームページなどに募集窓口を作ってもらえると良い。

委員
 募集の範囲は「現在の第六中・第十一中の関係者」、「関係小学校の関係者」の意見に賛成だ。同窓会の話が出たが、直近の卒業生などにも配慮して募集を考えて欲しい。応募用紙の受取り・応募に際しても近場で行えるようにしてもらえると良い。

委員
 募集範囲については厳密に確認、管理していくのは無理だと思う。学校は地域の施設ということもあり、地域の町会・住民も学校とは関係しているので統合委員会ニュースを回覧している範囲での募集はしていきたい。なお、区内全域で校名を募集することは現実として良いとは思わない。
 今まで出された意見から、校名の検討方法については「統合委員会の案を示さずに意見を聞く」が良いようだ。集計の方法については「一部の校名を明らかにするが応募数は明らかにしない。」または、「すべての校名を明らかにするが、応募数は明らかにしない。」のどちらかで募集したらどうかと思う。また、応募結果によっては募集範囲を広げる2段階方式も良い方法だと思う。それぞれについて、この場で決めていただければと思う。

委員
 募集の範囲として最良なのは、子どもが決めることだと思う。極端な話、子どもたちだけで決めても良いくらいだと思っている。先ほどから意見の多い「現在の第六中・第十一中の関係者」、「関係小学校の関係者」が良いと思う。

委員
 地域とのかかわりを大切にし、地域の応募も可としたい。

委員
 これからのことを第一に考えることが大事だ。色々意見も出ているが、在校生や統合新校にこれから入学してくる小学生を優先に応募してもらうことを考えたほうが良いと思う。

委員長
 今まで出された話をまとめたい。(1)校名募集範囲は、「統合新校関係小中学校の児童・生徒とその関係者」、「地域関係者」とし、(2)応募方法は、区報で広域に募集するのではなく統合委員会ニュースを利用していくこととする。と、なるかと思う。
 その場合、(1)学校には「統合委員会ニュースに応募用紙をつける」、(2)町会等の回覧には「統合委員会ニュースに応募用紙の配布先を明記する」、(3)応募場所は「地域センター等指定箇所に統一する。」としてはどうかと思うがどうか。

事務局
 7月4日の委員会に応募用紙の事務局案を用意するので、その際に本日の意見の最終確認を取っていただければと思う。

委員長
 募集範囲、応募方法については、以上のように進めていきたいが、よいか。最終的には応募された校名を統合委員会で責任をもってまとめ、教育委員会に提出していくということで、よいか。

― 異議なし ―

委員
 校名は委員会として案を示して募集をするかしないかについて確認していないと思うが。

委員
 委員会で、校名の案を示さないまでも募集条件は示して募集する必要があるのではないか。

委員
 募集条件を示して、校名案を示さず広く聞くという方向でどうか。

委員長
 本日話した内容を事務局にまとめてもらい、次回再度確認していくこととしたいが、よいか。

― 異議なし ―

 


◆議事(3)会議録の公開方法について

 会議録の公開方法についてについて、前回の統合委員会で未確認であった事項を事務局案により確認。

 (概要)
○第六中学校・第十一中学校統合委員会の会議録の公開方法について
 (1)中野区教育委員会ホームページでの公開(要点記録を公開)、(2)区役所1階区政資料センターでの閲覧(要点記録及び配布資料を公開)
○統合委員会ニュースの公開について
 中野区教育委員会ホームページでの公開を追加。

委員長
 会議録・統合委員会ニュースの公開方法について、事務局案のとおり確認したいが、よいか。

― 異議なし ―

委員
 統合新校に関係している人の中には町会回覧で確認できない人もいる。そういうケースも考慮し、統合新校の関係するエリアの地域センターで統合委員会ニュースを配布するよう提案したい。

委員
 町会や自治会に加入していない人、ホームページを閲覧できる環境にない人を考慮し、対応を考えていく必要はあると思う。

事務局
 地域センターとの調整を要するが、配布可能であれば対応していく。

委員
 第六中学校・第十一中学校のPTAで共同し、PTAの統合委員会を結成するので報告する。統合委員会に倣って準備会を経てスタートする。報告は各学校の実行委員会を通じて行っていく。

委員長
 次回は7月4日(火曜)野方地域センターで開催する。議題は、本日協議した校舎改修工事と校名募集についての確認、学校指定品について検討していく。本日はこれをもって終了する。

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このページは教育委員会事務局 子ども・教育政策課(教)が担当しています。

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