第10回 中野昭和小学校・東中野小学校統合委員会 要点記録

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更新日:2023年8月3日

開催日時平成20年9月19日 (金曜日) 午後6時35分~8時25分
開催場所中野昭和小学校 会議室
出席者委員森治平、佐藤美都子、田中弘志、岸哲也、小堺剛司、佐々昌樹、齋藤ひろみ、佐々木孝子、山村陽子、原田十徳、戸田秀由、岸恒夫、新田好恵、橋浦義之、石出好範、小林秀昭、井口和子
(敬称略、順不同)
事務局学校再編担当
傍聴者0人
会議次第【議事】
1 校章について
2 校旗について
3 統合新校(白桜小学校)のあり方について
4 校歌について
5 その他

1 開会

委員長
 これより、第10回の統合委員会を開会する。 
 本日は、傍聴を希望する方はいないとのことである。


2 議事

◆議事(1)校章について

委員長
 それでは、議事に入る。 まずは、「校章について」事務局より説明してもらう。

■資料「校章の図案について」に沿い事務局より説明。

(概要)
・前回の統合委員会で選定された基本となるデザインをもとにして、校名が縦書きのものと横書きのもの、横書きに「NAKANO」が入っているものの3つのパターンに、それぞれおしべがあるものとないものの計6種類を用意した。
・全てのデザインで桜の花びらと校名の文字を大きくし、文字の字体を丸ゴシックとした。
・いくつかの字体の見本(それぞれ文字を白抜きにしたものと黒くしたもの)を参考につけた。
・両校の校長と相談して、校章についての説明(案)を作成した。
【校章の説明(案)】 
 この校章は、統合する中野昭和小学校と東中野小学校の児童や関係者などから広く図案を募集し、応募作品の中から中野昭和小学校・東中野小学校統合委員会での検討を経て定められたものです。
 通学区域には桜にちなんだ地名や桜の名所があること、統合する両校の校章に桜が用いられていることなどから、校名にも由来する桜の花を基調とした図案としました。優美に咲く花の姿は、希望を抱いて入学してくる新入生や、未来に向って巣立っていく卒業生など、児童たちの節目の時を祝うかのように描かれています。また、桜には、古くから「潔白」「精神美」「善良な教育」といった意味合いがあるとされ、児童たちの健全で心豊かな成長を象徴しています。
 重ねた2つの丸い円には、統合する両校の歴史を引き継ぐという意味と、協同・仲良くという意味が込められています。さらに、2つの円を縁どる3本の線は、「知・徳・体」のバランスがとれた教育を表わしています。

委員長
 事務局より説明があったが、本日はこのデザインの中から白桜小学校の校章の基本となるデザインについて意見を取りまとめたいと思う。意見があればお願いしたい。

委員
 デザイン1から6までの中で、おしべがあるものとないものでは随分イメージが違う。好みの話になるが、私はおしべがあったほうがよいと思う。ただ、これがおしべに見えるかなとも思う。また、校名については、デザイン5の縦書きがよいと思う。

委員
 私も校名は縦書きのほうがよいと思うので、デザイン5がよい。

委員長
 校名は横書きよりも縦書きのほうがよいという意見が出ているが、他の委員はいかがか。

委員
 感覚的にこれがよいというのでは問題があると思う。やはりそれなりの観点をきちんと決めて、選んだほうがよいのではないか。

委員
 小学生には、もう少しすっきりしたデザインがよいと思う。説明が必要であるようなデザインは、あまりよいデザインとはいえない。そういうことから、私もデザイン5がよいと思うが、「知・徳・体」云々という校章の説明が必要であるような三つの輪がなくなればよいと思う。

委員
 輪がなくなり、桜の花だけになると、東中野小学校の校章に極めて近いものになる。そういうことから、前回の統合委員会では輪があったほうがよいという話になった。デザイン化した輪にあえて意味を持たせてもよいのではないか。また、私も校名は縦書きがよいと思う。

委員

 前回の統合委員会で出された意見を踏まえれば、輪のあるデザインにしていくべきである。校名も縦書きがよいと思う。あとは、文字を白抜きにするのか黒にするのかということになる。

委員
 文字は白抜きか黒しかないのか。私は校章デザインを考えたとき、「白桜」だから花びらは白で、真ん中は紺色にして、文字は金色と考えた。色のこともイメージしていくべきではないかと思う。

委員
 もちろん色は大事であるが、まずデザインを決めてから色を決めるべきだと思う。

委員
 今の両校の校章を見ると、色を結構使っている。

委員
 前回の統合委員会では、校章の使う場面に応じて色をつけることにして、基本となるデザインは白黒でつくるということだったと思う。そういうことから、前回見た両校の校旗のイメージで考えたほうがよい。文字を白抜きにした場合には、おしべと文字がぐしゃぐしゃになってしまうような感じがするので、私はデザイン5のままのほうがすっきりしていてよいと思う。

委員
 将来的なことを考えて、色についてもある程度決めておいたほうがよいのではないか。

委員
 通学帽子をつくるときに校章を入れると思うが、色までつけた校章を入れるのは難しいのではないか。そのへんのことも考えたほうがよい。

委員
 今通学帽子の話が出たが、通学帽子や体育着などにはデザイン5がよいと思う。ただ、校旗のことを考えると、校旗は一般的に横長なので、校名が横書きのデザイン1のほうがよい。

委員
 横長の校旗で校名を縦書きにしても、バランスは悪くはないと思う。

委員
 委員の意見は、デザイン5でほぼ一致していると思う。今日の段階では基本となるデザインをデザイン5として、そのデザインを中心に色のイメージなどがわくようなものをつくってもらい、次回以降また協議していければと思うが。

委員
 基本となるデザインについてはこの場で決まったことを尊重するが、両校で校章について協議をした際にこだわったのは文字の字体である。児童が校章を書いたりすることもあるので、きちんとした漢字字体ではない丸ゴシックよりも、楷書のほうがよいということで意見が一致した。また、両校に校章があるが、例えば東中野小学校の体育館の一文字幕は白で、刺繍旗は金色、外にあるものは茶色だったり金属の色だったりする。そういうことから、基本デザインをきちんと決めて、校章を使用する場面に応じて色をつけていけばよいと思う。

委員長
 他に意見があればお願いしたい。それでは、色については校章を使用する場面に応じてつけることにして、本日は基本となるデザインを白黒のもので決めていきたいと思う。

委員
 字体と文字が白抜きか黒かということで、校章のイメージが全然違ってくる。私も楷書がよいと思っており、縦書きにしたデザインが落ち着く気がする。

委員長
 いろいろ意見が出ているが、デザイン5の「白桜」の文字を楷書にしたデザインを基本に考えていくということでどうか。

委員
 私も楷書の黒がよいと思うが、デザイン1と5の文字を楷書にして、それぞれ白抜きと黒のものの4種類をつくってもらい、次回以降協議してはどうか。

事務局
 これから新たにデザインを作成してもらい、再度統合委員会で協議するということになると、校章を付ける校旗や体育着などの発注が遅れ、開校時に間に合わなくなる恐れもある。できれば、本日の統合委員会で基本となるデザインを決めてもらえればと思う。

委員長
 事務局より説明があったが、今後のこともあるので、本日基本となるデザインについては決めていきたい。今までの意見を総合すると、デザイン5を基本に「白桜」の文字の字体については楷書にするということで、文字を白抜きにするか黒にするかなどの判断は、時間的な制約もあるので委員長と両校の校長に一任してもらいたいと思うがよろしいか。

- 異議なし -

委員長
 それでは、そのようにする。なお、本日取りまとめた意見は、後日教育委員会へ報告する。

 


◆議事(2)校旗について

委員長
 それでは、次に「校旗について」事務局より説明してもらう。

■校旗について事務局より説明 。

(概要)

・前回の統合委員会で両校の校旗やカタログなどを各委員にみてもらった。
・校旗の地色や形などについて協議してもらいたい。
・校旗の細かい部分は、両校と事務局と業者とで決めていきたい。

委員長
 事務局より説明があったが、本日は校旗の地色や形などについて意見を取りまとめたいと思う。意見があればお願いしたい。

委員
 白系などは汚れが目立つか。

委員
 白は1年で生地が日焼けしてしまう。

事務局
 参考までに生地見本とメーカーのカタログを回すが、メーカーによって多少色は違ってくる。昨年作製した桃花小学校と緑野中学校の校旗は、つづれ織という生地をつかった。このつづれ織は、他の生地と違って生地からつくるのでカタログにある色以外でもつくれる。

委員
 えんじ系か紺系がよいと思う。

委員

 色によって値段が違うのか。

事務局
 色で値段が違うということはない。

委員
 通学帽子は何色になったのか。

委員
 まだ通学帽子の色は決まっていない。

委員
 中野昭和小学校と東中野小学校の校旗の地色はえんじか。

委員
 中野昭和小学校はえんじで、東中野小学校は紫色か紺色だったと思う。

委員
 いっそのこと、どこの学校にもない黄色かピンクにしたらどうか。

委員
 ピンクなどはぼけてしまうからだめだと思う。

委員
 校旗の生地はつづれ織でよいと思う。地色は緑色、明るいえんじ、紺色のいずれかがよい。

委員
 京紫(濃い紫色)がよいと思う。

委員
 えんじといっても朱色と赤の中間ぐらいがよいと思う。色としては赤系、紺系、紫系、緑系のどれかだと思う。

委員
 意外と赤をベースにするときれいかもしれない。

委員長
 いろいろと校旗の地色について意見が出たが、それぞれ好みもあり意見がまとまらないので、挙手により色を決めたいと思うがよろしいか。

- 異議なし -

事務局
 今委員から提案があった色は、赤、京紫、深紅(えんじに近い濃い赤)、緑(深緑に近い緑)の4候補である。

委員長
 事務局より説明があったが、この4候補から色を決めるということでよろしいか。

- 異議なし -

事務局
 それでは、色を見ながら、赤がよい方は挙手をお願いしたい―だれもいない。
 では、次に、京紫がよい方―8人。
 では、深紅がよい方―4人。
 緑がよい方―5人。
 挙手の結果は、このようになった。

委員長
 挙手の結果、京紫が一番多かったので、校旗の地色は京紫を基本にすることでよろしいか。

- 異議なし -

委員長
 それでは、校旗の地色は京紫を基本とし、細かい部分については両校と事務局と業者とで協議をしながら決めてもらうことにしたいと思うがよろしいか。

- 異議なし -

委員長
 また、前回の統合委員会で校旗の形についても意見があったが、一般的に横長の校旗が多いということで、白桜小学校の校旗も横長にすることでよろしいか。

- 異議なし -

委員長
 それでは、そのように決定する。なお、本日取りまとめた意見は、後日教育委員会へ報告する。

 


◆議事(3)統合新校(白桜小学校)のあり方について

委員長
 それでは、次に「統合新校(白桜小学校)のあり方について」学校より説明してもらう。

■資料「新校(白桜小学校)の学校経営構想及び基本方針(案)」に沿い学校より説明。

(概要)

○地域の信頼を得て、地域に根ざした学校づくりを推進する。
【地域・学校環境について】
◎地域の方々が子どもたちのために親身になってお世話をしてくださる地域環境がある。
○青少年健全育成昭和・上高田地区主催の夏季休業日を中心とする諸活動
 野球大会…男子を中心に(上高田球場)
 水泳大会…小学生・中学生・大人の混合チーム(桃園第二小学校プール)
 ドッジボール大会…女子を中心に
 ミニリーダー講習
○地域商店会の行事に参加したり、店員体験等をさせていただいたりする活動
○登校時や下校時の見守り、安全パトロール等の実施
【子どもの実態について】
1.明るく活発であるが、時に自己主張がぶつかり合うこともある。
2.礼儀正しく、思いやりのある行動ができる。(継続を)
3.子どもらしさ、純粋さがよく顕れている。
4.家庭のしつけが行き届いている。(さらに)
【両校の学校教育目標】
中野昭和小学校学校教育目標…共生
東中野小学校学校教育目標…かしこく・やさしく・たくましく
【新校の学校教育目標】
白桜小学校の学校教育目標(案)
1.自ら進んで考える子
2.思いやりをはぐくみ、行動できる子
3.心や体の健康を大切にする子
<新校での教育目標達成のための基本方針>
○子どもたちの気付き、考えを大切にする。(答えを言ってしまう前に)
○子どもでできることは、配慮をしつつ、できるだけ子どもに任せる。
○一人の喜び、悲しみをみんなで分ち合えること
○子どもたち同士、励ましあい、認め合えること
○助け合って、互いに成就感、充実感を分ち合える学級、専科経営の風土づくりを推進すること
<両校の特色ある教育活動の継続>
○豊かなコミュニケーション能力を身につけさせるために
 ・美しい日本語、正しい言葉遣いを身につけさせる
 ・英語活動の充実を図る
○友達や全体のことを考えられる態度の育成のために
 ・きちんとしたあいさつの励行
 ・ボランティア活動の展開
○確かな学力をはぐくむために
 ・きちんとした学習習慣を身につけさせる
 ・問題解決型、体験重視型の学習の展開
 ・基礎・基本をしっかり身につけさせる活動の展開(少人数指導の充実)
○健やかな身体づくりのために
 ・基本的生活習慣の確立 「早起き、朝ご飯、早寝」の奨励 ・食教育の充実を図る
 ・自ら進んで体力づくりに取り組む子の育成
 ・縄跳び(ダブルダッチなど)活動による体力づくり
○豊かな感性を育むために
 ・読書活動の推進
 ・音楽活動(鼓笛、和太鼓等)、造形活動の展開
○命を大切にする子どもたちの育成のために
 ・相手のことを考えて行動できる人間関係を育むこと
 ・小動物のお世話を通した活動の展開
 ・草花のお世話を通した活動の充実

委員長
 学校より説明があったが、意見などがあればお願いしたい。

委員
 中野区教育委員会としての教育理念を教えてもらいたい。

事務局
 中野区教育委員会の教育理念は、「一人ひとりの可能性を伸ばし、未来を切り拓く力を育む」である。

委員
 中野区教育委員会の教育理念を念頭にし、国の新しい学習指導要領などに基づき、この「白桜小学校の学校経営構想及び基本方針(案)」を策定したのか。委員 そういうものを含めて考えた。

委員

 「地域・学校環境について」の「青少年健全育成昭和・上高田地区主催の夏季休業日を中心とする諸活動」に幾つか項目が挙がっているが、この中で東中野小学校の児童が参加しているものはあるのか。

委員
 すべての事業に東中野小学校の児童も参加している。

委員長
 他に意見があればお願いしたい。それでは、「統合新校(白桜小学校)のあり方」については、引き続き両校で検討をお願いしたい。

 


◆議事(4)校歌について

委員長
 それでは、次に「校歌について」事務局より報告してもらう。

■資料「校歌の制作について」に沿い事務局より報告。

(概要)
・各委員より校歌の制作を依頼したい方などを提案してもらい、6名の候補者が挙げられた。
・候補者の中からどなたに交渉していくかを委員長と両校の校長、事務局とで協議を行い、作曲家・音楽評論家である服部公一氏にお願いする方針を決めた。
・服部氏に依頼をしたところ、快く引き受けていただいた。時間的な制約もあり、作詞と作曲の両方を依頼することとした。
・校歌の歌詞に入れたい言葉の募集結果や歌詞に入れてもらいたくない言葉、両校の資料などを服部氏に渡した。

委員長
 事務局より報告があったが、質問などがあればお願いしたい。

(「なし」の声あり)

委員長
 それでは、この議事については終了する。

 


◆議事(5)その他


委員長
 それでは、次に報告事項があるとのことなので、事務局より報告してもらう。

■資料「中野昭和小学校と東中野小学校の統合に伴う通学安全対策の進捗状況について」に沿い事務局より説明。

(概要)
《実施済み、または、具体的に実施予定のもの》
○上高田中通りのガードパイプ増設
 上高田中通り沿道の住民、および東京都との交渉を進め、店舗前3か所(約5メートル)と旧東京都職員住宅前(約20メートル)のガードパイプ増設を行った。
○通学安全指導員の拡充
 以下のとおり通学安全指導員を配置できるよう、平成21年度の予算要求を行う。
 ・現在中野昭和小学校で配置している指導員については、同じ場所に引き続き配置する。
 ・現在東中野小学校で配置している指導員については、新たな通学経路を考慮して、上落合一丁目交差点に配置する。
 ・新たな指導員を、青原寺駐在所交差点に配置する。
 ※以上については、場所ごとに他の中野区立小学校と同等の配置を行う。
 ・新たな指導員を、山手通りを横断する場所2か所に年間登校日数配置する。
○上落合二丁目交差点歩行者用信号の改善
 山手通りと早稲田通りの交差点の歩行者用信号について、中野警察署に要請を行い、平成21年度に青の残り時間を表示する信号機に変換する予定との回答を得た。
○路線バスの利用
 年度当初に学校に届け出ることで、希望者には利用を認める。また、徒歩との併用も可能とする。
 なお、上記以外の対策についても、引き続き検討や取り組みなどを行っていく。

委員長
 事務局より報告があったが、質問などがあればお願いしたい。

委員
 新たに通学路となった上高田中通りのグリーン舗装をした部分に、「通学路」または「文」の表示をしてもらえないか。

事務局
 あの道路は区道なので、区の道路維持補修の担当に要望があったことを伝えたい。

委員
 通学安全指導員については、これからずっと配置してもらえるのか。

事務局
 以前に通学安全対策の説明会などでも説明したが、区の予算は年度ごとに必要経費を要求して区議会の議決を得なければならないので、いつまで配置するというようなことは言えない。

委員
 子どもの安全が第一である。予算云々ではなく通学安全指導員の配置については確約してもらわないと困る。

事務局
 毎年、児童の通学の状況や他の通学安全対策の取り組み状況などを確認し、通学安全指導員の配置人数や場所等を教育委員会で検討することになるので、現時点で確約はできない。

委員長
 関連して、白桜小学校の通学路の検討状況について学校から報告してもらい、協議を進めたいと思う。

委員
 新しい通学路については、基本的には示された通学路を継承していきたい。東中野五丁目から山手通りに出る通学路については、これ以外に指定しなければならない道路があるかどうかを両校の生活指導部などで検討している。

委員
 通学安全対策で問題になるのは、山手通りを横断する箇所である。信号機の変換も来年度予定されているようだが、様々な検討をしてもらいたいと思っている。小滝橋の早稲田通りの北側に住む児童は、早稲田通りをそのまま通学すると一部新宿区内に入るので、早稲田通りを渡って中野区側を通学することになる。中野昭和小学校では、今年から上高田中通りを通学路に指定したことに伴い、青原寺駐在所の交差点での保護者などによる見守りが行われている。また、東側の校門も近隣の方に協力をお願いして登下校時には開門することになった。それらに加え、上高田中通りの歩道にある電柱についても、対応を検討してもらっている。

委員長
 学校からの報告も含め、質問などがあればお願いしたい。

委員
 電柱の撤去については、要望を出して検討してもらっているということか。

委員
 そういう話は出ているが、具体的に要望をしたわけではない。

委員
 もし必要であれば、関係部署に私たちから要望していきたい。

委員
 通学路について、東中野小学校の北側の道は人通りも少ない。この地域の子どもは早稲田通りに直接出たほうがよいのではないか。

事務局
 通学路については、両校と相談しながら引き続き検討していきたい。最終的には学校長が指定することになるので、本日の意見なども踏まえて指定する道を考えてもらいたいと思っている。

委員
 今年の3月24日(小学校の終業式の後)に、東中野小学校の子どもたちが早稲田通りを通って中野昭和小学校まで歩いてみた。その際、青原寺駐在所の交差点に着いたところで子どもたちが歩道からあふれてしまい、区議会議員2人と保護者5~6人でやっと歩道の中に入れているような状態だった。ここに通学安全指導員を1名配置するだけでは心配である。

委員
 今年から上高田中通りが中野昭和小学校の通学路になったことにより、登下校時には中野昭和小学校の保護者が青原寺駐在所の交差点に必ず立って子どもたちをきちんと整理してくれている。

委員
 学校や教育委員会は、最近この交差点の状況を通学の時間帯に見たのか。上高田中通りのグリーン舗装してある部分に、沿道のマンションに用事のある業者が自動車を止めていることがあるし、通勤・通学の自転車も多く走っている。そういう状況を実際に見たうえで、通学安全対策を考えなければならないと思う。また、児童を守るということも大事だが、一方で、そのために大人が車道を通ることになって危険性が増すようなことがあってはならないと思う。そういう視点も大事なことである。

事務局
 事務局でも通学の時間帯に上高田中通りや青原寺駐在所の交差点の状況は何度か見たが、その際には自動車が止められていたり自転車が多く走っていたりするような状況ではなかった。ただ、本日も様々な意見をいただいたので、再度現場の状況を確認するとともに、必要な通学安全対策についての検討は引き続き行っていきたいと考えている。

委員長
 他に質問や意見などがあればお願いしたい。なければ、これで議事を終了する。

委員長
 最後に、次回の日程を調整したい。次回は、11月12日(水曜日)、午後6時30分より東中野小学校で開催することとしたいがよろしいか。

- 異議なし -

委員長
 それでは、そのように決定する。 本日の統合委員会は、これをもって終了する。
 

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このページは教育委員会事務局 子ども・教育政策課(教)が担当しています。

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