第8回 中野昭和小学校・東中野小学校統合委員会 要点記録

ページID:251059611

更新日:2023年8月3日

開催日時平成20年6月18日 (水曜日) 午後6時36分~8時35分
開催場所中野昭和小学校 会議室
出席者委員森治平、山口桂司、佐藤美都子、田中弘志、小堺剛司、佐々昌樹、齋藤ひろみ、佐々木孝子、山村陽子、戸田秀由、新田好恵、橋浦義之、石出好範、小林秀昭、井口和子、青山敬一郎
(敬称略、順不同)
その他〈財産管理担当〉谷村参事、松本係長、武井主査、藤原主査、加賀美主事
事務局学校再編担当
傍聴者0人
会議次第【議事】
1 統合新校開校に向けた校舎の改修工事について
2 校章の検討について
3 校歌の検討について
4 学校指定品等について
5 その他

1 開会

委員長
 これより、第8回統合委員会を開会する。
 このたび中野区議会において、中野昭和小と東中野小の統合に関する「中野区立学校設置条例の一部を改正する条例」が可決されたとのことなので、事務局より報告してもらう。

事務局
 
昨日、中野区議会の第2回定例会において、「中野区立学校設置条例の一部を改正する条例」が可決された。これにより、中野昭和小と東中野小を来年3月31日に廃止して、白桜小を4月1日に設置すること。それから、一中と中野富士見中を同じく3月31日に廃止して、南中野中を4月1日に設置することが決定した。
 ご存知のとおり、一部の保護者や地域の方でこの統合に反対されている方がいた。前回3月に統合委員会を開催して以降、事務局としても、東中野小のPTAを対象とした説明会を3月に実施した。また、教育委員と一部の保護者や地域の方との対話集会も3月に行なった。その後、区長部局と教育委員会とで、通学の安全対策と東中野小の跡地活用についての説明会を4月と5月に実施した。
 そのようなかたちで、私どもとしては理解してもらえるよう努めてきた。現時点で私どもが考えている対策や今後進めていこうとしていることについて、教育委員会と区議会にも示してきた。
 今後は、統合に向けてさらに具体化していくために努力していきたいと思っている。委員の皆様も、引き続きよろしくお願いしたい。

(1)統合委員会委員の変更について
・人事異動等に伴った統合委員会委員の辞職及び新委員の委嘱について事務局より報告
 (辞職者1名) 中野昭和小学校副校長 鈴木秀治委員
 (新委員1名) 中野昭和小学校副校長 石出好範委員
※委員の辞職は3月31日付、委嘱は4月1日付となっている。
・新委員の紹介(自己紹介)

2 議事

◆議事(1)統合新校開校に向けた校舎の改修工事について

統合新校開校に向けた校舎の改修工事について区担当から説明。

(学校再編に伴う中野昭和小学校施設整備工事概要)
○第一期整備工事(2007年度)整備済み
 (建築工事)
 ・屋上防水改修工事
 ・屋上フェンス改修工事
 ・外壁防水改修工事
 ・アルミサッシ改修工事(枠見込み60ミリメートルら70ミリメートルへ)
 ・床改修工事
 →校長室、保健室、会議室、第二音楽室、事務室、図工室、図書室、教室(3室)、オープンルーム
 ・屋外鉄骨階段改修
 →2階図書室から3階オープンルームまで増設
 (電気設備工事)
 ・管理室・特別教室換気扇取替
 ・普通教室換気扇設置
 ・外壁の照明器具取替
 ・外壁のスピーカー取替
 ・外壁の電気時計取替
 (機械設備工事)
 ・冷暖房機器設備工事
 ・冷暖房配管設備工事
 ・給水設備工事
 ・給湯設備工事
 ・排水設備工事
 ・衛生器具設備工事
 ・消火設備工事
 ・ガス設備工事
○第二期整備工事(2008年度)整備予定
 (建築工事)
 ・屋上防水改修工事
 →主事室、給食室
 ・外壁防水改修工事
 →主事室、給食室
 ・アルミサッシ改修工事(枠見込み60ミリメートルから70ミリメートルへ)
 →主事室・給食室
 ・床改修工事
 →職員室、放送室、スタジオ、主事室、教室(12室)
 ・木製建具改修工事
 →教室出入り口、欄間等
 ・黒板・掲示板改修工事
 ・給食室改修工事
 ・防火シャッター改修工事
 ・プール改修工事(プール槽、甲羅干し、フェンス等)
 ・プール更衣室、用具庫の外壁塗装
 ・焼却炉撤去工事
 ・バリアフリー化工事
 (電気設備工事)
 ・受変電設備改修
 ・幹線改修
 ・分電盤改修
 ・照明器具改修
 ・放送設備改修
 ・テレビ共聴設備改修
 ・電話設備改修
 ・LANケーブル敷設
 ・火災報知設備改修
 (機械設備工事)
 ・冷暖房機器設備工事
 ・冷暖房配管設備工事
 ・換気設備工事
 ・給水設備工事
 ・給湯設備工事
 ・排水設備工事
 ・衛生器具設備工事
 ・プールろ過設備工事
 ・ガス設備工事
○第三期整備工事(2009年度)整備予定
 (建築工事)
 ・床改修工事
 →理科室、家庭科室、音楽室等
 ・木製建具改修工事
 → 教室出入り口、欄間等
 ・黒板・掲示板改修工事
 ・防火シャッター改修工事
 ・便所改修工事
 ・バリアフリー化工事
 ・その他工事
 (電気設備工事)
 ・分電盤改修(残り2面)
 ・照明器具改修(理科室、家庭科室、音楽室、図書室、便所)、渡り廊下
 ・スピーカー取替(理科室、家庭科室、音楽室、図書室)
 ・感知器取替(理科室、家庭科室、音楽室、図書室)
 (機械設備工事)
 ・冷暖房機器設備工事
 ・冷暖房配管設備工事
 ・換気設備工事
 ・給水設備工事
 ・給湯設備工事
 ・排水設備工事
 ・衛生器具設備工事
 ・散水設備工事
 ・ガス設備工事

委員長
 説明について、質問などがあればお願いしたい。

委 員
 統合委員会で取りまとめた改修工事に関する意見について、体育館の改修は、今年度設計して来年度工事に入るという当初の予定が早まることはないのか。

区担当
 当初示した予定のとおり進めたいと考えている。

委 員
 プールの改修について、更衣室やプールサイドはどうなるのか。

区担当
 更衣室については、外壁の塗装や屋根の改修と合わせて換気扇を取り替える。プールサイドについても、シートを張るなどの改修工事をするので、全体的に明るくなると思う。

委 員
 冷水器の設置についてはどうか。

事務局
 現状では、区として学校に冷水器を設置することは行っていない状況である。冷水器については、区立学校全体とのバランス等もあり、設置は難しい。

委 員
 統合するということで、統合委員会でいろいろ意見を取りまとめたのだから、ほかでやっていないこともやっていくべきだと思う。

事務局
 冷水器の設置については、統合新校ということもあると思うが、区立学校全体としてのあり方ということで検討課題とする。

委 員
 PTA室への冷暖房器の設置はどうか。

事務局
 今年度開校した桃花小や緑野中も、PTA室には設置していない状況である。子どもたちが使う特別教室などを今回は優先して設置し、PTA室には設置しない。これについても今後の検討課題とさせてもらう。

委 員
 防球ネットなどの設置はどうか。

事務局
 まずは子どもたちの教育環境の整備を行うということで、防球ネットについては球技開放との関係から、今後他の部署とも相談していきたい。

委 員
 壁の塗り替えは全部やることになったのか。

事務局
 壁の塗り替えは実施する。

委 員
 廊下の配管のむき出しの改善はどうか。

事務局
 配管はメンテナンスの関係から実施しない。

委 員
 廊下の結露対策はどうか。

事務局
 塩化ビニールの張り替えを順次やっているので、木床化はしない。

委 員
 特別教室の設備改善はどうか。

事務局
 特別教室の設備改善は既にやったものもあり、今後改善していくものもある。

委 員
 結局、区は、やるべきことしかやらないという印象がある。取りまとめた意見に対する回答を聞くと、やはり個別に出した意見は反映されないということをすごく感じてしまう。

事務局
 取りまとめていただいた意見の多くを実現することができなかったことは、非常に申し訳なく思う。昨年、取りまとめていただいた際に、見通しも含めて説明できればよかったと思う。

委 員
 児童数が増えることを想定して、給食室を改修するのか。

事務局
 給食室は、児童数がふえるという理由だけではなく、より安全性が高く衛生面を考えた新しい設備に変えるということで改修を行うことになっている。

委 員
 理科室の学習机には水道やガスの配管がなかった。改修工事にあたっては、その辺も含めて行なうのか。

区担当
 理科室については、来年の第三期工事で3階のオープンルームに場所を移転して改修する予定であり、必要な設備改善も含めて行なう。

委員長
 以上で、統合新校開校に向けた校舎の改修工事については終了する。
 昭和小においては、改修工事を行う上でいろいろと負担もあると思うが、よりよい学習環境を整備していくために、今後ともよろしくお願いしたい。

(財産管理分野職員退席)

 


◆議事(2)校章の検討について

校章デザインの募集結果について事務局から説明。

(概要)
○募集期間
 ・平成20年4月9日から5月2日まで
○募集方法
 ・中野昭和小学校、東中野小学校において、応募用紙を児童(保護者)等に配付し回収した。また、昭和地域センター、東中野地域センター、上高田地域センターに応募用紙と応募箱を設置し募集した。
○応募総数
 ・39点

委員長
 応募があったものの中からどのように絞り込んだらよいか、意見があればお願いしたい。

委 員
 このデザインの中で、白桜小の校章として使用できないものはあるのか。

事務局
 白桜小の校章に使用できないものはない。

委 員
 応募されたデザインの中に、ハトが描かれているものがあるが、ハトは現在の昭和小の校章にあり、昭和小のイメージが強いように思う。新しい学校の校章としては、校名が白桜なので桜を主体にするのは構わないが、ハトは昭和小のイメージが強いので入れないほうがよいと思う。

委員長
 昭和小のイメージが強いので、ハトが描かれているデザインは除くということでよろしいか。

― 異議なし ―

委 員
 白鳥も紛らわしいので、除いたほうがよいと思う。

事務局
 ハトと白鳥が描かれたデザインを除くと残りが24点となる。

委員長
 ここですぐに絞り込むことはできないと思うので、各委員が一度持ち帰り、校章にふさわしいと思うものを1点選んで事務局に提出するということでどうか。

委 員
 1点では絞り込みができない場合もあるので、1人3点ぐらいずつ選ぶほうがよいのではないか。

委員長
各委員が3点以内で選び、事務局に提出するということでよろしいか。

― 異議なし ―

事務局
 各委員3点以内で選んで事務局に提出してもらえるように、用紙などを準備して各委員に送付したい。

委員長
 各委員から提出された校章の候補をもとに専門家へデザイン化をお願いするのには時間的な制約があるので、選定作業については、委員長と両校の校長、事務局へ一任してもらいたいと思うがよろしいか。

― 異議なし ―

委 員
 各委員が3点以内で選んで、一番多かったもので決定してしまうのか。それとも、ある程度の数を候補として、もう一度統合委員会で確認をするのか。

事務局
 各委員が3点以内で選んだものから、委員長と両校の校長、事務局でデザイン化するものを何点か選定し、専門家にデザイン化してもらう。それをもとに次回の統合委員会で協議していただき、最終的に1点にしていくことになる。

 


◆議事(3)校歌の検討について

校歌の制作について事務局から説明。

(概要)
1 前回の統合委員会で出された主な意見
 ・統合新校が開校した後に教育目標などを決めたうえで、それに沿った校歌を学校がつくればよい。
 ・学校の教育目標は変わることもある。教育目標が決まっていないからといって、校歌がつくれない訳ではない。
 ・統合新校が開校する前には校歌があるとよい。開校式や入学式で歌うことができる。
 ・校歌についても、両校の児童や保護者などの意見を取り入れてほしい。歌詞そのものを考えてもらうのは難しいと思うので、歌詞に入れたい言葉・フレーズを募集するとよい。
 ・メロディ(作曲)は、専門家に依頼するとよいのではないか。
2 検討事項
 ・統合新校設置前に校歌を制作するか、統合新校設置後に校歌を制作するか。
<統合新校設置前に校歌を制作する場合の方法>
(1)校歌に入れたい歌詞や単語を募集し、その結果を基に統合委員会で協議する。
(2)校歌に入れたい歌詞や単語を、各統合委員から出していただき協議する。
(3)両校の音楽・国語担当などの教員に制作を依頼する。
(4)最初から専門家に依頼する。
※(1)、(2)の場合には、校歌に入れたい歌詞や単語を統合委員会で選定し、作詞するか、専門家に作詞を依頼することになる。

委員長
 前回の統合委員会で、統合新校設置前に校歌をつくるのはいかがなものかという意見もあったので、統合新校設置前に校歌を制定するかしないかをまず決めたい。

委 員
 私は、東中野小の卒業式、入学式に出席させもらっている。卒業式のときに歌う歌は、校歌もあるが、子どもたちが作詞した歌も歌っている。できれば子どもたちの考えを大事にして、統合後に子どもたちから歌詞を募集して作成してはどうかと思う。東中野小では恐らく子どもたちが音楽の先生と一緒に曲も作っていると思うので、作曲もできるのではないか。

委 員
 前回私も同じようなことを言ったが、今年開校した桃花小の開校式典が6月に開催され、そこで新しい校歌を歌っていた。子どもたちが新しい学校で新しい校歌を歌えるというのは、すばらしいことだと思った。ただ、前回話をしたときには、今年度中につくり上げて、しかも今年度中に両校で練習するというようなことは違うと思っていた。予算のこともあるので、やり方はいろいろあると思うが、やはり開校までに校歌をつくり上げておくことは必要だと思った。統合新校が開校してから校歌をつくろうとしても、なかなかできないと思う。
 もう一つは、両校の教職員が会議を設け、統合新校の教育目標や教育課程などの協議も行っている。秋ぐらいまでにはある程度、統合委員会にも示せると思う。
 また、新しい学校のパンフレットには、両校の特色をきちんと載せるとともに、考えられる新しい学校の特色、教育活動なども載せて、保護者や地域の方などに示していきたい。
 校歌の作詞・作曲は、桃花小でお願いしたような方にお願いできればと思う。統合新校の教育目標などを統合委員の皆さんに見てもらい、例えばこういうキーワードを入れてほしいとか、この言葉だけは入れてほしいということで依頼していけばいいと思う。

委 員
 やはり子どもたちが何か一つ自分たちでつくったというものが欲しい。校章にしても何にしても募集はしたが、全部こちらでつくってしまうのはどうかと思う。作曲だって子どもたちはできる。実際東中野小では、すばらしい歌を作詞・作曲している。新しい学校になってから、子どもたちの考えを大事にして作っていくほうがよいと思う。

委 員
 桃花小の開校式典では、和太鼓をこれからの伝統にしようということで演奏があった。一曲は学校で習った曲を演奏していたが、もう一つは、子どもたちで子ども会議というのをやって、その中で子どもたちがつくったオリジナル曲を演奏していた。まず一つは、大人がある程度のものをつくり、もう一つは子どもたちで話し合いながら新しいものをつくっていくという方法も実際に先行している学校で見た。そういうこともできると思うので、子どもの意見などについて、十分考慮しながら新しいものをつくっていけるのではないかと思う。

委 員
 子どもたちの気持ちというのはもちろんだが、やはり新校が開校したときに、校歌はあったほうがよいと思う。子どもに作詞を全面的にというより、ある程度子どもたちの思いというものを言葉やフレーズとして募集し、それをもとに作詞していくということや補足して完成させていくというやり方もあると思う。
 また、募集することで新校に向けての希望などを事前に子どもたちに持ってもらえると思うし、開校後に第二校歌のようなものを子どもたちがつくってもいいと思う。

委 員
 校歌がない状態での新校の開校は、絶対に考えられない。校歌のある状態で開校することしか親としては考えられない。
 子どもの意見を全然取り入れないということはない。校章も子どもから応募してもらったものから選んでいくし、校名もそうだった。

委 員
 自分のいた学校では、校歌がなく、子どもたちから募集してつくった経験がある。だから私はこだわっている。

委 員
 白桜小が開校して子どもたちから募集しても、昭和小と東中野小の現在の在校生から募集しても変わらないと思う。今いる1年生から5年生までは白桜小に行くのだから、時期が早いか遅いかの違いだけである。また、今両校の先生方が教育目標なども協議し、ほぼ固まりつつあるということなので、そういう中で先生方の意見も出してもらえば、今年度中にできると思う。
 校歌は、何か思い出のイベントのために子どもの意見だけで曲をつくるのとは訳が違う。校歌というのは、これから何十年という伝統をつくり上げていくものであり、安易に思い出のイベントなどと同等にすることはできないと思う。必ず子どもの意見は入れてほしいが、やはり校歌はある程度重みを帯びた、きちんとしたものを統合前につくりたい。

委 員
 在校児童の気持ちを全部汲み上げ、子どもたちの気持ちを募った中で、それをもとに方向性を出して専門家につくってもらうのがよいと思う。子どもたちが新校に気持ちを向けていくということも大切である。1年生から5年生までが全部入れかわるわけではなく、その子どもたちが統合新校にいるわけだから、それをもとにしていかなくてはいけない。どちらにしても、統合新校の開校時に校歌があったほうがよいと思う。

委員長
 いろいろ意見が出たが、皆さんの意見では、子どもの声を反映しながら統合前に制定したほうがよいという意見が多いようなので、そのようにしたいと思うがよろしいか。
(拍手)

委員長
それでは次に、校歌に入れたい言葉(単語・フレーズ)等の募集を行うか行わないかということを協議いたしたい。

委 員
 歌詞について、桃花小の場合はどうしたのか。

事務局
 桃花小については、校章のデザインと同時に校歌に入れたい単語やフレーズを募集し、統合委員会でまとめたものを作詞される方に参考に渡した。

委 員
 その単語やフレーズは、実際に歌詞には入ったのか。

事務局
 応募のあったものの中から、いくつかの言葉が結果的に入っている。

委 員
 昭和小と東中野小の在校生から言葉(単語・フレーズ)を募集すればよいと思う。

委 員
 子どもたちの思いを入れていくということでは、児童に対象を絞って募集を行い、それを提示するというかたちが最善の方法ではないかと思う。

委員長
 それでは、今意見があったように、両校の児童を対象にして夏休み前までに言葉(単語・フレーズ)を募集したいと思うがいかがか。

委 員
 新校に向けての思いというのを両校の児童から募集するということで、先生方が夏休み前まででは無理だということであれば、もう少し募集期間を延ばしてもいいと思う。

委員長
 募集期間は事務局としてはどうか。

事務局
 あと1カ月程で夏休みに入るが、夏休みになると提出ができなくなることも考えられるので、事務局で募集用紙を大至急作成して、両校で配付してもらい夏休み前までに回収ができるようにしたい。

委員長
 今事務局から説明があったが、そのように進めてもらうことでよろしいか。

― 異議なし ―

委 員
 子どもたちから単語やフレーズを募集して、作詞・作曲は専門家にお願いするのか。

事務局
 専門家への依頼については、この後協議していただくが、集まった単語やフレーズについては、作詞をされる方へ参考にしてもらうために渡したいと考えている。

委 員
 集めた単語やフレーズだけではなく、白桜小の教育目標など子どもたちにこう育ってほしいというような希望や願いを伝えられる機会が必要だと思う。

事務局
 桃花小の場合には、応募のあった単語やフレーズを参考に渡して、歌詞の中で生かせるものがあれば生かしてほしいということで依頼した。また、参考資料として、今までの学校の歴史がわかるよう各学校が作った周年記念誌や3校で協議して作った統合新校の教育目標、新しい学校の周辺の写真、新しい学校が設置される場所の地域の特徴などを事務局で用意して送り、イメージを持ってもらった。

委 員
 教育目標などを渡すときに、コミュニケーションが足りないと大変なことになる。例えば作詞をする場合に、避けてもらいたい言葉なども伝えていく必要があると思う。
 また、笛で演奏ができる校歌にしてもらいたい。

委員長
 それでは、制作の方法について協議したい。
 基本的に作詞や作曲を専門家に依頼するということで、皆さんに了解してもらった。皆さんの知り合いで依頼できそうな方、または、著名な方で依頼してみたいと思われる方、あるいはそういう候補者について名前を挙げてもらいたい。

事務局
 もし、急には候補者が出ないということであれば、校章デザインを選んでもらう際に、作詞・作曲を依頼してみたい方などを理由もつけて、事務局に提出してもらうことにしてもよい。

委員長
 事務局から説明があったが、今すぐに候補者が出ないということであれば、皆さんのほうから事務局に候補者を提出してもらうことにしたいと思うがよろしいか。

― 異議なし ―

委員長
 それでは、作詞・作曲を依頼してみたい方などについては各委員から事務局に提出してもらうこととするが、その中から実際にどなたに依頼するかは、相手の都合もあるので、委員長と両校の校長、事務局へ一任していただければと思うがよろしいか。
― 異議なし ―

委員長
 それでは、そのように進める。

 


◆議事(4)学校指定品等について

学校指定品等について事務局から説明。

(概要)
○通学帽子
 ・中野昭和小学校
 1~3年生:黄色(支給品)
 4~6年生:指定なし。ただし、校外学習時には黄色(支給品)を着用
 ・東中野小学校
 1~2年生:黄色(支給品)
 3~6年生:紺色・校章なし
○体育着・体育(紅白)帽子
 ・中野昭和小学校
 上:白色・半袖及び長袖シャツ・校章入り(男女共通)
 下:紺色・クォーターパンツ(男女共通)
 帽子:つばあり
 ・東中野小学校
 上:白色・半袖シャツ・校章入り(男女共通)
 下:紺色・クォーターパンツ(男女共通)
 帽子:つばあり・つばなし
 ※両校とも指定品以外の使用も可
○水泳帽子
 ・中野昭和小学校
 帽子:赤色・メッシュタイプ
 ・東中野小学校
 帽子:白色・メッシュタイプ
 ※水泳帽子には、両校とも泳力を示すマジックテープがついている

委員長
 ただいま事務局から両校の学校指定品等の状況について説明があったが、統合新校の学校指定品等の検討状況について、学校から説明してもらう。

委 員
 学校指定品等については、できれば保護者の方の意見を十分に尊重していきたいと思っている。そういった意味で、両校のPTAにこの結果を持ち帰ってもらい、意見等をもらわないと決められないと学校では思っている。
 学校としては、両校の子どもが同じように新校に通い、同じように新しい学校指定品で、希望を持って通学できるようにしたい。

委員長
 事務局と学校から説明があったが、意見があればお願いしたい。

委 員
 水泳帽子に関してだが、今日小学校の女の子が水泳の授業が始まった初日に溺れて、心肺停止となったニュースを見た。水と光の反射によって帽子が浮いていたのが見えなかったということを聞いたので、どこでも見えるよう色には配慮してもらいたい。

委員長
 それは、今後色を決めるときに当然考慮すべきだと思う。

委 員
 当校のPTAに聞いたら、校章バッジ、通学帽子、体操着、水泳帽子がいいと言っていた。昭和小は欲しくても、東中野小は要らないというものもあると思う。

委 員
 学校の現場の立場、教育的な意義合い、子どもの気持ちなどを考える必要があると思う。通学帽子については、昭和小と東中野小とで交通安全協会から入学時に配付された黄色い帽子の取り扱いや学校独自での指定に違いがあるが、校外学習などでの安全面や指導面で有効だと思う。子どもたちの気持ちを考えると、こういう時期に自分の学校の帽子だという気持ちを出させる上では、ある程度色を考えて2年時から導入すればいいと思う。

事務局
 学校指定品にした場合には、統合新校開校後の新入学児童は自己負担で購入することになる。そういうことも含めて協議していただきたい。

委 員
 統合新校ということで、通学帽子を学校指定品にしたほうがよいと思うが、どのようなものにするかは保護者の方にも聞いてみたい。

委 員
 地球温暖化や紫外線のことと校外学習時のことなどを考えると、通学帽子は学校指定品にしたほうがよい。

委員長
 学校指定品等については、実際に授業などを行う上での必要性や使いやすさなどを考慮して、学校で考えてもらいたいと思うがどうか。

― 異議なし ―

委員長
 それでは、統合委員会としては、ここで出された意見などを踏まえて、品目、デザインなどについては、学校で協議して決めてもらうこととする。

 


◆議事(5)その他

中野昭和小学校・東中野小学校の統合に伴う通学安全対策について事務局から説明。

(概要)
 「中野区立小中学校再編計画」に基づき、中野昭和小学校と東中野小学校は平成21年4月1日をもって統合し、統合新校が開校する予定である。東中野小学校の通学区域から統合新校に通学する児童の安全対策について、以下のとおり実施する。
(1)児童に対する安全指導の実施
 児童が交通事故や事件等に巻き込まれることのないよう、学校において、危険回避・対応能力を児童自身に身につけさせる取り組みを、セーフティ教室や毎月の安全指導など様々な機会をとらえて実施する。
 また、今年度中に、交流事業などを通じて東中野小学校の児童が中野昭和小学校まで歩く機会を設け、併せて安全指導を実施する等の取り組みを行う。
 さらに、中野警察署に対して、駐在所等の警察官による児童の登下校時の安全指導を要請した。
(2)安全でなるべく短い距離で通うことのできる通学路の指定
 上高田中通りを、新たに中野昭和小学校の通学路に指定した。また、登下校時に中野昭和小学校の東門を利用できるようにした。これにより、東中野四丁目・五丁目から通学することとなる児童にとって約300メートル、5分程度の短縮となる。
(3)通学路の指定に伴う必要な道路設備等の整備
 上高田中通りの歩道部分にグリーンのカラー舗装を行い、児童と車両の双方が歩道部分を明確に認識できるようにした。
 また、早稲田通りの右折車両等から児童の安全を守るために、上高田中通りの青源寺交差点に新たにガードパイプを設置した。今後さらに、沿道の地権者の了解を得ながら、既設のガードパイプの延長や増設などに取り組む。
(4)山手通りの歩行者用信号の横断時間延長等要請
 山手通りと早稲田通りの交差点の歩行者用信号について、山手通りを横断するための青の時間の延長と、青の残り時間を表示する信号機に変換することについて、中野警察署に要請した。
(5)通学安全指導員の拡充
 これまで両校が配置していた箇所へ引き続き配置する。
 また、山手通りの横断箇所へ、統合後、当分の間、重点的に配置する。
(6)山手通り横断施設設置の検討
 東京都など関係機関と協議し、設置の可能性について検討する。
(7)路線バスの利用
 希望する児童については、路線バスの利用を校長の判断により認める。なお、バス利用にかかる経費は自己負担とする。
(登校時、関東バス中野駅行き「小滝橋」または「上落合1丁目」停留所から「正見寺」停留所まで、2~3区間、所要時間約5分。約15分間隔で運行している。)
(8)学童クラブ利用児童への対応
 学童クラブの終了時刻に滞在する利用児童で、住居が東中野四丁目・五丁目の児童については、年度当初から一定の期間、職員が引率し、山手通りを横断させる。
(9)パトロールの強化
 区の青色灯防犯パトロールカーを、下校時間帯に合わせて一定期間、重点的に巡回させ、子どもたちの見守り等を行うとともに、地域の安全にかかわる状況の把握に努める。
(10)「子ども110番の家」事業への支援
 「子ども110番の家」指定にかかる保険料、およびステッカー、マップ、マニュアル作成費用について、平成20年度から区が助成する。「子ども110番の家」事業は、区立小学校PTA連合会の事業であり、通学区域内の民家や事業所への協力依頼はPTAが行っている。東中野小学校の通学区域には比較的「子ども110番の家」が少ないため、さらに多く指定できるよう、PTAとともに地域の方々に協力を求めていく。
(11)地域住民・各種団体への児童の見守り要請
 地域全体で子どもたちの安全を見守る取り組みを推進するため、町会、商店街、友愛クラブ、青少年健全育成地区委員会等への協力を要請し、家庭・地域・学校が連携して子どもたちの安全を確保するよう努める。

委 員
 上高田中通りにある東京都の旧職員住宅の工事塀をもう少し下げてもらえないか。上高田中通りは、あの箇所だけがほかより狭くなっており、通行するのに不便である。町会からも東京都へ要望してほしいと言われている。

事務局
 ガードパイプの新設・増設について東京都へ依頼する際に、合わせて要望してみる。

委 員
 青原寺駐在所の早稲田通りの向い側に信号待ちで子どもたちがたまるので、そこにガードパイプを設置したほうがよいと思う。

委 員
 通学の際、上高田中通りには駐車車両などがあり、車道側に出ないと子どもが通れないという意見が父兄から出ている。また、朝はスピードを出している自動車が多いので、そういう悩みもあるということを伝えておく。
 次に、防犯グッズを新校でそろえる際に、補助を検討してもらいたい。この結果は後日聞く。
 最後に、「子ども110番の家」についてであるが、今までは保険料の問題があって数を増やせなかったが、区が補助してくれることになった。ステッカーも変わったので、地元の方でご希望があればPTAに連絡をいただければと思う。ぜひご協力をお願いしたい。

委 員
 塔山小の学校関係者、PTA、地域の方に出席してもらい、統合委員会での検討の状況を伝える機会が必要ではないか。

事務局
 そのことについては、塔山小の校長と相談していきたい。

委員長
 それでは、議事はこれで終了する。次回は、7月30日水曜日、午後6時30分から東中野小で開催したいと思うがよろしいか。

― 異議なし -

委員長
 本日は、これをもって終了する。

 

お問い合わせ

このページは教育委員会事務局 子ども・教育政策課(教)が担当しています。

本文ここまで

サブナビゲーションここから