第6回 中野昭和小学校・東中野小学校統合委員会 要点記録

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更新日:2023年8月3日

開催日時平成20年1月16日 (水曜日) 午後6時35分~8時30分
開催場所中野昭和小学校 会議室
出席者委員森治平、山口桂司、佐藤美都子、田中弘志、岸哲也、小堺剛司、佐々昌樹、齋藤ひろみ、黒木奈代美、佐々木孝子、山村陽子、原田十徳、戸田秀由、岸恒夫、新田好恵、橋浦義之、鈴木秀治、小林秀昭、井口和子、青山敬一郎
(敬称略、順不同)
事務局教育改革担当
傍聴者0人
会議次第【議事】
1 統合新校の校名について
2 統合新校のあり方等の検討について
3 その他

委員長
 これより、第6回統合委員会を開会する。本日は、傍聴希望者はいないので報告しておく。

1 議事

◆議事(1)統合新校の校名について

委員長
 それでは、議事に入る。まずは、「統合新校の校名」について。本件については、前回の協議である程度候補が絞られてきたが、本日統合委員会で意見を取りまとめることができた場合は、後日教育委員会へ報告することになる。事務局より説明してもらう。

事務局
■資料「各委員から出された校名候補」に沿って説明

(概要)
○前回の協議において、3つの候補に意見がまとまった。

 学校名よみがな主な説明・理由
9きぼうきぼう・子どもたちに“希望”を持って育って欲しいので
10希望きぼう(のぞみ)
57白桜はくおう・東中野小学校の校章の桜と、中野昭和小学校の校章のはとが平和のシンボル色の白なので、“白桜”とした

○それぞれの校名候補について、各委員から出された主な意見をまとめて資料とした。
[各委員から出された主な意見]
 〈きぼう・希望〉
 ・“希望が持てる学校に”という願いがある。
 ・保護者の中には(両校が対等に統合するのではなく)吸収合併だと思っている方もおり、両校に関連のないものがよい。「白桜」の説明・理由を見ると両校の校章のことが書かれているので、まったく関連のない「きぼう・希望」がよい。
 ・ほかの校名候補の説明・理由を見ても“希望に満ちた学校…”“みんなが希望を持って生活できるように…”などの思い入れがある。
 ・校歌のことを考えると、“希望”は歌詞に入れやすい言葉であるが、“希望を胸に~”“希望に向かって~”のように途中に入る言葉であって、“~○○小学校”という締めくくりには馴染まない。
 ・“希望”というのは理念である。ほかの名前の学校だとしても、新しい学校の理念としては“希望”ということではないか。
 ・ありふれた校名ではないか。
 〈白桜〉
 ・校名募集で応募のあった84件のうち、“さくら・桜”を使用したものが12件あった。応募した方の思い入れがあるということではないか。
 ・新鮮できれいなイメージがあり、新しい学校にふさわしいと思う。
 ・校章のイメージがすぐにできる。デザイン的にきれいになるのではないか。
 ・ほかの“さくら・桜”を使用した校名候補の説明・理由にも通ずる。
 ・この地域(統合新校の通学区域)には、桜並木が多い。
 ・卒業生などのことを考えると、何かのかたちで両校の伝統を残すことも必要である。両校の校章は桜を用いているが、それを校名に残すこともその1つであると考える。

委員長
 説明があったが、意見があればお願いしたい。

委員
 校名は、統合において一番シンボリックなものなので、各委員がどう思うのかを聞きたい。

委員長
 それでは、一人ずつ意見をお願いしたい。

委員
 既に焦点が絞られてきているのではないかと思う。前回は、「白桜」という方向で話が進んでいた。欠席の委員もいたので今回結論を出すということになったが、私は「白桜」を推薦したい。

委員
 私も「白桜」がよいと思っている。「きぼう(希望)」という言葉は校歌の中に入ってくると思うので、校名は「白桜」のほうがよい。

委員
 私も「白桜」がよいと思う。「きぼう(希望)」も悪い名前ではないが、学校は「きぼう(希望)」を持っているわけで、新しい学校の名前には「白桜」のほうがふさわしい。

委員
 どちらでもよいと思う。決まったものに従うが、私は「きぼう(希望)」がよいと思う。

委員長
 「きぼう」と「希望」ではどちらがよいか。

委員
 平仮名がよいか漢字がよいかは、何とも言えない。「白桜」はきれいですばらしいが、大人の目線であるという気がする。字画的にも難しい。子どもにとっては、「きぼう(希望)」小学校のほうがすんなり受け入れられる。また、「白桜」の主な説明・理由が“東中野小学校の校章の桜と中野昭和小学校の校章のはと”となっているが、中野昭和小学校の校章にも桜は入っているので、中野昭和小学校のほうから両方とったと捉えることもできる。よって、全く中立で新しい名前である「きぼう(希望)」がよいと思った。校歌の言葉と重なるのは、校歌のつくり方次第である。

委員
 どちらもよいと思うが、「白桜」のほうが耳によく聞こえてくる。私は「白桜」がよいと思う。

委員
 決め難いところであるが、あえて「きぼう(希望)」とする。

委員
 とても悩んだが、「白」に「桜」という言葉が新しくスタートすることに合っていると思うので、「白桜」がよいと思う。

委員
 私も「白桜」がよいと思っている。新しい学校になるとは言え、やはり何かを残してほしいと思う。

委員
 私も何かのかたちで両校の伝統を残すという意味から、「白桜」がよいと思う。

委員
 私も「白桜」がよいと思う。

委員
 どちらも捨て難い名前であるが、東中野小学校と中野昭和小学校の校章に同じ桜が入っており、両校の伝統を残すという意味から「白桜」のほうがよいと思う。また、この地域が非常に桜に縁のある地域で、知っている人は名前を聞いただけでもこの辺だというような特定ができると思う。

委員
 結論から言うと、私も「白桜」である。あまり両校のシンボルは意識しなくてもよい。「白桜」という言葉には、さわやかさや子どもたちの出発というようなイメージがあると思う。これから学校のあり方を協議していくうえでも、地域の願いや学校の願いなどとうまく繋がっていくのではないか。

委員
 区内の小学校を見ると、シンボルツリーというものがある。地域のことを考えると、やはり桜にちなんだ校名が一番よいと思うので、私は「白桜」がよい。

委員
 私も「白桜」がよいと思う。音の響きがとてもよい。

委員
 どちらかというと「白桜」がよいと思う。やはり地域の方や卒業生の立場からすると、両校が思い浮かべられるようなものが残っていたほうがよい。また、「白桜」という言葉のイメージが、子どもたちにとって新しいスタートという感じがする。

委員
 学校名としては、私も「白桜」のほうがよいと思う。

委員
 私も「白桜」でよいと思う。

委員
 私も「白桜」である。これまでも「桜」という言葉にこだわっていたので。「桜」という言葉は、校名を応募してくれた方の希望がかなり多かった。

委員
 私も「白桜」がよいと思っていた。

委員長
 多数だからというわけではないが、私も「白桜」がよいと思う。それでは、各委員より意見が出されたが、意見を1つにまとめなければならない。統合新校の校名候補は、「白桜小学校」とすることで統合委員会としての意見をまとめたいと思うがよろしいか。
― 異議なし ―

委員長
 なお、校名候補については、後日教育委員会へ報告する。その報告については、統合委員会を代表して私と副委員長で行いたいと思うがよろしいか。
― 異議なし ―

委員長
 また、報告する文章の確認についても時間的な制約があるので、私と副委員長に一任してもらいたいがよろしいか。
― 異議なし ―

 


◆議事(2)統合新校のあり方等の検討について

委員長
 次に、「統合新校のあり方」等について、事務局と学校より説明してもらう。

事務局
(概要)
 中野昭和小学校、東中野小学校両校においては、統合新校の開校に向けて、すでに昨年中より様々な検討を行っている。本日は、統合新校の教育活動などの検討状況及び通学路の検討状況について学校より説明してもらう。統合委員会をはじめ地域の方などから、統合新校をこんな学校にしてほしいという要望等を伺い、今後両校で検討を進める際の参考としてもらう。

■資料「統合新校のあり方について」に沿って学校より説明

(概要)
 ・現在、両校で再編対応委員会という会議を各学期に2~3回開いている。新校をどのような学校にしていくかという教育内容そのものについては、これからさらに両校で検討して決めていかなければならない。
 ・現在の中野昭和小学校と東中野小学校の教育活動の特色を勘案しながら、共通しているようなものについては引き継いでいこうと考えている。また、新校になるので、新しく発足するということも前提に考えながら進める。
 ・学校規模も適正な規模になってくるので、学校規模を生かした「魅力と活力にあふれ、地域に信頼される学校」ということが根底にある。その中でいろいろ考えていきたい。
 ・まず、現行がどうなっているのかということをお知らせしておくために、両校の教育目標を資料とさせてもらった。
〈基本方針〉
 ・中野昭和小学校・東中野小学校の教育活動の特色を勘案したものとする。
 ・望ましい学校規模を生かした「魅力と活力にあふれ、信頼される学校」をめざす。
〈現行の教育目標〉
○中野昭和小学校
 「共に生きる」
 21世紀の国際社会を主体的に生きる心身共に逞しく、広い視野と思いやりをもち、他と強調できる児童の育成を目指し、次の教育目標を設定する。
○東中野小学校
 「かしこく・やさしく・たくましく」
 (かしこく)基礎基本を身につけ、自ら考え自ら学ぶ意欲ある子ども
 (やさしく)認め合い、思いやる気持ちをもって互いに切磋琢磨しながら助け合い高めあって生きる子ども
 (たくましく)少々の困難にも負けないねばり強い元気な子ども
〈19年度の重点〉
○中野昭和小学校
 人とのかかわりを大切にし「自分の思いを伝え合う」学習の重視
 ・個性や可能性を伸ばす教育と基礎基本の定着
 ・地域の特色を生かした教育で郷土愛の育成
○東中野小学校
 ・学ぶ喜びと教師や友達とのかかわりの楽しさを感じ取れる学校
 ・地域に信頼され、地域に誇れる学校

■資料「中野昭和小学校・東中野小学校統合新校の通学路について」に沿って学校より説明
 ・中野昭和小学校では、大阪・池田小学校の事件を教訓として学校の出入り口を北門の1か所としてきたが、電子錠システムが導入されて使用しない時間帯は施錠しておけば安全上問題がないと思われるので、児童の登下校時は東門も利用していくことを考えている。これに併せて、東中野銀座通りから伸びる東側の道路についても、かつてはトラックの荷捌き所があった関係で通学路の指定から外した経緯があるが、荷捌き所がなくなったことから、再度通学路に指定していきたい。このことにより、東中野小学校の通学区域から通う児童の歩く距離が短くなることになる。
 ・通学区域が広がることに伴い、中野昭和小学校と東中野小学校の通学区域がつながる部分の山手通りと早稲田通りを新たに通学路に指定していく。
 ・現在の東中野小学校の通学路はすべて東中野小学校へ向かうことを考慮しているものなので、中野昭和小学校へ向かって通いやすくするために、小滝橋付近の早稲田通りと東中野四丁目・五丁目の道路をそれぞれ1か所、計3か所を新たに通学路に指定していく。

委員長
 説明があったが、まず「統合新校のあり方」について、意見があればお願いしたい。

委員

 教育目標などは、統合委員会で決めることなのか。学校で決めることであると思うが。

事務局
 教育目標や通学路は、最終的には学校で決めることであるが、複数の学校が一緒になるということから、統合委員会の意見も伺いながら決めていきたいということである。統合委員会が中心となって決めていくわけではなく、意見を参考にさせていただく。

委員長
 もう少し具体的なものが示されなければ、意見を出すのは難しいのではないか。

事務局
 本日は1回目なので、すぐに意見が出ないということであれば、学校からの報告ということで持ち帰っていただき、検討が進んだ段階でまた意見を伺えればと思う。

委員
 最近の子どもたちは、友達同士の人間関係が非常に希薄になっているという実情がある。例えば、人格形成というか、理想的な人間を育てていくための教育をしてほしいといった要望を出していけばよいのだと思う。学校は、そういう要望を受けて知・徳・体のトータル的なものとして考え、具体的なものを出していくことになる。

委員
 中野区の教育方針というのはあるのか。

事務局
 総括的なものとしては、「中野区教育ビジョン」を定めている。直接この統合新校の検討に反映できるかどうかはわからないが、参考として用意したいと思う。

委員
 ニュースなどを見ると、いじめや児童の虐待などがかなり起きている。そういうことから考えると、基本方針の中に人間尊重という要素をぜひ入れてほしい。

委員
 “魅力ある学校”という言葉をよく耳にするが、どういうものを魅力と考えるのか、みなさんに伺いたい。

委員長
 いろいろあると思う。中学校や高校ならば、上級学校への進学率などもそうではないか。

委員
 やはり公立学校なので、地域との結びつきや地域の見守りなどといったものが一番の売り物となるのではないか。公立学校ということで、特定のスポーツや学業を突出してできるようにするというのは難しい。児童の可能性を狭めないというか、本人が持っている資質を伸ばしてあげることが役割ではないかと思う。

委員
 子どもたちが「毎日来ることが楽しい」と思える学校、保護者にとっても「そこへ通わせたい」と思える学校が“魅力ある学校”ではないかと考える。魅力あるという中には、特色というよりも、子どもたちや保護者、地域の方が、その学校に行きたい、その学校は楽しいと思えるかどうかということが大前提であると思う。

委員
 同感である。“魅力ある学校”とは、子どもが学校へ行くことを楽しみと思える学校で、それが授業を受けることでも、給食を食べることでも、友だちと遊ぶことでもよいと思う。そういうものが1つでも多いことが、子どもにとっては“魅力ある学校”に近づいていく。また、学校を統合する理由が適正規模の学校にしていくことなので、大勢の子どもがいることにより得られるものが教育方針の中に入るとよい。いろいろな人が世の中にいることに気づいてもらえればよいと思う。最後に、子どもたちを対象に行ったアンケートで、「人は死んでもまた生き返ると思うか」という設問に対し、2~3割の子どもが「また生き返ると思う」と答えている。ゲームなどの影響でバーチャルと現実が区別できなくなっていると考えられるが、人の命を大事にするということを教えてくれる学校が理想だと思う。

委員長
 「統合新校のあり方」について、ほかに意見はあるか。それでは、次に「統合新校の通学路」について、意見があればお願いしたい。

委員
 新たに指定する東中野四丁目の道路は、山手通りからの抜け道になっている。狭いうえに多くの車が入ってくるので、注意が必要である。

委員
 新たに指定する中野昭和小学校東側の道路であるが、途中に工事が予定されている場所がある。通学路に指定する前に、どのような工事をするのかを確認したほうがよいのではないか。また、小滝橋付近の早稲田通りを指定するとのことだが、この周辺から統合新校までが一番遠い道のりとなる。近くに新宿区の落合第二小学校があるが、中野区の子どもが他区の学校へ移ってしまうことがないよう、あるエリアの児童にはバス通学を認めるべきではないか。

事務局
 路線バスの利用については、この統合委員会の準備会のときから意見が出されているが、選択肢の中にまったく入っていないというわけではない。今のところまだ結論は出ていないが、必要に応じてそういったことも考えていくことになる。

委員
 私は一番遠い道のりとなる小滝橋付近に住んでいるが、1年生の子どもがそこから歩いていくのは、やはり大変であると認識している。昨年、子どもと一緒に中野昭和小学校まで歩いてみたが、新たに指定する中野昭和小学校東側の道路が意外に怖いという印象がある。子どもと大人では目線が違うので、細かい信号を見ないで渡ることがある。子どもによく言い聞かせるか、しばらく一緒に歩いて教えなければならない。また、小滝橋の早稲田通りの北側から統合新校へ通う子どもがいるが、下校時は気持ちのうえで早稲田通りの北側(新宿区側)を歩きたくなると思う。そうすると、落合斎場などから出てくる車が多いので、それも気になる点である。

委員
 通学区域がかなり広くなるので、登下校時に町会やPTAで行っている誘導員の人数を増やせるとよい。この場には町会やPTAの方も出席しているので、先ほど話のあったような危険な箇所にローテーションで立てるよう協力をお願いしたい。確かに区のほうでいろいろやってもらいたいが、そればかりではなく自助努力も必要であると思う。

委員
 区が委託している安全誘導員は、年間の割り振られた時間の範囲内で学校が計画を立てて配置している。中野昭和小学校の場合は、東側の道路から北門へ入る信号のところ1カ所で、各学期の始まりにお願いしている。

委員
 学校近辺だけではなく、途中にも危険なところがある。

委員
 私の町会では、毎週火曜日にパトロールを行っている。現在の中野昭和小学校の通学路である消防署の信号から子どもたちの自宅近くまで同行する。今後、東中野四丁目・五丁目のほうまで通学区域が広がると、私の町会だけで対応することは無理である。山手通りまでは送ることができるかもしれないが。

委員
 通学の安全対策の関係では、学校や区がやらなければならないことと地域の方々にお願いしていかなければならないことが出てくる。通学路を見ると山手通りを渡る場所だけでも3か所あるが、それ以外にも抜け道などで危険と思われる場所がある。区が委託している安全誘導員は、年間105時間の範囲で配置しているが、学校としてはそれだけでは足らないと思っている。安全誘導員をどのように配置して、どの部分を地域の方々にお願いしていくかを今後考えなければならない。また、路線バスの利用についても、補助を出すのか出さないのかといったことを検討していくことになる。

委員
 予算の関係もあるとは思うが、危険性や問題点があるということなので、安全誘導員の人数を増やして子どもを見守っていくことを考えてほしい。また、通学路についてであるが、山手通りや早稲田通りの混雑を避けるために、おたき公園から第三中学校の前を通る車が多い。専門学校が増えたことから、東中野銀座通りも午前や夕方は大変混雑している。こうした実際の状況を確認したうえで、通学路を検討してもらいたいと思う。

委員
 安全誘導員の予算は、学校が統合された場合には1校分の105時間になるのか。2つの学校が統合して通学区域が広がるので、2校分の予算、もしくは安定するまで3校分くらいの予算が必要だと思う。

事務局
 学校再編計画を策定した際にも、通学区域が広がることに伴って安全誘導員を拡充するという方針は出している。今年4月に開校する桃花小学校においては、どのようなかたちで配置したとしても対応できる程度の予算を要求している。予算は年度ごとに要求していくものであるが、中野昭和小学校と東中野小学校の統合においても同じ考え方でやっていくことになると思う。

委員
 安全誘導員は交通安全を目的に配置しているが、実際には不審者などの心配もある。中野昭和小学校の通学区域でも、落合公園付近や路地などで児童が狙われた。ここ数年は被害がないが、それは安全誘導員ではなく地域の方のパトロールの影響が大きい。必要であれば青パトロールの強化を要望するなど、そういう安全性のことも考えていかなければならない。

委員
 町会の方に感謝しなければいけないことである。PTAとしても、父兄などに訴えていきたい。統合新校が開校するまでに、いつ、どこで、どのような人がパトロールをしているなどといった“安全マップ”のようなものがあればよいと感じた。

委員
 交通安全と地域安全は、分けて考えなければならない。地域の方が防犯ジャケットを着用してきめ細かく歩いてもらうことで、非常に抑止力になっていることは事実である。交通安全でも週1回立ってもらえることが、日常的・定期的に運転している方にとって抑止につながると思う。私は環七通り沿いの学校に勤務していたが、環七通りでの交通事故はなかった。むしろ環七通りから入った細い路地と抜け道になっているところで、自転車との接触というのが非常に多かった。こうした事故を未然に防ぐための子どもへの指導は、学校に委ねられている部分だと思っている。また、安全誘導員を配置する場所についても、細かな状況を見ながら考えたい。

委員
 東中野駅の北側の歩道は、途中まで東京工科専門学校寄りだけで、山手通り付近になると駅寄りだけとなる。また、山手通り付近は、第三中学校の生徒、明大中野の生徒、通勤客などで混雑している。統合新校への通学に際しては、考慮が必要である。さらに、東京日本語文化学校からみどり公園へ渡る信号のところは、毎日のように自転車と歩行者のトラブルが起きている。注意が必要である。

委員長
 「統合新校の通学路」について、ほかに意見はあるか。それでは、「統合新校のあり方」及び「統合新校の通学路」について、いくつかの意見が出されたが、それらの意見を踏まえて引き続き検討をお願いしたい。

 


◆議事(3)その他

委員長
 次に、「その他」に入る。報告事項があるので、事務局より報告してもらう。
事務局
(概要)
 前回の統合委員会で、東中野小学校PTA主催の会合に出席したことを報告したが、その会合での質疑・応答記録(概要)をまとめたので本日配布させてもらった。今後の協議の参考にしてもらいたい。

委員長
 それでは、議事を終了する。最後に次回の日程を調整したい。次回は、3月14日(金曜日)午後6時30分より、東中野小学校で開催することとしたいがよろしいか。

― 異議なし ―

委員長
 本日は、これをもって終了する。

お問い合わせ

このページは教育委員会事務局 子ども・教育政策課(教)が担当しています。

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