第5回 中野昭和小学校・東中野小学校統合委員会 要点記録

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更新日:2023年8月3日

開催日時平成19年12月13日 (木曜日) 午後6時35分~7時55分
開催場所東中野小学校 ランチルーム
出席者委員森治平、山口桂司、佐藤美都子、田中弘志、岸哲也、小堺剛司、佐々昌樹、黒木奈代美、佐々木孝子、山村陽子、戸田秀由、岸恒夫、新田好恵、橋浦義之、鈴木秀治、小林秀昭、井口和子、青山敬一郎
(敬称略、順不同)
事務局教育改革担当
傍聴者2人
会議次第【議事】
1 統合新校の校名について
2 その他

委員長
 これより、第5回統合委員会を開会する。
 本日は、傍聴希望者が2名いる。この方々の傍聴を許可したいと思うがよろしいか。

― 異議なし ―

1 議事

◆議事(1)統合新校の校名について

委員長
 それでは、議事に入る。まずは、「統合新校の校名」について。前回の協議において、各委員が、応募のあったものの中から統合新校の校名にふさわしいと思うものを3候補以内で選び、事務局へ提出することとなっていた。本日は、各委員から提出された校名候補をもとに協議したい。事務局より説明してもらう。

事務局
■資料「各委員から寄せられた校名候補一覧」に沿って説明

(概要)
 全20人の委員より提出があり、26件の校名候補が挙げられた。学校名の左横の番号は、通し番号ではなく、前回の資料と比較ができるよう同じ番号とした。また、「主な説明・理由」欄には、適宜補足を入れた。

 学校名よみがな主な説明・理由
1青空あおぞら・いつも明るく、青空のもと、笑顔あふれる輝く小学校であってほしいから
2あさひあさひ・中野区の東側に位置し、東から朝日が昇ることにかけ、新しい希望に満ちたイメージがあるから
5桜和おうわ・桜並木の素晴らしい地域であることから“桜”と、協調を保つという意味などから“和”という字は取り入れたいと思い、“桜和”とした
6大空おおぞら・大空のように心が広く、大空のようにやさしくという思いから
9きぼうきぼう・子どもたちに“希望”を持って育って欲しいので
10希望きぼう(のぞみ)
11希望の星きぼうのほし・みんなが希望をもって生活できるようにとの思いから
18さくら・両校の校章に桜があるので、“桜”のつく学校名がいいと思った
・桜の花がきれいに咲く学校なので
・新たな出発のとき、美しい桜のイメージがぴったりだと思ったので
19さくら
20桜昭和さくらしょうわ・“桜”の文字と中野昭和小学校の校名のどこか一部を入れたかったので、桜+昭和とした
22桜山さくらやま・早稲田通り沿いには桜山、紅葉山と江戸時代の鷹狩りの休憩所となった地名が残っており、中野昭和小学校周辺は“桜山”である
・両校の校章に桜が使用されており、伝統を継承できる
・(通学区域の)神田川沿いやJR線沿いが桜の名所となっている
・中野昭和小学校の敷地にも桜の木がある
25昭東しょうとう・単純に(両校の)頭文字をとった
・地域名・前校名などを考えると良いのではないかと思う
・両校の名前が永久に残る
32星華せいか・星のようにかがやき、華やかな学校生活を送ってほしいから
36つばさつばさ・(中野昭和小学校の)校章の鳥のように、新しくはばたく学校になるようにとの思いから
40東和とうわ・東中野小学校の“東”と中野昭和小学校の“和”を組み入れて
・中野区の東部の地域で、人々の調和の中で、人々に守られた平和の中で、児童期の心を育んでほしいという願いを込めて
・みんなに和ができるようにとの思いから。東和と永遠(永久・とわ)をかけた
・“東”は、日が昇る方向で、いつも新しく生きるとの思いから。“和”は、和の心を大切にするようにとの思いから
・簡単なネーミングだが、音の響きも悪くない
49中野さくらなかのさくら・(統合して新校になるとはいえ、両校の何かを残したく…)両校の校章に“さくら”の花があることから
51中野東なかのひがし・昭和の時代は終わり、新しく2つの学校を統合していくので、中野昭和小学校の(昭和をなくし)“中野”と東中野小学校の“東”を併せた
57白桜はくおう・東中野小学校の校章の桜と、中野昭和小学校の校章のはとが平和のシンボル色の白なので、“白桜”とした
60ひがしひがし・ひ=光り輝く子、が=がんばる子、し=親切な子の意味から
66東中野昭和ひがしなかのしょうわ・東中野小学校の“東中野”と中野昭和小学校の“昭和”を併せた
・母校の名前をなくしたくないという想いが強くあるので
・平等だから
69東野ひがしの・中野区の東に位置する小学校なので
72双葉ふたば・2校が統合することから
・ふたば(双葉)は子どもだから
73ふたば
75平成へいせい・平成に統合されるので
78平和へいわ・この学校が平和になってほしいから
・東中野小学校は戦争に巻き込まれているので、(新しい学校はそのようなことがないよう)“平和”とした
83若葉わかば・若葉のようにのびてほしいとの思いから

■資料「校名候補に関する都内の同一校名・類似校名について(参考資料)」に沿って説明

(概要)
 各委員から寄せられた校名候補のうち、都内にある同一校名・類似校名の状況をまとめた。同一校名や類似校名は、統合新校の校名に使用できないということではない。参考としてもらいたい。なお、都内の状況をまとめたものなので、全国となるとこの限りではない。
○2.あさひ
 類似校名・・・世田谷区立旭小学校
 類似校名・・・豊島区立朝日小学校
○18.桜
 同一校名・・・世田谷区立桜小学校
 類似校名・・・豊島区立さくら小学校
 類似校名・・・大島町立さくら小学校
○19.さくら
 同一校名・・・豊島区立さくら小学校
 同一校名・・・大島町立さくら小学校
 類似校名・・・世田谷区立桜小学校
○60.ひがし
 類似校名・・・青梅市立東小学校
 類似校名・・・小金井市立東小学校
 類似校名・・・西東京市立東小学校
○72.双葉、73.ふたば
 類似校名・・・墨田区立二葉小学校
 類似校名・・・雙葉小学校(私立・千代田区)
 類似校名・・・田園調布雙葉小学校(私立・世田谷区)
○75.平成
 同一校名・・・台東区立平成小学校
○83.若葉
 同一校名・・・立川市立若葉小学校
 同一校名・・・調布市立若葉小学校

委員長
 事務局より説明があったが、意見があればお願いしたい。

委員

 委員から一番多く寄せられた校名候補は何かを聞いておきたいと思うが。

委員長
 まずは、話し合いを行っていきたい。できれば多数決ではなく、各委員より意見を出していただき、この中から3つ~4つに絞り込んでいきたい。本日は、最終的な1つの校名候補を決めることはできないかもしれないが、次回の統合委員会くらいまでに決めていきたい。

委員
 年間スケジュールによると第7回目の協議で校名候補を決める予定になっているが、いつごろになるのか。

事務局
 2月までに統合委員会で校名候補を決めていただき、それを教育委員会へ報告していきたいと考えている。遅くとも3月までには決めていただきたい。

委員
 前回の資料の「校名募集の結果」を見ると、「桜」と両校の「東」「中」「野」「昭」「和」という文字を使用した校名が30以上あった。応募者の考えを大事にしたいので、これらの文字を使用した校名を中心に考えればよいのではないか。

委員
 校名候補を見ると、“東中野と中野昭和の学校の名前を入れたもの”“周辺の土地をイメージするもの”“子どもたちや学校への望みのようなもの”など、3種類ぐらいに分けられると思う。ジャンル分けをしてから選べば決めやすいのではないか。個人的な意見としては、もともとある学校とは違う新しい学校をつくりたいので、「東中野」「中野昭和」という文字が入っていないほうがよい。

委員
 前提として「中野区立○○小学校」というように、頭に「中野区立」が入るのか。

事務局
 正式名称としては、そのようになる。

委員
 校名候補26件のうち、都内に同一校名・類似校名があるものが8件ある。このことを考えずに検討するのか、それとも同一校名・類似校名は除いて残りの中で検討するのかを決める必要がある。前提として「中野区立」が入るので全く同じになることはないが、名前だけを言った場合にはどこの学校なのかわからなくなってしまう。

委員長
 同一校名・類似校名をどう取り扱うかとの意見が出されたが、まずはそれを決めていきたい。意見があればお願いしたい。

委員
 既にどこかにある校名は除いたほうがよいと思う。また、類似校名も、結論は同じ名前となるので、除いたほうがよい。同一校名・類似校名を除けば、絞りやすくなるのではないか。

委員
 個人的な好みとなるが、類似校名は一般的な名称という感じがする。失礼かもしれないが、外したい。

委員
 提案者としての私も同じ意見である。

委員
 私は、応募者した方の意見を尊重して、類似校名などに関係なく、多くの応募があった「桜」「中」「野」などの文字を使用したものから選んだほうがよいと思う。

委員長
 同一校名・類似校名を除いて選んだほうがよいという意見と、それに関係なく多くの応募があった文字を使用したものから選んだほうがよいという意見が出されたが、ほかに意見はあるか。なければ、同一校名・類似校名を除いて選んだほうがよいという意見が多いので、そのように進めたいと思うがよろしいか。

― 異議なし ―

委員長
 最終的には1つの校名に決めなければならない。いずれの方法で選んだとしても、結果的には同一校名・類似校名ではなく、多くの応募があった文字を使用したものになるのではないかと思う。

委員
 対等な統合の考えから、「中野昭和」「東中野」という言葉を使うのは難しいのではないかと思う。

委員
 統合対象校いずれかと全く同じ校名にはしないという考え方で進めてきたが、両校の校名の文字を使用することや両方を合わせることまで行わないという判断はしていない。どちらかの校名の文字だけが入っているのは、望ましくないと思う。

委員
 私は中野昭和小学校側の関係者としてこの場に出席しているが、統合新校の校名に「昭和」の文字だけが入ることは、中野昭和小学校側の立場としても嫌である。また、地域名もどちらかの場所に偏ることになるのでやめたほうがよい。統合新校なので、全く新しい校名にしたい。

委員長
 これまで出された意見の“同一校名・類似校名があるもの”“「中野昭和」「東中野」の文字が入っているもの”“地域名のもの”を除くと、「青空」「大空」「きぼう」「希望」「希望の星」「星華」「つばさ」「白桜」「平和」が候補となる。

委員
 「希望」の「よみがな」欄に「きぼう(のぞみ)」と2つのよみがながあるが、これは1つと解釈するのか、2つとして解釈するのか。
委員
 「希望」と書いて「のぞみ」と読ませるのは無理がある。

委員
 「主な説明・理由」欄を見ると、「つばさ」「平和」も思いがどちらかの学校に偏ったものとなる。子どもたちに学校の由来を聞かれると、説明しづらい。

委員
 ここからは好みを発言するかたちとなるが、この中で私がよいと思う校名は「白桜」である。非常に新鮮できれいなイメージがあり、新しい学校にふさわしいと思う。また、校章のイメージがすぐにできる。デザイン的にきれいになるのではないか。

委員長
 私もこれを見て、「桜」はいろいろあるが、「白桜」というのはあまり聞いたことがないとは思っていた。

委員
 私も「白桜」はよいと思った。ほかの「桜」の文字を使用した校名の「主な説明・理由」欄を見ても、桜に対する思い入れがかなり強い。

委員長
 「白桜」がよいという意見が出されたが、ほかにも意見があればお願いしたい。

委員
 私は“希望が持てる学校に”という願いから、「きぼう・希望」または「希望の星」がよいと思った。「白桜」という名前を聞くと、それもよいと思う。「希望」または「桜」のつくものがよい。

委員
 あまり長い校名は望ましくない。校歌のことを考えると、「希望の星」は少し長いと思う。

委員
 保護者の中には両校が対等に統合するのではなく吸収合併だと思っている方もいるので、両校に関連のないものがよい。「白桜」の「主な説明・理由」欄を見ると両校の校章のことが書かれているので、全く関連のない「きぼう・希望」がよい。

委員
 再編計画の中で「廃止される各学校の歴史を継承します」という一文があるが、卒業生などのことを考えると、何かのかたちで両校の伝統を残すことも必要である。両校の校章は桜を用いているが、それを校名に残すこともその1つであると考える。

委員
 校歌に固執して申し訳ないが、「希望」は歌詞に入れやすい言葉であるが、“希望を胸に~”“希望に向かって~”のように途中に入る言葉であって、“~○○小学校”という締めくくりには馴染まない。「白桜」は“白桜○○”という言葉はあまりないので、“~白桜小学校”と締めくくりにしやすい。

委員
 「きぼう・希望」以外の校名の「主な説明・理由」欄を見ると、“みんなが希望を持って生活できるように…”“希望に満ちた学校…”などの思い入れがある。こうした応募者の意見も大事にしたい。

委員
 統合新校の通学区域には、桜並木も多い。地域の属性からも「白桜」がよい。

委員
 「白」が校名に入っているのは、非常に新鮮な感じがする。白い桜で「白桜」という校名は、鮮烈である。「希望」というのも、理念としてはよい。「白桜」が校名になったとしても、新しい学校に対する理念は「希望」である。

委員長
 「きぼう・希望」と「白桜」のどちらかに決めかねているところであるが、統合委員会としては、できれば多数決ではなく、委員全員の意向が一致したかたちで校名候補を決めたいと考えている。もう一度考えたいということであれば、次回の統合委員会で引き続き検討したいと思うがいかがか。

委員
 本日欠席の委員もいるので、次回に決めたほうがよい。

委員長
 それでは、次回の統合委員会で「きぼう・希望」と「白桜」に絞って協議を行い、校名候補を決めていきたいと思うがよろしいか。

― 異議なし ―

 


◆議事(2)その他

委員長
 次に、「その他」に移る。報告事項があるので、事務局より報告してもらう。

■事務局より報告

(概要)

事務局
 11月29日(木曜日)に、東中野小学校PTA主催の会合(「学校統合委員会報告会」。低学年の保護者向け)に参加した。この統合の組み合わせや東中野小学校が再編の対象になった経緯、通学の安全対策についての質問があり、それぞれ回答・説明した。また、教育委員会事務局就学担当も同席し、指定校変更の基準や考え方、手続きなどの質問に対して回答・説明した。会合の記録がまとまり次第、東中野小学校PTAに送付して、その日欠席された方々にもお配りいただくことになっている。また、統合委員会の委員の皆様にも、情報提供として後日配布する。今後、通学の安全対策がある程度まとまった段階で統合委員会のご意見を伺いたいと考えているので、その際の議論の参考にしていただきたい。

委員

 その会合に出席をして説明してほしいというのは、東中野小学校PTAとしての要望だったのか。

事務局
 そうである。東中野小学校PTAの主催で、そこへの出席依頼があったものだ。

委員
 東中野小学校PTAだけでなく、双方の学校の保護者や地域に対しても同じような説明をしてもらいたい。次年度の問題については、中野昭和小学校の保護者、これから就学させようとする保護者は、いつ・どこで希望を出したらいいのかという疑問を持っていると思う。中野昭和小学校のほうでも、ぜひ説明会を開いてもらいたい。

事務局
 中野昭和小学校の保護者の方も気にしていると思うので、何らかの説明は行いたい。

委員長
 それでは、議事を終了する。最後に次回の日程を調整したい。次回は、1月16日(水曜日)午後6時30分より、中野昭和小学校で開催することとしたいがよろしいか。

― 異議なし ―

委員長
 本日は、これをもって終了する。

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このページは教育委員会事務局 子ども・教育政策課(教)が担当しています。

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