第9回 桃園第三小学校・仲町小学校・桃丘小学校統合委員会 要点記録

ページID:949412542

更新日:2023年8月3日

開催日時平成19年7月5日(木曜日) 午後6時45分~午後9時
開催場所仲町小学校 仲町ホール
出席者委員石原信雄、若林福蔵、高橋登志子、上島昌之、布施美佐枝、伊知地晃子、久保幸則、上嶋真由美、竹村敦子、細川貴美代、佐藤明美、伊谷冨美子、飯塚光子、矢澤敏男、井出良子、石出好範、棚田政治、鈴山尚子、江平秀子、前田佐和子、青山敬一郎
(敬称略、順不同)
その他豊川財産管理担当課長、岡山主査、佐戸主事、
小谷松教育経営担当課長、内野係長
事務局教育改革担当
傍聴者0人
会議次第【開会】
1 統合委員会委員の変更について
【議事】
1 統合新校開校に向けた校舎の改修工事について
2 校歌・校章の制定について
3 統合新校の目指す学校像について
4 統合新校の通学路について
5 その他

1 開会

(1)統合委員会委員の変更について

委員長
 桃丘小学校PTAから推薦の委員に変更があった。
 (辞職者1名)松下由美委員
 (新委員1名)竹村敦子委員
 ※委員の辞職は6月30日付、委嘱は7月1日付
・新委員の紹介(自己紹介)

委員長
 当統合委員会で意見を取りまとめた統合新校の校名について、区議会で審議されたとのことなので、事務局から経過を報告してもらう。

・事務局より報告

(概要)
・7月4日(水曜日)に開かれた区議会本会議において、平成20年3月31日に桃園第三小学校、仲町小学校、桃丘小学校の3校を廃止し、同年4月1日に桃花小学校を設置するとした「中野区立学校設置条例の一部を改正する条例」が議決された。このことにより、正式に新しい学校を桃花小学校として開校することが決まった。

2 議事

◆議事(1)統合新校開校に向けた校舎の改修工事について

委員長
 「統合新校開校に向けた校舎の改修工事について」本日は区の財産管理担当の職員と教育委員会事務局の学校施設担当の職員が出席しているので、説明してもらう。

・統合新校開校に向けた校舎の改修工事について、区の担当(財産管理担当課長)から説明。

(概要)
○第一期工事(平成18年度)
 ・屋上防水改修(全面)
 ・屋上フェンス改修(全面)
 ・外壁改修(給食室を除く全面)
 ・アルミサッシ改修(60ミリから70ミリ)
 ・床改修(南棟2~3階の普通教室及び会議室)
 ・冷暖房機器取替
 保健室、多目的室、応接室、会議室等
○第二期工事(平成19年度)
 (校舎)
 ・床改修
 →東棟及び北棟校舎の普通教室及び図書室、音楽室、理科室、図工室等特別教室、職員室、事務室
 ・内部塗装
 →普通教室・特別教室、南棟の廊下・階段
 ・冷暖房機器の新設及び更新
 →普通教室7教室、図工室、理科室、図書室、コンピュータ室、家庭科室、ランチルーム、ももさんルーム等
 ・黒板及び掲示板の改修
 →普通教室、特別教室
 ・電話設備、放送設備、照明器具等の更新及び校内LANの新設
 (給食室)
 ・床改修
 ・壁改修
 ・天井改修
 ・外壁防水
 ・屋上防水
 ※工事期間は、基本的に夏休み期間中を予定(給食室の工事は10月末までを予定)

委員長
 説明内容について、質問または意見があればお願いしたい。工事は、これですべて終了するということか。

区担当
 今年度にできない部分があり、平成20年度に第三期工事を行う予定である。

委員長
 体育館の改修はいつごろか。

区担当
 来年度設計に着手し、着工は平成21年度以降となる。

委員
 学校では、工事前に物品を移動しなければならないが、個人面談などと日程が重なり、作業が難しい。普通教室は担任が行い、図書室はPTAの方に協力をいただく予定だが、理科室や図工室は困難である。支援体制を組んでもらいたい。

委員長
 臨時的に対応する経費を確保して運送委託するなど、教育委員会で検討できないか。

区担当
 対応について検討する。

委員長
 給食室の工事は、夏休み後も行うことになる。工事車両が学校へ入ることになるが、安全確保は大丈夫か。

区担当
 夏休み後に工事車両を学校へ入れる場合は、中庭を使用する。バリケードなどで児童等が使用する通路と車両の通路を完全に区分し、安全確保を図っていく。

委員長
 ほかにご意見等なければ、この件については終了する。

(財産管理担当、教育経営担当の職員は退席)

 


◆議事(2)校歌・校章の制定について

委員長
 次に、「校歌・校章の制定について」協議したいと思う。まず、校章について事務局から説明してもらう。

・「校章デザインについて」資料により事務局から説明。

(概要)
・〈デザイン案1〉~〈デザイン案3〉は、応募のあったデザインをそれぞれ専門家に修正してもらったものである。また、〈デザイン案2-1〉と〈デザイン案2-2〉は、「桃花」の文字を入れたものと入れないものになっている。
・〈デザイン案4〉~〈デザイン案8〉は、応募のあったもの以外に専門家に提案していただいたものである。

委員長

 説明内容について、質問または意見があればお願いしたい。また、「桃花」の文字を入れるか入れないかの意見もお願いしたい。

委員
 前回の統合委員会では、応募のあった「案2」を基本にアレンジをしていくという意見が多く出ていた。

委員
 前回の意見からすると〈デザイン案2-1〉と〈デザイン案2-2〉を基本に協議することになると思う。

委員
 選択肢は、〈デザイン案2-1〉か〈デザイン案2-2〉でよい。ほかのデザイン案と比べても、バランスが一番よい。あとは、「桃花」の文字を入れるか入れないかの問題だ。

委員長
 〈デザイン案4〉~〈デザイン案8〉は、東京工芸大学に依頼し提案いただいたものである。〈デザイン案2-1〉か〈デザイン案2-2〉がよいということであれば、これらをどのようにアレンジするかなどの意見をお願いしたい。

委員
 明確な理由はないが、〈デザイン案2-2〉の「桃花」の文字を入れないものがよい。

委員
 私は、〈デザイン案2-2〉に「桃花」の文字を入れたものがよい。

委員
 〈デザイン案2-1〉もよいが、中心の桃の花が小さい。

委員長
 ほかの小学校の校章は、校名を入れているものが多い。

委員
 多くの学校で校章に校名を入れていても、入れないほうがデザイン的によいのであれば、気にするべきではない。

委員長
 校名を入れるか入れないかは、この委員会で決めればよいことである。

委員
 前回は募集のあった「案2」がよいという意見が多かったが、一番似ているのが〈デザイン案2-2〉である。〈デザイン案2-1〉は、桃の実がかなり大きいので、「案2」とは別のものに見える。〈デザイン案2-2〉は、バランスがよい。

委員
 〈デザイン案2-2〉の校名を入れたものと入れないものを再度作成してもらい、比べてみるのはどうか。

委員
 桃の花の部分が、応募のあった「案2」は白抜きで、〈デザイン案2-2〉は黒く塗りつぶしてある。白抜きのほうが、デザイン的によい。

委員長
 それでは、〈デザイン案2-2〉がよいという意見が多いようなので、これに「桃花」の文字を入れたものと入れないもの、桃の花の部分が白抜きのものと塗りつぶしたものを再度作成してもらい、次回比べてみるということでよろしいか。

― 異議なし ―

委員
 校旗をつくるときには色なども考えなければならないので、この校章に着色したものも見てみたい。

委員長
 次回、まずは校章のデザインを決め、その後で色について検討することとしたいがよいか。

― 異議なし ―

委員長
 次に、校歌について、統合委員の皆さんより作詞・作曲を依頼できそうな方の提案があったので、事務局から説明してもらう。

・「統合委員から提案のあった作詞家・作曲家について」資料により事務局から説明。

(概要)
・統合委員から作詞家・作曲家など5名の方の提案があった。

委員長
 この協議については、作詞家・作曲家などの個人名が挙げられるので、要点記録には残さないことにしたいと思いますが、よろしいでしょうか。

― 異議なし ―

(校歌の作詞・作曲を依頼する方の協議)

委員長
 協議結果を踏まえ、事務局から依頼してもらうことでよいか。

― 異議なし ―

委員長
 作詞・作曲を依頼するにあたり、参考にしてもらう事柄はあるか。

委員
 教育目標など具体的なものは、逆に入れないほうがよい。教育目標自体も変更できなくなる。イメージを膨らませるようなかたちで依頼したい。

委員
 教育目標の中には、「地域の未来を担う子」など基本的には変わらないものもある。イメージとしてはよい部分もあるので、そういうものを提供することは構わないのではないか。

委員
 イメージとしてはよいと思うが、「地域の未来を担う子」をそのまま歌詞に入れると堅苦しく歌いづらいものになる。

委員
 本日の資料に「統合新校の目指す学校像」の全体像をまとめたものがある。これを全部歌詞に活かすということではないが、作詞・作曲を依頼する際、イメージを広げてもらうために渡してみてはどうか。

委員長
 作詞・作曲する際の参考にしてもらうため、桃花小学校の教育目標などを渡すということでよいか。

― 異議なし ―

委員
 この資料については、案であるということを渡す際に補足願いたい。


◆議事(3)統合新校の目指す学校像について

委員長
 次に、「統合新校の目指す学校像について」、3校で検討しまとめられているので、学校から説明してもらう。
・「桃花(とうか)の教育」の資料により学校から説明。

(概要)
・3校で相談のうえ、知・徳・体をバランスよく取り入れるよう考慮した。
・大きな教育目標は「地域の未来を担う子」とし、知・徳・体を「け=けんこうなからだ(体)」「や=やさしいこころ(徳)」「き=きわめるちから(知)」の3つの言葉でまとめた。
・それぞれの学校の特色を活かすこととし、桃丘小学校は体力向上プログラムなどに取り組んでいるので「体」の部分を、仲町小学校はふれあい教育、ボランティア教育などを行っているので「徳」の部分を、桃園第三小学校は「知」の部分を提案していくこととした。
・学校、地域、家庭の立場を尊重しながら連携を深めて「共育」していくため、それぞれの役割を盛り込んだ。

委員
 3校の活動のよい部分を活かそうという趣旨が反映されているものだと思う。現時点でまとめたものなので書き加えなければならないこともあるかと思うが、桃花小学校を開校していくうえでは、これを基本としていきたい。

委員長
 これを基本として、目指す学校像について検討を進めてもらうこととしたいがよろしいか。
― 異議なし ―


◆議事(4)統合新校の通学路について

委員長
 次に、「統合新校の通学路について」、同じく学校で検討しているということなので、説明してもらう。

・「桃花小学校通学路について」により学校から説明。

(概要)
 3校の現在の通学路を利用することを基本とした。
 ・桃園第三小学校通学区域の通学路は、そのまま維持する。
 ・仲町小学校と桃丘小学校からの通学路を結び、桃園第三小学校の通学路と結ぶ。
 ・桃丘小学校の通学路を活かし、桃園第三小学校通学区域の北側端から2ルート程度通学路を指定する。
 ・桃丘小学校の通学路を活かし、桃園第三小学校通学区域の北東側端から2ルート程度通学路を指定する。
 ・仲町小学校の通学路を活かし、桃園第三小学校通学区域の東側端から2ルート程度通学路を指定する。

委員長
 説明内容について、質問または意見があればお願いしたい。仲町小学校の通学区域からの距離が一番長くなるので、安全で通学しやすい道を指定しなければならない。

委員

 桃園第三小学校の通学路は、五差路を使用しないことになっている。桃丘小学校の通学区域から通う場合も、五差路を避けた通学路にするのか、1ルートくらいは使用するのか、考えなければならない。

委員
 1ルートくらいは五差路を使用したほうがよいのではないか。また、8月には丸井百貨店が閉店して取り壊しになるので、それも考慮しなければならない。

委員

 通学路に指定した後、そこで大きな工事が行われる場合などは暫定的に一部を変更する。基本的にこのルートを使用するということを、警察へ届け出なければならない。

委員
 中野二丁目の児童は、中野三丁目側へは渡らず、中野郵便局付近を通ることになるであろう。また、今後は野方小学校の通学区域になる中野四丁目の児童も数人は桃花小学校へ通う可能性があるが、うまく桃花小学校の通学路へ結びつくとよい。

委員
 今までの桃丘小学校の通学路を残しておけば、中野四丁目の児童も桃花小学校の通学路に入れることになるので大丈夫と思われる。

委員

 地図ではわかりづらいが、桃園川緑道(暗渠)からの通学路が中央四丁目で途切れているが、中央五丁目の現在の桃園第三小学校側へとつながっているのか。

委員

 おそらく、つながっている。

委員

 そうであれば、中野二丁目の児童は、中野郵便局からこちらを通ればよい。

委員長
 各学校の方とPTAの方とで実際に歩いてもらい、どのルートが適切なのか確認するとよいのではないか。

委員

 学校では、通学路を考えると同時に地区班も考えていくことになる。町会と地区班との整合性などを考えず、通学路を指定してよいのか。

委員
 現在も町会と地区班とは、必ずしも一致していない。町会や地区班を区切りとする活動も多くはないので、あまり考えなくてよいと思う。

委員

 今回は通学路の基本的な考え方を提案させてもらった。このほか、実務的に事務局やPTAの方に協力してもらわなければならない部分も数多くある。

委員
 基本的なところは理解した。しかし、通学路を変更する部分については、もう少し検討が必要である。

委員
 新しい通学区域をトータルの地域として考え、南北の安全な道と東西の安全な道を数本ずつ通学路として、児童が自宅から一番早くその道に出ていけるようにするという方法も考えられる。そうすることにより、先ほどの意見のような現在通っている方向と違う場合の解決策となる。結論として、各校で指定している安全な道をなるべく活かしながら、南北と東西の安全な道を決め、シンプルな通学路にすることがよいと思う。

委員

 各学校で現在の桃園第三小学校の通学路へつながる道を検討し、それを合わせるというかたちがよいと思う。

委員

 最終的には、警察の意見もある。

委員長
 ある程度案ができた段階で、警察の交通課とも話をすればよい。では、それぞれの学校で再度この通学路の案を検討してもらうこととしたいがよろしいか。

― 異議なし ―

 


◆議事(5)その他

委員長
 次に、「学校指定品等の支給について」、事務局から説明してもらう。

・「桃花小学校開校にともなう学校指定品等の支給について」資料により事務局から説明。

(概要)
○桃花小学校の開校に伴う学校指定品等について、その支給品目及び支給範囲を事務局内で決定した。
 <支給品目>
 ・体操着上下(半袖シャツ、短パン)
 ・水泳帽
 <支給範囲>
 桃園第三小学校・仲町小学校・桃丘小学校に通学している児童(最高学年を除く)のうち、次のいずれかに該当し支給を希望する方
 ・平成20年4月1日から桃花小学校に通学する方(居住地は問わない)
 ・桃園第三小学校から中野本郷小学校に通学区域が変更される地域に居住する児童で、平成20年4月1日から中野本郷小学校に通学する方
 ・桃丘小学校から野方小学校に通学区域が変更される地域に居住する児童で、平成20年4月1日から野方小学校に通学する方
○3校の在校生保護者へ本日(7月5日)より説明会を実施していく。

委員長
 説明内容について、質問または意見があればお願いしたい。新1年生はどうなるのか。

事務局

 新1年生については、入学時に購入してもらうことになるので、支給対象にはならない。

委員

 仲町小学校であるが、桃花小学校へ通う児童には支給されて、それ以外の学校へ通う児童には支給されないのはどういう理由か。

事務局

 指定校である桃花小学校に通学することが原則であり、指定校変更は児童・保護者の意向によることから、支給しないということである。

委員

 平成19年3月8日の第7回統合委員会では、「昨日決議された平成19年度予算では、体操着と水泳帽の経費が計上されている」と事務局からの説明があり、委員から「それは、統合新校に限ったものか」との質問に、事務局は「統合時の2年生から6年生を対象としたものである」と答えており、さらに「安全への配慮など、通学距離の問題で統合新校以外の学校へ通学する児童も含めて考えている」と補足している。この説明と今回の支給内容には、食い違いがあるのではないか。

事務局

 その段階で予算計上されている費用については、現在の桃園第三小学校、仲町小学校、桃丘小学校に通っているすべての児童数で積算した経費とした。ただし、その時点では学校指定品等の支給範囲の基準が決定しておらず、その後、教育委員会において支給範囲の基準について検討した結果、今回のようになった。

委員
 統合委員会で説明している以上、この統合委員会でそれに対する説明を行ったうえで文書を出すべきと考える。本校の保護者には、「再編時に区から体育着と水泳帽は支給されるようだ」と答えてきた。ここにいる委員の方も、同じように受け止めていたと思う。平成19年4月17日付の中野区立小中学校再編に対する懇談会での質問に対する回答でも、本校のPTA会長からの「学校が統合することで必要装具、体操着や帽子の買い直しが必要か」という質問に、教育委員会から「統合新校が体操着、水泳帽を統一する場合は、統合時の2年生から6年生の希望者に現物支給したいと考えている。支給方法などについては、今後検討していく。通学帽子は、公費の使い方、今後の学校再編との関係から区が支給することは考えていない」との回答をもらっている。この件について、統合委員会ではどのように考えるのか、各委員の意見を伺いたい。

委員

 私も、今の意見のとおり受け止めていた。仲町小学校の在校生については、特別の配慮があるのだろうと理解をしていた。

委員

 桃園第三小学校の通学区域で青梅街道の南側に居住する児童は、中野本郷小学校へ通学区域が変更になるので、中野本郷小学校の体育着と水泳帽が支給されることになる。では、この児童が指定校変更をして桃花小学校へ通う場合、桃花小学校の体育着と水泳帽は支給されるのか。

事務局

 今の考え方では、支給する。

委員

 そうであれば、仲町小学校の通学区域に居住する児童が例えば谷戸小学校に通うことになっても、同じように支給されるべきではないか。同じ指定校変更でも区別をするのか。

事務局
 青梅街道の南側に居住する児童が桃花小学校に通う場合、確かに指定校変更にはなるが、現在通っている学校が統合されるということで、指定校変更を承認する基準とは別に認められるものである。仲町小学校の通学区域に居住する児童が谷戸小学校に通う場合は、通学距離や交友関係など、指定校変更を承認する基準に該当すれば認められるものであり、そこは大きな違いがある。
 指定校変更というと分かりづらいが、基本の考え方は、統合対象となる3校に現在通っている児童については、どこに居住しているかは問わず、統合後の桃花小学校に通う場合は支給する。これは、新しい学校の統合が円滑に行われるよう、一体感を醸成するというような大きな目的がある。つまり、指定校変更は、基本の考え方には関係がないということになる。ただし、今回の再編に伴い通学区域が変更になる方については、それに準じた取り扱いをするということである。

委員

 仲町小学校が実質的になくなることは、学校や児童・保護者などの希望ではなく、区の方針である。在籍している方は、統合時に(3校が)公平であるべきと考えているので、谷戸小学校に通う場合も桃花小学校に通う場合も同じものを支給してほしいと思われるのではないか。

委員

 同感である。谷戸小学校に指定校変更する児童にも、公平に支給すべきだと思う。

委員長

 3校の2~6年生になる児童全員が桃花小学校へ通う場合は全員に支給されることになるので、指定校変更をする児童も含めて支給する予算はあるはずだ。統合委員会では、指定校変更をして谷戸小学校に通う児童に支給してもよいのではないかという意見が多いので、私が教育委員会と話し合ってみたいと思う。

委員
 仲町小学校は、当初から統合自体に難色を示している方も多い。桃園第三小学校までは遠いので、谷戸小学校へ指定校変更を希望する方に対して柔軟に対応してもらいたいと要望してきた。今回の支給の件も、同様に対応してもらうことを要望する。また、教育委員会は、現場や状況を見たうえで、様々な事項を判断してもらいたい。

委員

 現在、桃丘小学校には、新井小学校や中野昭和小学校などほかの通学区域から通う児童もいる。これらの児童は、桃花小学校へ通わず地元の学校へ戻ることも想定される。そうした場合の支給はどうするのか、いろいろなケースを整理しながら考えなければならない。意見が出されている仲町小学校から谷戸小学校への指定校変更とは違うケースもある。

委員

 難しい問題だと思うが、不公平感がないように最終的には決めてもらいたい。

委員

 児童の目線で考えてもらいたいと思う。学校がなくなるのは、児童たちのせいではない。どこの学校へ通っても同じようなものが支給される。そのように考えれば、難しい問題ではないように思う。

委員

 桃丘小学校では、ほかの通学区域から通う児童も多くいるが、桃花小学校へ通う児童に対しては支給してもらえるという話を聞き安心している。支給に関しては、区としても統合新校を円滑に進めるために考えがあるとは思うが、全体をみて不公平感がないよう再考してみてほしい。

委員長

 ほかに意見があればお願いしたい。なければ、出された意見をまとめて教育委員会に伝えたいと思うがよろしいか。

― 異議なし ―

委員長
 最後に、次回については、9月7日(金曜日)午後6時30分から、桃丘小学校で開催したいと思うがよろしいか。

― 異議なし ―

委員長
 本日はこれをもって終了する。

お問い合わせ

このページは教育委員会事務局 子ども・教育政策課(教)が担当しています。

本文ここまで

サブナビゲーションここから
サブナビゲーションここまで