第7回 桃園第三小学校・仲町小学校・桃丘小学校統合委員会 要点記録

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更新日:2023年8月3日

開催日時平成19年3月8日(月曜日) 午後6時35分~午後8時15分まで
開催場所桃丘小学校 家庭科室
出席者委員石原信雄、黒田義一、川嶋福壽、高橋登志子、上島昌之、布施美佐枝、伊知地晃子、久保幸則、吉田敬子、伊藤美香子、細川貴美代、佐藤明美、依光恒治、伊谷冨美子、飯塚光子、矢澤敏男、石川紀代子、石出好範、棚田政治、水野丈夫、江平秀子、奥原冬樹、相澤明郎
(敬称略、順不同)
事務局教育改革担当
傍聴者0人
会議次第【開会】
1 統合委員会委員の身分上の変更による委嘱の取り扱いについて
【議事】
1 校歌・校章の制定について
2 統合新校の目指す学校像について
3 学校指定品等について
4 その他

1 開会

(報告)
○統合新校の校名候補の教育委員会への報告について
 去る1月24日、委員会でとりまとめた統合新校の校名候補について教育委員会へ報告した旨、委員長より報告
(1)「統合委員会委員の身分上の変更による委嘱の取扱いについて」事務局より説明
 a.委嘱に関する基本的な考え方
 ・委員の委嘱は個人に行っているため、推薦団体の会員でなくなるなどの身分上の変更があっても委員本人から辞職の申出がない限り、任期まで統合委員会委員である。
 b.選出区分(町会・自治会、PTAの推薦等)ごとの対応>
 ・町会・自治会、PTAから推薦された委員が推薦団体の会員でなくなった場合は、委員の去就に関わらず、当該団体へ新たな委員の推薦を依頼する。
 ・校長、副校長、教育改革担当課長が交代した場合は、それぞれの役職者を委員に充てているため辞職願の提出を受け、辞職願承認後、後任者へ委員の委嘱を行う。
 ・校長から推薦された委員がその役職等でなくなった場合は、現在の委員が辞職した場合に当該校長に対して新たな委員の推薦を依頼する。
 ・公募委員が、応募の要件を欠いた場合は、現在の委員が辞職した場合でも、新たな委員の募集はしない。

委員
 PTAから推薦された委員が、他校へ転校することで推薦された学校のPTAでなくなった場合には、委員は交代してもらうべきではないか。

委員長
 他校へ転校することで推薦された学校のPTAでなくなった場合は、辞職してもらうことになるだろうが、引き続いて委員をやっていただける方にはお願いしてよいのではないか。

事務局
 委嘱に関する基本的な考え方から、委員本人から辞職の申出がない限り、任期まで統合委員会委員であるが、当初推薦したPTAには新たな委員の推薦を依頼する。

委員
 校長、副校長、教育改革担当課長は、充て職なので異動等でその職でなくなった場合には、簡単な方法で統合委員会委員を交代することでよいのではないか。

事務局
 充て職ではあるが、委嘱状を渡しているので手続き上、辞職願等が必要である。

委員長
 それでは、統合委員会委員の身分上の変更による委嘱の取扱いについては、事務局の説明のとおりとしたいがよいか。

― 異議なし ―

2 議事

◆議事(1)校歌・校章の制定について

 議事(1)「校歌・校章の制定について」を事務局から、議事(2)「統合新校の目指す学校像について」を委員から説明

<校章の選定方法等について>
○デザインの募集
 (1)募集する場合
 ・募集範囲(校名募集と同様、3校の児童・保護者・教職員、その他)、募集期間、条件等
 (2)募集しない場合
 ・統合委員会で基本的な事項を決め、専門家に依頼する。
 ・すべて専門家に依頼する。
<その他>
○選定方法
 (1)アンケート実施
 ・方法(すべてのデザインを対象、統合委員会で件数を絞り込み実施)
 ・範囲(校名募集と同様、3校の児童・保護者・教職員、その他)
 (2)アンケート未実施
 ・統合委員会で選定する。
<校歌の制作について>
○校歌制作の時期
 (1)統合新校設置前に校歌を制作
 ・開校時に校歌があるので、開校式・入学式に校歌斉唱ができる。
 ・統合前に新校歌を練習することができ、統合新校への期待感の醸成に役立つ。
 (2)統合新校設置後に校歌を制作
 ・統合新校の児童が参加して校歌を制定することができる。
 ・統合新校の教育目標などが明確となっていることから、教育目標などに関連する歌詞を盛り込むことができる。
 ・校歌の発表時期が課題となる。
○統合新校設置前に校歌を制作する場合の方法
 (1)校歌に入れたい歌詞や単語を募集し、その結果を基に統合委員会で協議
 ・校名と同様に、桃園第三・仲町・桃丘小学校の児童・保護者、教職員等、関連の保育園・幼稚園の保護者、地域住民の方に歌詞や単語を募集
 ・桃園第三・仲町・桃丘小学校の児童・保護者、教職員に歌詞や単語を募集
 (2)校歌に入れたい歌詞や単語を、各統合委員から出して協議
 (3)3校の音楽・国語担当などの教員に制作を依頼
 (4)最初から専門家に依頼
 ※(1)(2)の場合には、校歌に入れたい歌詞や単語を統合委員会で選定し、作詞するか、専門家に作詞を依頼することになる。
<学校間での検討の内容(3校長による協議の内容)>
○教育目標と教育課程
 統合新校の所在地となる現桃園第三小学校の地域性が基盤となることから、既存の桃園第三小の教育目標と教育課程に桃丘小学校と仲町小学校の特色ある教育活動を組み入れたもので調整を行っている。
 現時点での教育目標<案>「地域の未来をつくる子」
 け:健康で元気な体(桃丘小の特色ある教育活動を活かす)
 や:やさしい心(仲町小の特色ある教育活動を活かす)
 き:きわめる力(桃三小の特色ある教育活動を活かす)
○校章について
 3校の特長を活かしたものが、3校のよさや歴史を引き継ぐ学校の校章として適したものである。(3校の校章を組み合わせた<案>の提示あり)

委員長
 校章のデザイン募集について、ご意見をお願いしたい。

委員
 学校作成の<案>のように3校の特色を活かして作れるのならば、募集は行わなくてもよいのではないか。専門家へのデザイン委託もどれだけ意向が伝わるかわからないと思う。

委員長
 専門家に依頼する場合の予算は、来年度計上されているのか。

事務局
 昨日、区議会で議決された平成19年度予算では、校章デザイン委託料として1校30万円ほど、校歌の作詞・作曲に100万円ほどを計上している。

委員長
 予算計上の金額では有名人にお願いすることは難しいだろう。今までに統合した他区の学校ではどのように進めたのか、経験者からのご意見はあるか。

委員
 校章作成時には、統合する学校の教職員、保護者・児童に応募してもらい、その中から6年生の児童が提案したものが採用された。決定後に図工専科の教員が修正しながらデザイン化を行った。よいものが出てくる可能性があるので募集をかけることが望ましいと思う。

委員
 その提案に賛成だ。関係者から応募してもらったものと、学校から提案されているものをたたき台にするということでよいと思う。

委員
 募集すべきと思う。子どもたちが新校に対して楽しく関われる機会になると思う。

委員長
 校章デザインについては、統合する3校の教職員、児童・保護者に募集し、応募のあったものと今回学校から提案のものをたたき台として統合委員会で協議し、最終的に専門家に修正してもらうことでよいか。

― 異議なし ―

委員
 校章については、いつ頃までに決める必要があるのか。

事務局
 校章が決まらないと校旗などの発注が進められない。予定としては、4月中に募集を行い、5月の統合委員会で協議、その後候補の絞り込みや専門家によるデザイン化の作業を行い、7月の統合委員会において再度の協議・絞込み及び専門家による微調整などを行い、遅くとも8月には最終決定できればと思う。校章が決まれば、校旗の地の色なども決まってくると思う。10~11月に校旗に関することが決まれば、すぐに発注できる。

委員長
 なるべく早く募集をかけ、統合委員会で校名のときと同様にいくつかピックアップして検討するということで進めていくことでよいか。

― 異議なし ―

委員
 校章の募集の際には、条件を付けるか。

委員長
 条件は付けなくてもよいのではないか。

委員
 桃の花の謂れを少しお知らせする程度で自由にしたほうが、よいアイデアが出ると思う。

委員
 議会での決定を受けていないが、校名候補が「桃花」であると知らせてしまってよいのか。

事務局
 今後の日程のこともあるので、6月の第2回区議会定例会で決定されることなどを明らかにして誤解がないように募集していきたい。

委員
 1人1点と限定するか。

委員長
 限定しなくてもよいと思う。いいものがあれば何点でもよい。全児童から出てくれば、かなりの数になるだろうが、校名ほどはないだろう。

委員
 デザインの趣旨や思いについては、応募の際に書いてもらいたい。

委員長
 校章の募集については、あまり条件は付けずに、1人が複数応募してよいこととし、デザインの趣旨や思いなども記載してもらうことでよいか。

― 異議なし ―

委員長
 校歌の制定についてはどのように進めていくか。

委員
 校歌に教育目標が反映されるとよい。そのために、まず、教育目標を統合委員会においてオーソライズできるとよい。

委員
 教育目標について、3校で決めてよいのなら、教員にも示しながら進めていく。それならば5月にはある程度のものを統合委員会に示せると思う。

委員長
 教育目標は学校長が定めるものなので、3校の校長・教員にお任せするのがよいと思う。

委員
 学校で決めていただいたものをこの統合委員会でオーソライズして、その内容に沿って校歌の作成を依頼するのがよいと思う。

委員長
 教育目標については3校の校長・教員にお任せし、それを踏まえながら校歌を作成するということでよいか。

― 異議なし ―

委員
 他区の例では、校歌全体ではなく、フレーズを募集しているところもあるが、今までに統合した他区の学校はどうだったか。

委員
 私の経験では、校歌に入れたい言葉を教職員などが出し合い、校歌作成委員会で作詞し、作曲を専門家に依頼した。

委員長
 校歌の制作について、今後の日程はどうなるのか。

事務局
 他校では、校歌のレリーフを体育館などに飾っている。そういったものを作ることになるとその作成期間や作詞・作曲を専門家へ依頼した場合には、作成期間も考慮する必要がある。仮に応募された「フレーズ」を入れるなら、それをこの統合委員会で決めて、10~11月には校歌ができあがるようにしないと、統合時に子どもたちが歌えない。できれば、夏くらいまでにフレーズなどが取りまとめられればと思う。

委員
 校歌ができあがったとしても、来年度から子どもたちに練習させることには配慮が必要である。開校時には、校歌が存在していることを示せればよいのではないか。

委員
 今の3校が練習するのは抵抗がある。そんなに急がなくてもよいだろう。

委員
 経験から、校歌ができていないので、前日に6年生だけに練習をしてもらい、第2校歌として入学式に歌ってもらった。そのような方法もあると思う。

委員長
 他校へいく児童もいるだろうし、開校時には、お披露目ができる程度でよいと思う。新しい学校で一緒に児童が練習していくことが望ましいと思う。

委員
 確認するが、統合新校設置の前に校歌を作るということでよいか。

委員長
 統合新校設置前に校歌を作るということでよいか。

― 異議なし ―

委員
 校歌は、新校開校時に用意してあればよいと思う。そうなると急ぐ必要はないが、歌詞に入れたいフレーズなどの募集については、できれば校章と同時に行えるとよい。子どもたちに歌詞だけを作ってもらってもいいし、作曲ができる子どももいると思う。それらを専門家に直してもらうようにしたらよいと思う。

事務局
 教育目標をもとにして、歌詞のフレーズを募集するとなると、校章と一緒は難しいと思う。校章とは別に、教育目標がはっきりした段階で募集することは可能である。

委員長
 一緒に募集できたらよいと思っていたが、別々のほうがいいのか。

委員
 教育目標が決まらなくても、歌詞の募集はできるのではないか。

委員
 教育目標の言葉が入らなくても、思いを込めて作れればよいと思う。

委員
 新しい学校のイメージを示すためには、教育目標を先に決める必要があると考えたが、新しい学校のイメージが示せれば、具体的なものでなくてもよいだろう。

委員
 応募するほうは、校章と校歌を別々にされるより一緒がよい。やってみようという気になると思う。

委員長
 現時点で学校から示されている教育目標を示し、校歌の歌詞を校章デザインと一緒に募集することは可能か。

事務局
 応募のあった歌詞と教育目標をオーソライズしたものとを比較して、フレーズや歌詞を取り入れるなどの方法でよろしければ、校章の募集と同時でも可能である。

委員
 やはり教育目標として、現時点でこのように考えていると示せるとよいと思う。

委員
 教育目標については、まだ、手を加えるところがあるので、詳細を示すことは難しい。「地域の未来をつくる子」と「健康で元気な体、やさしい心、きわめる力」を示すことは可能だと思う。

委員長
 校歌については、フレーズなどを募集しこの統合委員会で協議・絞り込みを行い、その後に専門家にお願いする方法がよいと思う。

事務局
 最終的に専門家に頼むにしても学校に関係している作詞家・作曲家がいらっしゃるとよい。情報があれば事務局までお知らせいただければと思う。

委員長
 校歌の歌詞に入れたいフレーズなどについては校章と同時に募集し、募集ちらし・応募用紙は事務局で作成してもらい、各委員に連絡・確認をとってもらうことでよいか。

― 異議なし ―

◆議事(2)統合新校の目指す学校像について

 議事(1)の中で、関連事項として説明済み。

◆議事(3)学校指定品等について

 議事(3)「学校指定品等について」を事務局から説明。

事務局
 学校指定品についてもご協議いただいているが、現在、3校とも指定しているものが、通学帽子だけとなっている。最終的に指定品を決めるのは学校となるが、委員から、学校指定品等についてご意見等があれば出していただきたい。

委員
 桃三小では、通学帽子のほかに、体操着、水泳着・水泳帽も同じ物を使用していると思う。体育館履きと上履きについては、区別がなくなっており特に指定していない。

委員
 桃丘小でも上履きなどは、特に統一していない。

委員
 仲町小では、転校生は以前の学校のものをそのまま使い、サイズが変わったようなときに、決められたものを購入している。

委員
 公費で措置するものは何かあるのか。

事務局
 昨日、議決された平成19年度予算では、体操着と水泳帽の経費が計上されている。

委員
 それは統合新校に限ったものか。

事務局
 統合時の2年生から6年生を対象としたものである。

委員
 現在指定している通学帽子はどうなるのか。

委員
 公費負担分としては計上されていない。

委員
 通学帽子は学校行事などで使っているので必要だと思う。

委員
 桃丘小では、1年生のときの黄色い帽子を上級の学年まで使っている。

委員
 桃三小では、1年生は黄色で、それ以外の学年も指定の帽子をかぶっている。

委員
 体操着と水泳帽を公費で支給するのは、統合新校に通う児童の分だけか。

事務局
 安全面での配慮など通学距離の問題で、統合新校以外の学校へ通学する児童も含めて考えている。

委員
 統合する3校に在籍している児童と理解してよいのか。桃園第三小から中野本郷小に通学区域が変更になる児童も対象となるのか。

事務局
 それも含めて考えている。

委員
 新1年生は、どうなるのか。

事務局
 それは他の学校と同じに新入学なので対象としていない。

委員
 新校開校のお祝い品ということで区から出すことはできないのか。統合がなければ精神的負担がなかったことも配慮してあげられるとよい。

事務局
 他校との公平性の面もある。統合新校は、経費をかけて環境整備しているということで理解してもらいたい。

委員
 統合新校では、水泳帽と体操着だけを学校指定品にするのか。

委員
 そうではない。水泳帽と体操着を統合新校で統一する場合には公費負担するということである。学校指定品は学校が決めるものである。

委員
 3校で体操着のデザインなどが違っている。統合新校で統一するための検討もこの統合委員会で行うのか。

事務局
 細かいことは学校同士で決めていくことになる。ご意見があればPTA から学校へ意見を出してもらえればよいと思う。

委員長
 学校指定品等については、学校と教育委員会で相談して進めてもらうことでよいか。

― 異議なし ―

◆議事(4)その他

委員
 統合新校に関連することで、今夏、現桃三小の給食室の改修があり、その間、9~10月がお弁当持参となることを学校から知らされた。PTAの役員間では、食育のよい機会と前向きにとらえているが、保護者の中には、とても負担に思う方などがおり、いろいろな意見がある。お弁当を忘れてしまったときの対応やランチボックス給食のようなことが考えられないかなどの意見が寄せられている。学校側としては、そのことについては対応できないと聞いているが、区として、何か対応を考えられるのか。

事務局
 校長からも保護者への説明の件で話があった。ご意見を持ち帰り、学校教育担当に伝えていきたい。

委員
 工事中は、桃丘小が機械類・物品類を引き受けて預かることになり、3教室くらい使うことになる。他の学校も協力していることも理解してもらいたい。

委員
 新入生の説明会で、学校から保護者に説明があり、その時点で学校を変更したということも聞いている。それだけ保護者に負担感があるということだ。

委員
 教育委員会から保護者に他校に物品を預かってもらっていることなども含めて、いろいろなことを説明してもらえると、保護者も納得すると思う。

委員
 登校途中にお弁当を買うこともあるだろう。一緒におやつを購入してしまうことも心配だ。親も勉強するいい機会だと思うが、実際には厳しいということを理解していただきたい。

委員長
 今後も、いろいろ相談しながら進めていっていただきたい。
 最後に、次回の開催については5月10日(木曜)午後6時30分から、桃園第三小学校で開催したいと思いますがよろしいでしょうか。

― 異議なし ―

委員長

 本日はこれをもって終了する。

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このページは教育委員会事務局 子ども・教育政策課(教)が担当しています。

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