第5回 桃園第三小学校・仲町小学校・桃丘小学校統合委員会 要点記録

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更新日:2023年8月3日

開催日時平成18年12月8日(金曜日) 午後6時30分~午後7時55分
開催場所桃園第三小学校 会議室
出席者委員石原信雄、黒田義一、川嶋福壽、舘野年美、高橋登志子、上島昌之、布施美佐枝、伊知地晃子、久保幸則、吉田敬子、伊藤美香子、細川貴美代、佐藤明美、依光恒治、伊谷冨美子、飯塚光子、矢澤敏男、井出良子、石出好範、棚田政治、水野丈夫、江平秀子、奥原冬樹、相澤明郎
(敬称略、順不同)
事務局教育改革担当
傍聴者0人
会議次第【議事】
1 統合新校の校名について
2 その他

1 議事

◆議事(1)統合新校の校名について

 資料1「各委員から出された校名候補一覧」に沿って事務局より説明。

(概要)
 前回統合委員会において、統合新校の校名について各委員から出された意見と、意見を保留された委員・欠席された委員の意見を伺い、とりまとめて校名候補一覧とした。絞り込んだ校名候補について、協議をお願いする。

委員長
 一覧として提示された校名候補をもとに検討をしていく。意見があれば出してもらいたい。

委員

 私は、前回「中野中央」と意見を出したが、「桃」にこだわりたいという意見もあったので、「桃園中央」もよいと考えている。新しい学校を作るのだから「桃園第三」については、校名候補から外してもらいたい。

委員長
 実は、今日はその問題について協議し、確認をしていただきたいと考えている。「原則として」新しい校名とすることとしているが、「桃園第三」を推薦している委員もいる。この取り扱いについて、まず決めてもらいたい。

委員
 「桃園第三」を残すなら、大きな計画を立てて学校再編することに意義がなくなる。「桃園第三」は除いてほしい。

委員

 今の話は、旧校名を原則として使わないこととしたが、「桃園第三」という校名候補があるので、それをどうするのか確認するということか。

委員長

 原則は新しい校名とすることを確認しているが、「桃園第三」の取り扱いについては、最終的にこの委員会で決めることになる。校名募集の際、「現に存在する中野区立小学校名は原則として使用しない」としたが、「桃園第三」の応募があったのでその取り扱いについて協議の必要がある。今、お二人の方から、「桃園第三」は除いて考えるべきという意見をいただいた。ほかの方はいかがか。

委員
 仲町小・桃丘小の関係者は、まずダメと言うと思うが、できれば「桃園第三」を残してもらえればありがたいという感はある。

委員

 桃丘小や仲町小の保護者で桃園第三小出身の方からは、「桃園第三」でもよいという気持ちを持っていると聞く。しかし、そうでない人からすれば、認めるわけにはいかない。もし、「桃園第三」の校名を残すなら、統合のやり直しをしたいという意見も出ているくらいだ。

委員

 心情的には、「桃園第三」を残したいという思いを持っているが、この間、小学校PTA連合会においても、どこの学校も同じ条件で新しい学校をつくるということで納得してきている。新しい学校になるということを象徴する意味でも、新しい学校名がよいと思う。

委員
 この委員会においても「桃園第三」を使いたいという意見と使わない方がよいという意見があるので、地域の方の理解を得るためにも、議論して記録を残す必要があると思う。
 心情的には、「桃園第三」を残したいし、OBの思いもあるだろうが、これからのことを考えて、「桃園第三」「仲町」「桃丘」は校名候補としない方がよいと思う。

委員長
 統合委員会での議論は要点記録として残すし、統合委員会ニュースにも主な意見や検討状況を掲載して地域の方などに広くお知らせしていきたいと考えている。

委員

 最初に旧校名は使わないことを条件としていたのに、どうして「桃園第三」が公募で出てきたのか確認したい。

事務局

 応募用紙には、「漢字またはひらがなを使用してください(漢字かな混じりは可)」と「現に存在する中野区立小学校名は、原則として使用できません」を注意書きとして入れていた。

委員

 「原則」ということから「桃園第三」が出てきたということか。

委員長
 そういうことである。原則は新しい校名であるが、「桃園第三」が公募で出てきたのでこの委員会で取り扱いを決めないと、先に進むことができない。

委員

 「桃園第三」の関係者は、心情的に「桃園第三」がなくなるのは淋しい。しかし、いつまでもそれに固執しているとどうなるかは承知している。

委員長

 大方の意見は、「桃園第三」は校名の候補としないということである。「桃園第三」を校名候補から除くことで確認したいが、よろしいか。

― 異議なし ―

委員長
 それでは、前回の意見をもとに絞り込んだ中から、さらに絞り込んでいきたい。昔、この地域に桃の木を植えたことなどから、「桃」を入れた方がよいなどの意見があるが、いかがか。

委員
 「地域名が校名に入っていると学校の所在地がわかり、地域の学校ということからもよい」という意見がある。少し前から、3校の校長で統合新校の教育目標について協議をはじめ、『地域の未来を作る子どもを育てよう』ということで方向性を決めたところである。そういうことから、校名に地域名が入っているとさらによいと思う。「桃園○○」となっているものがよい。

委員長
 「桃園○○」というと「桃園けやき」「桃園中央」となるか。

委員
 一部の関係者と話したところ、地名などわかりやすいものとして、「中野」「中野中央」「中央」がよいという意見が多かった。新しい学校がスタートして、子どもたちが集まってくることを考えると、あまり歴史のことや心情的なことにこだわらず、ドライに決めたらよいという意見も聞いている。

委員長
 将来に向かって、子どもたちのためにどうすることがよいのか。候補を5つくらいピックアップして協議したい。「中野中央」「桃園けやき」「桃園中央」が出されているが、いかがか。

委員
 「中野区立」が頭に付くので、「中野」の繰り返しはしつこいという印象がある。

委員
 「けやき」「中央」がすっきりしてよいと思う。

委員

 例えば、区内の学校で「中野○○」という校名が付いているところは、他区などに同じ校名があって敢えて付けたと聞いている。例えば「中央」とした場合、ほかにも同じ校名があると思う。他との区別がつくかどうかも念頭に置く必要がある。

委員
 校名は、省略して呼ぶ場合もあるので、省略して言いづらいものはよくないと思う。そのことも考えた方がよいのではないか。

委員
 校名を省略するのは、ナンバースクールが多いと思う。「中野○○」となっているところは、後ろの名称を使って省略している。今、候補に挙がっているもので、省略するとおかしくなるものもあるかもしれないが、そのことは別に考えた方がよいと思う。

委員

 中野区の場合、現在の町名であまりよいものがない感がある。その町名をむりやり校名に使わなくてもよいのではないかと思う。歴史的にもいい地名はあるが、旧町名だと桃園第三小は橋場、仲町小は仲町、桃丘小は桃園町の位置にあり、校名にしにくい。将来の子どもたちのためを考えると、象徴的に誇りが持てるものがよいと思う。

委員
 そういう意味で将来を見据えて、「中央」とか「中野中央」が区の中心にあることからもよいと思う。

委員長
 確かに昔の歴史をさかのぼると煩雑になる。難しい校名では言いにくいし、難しい文字では小学生では書くのが大変だ。簡単なものが、子どもたちにわかりやすくよいと思う。地名を入れるかどうかなどにご意見をお願いする。

委員

 この地域では、「桃の花のルネッサンス」の会合が年2回くらいある。前区長の時代から桃の花を咲かせようという運動をしていると聞いている。地域の歴史などを考えて、「桃」を残してあげることが、「未来を担う子どもたちのため」という視点からも大切だと思う。

事務局

 本日ご欠席の委員から連絡があり、町会で意見を聞いたところ「地域名を残してほしい」ということから、「桃園中央」がよいという意見を事務局にいただいている。

委員
 私も本日欠席の委員から「桃園第三」にこだわっていると誤解され、計画そのものについて別の展開を考えたらよいと思われてしまうと困るので、「桃園けやき」がよいと聞いている。

委員長

 現段階で、「けやき」「中央」「中野中央」「桃園けやき」「桃園中央」の5つが出ているが、ほかにはいかがか。提案の理由などをご覧になって、さらにご意見をお願いしたい。

委員

 今日、決めてしまうのか。

委員長
 今日は決めるのではなく、いくつかに絞り込んで、次回、その中から選んでいきたい。「中野区立」を付けることなども考えて、長くなると読みにくいので簡単なものがよいのか、漢字がよいのか、ひらがながよいのかなど、意見を出してもらいたい。

委員
 漢字の校名がよいと思う。

委員
 「桃」を付けた方がよいという意見が多いので、それで絞り込んで、次回検討したらどうか。

委員長
 前回絞り込んだ校名候補で「桃」が付いたものが4つある。それをピックアップして議論するか。

委員
 なぜ、この地域が「桃園」なのか、子どもたちに知ってもらうためにも「桃園」を入れた方がよい。

委員

 桃の木とけやきの木で、「桃園けやき」はどうか。

委員

 私は、あまり「桃園」にこだわらなくてもよいと思う。けやきは、現在の桃園第三小ではシンボルかもしれないが、他の人には、あまりピンとこないと思う。

委員
 「千年けやき」は、今、桃園第三小にあるから、桃園第三小のシンボルとなっているが、この校地に新校をつくるので、その統合新校のシンボルとして、「けやき」を使ってもよいと思う。責任ある説明はできると思う。

委員長
 十分協議して、悔いのないものとしてもらいたい。漢字とひらがなの折衷などもあると思うがいかがか。

委員

 覚えやすいものとして「けやき」がよいと思っていたが、「桃園」をつけて「桃園けやき」が響き的に覚えやすく適したものと思う。

委員
 地域名の「桃園」が付く校名がよいと思う。「桃園中央」に賛成だ。3校の校長の話し合いで、「け・や・き」を入れた教育目標を考えていこうとしている。ここに「け・や・き」は残るので、校名に入れなくてもよいと思う。

委員
 私は「桃園けやき」がよいと思う。以前、けやきが枯れそうになり樹医に来てもらい、木を生かす努力をしたということもあった。「けやき」は漢字が使えないかもしれないが、夢があると思う。

委員
 戦後に、けやきを伐採することになったが、当時のPTAで資金を集め、土地ごと買い取ったという経緯もある。かなり思い入れのある木である。

委員

 候補に挙がっているもので考えると、中野区で最初の統合新校となる学校であり、その場所が中野区の中央に位置することから「中野中央」、この地域の最初の学校ということで「桃園中央」、いろいろないわれや新しい学校のシンボルから「桃園けやき」など、何を優先するかで違ってくると思う。校名の由来がわかれば、愛着が持てるものになると思う。

委員
 新しい学校の校名は、これまでの学校に関わりのない方がよいと思う。桃園第三小の方には言いにくいが、「けやき」がシンボルとおっしゃればおっしゃるほど、それ以外の関係者にとっては、付けてほしくないという気持ちが強くなると思う。誰が見てもシンプルで、桃丘小、仲町小の関係者に抵抗感のない、新しいスタートに当たって適したものにしてほしい。「中央」「中野中央」「桃園中央」では、どちらかというとあまり意味がなく、機械的な校名と思われるのかもしれないが、逆に抵抗感がないと思っている。

委員

 おっしゃるとおり、機械的という感がある。「中野中央」「桃園中央」は、しっくりこないと感じる。私は、「桃園けやき」がやわらかくてよいと思っている。

委員
 「桃園中央」「桃園けやき」がよいと思う。「中野中央」も考えてもよいという感じである。

委員
 けやきはやわらかい雰囲気というが、自分はけやきは固いと思っている。文字としても漢字の場合、小学生には難しいのかなという感もある。

委員
 私の言ったやわらかいは、「中央」という文字と比べての印象から言ったものである。

委員

 仲町小の地域性からは、「桃園」には抵抗があまりないと思う。「けやき」も仲町小の校庭の真ん中にけやきの木があったことから抵抗はないと思う。地域の方は、仲町が残ったという印象をもって受け止められると思う。しかし、桃丘小への遠慮は感じる。

委員

 桃丘小は、「けやき」には縁がない。

委員
 スッキリした形でスタートするためには、よく考えるべきだ。

委員
 いろいろ集めてくっ付けるのではなく、皆に共通するものに立ち戻って考えたらどうか。「桃園」をつけると地域名になってしまうので、「桃」だけを使うことで「桃花」を推薦する。

委員
 「桃花」は、かつてこの地域に「桜花幼稚園」があり、かわいらしすぎて、幼稚園のイメージが強いように思う。

委員
 一覧の中から「けやき」「中央」「中野中央」「桃園中央」「桃園けやき」「桃花」の6つの校名候補に絞り込まれ、新たな校名候補は受け付けない。この6つの校名候補の中での組み合わせを考えることは、ありうるということでよいのか。

委員長 
 そのように考えている。ほかにご意見がなければ、今の6つの校名候補に絞り込み、次回さらに協議していくことでよいか。

― 異議なし ―

 


◆議事(2)その他

委員長
 最後に、統合委員会ニュースへの掲載と要点記録の取り扱いについての確認を行いたい。

委員
 地域に関連する「桃」「桃園」を校名に入れたいとか統合新校のシンボルとして「けやき」を入れたいなど、途中で出された意見については、要点記録に残るのか。

委員長
 要点記録に残していく。また、検討状況は統合委員会ニュースにもおおまかになると思うが掲載していく。

委員
 前回からの検討状況は、統合委員会ニュースも発行していない。その取り扱いはどうするのか。

委員長
 今日の結果によって統合委員会ニュースを発行したい。ニュースには、本日絞り込んだ6つの校名候補と委員から出された主な意見を掲載していきたい。

委員
 ニュースを発行すれば、この6つの校名候補の中でどれがいいという議論が地域で行われることになると思う。統合委員が聞かれることもあるだろう。いろいろな意見を集約して次回持ってきたいと思う。

委員長
 校名候補をニュース等で公表すれば、いろいろ意見が出ると思う。お互いに話し合ってうまくまとまることが望ましい。

委員
 いろいろな意見を聞くと、自分が縛られるというか、代表して意見を伝えなければという思いがあり、責任を負わされるのではないかという気持ちがある。

委員
 私は、この6つの校名候補について関係者の意見を聞いてもその意見に縛られることなく、自分の判断に役立てていきたい。いろいろ意見が出されても、我々の参考とすることを委員全員の共通認識としておきたい。

委員長
 全体が混乱することを避けるためにも、出された意見は委員が選考するうえでの参考とすることでよいか。

― 異議なし ―

委員
 絞り込んだ6つの校名候補から、今までに出された意見を踏まえて、どういう校名がよいか次回、私達が選択することでよいか。

委員長
 そうなる。3~4月の教育委員会で決定してもらう必要があるので、それまでに委員会として意見をとりまとめることになる。

委員
 統合委員会ニュースに絞り込んだ6つの校名候補は掲載するが、応募があった91の校名候補の扱いはどうするか。

委員長
 総数は出した方がよい。

事務局
 校名募集以降、統合委員会ニュースを発行していないので、今回発行のニュースには、応募総数、応募校名数及び校名候補、あわせて前回と今回の主な意見と委員会で確認した事項、6つの校名候補に絞り込んでこの中から決めていくことなどをお知らせすることを考えている。

委員
 応募のあった校名候補は、公表しても問題になるものはないと思う。

委員長
 ニュースには、応募総数及び応募校名数と応募のあった91の校名候補及び絞り込んだ6つの校名候補を掲載し、あわせて統合委員会での協議状況について掲載することでよいか。

― 異議なし ―

委員長
 本日配付の資料の公開については、ニュースに第1段階の絞り込みの内容は出さないので、区政資料センターにも資料として出さないことでよいか。

― 異議なし ―

委員長
 前回の要点記録の公開についてはいかがか。

委員
 地域の方に誤解されることがないよう、要点記録は公開していくべきだと思う。

委員長 
 誤解を受けることがないよう、要点記録は公開するということでよいか。

― 異議なし ―

委員長
 前回の要点記録については、お手元に配られているので、確認してもらいたい。

事務局
 来週末までにご意見等あれば、ご連絡をいただきたい。

委員長
 それでは、12月15日(金曜)までに要点記録について意見があったら、事務局に連絡していただきたい。
 次回は1月22(月曜)午後6時30分から仲町小学校で開催し、絞り込んだ6つの校名候補から統合新校の校名について協議する。
 本日はこれをもって終了する。

お問い合わせ

このページは教育委員会事務局 子ども・教育政策課(教)が担当しています。

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