第3回 桃園第三小学校・仲町小学校・桃丘小学校統合委員会 要点記録
ページID:311638280
更新日:2023年8月3日
開催日時 | 平成18年9月25日(月曜日) 午後6時30分~午後8時45分 | |
開催場所 | 仲町小学校 仲町ホール | |
出席者 | 委員 | 石原信雄、若林福蔵、黒田義一、川嶋福壽、高橋登志子、上島昌之、布施美佐枝、伊知地晃子、久保幸則、細川貴美代、佐藤明美、依光恒治、長田健介、伊谷冨美子、飯塚光子、矢澤敏男、石川紀代子、井出良子、石出好範、棚田政治、水野丈夫、江平秀子、奥原冬樹、相澤明郎 (敬称略、順不同) |
事務局 | 教育改革担当 | |
傍聴者 | 1人 | |
会議次第 | 【議事】 1 統合新校開校に向けた校舎の改修工事について 2 統合新校の校名の検討方法について 3 その他 |
1 議事
第2回統合委員会で出された意見をとりまとめ、教育委員会に報告する内容をまとめた、「統合新校開校に向けた校舎の改修工事について(案)」及び統合新校の整備状況について事務局より説明。
(概要)
1 統合新校開校に向けた校舎の改修工事についての意見等
1 体育館の建て替えについて
統合新校を魅力あるものとするため、老朽化している体育館は改修工事ではなく、建て替えることが望ましいと考えます。
2 屋上の整備について
屋上のフェンスを高いフェンスに改修し、放課後の遊び場機能としての活用も含め、屋上スペースを活用できるようにしていただきたいと考えます。
3 校舎の傾斜・段差の解消について
校舎内の急な傾斜や教室と廊下の段差などを解消することが必要だと考えます。
4 既存樹木などの保全について
バリアフリー化などの工事にあたっては、貴重な樹木などをできるだけ残していただきたいと考えます。
5 机や椅子について
机や椅子は、移動時に音がしないように工夫していただきたいと考えます。
6 避難所機能について
改修工事後も、災害時の避難所としての機能を確保することが必要だと考えます。
2 統合新校の整備状況について(今年度の施設改修状況)
1 校舎屋上防水・フェンス改修
2 校舎外壁改修
3 校舎アルミサッシ改修(60ミリを70ミリに取り替え:52ヶ所)
4 校舎床改修(会議室・保健室・普通教室9教室:木床化、家庭科室:防滑ビニル床シート、文書管理室・準備室2室・PTA室:ビニル床シート)
5 改修に伴う電気設備改修
6 改修に伴う機械設備改修
7 バリアフリー対策
(障害学級「きこえとことばの教室」外出入口から昇降口へのスロープ設置)
8 防犯対策(校内緊急通報システムの設置)
委員
現時点では体育館建て替えは難しいとのことだが、建て替えを実施するのは、いつ頃になりそうか。
事務局
体育館は、現在耐震診断を行っており、その結果も踏まえて全体的に考えていくことになる。桃三小の体育館を建て替える場合、文部科学省の基準などから敷地の問題も出てくるので、時期を明確に言うことはできない。
委員
学校は避難所にもなるし、放課後子どもプランの展開などの実施場所確保の問題もあるので、改築を要望したい。区長との対話集会で、学童保育の課題への対応策として林野庁跡地のことや桃三小の体育館の二層化などのお話をしたところ、区長からは、いろいろ考えると言われた。
委員長
体育館の床面積を広げるためには、中央公園の道路部分だけでも活用できるとよい。しかし、公園が小さくなることには反発もあるだろうし、地元で何か考えてもらう必要があるだろう。
委員
統合時ではなく、2~3年後でもよいので、ぜひ体育館建て替えの方向に進んでほしい。
委員
改修工事に関する意見の中に、机・椅子のことを入れることには違和感がある。別に要望することにした方がよい。
委員長
子どもたちの体格がよくなっているので、机などは大きさの見直しも必要だろう。そういったことも含めて、改修工事以外の項目については別途協議し、要望していくということでよいか。
― 異議なし ―
委員長
現在、校舎1階にある防災倉庫を移動する考え方はあるのか。
事務局
防災担当では、備蓄物資などを増やして行く必要があり、設置場所についても検討しているとのことである。
委員
8月29日に桃三小に行った。改修工事により、サッシなどがきれいになっていたが、夏休みが残り3日という時期であるのに、校内が雑然としており、始業式までに先生方が片付けを行うとのことであった。もう少し余裕をもった工事期間の設定をお願いしておきたい。
委員
現校舎を改修して、何年くらいもたせるのか。
事務局
平成34年になると、主要部分が50年経過し、その時点で年数的に改築の対象となる。
委員
技術的な面については、専門の営繕担当に押し切られてしまうのではないかと懸念している。教育委員会としての意見を積極的に出していってほしい。
委員長
いろいろ意見が出されたが、机や椅子については、別途協議し、要望していくこととしたい。その他の項目については、教育委員会に統合委員会でとりまとめた意見として、提出するということでよろしいか。
― 異議なし -
統合新校の校名の検討方法(案)及び集計方法について事務局から説明。
(概要)
1 統合新校の校名の検討方法について(案)
1 校名募集の方法
・桃園第三・仲町・桃丘小学校の児童・保護者・教職員等
各小学校を通じて配布する統合委員会ニュースに、応募用紙を付ける。
・統合新校の通学区域内の保育園・幼稚園の保護者
各保育園・幼稚園の置く統合委員会ニュースに、応募用紙を付ける。
・地域住民等
町会回覧や中野区教育委員会ホームページに統合委員会ニュースを掲載する。また、統合新校の通学区域内のお知らせ板へポスターを掲示し、応募用紙の配布について周知する。応募用紙は、桃園・鍋横・東部地域センター及び桃園第三・仲町・桃丘小学校で配布する。
2 校名の制限
・文字の制限 漢字またはひらがなを使用すること(併用可)
・名称の制限 現に存在する中野区立小学校名(桃園第三小学校、仲町小学校、桃丘小学校)は、使用しないこと。
3 応募の方法
・応募箱設置場所 桃園・鍋横・東部地域センター及び桃園第三・仲町・桃丘小学校
※ 桃園第三・仲町・桃丘小学校の児童・保護者は、学校(担任教諭)に提出できる。
※ 郵送、ファックス、メールなどの応募は認めない。
4 応募の期限 平成18年11月10日(金曜)
2 応募のあった校名の集計方法等について
1 すべての校名について、応募数を明らかにする
・メリット :応募のあったすべての校名を検討することができる。
応募の状況の詳細を把握することができる。
・デメリット:検討する際に応募数に左右される場合がある。
2 すべての校名を明らかにするが応募数は明らかにしない
・メリット :応募のあったすべての校名を検討することができる。
統合委員会が主体的に検討することができる。
・デメリット:応募数が多かった場合、検討が困難になる。
応募の状況の詳細を把握しないで検討することになる。
3 一部の校名(上位○位、応募の○%、○人以上の応募のあったものなど)及び応募数を明らかにする
・メリット :効率的に検討することができる。
応募の状況の詳細を把握することができる。
・デメリット:少数意見を検討することが困難になる。
検討する際に応募数に左右される場合がある。
4 一部の校名(3に同じ)を明らかにするが応募数は明らかにしない
・メリット :効率的に検討することができる。
統合委員会が主体的に検討することができる。
・デメリット:少数意見を検討することが困難になる。
応募の状況の詳細を把握しないで検討することになる。
委員長
中学校の校名募集では、関係する小学校の全児童に応募用紙を配布したのか。
事務局
全児童に配布した。
委員
子どもについては、応募できる年齢(学年)を制限した方がよいのではないか。
委員
自分で記載できない保育園児や幼稚園児もいるだろうが、保護者が子どもの名前を書いて応募することもありうるので、年齢による制限はしなくてよいと思う。
委員
「現に存在する中野区立小学校名は、使用しないこと」とあるが、学校統合委員会の設置に関する要綱では、新しい学校名となっていない。新しい学校名とする根拠は、どこにあるのか。
事務局
要綱は、学校統合委員会の所掌事項を記載したものである。校名については、『中野区立小中学校再編計画』において、「統合校を新しい名称の新設校として設置することを原則とします。」としており、この原則を踏まえて現に存在する学校名を使用しないこととした。
委員
これまでも、原則として新しい校名となると説明がされてきているし、再編対象校の卒業生を中心に新しい学校名にしてほしいという強い意見があるとも聞いている。
委員
統合委員会が始まったときに、ここで決めるときには、旧校名が選択される場合もありうるということだったと思う。
委員
吸収合併のような誤解をされることがないよう、新しい校名とすべきと思う。
委員
保護者や区民には統合新校であると説明してきた。計画の文章を用いて「原則とします」と入れた方がよいと思う。
委員
「現に存在する中野区立小学校名は原則として使用しない」とすればよい。
委員長
応募できる人の年齢制限などは設けず、ニュースを配布している範囲の全体を対象とし、募集方法の名称の制限については、「現に存在する中野区立小学校名は原則として使用しない」とすることで、よろしいか。
― 異議なし -
委員
応募できる数は、一人1件とするのか。一人でいくつも出したい人がいると思うが、その扱いはどうするか。
委員
ひとり何件応募するかはチェックできない。選挙ではないので、一人が複数応募してもよいと思う。
委員
複数の応募は原則的にできないのではないか。数が増えるほど事務的整理もたいへんとなる。
委員長
一人がいくつか思いついたら、1枚の用紙に1つ書き、何件でも出してもらうことでよいか。
― 異議なし -
委員長
応募されたものの集計方法は、どうするか。
委員
多くの人に支持される、地域にふさわしい校名が選べる方法がよい。
委員
この委員会が主体的に検討できるという面で、「すべての校名を明らかにするが応募数は明らかにしない」がよいと思う。
委員
すべての校名を明らかにすることとし、例えば2票以上の応募があったものに印をつけるという方法があってもよいと思う。
委員
統合委員会が主体的に検討できる内容として、応募数と理由が出された方がよいと思う。
委員
応募数で決まるとなれば、一人が多数応募する可能性があり問題である。
委員
統合委員会で、いくつか校名の例をあげて公募を実施するのではないので、応募数は出すべきでない。
委員
応募数は集計するが、配布する応募用紙に「応募数で校名を決めるのではない」と入れた方がよい。
委員
統合委員会の資料は公開となる。数は出ない方がよい。校名は全部とし、条件のひとつとして上位何%のような形がよい。
委員
応募の件数は、どのくらいと想定しているのか。
事務局
第六中学校・第十一中学校の応募数は、212件115種類であった。これは、7つの学校、3つの地域センターで応募の受付をしたものである。この件数を上回る数を想定している。
委員
200種類出されたのに、上位20~30位しか検討しなかったではよくない。応募数の何%などとしたほうが妥当である。
委員
上位ということでなく、応募してきたものはすべて見たいという思いがある。応募のあった件数にもよるが、何%などにこだわらないで検討できる方がよいと思う。
委員
いちばん大切なことは、新しい学校にふさわしい名前を決めることである。ここで数などを決めても、すべて1件かもしれない。応募のあったものの中から、ふさわしいものをいくつかピックアップした段階で、決めかねたときに応募数などを参考に検討すればよい。ここで具体的に決めても、それにあてはまらないことが出てくると思うので、数にこだわらなくてよいと思う。
委員
公募するにあたっては、募集方法に集計方法を明記する必要がある。具体的な方法を示さなくても、「応募数・理由を参考に、統合委員会で検討する」などを明記するとよいと思う。
委員
応募のあった校名がしっくりこないときに、2つの案をつけることなども考えられるだろう。
委員長
集計方法については、応募のあったすべての校名と説明(理由)は明らかにするが、応募数は明らかにしないこととし、また、必ずしも応募数の多かった校名に決まるわけではないことと募集方法の中に集計方法について明記することで、よろしいか。
― 異議なし -
委員
第六・第十一中学校の統合新校の応募用紙には「よろしければ以下もご記入ください」となっている。応募した方の住所・氏名の記載はどうするのか。
委員
記入してくれない人がいるなら、無記名とした方がよい。名前と住所を書いてもらうということは、プライバシーの問題もあるのではないか。
事務局
個人情報保護審議会における手続きはとっており、事務局において集計作業を行い、厳密に管理するので問題はない。
委員
応募したことに責任を持つということでは、記名してもらう方がよいと思う。
委員
住所・氏名の記入については、「よろしければ・・・」の文言はなくてよい。
委員長
応募用紙には、住所・氏名等について、「よろしければ以下もご記入ください」を入れないが、名前がなくても有効とする。また、住所・氏名等は、公表しないことや目的以外には使用しないことなどを明記することでよろしいか。
― 異議なし -
委員
応募期限が11月10日となっているが、応募用紙が配られるのはいつごろになるか。
事務局
10月の第1週を考えている。
委員
締め切りを過ぎたものは無効でよいか。
委員長
期限については厳守してもらうこととしたい。
― 異議なし -
事務局
統合新校の児童数・学級数について、最新の平成18年度推計値を報告する。推計では、児童数453名、学級数14学級となっている。
委員長
次回は11月21日(火曜)午後6時30分から桃丘小学校での開催とし、応募のあった校名等について協議することとしたいがよろしいか。
― 異議なし -
委員長
本日はこれをもって終了する。
お問い合わせ
このページは教育委員会事務局 子ども・教育政策課(教)が担当しています。