新型コロナウイルス感染症と診断された方へ
2021年2月13日より、新型コロナウイルス感染症は「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(以下、感染症法)」における新型インフルエンザ等感染症に定められています。
保健所は陽性と診断された方に対して 感染症法に基づき、大きく分けて「就業制限」「積極的疫学調査と濃厚接触者の特定」「入院勧告と療養支援」を行っています。
- 陽性と診断されたらどうすればいいの?
- 市販の抗原定性検査キットや無料検査センターで「陽性」結果がでたら(別ページへ移ります)
- 就業制限について
- 療養期間と療養中の注意点
- 積極的疫学調査について
- 今後の療養について(自宅、入院、ホテル)
- 自宅療養中にお困りの際は
- 宿泊療養を申し込むには
- 自宅療養者、入院・ホテル入所待機者の症状悪化時の連絡先
- 医療機関から健康観察を行うと言われたときは
- 陽性者と接触があった方(濃厚接触者)へ(別ページへ移ります)
- 療養した期間の証明が必要な方へ(別ページへ移ります)
陽性と診断されたらどうすればいいの?
検査を受けた医療機関から「陽性」の診断があった場合、医療機関は、保健所に「発生届」を届け出ます。
その届け出を受けて、陽性者の所在地を管轄する保健所が、連絡をしますので、しばらくお待ちください。
2022年9月26日届け出基準が見直され、以下の4つの分類のいずれかに該当する方のみ「発生届」が提出されます。
- 65才以上の者
- 入院を要する者
- 重症化リスクがあり、新型コロナウイルス感染症治療薬の投与または新たに酸素投与が必要と医師が判断する者
- 妊婦
上記の4つの分類のどれにも該当しない方
東京都陽性者登録センターに登録することで、宿泊療養や食料配送の申し込みや健康観察を受けることができます。
登録方法や相談先などの詳細は、以下のチラシをご覧ください。
就業制限について (発生届が出た方)
新型コロナウイルス感染症と診断された方に、感染症をまん延させる恐れがある業務へ従事しないように、保健所から書面で通知します(感染症法第18条・東京都保健所長委任規則第1条3号)。
療養期間と療養中の注意点
療養期間(2022年9月7日見直し)
症状のある方
発症日から7日間が経過し、かつ、「症状軽快(注)」後24時間が経過するまでの期間
(注)「症状軽快」とは、解熱剤を使用せずに解熱し、呼吸器症状が改善傾向である状態です。
症状のない方
検査日から7日間
- 体調不良が継続し、既定の療養期間より療養を延長する場合は、終了予定日前に中野区保健所新型コロナ受診相談電話(03-3382-6532)にお電話ください。
- 保健所が関知しない自己判断による療養延長は、療養証明書に延長期間を記載することができません。
療養中の注意点
- 療養期間中は、外出自粛が要請されるため、通勤、学校・保育園等の通園・通学(アルバイトや習い事なども含む)はできません。
- ただし、症状がない場合は、「人と会うときはマスクをして短時間にする」「公共交通機関は使わない」など、自主的な感染予防行動を徹底することを前提に、食料品の買い出しなど必要最小限の外出はできます。
【参考】療養中の方への支援
新型コロナウイルス感染症療養患者に対する保健・医療提供体制については「療養中の方への支援」(東京都福祉保健局)にお進みください。
積極的疫学調査(感染症法第15条・東京都保健所長委任規則第1条3号)
- 医療機関より発生届が出された方については、発症から現在までの症状の経過、発症日前後の行動歴、基礎疾患や同居者の有無(名前、生年月日、電話番号含む) などの聞き取り調査を、保健所が行います。
- 積極的疫学調査は、重症化リスクの高い方など優先度を考慮し、効果的・効率的に実施しています。
今後の療養について
病院・宿泊施設(都内指定ホテル)の療養先は全て東京都が調整しているため、療養先をご自身で決めることはできません。
自宅療養
ご自宅での過ごし方
自宅療養者向けハンドブックをご覧ください。
食料品の支援
発生届対象外の方
東京都陽性者登録センター(新しいウィンドウで開きます。)に登録の上、そちらから申し込みをしてください。
発生届が出された方
自宅療養サポートセンターへ、Webフォームまたは電話で申込みできます。
- Webフォーム:自宅療養サポートセンター(うちさぽ東京)(新しいウィンドウで開きます。)
- 電話:0120-670-440(24時間365日対応)
パルスオキシメーターの貸し出し
パルスオキシメーターとは、皮膚を通して血中の酸素飽和度と脈拍を計測する医療機器です。
発生届対象外の方
東京都陽性者登録センター(新しいウィンドウで開きます。)に登録の上、申し込みをしてください。
東京都フォローアップセンターか中野区保健所の健康観察を受ける方
- どちらから健康観察を受けるかは、現在の症状・重症化リスク・療養期間などによって、保健所が調整します。
- 重症化リスクが高い方を優先に、パルスオキシメーターの貸し出します。
- 返却については「パルスオキシメーターについて」(PDF:形式55KB)をご覧ください。
<参考>
医療機関の健康観察
自宅療養中にお困りの際は
下記自宅療養サポートセンターが「自宅療養者が体調変化に気づいた際の相談」「食料品およびパルスオキシメーターの配送」などに対応しています。
自宅療養サポートセンター(うちさぽ東京)(新しいウィンドウで開きます。)
対応可能時間:24時間
電話番号:0120-670-440
入院
一般に入院に必要なお持ち物(健康保険証、お薬手帳、パジャマ・室内着、下着、室内履き、洗面用具、現金など)をご用意ください。
病院によって必要なものが異なる場合もあります。
入院する医療機関が決定した際に、保健所より詳しく説明します。
宿泊療養(ホテル療養)
- 東京都宿泊療養サイト(新しいウィンドウで開きます。)
宿泊に必要なお持ち物、宿泊施設まで移動する流れ、宿泊中の注意点について記載されています。
入院・宿泊療養はどのくらいの費用がかかるの?
- 入院費用は医療費公費負担制度をご利用いただけます。
- 宿泊療養(ホテル療養)における費用負担はありません。
- ただし、パジャマ・タオルなどのレンタル料金、売店での買い物にかかった料金などはご自身でのお支払いとなります。
宿泊療養を申し込むには
陽性者の方が、宿泊療養施設への入所をご希望する場合、ご本人から直接お申込みができます。
宿泊療養施設
詳細は「宿泊療養を申し込むには」(東京都福祉保健局)をご覧ください。
自宅療養者、入院・ホテル入所待機者の症状悪化時の連絡先
- 感染者数の状況により入院・ホテル入所まで数日間お待ちいただくことがあります。
- その間に症状が悪化した場合は、以下の連絡先にご連絡ください。
東京都「自宅療養者フォローアップセンター」(新しいウィンドウで開きます。)
- 対応可能時間:24時間
- 電話番号:一般には公表されていません。SMS(ショートメッセージサービス)でのご案内や積極的疫学調査でご連絡をした時にご案内します。
中野区「新型コロナ受診相談センター」
- 対応可能時間:平日午前9時~午後5時
- 電話番号:03-3382-6532
救急車(119番)
- 発熱、咳、呼吸困難等の症状が強く、SpO2(血中酸素飽和度)が93%以下の場合など、ご自身やご家族が「緊急性が高い」と判断した場合は、救急要請をおこなってください。
- 救急車を呼ぶ際には、「新型コロナウイルス感染症の患者である」旨を、必ず救急隊に伝えてください。
医療機関から健康観察を行うと言われたときは
医療機関とよく話し合って、ご自身で、行うか行わないか、決めてください。
詳しくは、医療機関による健康観察(東京都福祉保健局)にお進みください。
関連ファイル
- パルスオキシメータについて(
PDF形式 55キロバイト)
- コロナ相談窓口一覧_チラシ検査キット陽性(確定)(
PDF形式 970キロバイト)
- 【HP掲載用】患者配布用リーフレット(9月26日版)(
PDF形式 972キロバイト)
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このページについてのお問い合わせ先
健康福祉部 保健予防課(中野区保健所)
〒164-0001 東京都中野区中野二丁目17番4号
電話番号 03-3382-6500 |
ファクス番号 03-3382-7765 |
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