こころの健康づくり
私たちは毎日、身体状況、経済状況、対人関係などさまざまな要因によるストレスを抱えながら生活しています。ストレスは、たまり過ぎると体とこころに悪影響を及ぼします。
誰もが体の調子は気に掛けますが、こころの状態にはあまり注意を払わないようです。しかし、こころも疲れていきます。
こころの健康を保つには、適度な運動、バランスのとれた栄養・食生活とともに、気持ちの持ち方や考え方が重要です。
ストレスとうまく付き合って、こころの健康づくりを心がけましょう。

1.ストレスはどのようなもの
ストレスを説明する際によく例えられるのがゴムボールです。ボールを指で押すと形がへこみ、指を離せば元の形にもどります。このときの指による圧力をストレッサーと呼び、ボールのへこみをストレス状態と呼びます。ストレスとは、外部からのさまざまな刺激によって人間の体やこころに変調が起こることです。
ストレスには、体の不調からもたらされるもの、生活環境からもたらされるもの、社会生活を営む中でもたらされるものなど、さまざまな発生要因があります。時代の変化とともに、ストレスも多様化し、増大化しています。
「現代社会はストレスにあふれている」と言われます。ストレスが原因で重い病気にかかったり、命を落とす危険もあります。
一方で、ストレスが人間の体やこころに与えるものは悪影響だけではありません。疲れを感じることは休息をとるサインになります。また、「ストレスは人生のスパイス」とも言われるように、仕事のノルマや試験勉強、スポーツの試合などのストレスは、目標に向かって努力することによる人間としての成長や進歩を促してくれるものです。
統計を見ると、多くの人がストレスを実感していることが分かります。中野区が行った調査では、最近1か月のうちにイライラやストレスを感じている人は4人のうち3人でした。(図1)

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