2011年8月28日 総合防災訓練を実施しました
8月28日9時から正午まで、中野本郷小学校と白桜小学校を会場として総合防災訓練を実施しました。
総合防災訓練は、地域防災会、関係機関、区が協力して、大地震に備えた訓練を行うものです。
今年度の訓練では、3月11日に発生した東日本大震災を踏まえ、例年よりも参加者が避難所についての理解をより深められることを目的として、直接体験したり学習したりできる体験型訓練を基本に実施しました。
両会場合計、約1,460人の参加者が、消火器の操作訓練、救出資材を使った救助救出訓練、災害用トイレや間仕切りの組み立てなど避難所資機材操作訓練などを体験しました。また、中野区造園緑化業協会の協力で、クレーン付トラックによる便槽(し尿を貯めた袋)の搬出や、会場を離れ、各防災会による非常災害時救援希望者に対する安否確認訓練も行いました。
中野本郷小学校では、第二中学校と南中野中学校の生徒が消防団とともに軽可搬消火ポンプ操法・一斉放水に参加。白桜小学校では、中野区福祉団体連合会が参加し、視覚障害者の誘導や車椅子の乗車・介助体験など、「障害者の交流体験コーナー」を設置し、身近な地域で障害のある方がどのような支援を必要としているかを理解し、交流を深めていました。
訓練の災害の想定、地震情報
平成23年8月28日午前9時00分、東京湾北部を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生し、中野区では震度6弱の揺れが観測されました。
区内では建物の倒壊、道路陥没などの被害のほか、交通、通信、電気、ガス、水道及び下水道などで相当の被害が発生。また、火災が同時多発的に発生し、延焼により被害が拡大しています。
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