平成26年度 決算のあらまし

　平成26年度一般会計決算は、歳入決算額が1,259億6,600万円、歳出決算額は1,210億1,800万円となりました。歳入から歳出を差し引いた額は、49億4,800万円で、決算は黒字となりました。
　歳入では、特別区税が18億円、特別区交付金は27億円、その他のうち財産収入は22億円、それぞれ増加しました。
　歳出では、人件費が6億円、公債費は6億円、それぞれ減少しました。一方、扶助費は19億円、投資的経費は12億円、その他のうち積立金は50億円、それぞれ増加しました。

　決算については、関連ファイルにある「平成26年度主要施策の成果(決算説明資料)」、地方財政状況調査(決算統計)※「平成26年度統計」、関連情報にある「中野区の財政白書」を、財政の健全化判断比率については、関連情報にある「中野区の財政の健全化判断比率について(平成27度公表分)」をご覧ください。
　
※地方財政状況調査(決算統計) とは、地方財政状況調査は、都道府県や市町村など各地方公共団体の決算に関する統計調査であり、予算の執行を通じて地方公共団体がどのように行政運営を行ったかを見るための基礎となるものです。団体によって会計の範囲が異なるため、統一的な会計区分を定め、団体間で比較できるようにしています。毎年度、地方財政状況調査の結果を取りまとめ、様々な統計資料として公表されるとともに、「地方財政白書」として国会に報告されます。これらは地方公共団体の歳入・歳出の分析や財政の健全性の判断において重要な役割を果たしています。

　総務省の統計結果はこちらです。
　地方財政状況調査関係資料　https://www.soumu.go.jp/iken/jokyo_chousa_shiryo.html（外部サイト）

　金額、割合は、表示単位未満で四捨五入し、端数整理しています。このため、合計額などの数値は、表示している数値から算出した値とは異なる場合があります

　歳出決算額1,210億円を目的別にし、1万円に換算すると次のようになります（高額順）。　

• 健康福祉費　2,347円　
• 子ども教育費　2,022円
• 都市基盤費　1,395円
• 区民サービス管理費　1,178円
• 経営費　529円
• 公債費　489円
• 環境費　418円
• 地域支えあい推進費　398円
• 都市政策推進費　115円
• 議会費　72円
• その他　1,037円

　特別区債とは、将来にわたり区の財産となる、土地の購入や公共施設整備などの財源として発行するもので、いわゆる借金のことです。また、基金とは、条例により設置する、貯金に当たるもので、将来の特別区債の返済に備えた減債基金や年度間の財政調整のための財政調整基金の他、まちづくりや義務教育施設整備などの特定目的の基金があります。　中野区の普通会計での現在高は、下表の通りです。

　普通会計　一般会計と用地特別会計を合わせ、重複経費などを除いた、総務省の定める基準による統計上の会計方式

　いずれも、区債の満期一括償還の財源として減債基金に積み立てた額（平成26年度41億円、同25年度49億円）は除いています。また、基金には介護給付費準備基金は含まれません

　平成26年度は、中野区から用地取得の委託を受け、地区施設道路用地等を先行して取得しました。

• 用地の取得
  面積3,173平方メートル、取得額10億700万円
  　地区施設道路用地及び地区防災まちづくり用地取得
• 用地の処分
  面積6,260平方メートル、処分額45億5,600万円
  　地区施設道路用地及び本町2丁目地区都市基盤事業用地を中野区に売却
• 借入金残高(3月末現在)
  金融機関から　75億8,700万円　中野区から　35億1,500万円

• 平成26年度主要施策の成果(決算説明資料)（PDF形式：2,408KB）
• 平成26年度統計1-29（PDF形式：1,738KB）
• 平成26年度統計30-52（PDF形式：1,418KB）
• 平成26年度統計53-85（PDF形式：1,811KB）
• 平成26年度統計86-105（PDF形式：1,302KB）
• 平成26年度統計1-29（エクセル：449KB）
• 平成26年度統計30-52（エクセル：360KB）
• 平成26年度統計53-85（エクセル：485KB）
• 平成26年度統計86-105（エクセル：420KB）
• 平成26年度中野区各会計歳入歳出決算書（PDF形式：2,215KB）

• 財政白書