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最終更新日 2016年4月1日
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1-1 産業と人々の活力がみなぎるまち

10年後のまちの姿

 「産業と人々の活力がみなぎるまち」として基本構想で描く10年後のまちの姿は、次のとおりです。

1-1 産業と人々の活力がみなぎるまち

  • 中野駅周辺は、にぎわいの中心として、業務・商業施設、住宅、教育機関などさまざまな施設が複合的に誘導され、広域避難場所としての機能とみどり豊かな空間を備えたまちとなっています。サンプラザや区役所、中野駅北口広場一帯の再整備が動き始めています。
  • 地域の中心となる拠点では、その地区ごとの環境にあったまちづくりが、地域の人々とともに検討され、着実に進められています。
  • 踏み切り問題の早期解決に向けて、西武新宿線の立体化と沿線のまちづくりが計画化されています。
  • 便利で快適に移動できる交通環境が整備されており、人々が区内を移動しやすく
  • なっています。
  • 区内各所では、さまざまな施策の組み合わせによって、土地の適切な活用が進んでいます。
  • 情報関連ビジネス、人材サービスなど、多様な都市生活のニーズに対応した産業が発展しており、区外から起業をめざす人が多く集まるなど、地域全体の経済力が高まっています。
  • 商店街は、人とのつながりの中で楽しく買物ができる地域コミュニティの核として、消費者が新しい発見やおもしろさなどを体感できる場へと発展しています。
  • さまざまな世代が集まり、活発に活動して、暮らしや文化をにぎわいのあるものにしています。
  • 三世代向け、高齢者・障害者向けなど、多様で良質な住宅が、区内各所に増えています。

現状と課題

 中野駅周辺地区は、区内外に通じるバス路線や鉄道、道路などが集中する交通結節点で、業務や商業が集積していますが、交通基盤整備の遅れや、有効な土地利用が行われていないことなどから、「中野の顔」としての役割を十分に果たしているとはいえません。中野駅周辺地区のまちづくりを総合的に進め、楽しく快適な歩行者空間や、円滑な交通を可能にする道路などの都市基盤、商業・教育・医療などを整備・誘導することで、中野の中心にふさわしい、まちの魅力をつくりだしていく必要があります。同時に、広域避難場所となっている一帯では、みどりの防災スペースを確保し、都市基盤を適切に整備して、環境や人々の生活と調和したまちにしていくことも求められます。
 また、商業施設が集積する東中野駅周辺地区は、環状六号線(山手通り)の拡幅整備や広場の整備などに伴い、駅へのアクセスの改善、周辺の環境整備や地域の活性化などの課題があり、地区全体の魅力を高めていくことが必要です。
 西武新宿線沿線地区では、踏切による渋滞が慢性化しているうえ、駅前広場、アクセス道路などが未整備で、まちづくりが進んでいません。緊急な整備が必要な野方駅北口の開設を進めるとともに、西武新宿線と道路の連続立体交差化をめざし、あわせて各駅周辺のまちづくりの取り組みを進めることが求められます。
 また、交通が不便な地域を解消し、だれもが利用できる交通手段を確保することも課題となっています。
 区内には営業規模が小さく従業員数の少ない事業所が多く、近年は移転や廃業などによる減少傾向が見られます。また、区内の商店街には、空き店舗も目立ってきています。事業所の集積と、集客力の高い個々の商店や商店街の出現により産業を活性化し、魅力あるまちづくりを進める必要があります。
 一方、若年者・単身者が多い中野は、区外へ通勤などで流出する人口が、流入人口を上回っています。区内には住居専用地域が広がり、「住宅のまち」となっていますが、木造住宅が密集している地域も多く、広さや設備が十分でない住宅も多い状況です。さまざまな世代が快適に暮らせる住宅の誘導に取り組む必要があります。

施策の方向 「産業と人々の活力がみなぎるまち」


活気とにぎわいあふれる中野の顔づくり

目標とする姿

 中野駅周辺地区は、都心に近く、他の都市型産業集積地と連携を取りやすい交通至便な地域として、IT・コンテンツや環境などの都市型産業が集積し、東京の新しい副都心となっています。警察大学校等移転跡地のまちづくりのほか、中野駅、サンモール・ブロードウェイ、中野駅南口地区のまちづくりも着実に進み、商業や業務、大学等の教育機関、公園、文化芸術など、多様な機能がつながり、区内はもちろん、区外からも多くの人が来訪しています。人々の交流が生まれ、24時間、事業活動ができるまちとして、活気とにぎわいあふれる新しい中野の顔として、生まれ変わっています。

成果指標と目標値

成果指標 指標とする理由 実績 21年度目標値 26年度目標値
通勤・通学による区内への流入人口 区外から中野のまちを訪れ、働き、学ぶ人々の数は、まちのにぎわいを示すため。 86,531人
(12年度)
85,500人 89,000人
区内商業売上高 商業の規模や活動を示す売上高は、まちのにぎわいを測るものにもなるため。 1兆1,135億円
(14年度)
1兆1,600億円 1兆2,200億円

おもな取り組み

IT・コンテンツや環境など都市型産業の誘導(再掲)

 (担当:区民生活部 産業振興分野ほか)

 IT・コンテンツや環境などの都市型産業誘導のため、立地や人材・資金の確保、情報提供など、必要な条件整備の検討を進めます。
 産業関係団体と連携するなどして、IT・コンテンツや環境などの事業で移転先を探している事業所を区内へ勧誘します。
 IT・コンテンツや環境などの中小企業の事業活動をバックアップする財務や特許などについて、支援機能を強化します。
 中野駅周辺・環状六号線(山手通り)・青梅街道沿道ビルでのインキュベーションオフィスづくりを支援します。
 事業者や関係団体、区の連携により「IT・コンテンツ産業のまち」をアピールするイベントを開催するなど、事業発展の契機となるような事業者同士の情報交換の場をつくります。

中野駅周辺地区を中心とした商店街振興(再掲)

(担当:区民生活部 産業振興分野ほか)

 中野駅周辺のまちづくりと連携して、中野駅周辺に進出する新たな事業所や中野駅周辺の文化芸術施設などによる各エリアの特徴や集客機能を生かして、さらに集客力を高める商店街の整備を支援していきます。 
 中野駅周辺の回遊性を高めて、中野の顔となる地域の商業集積地としての発展を促進します。

警察大学校等移転跡地および周辺のまちづくり推進 

(担当:拠点まちづくり推進室 拠点まちづくり分野ほか)

 中野の活力を高め、中野の顔としての役割を果たすため、既成市街地を含めた中野駅周辺地区を整備していきます。
 警察大学校等移転跡地については、民間活力の導入によって商業・業務・住宅・文教などの機能を誘導するほか、民間と公共が協力して地区内に都市計画道路をはじめとする都市基盤を整備します。また、防災公園を含むオープンスペースの確保を図り、広域避難場所として安全な空間を実現していきます。学校や警察病院など、公共・公益施設の機能も適切に配置し、環境と調和した新たなまちをめざします。
 区役所・サンプラザエリア、サンモール・ブロードウェイ地区などについても、「中野駅周辺まちづくり計画」を基本に、まちづくりを推進していきます。

中野駅南口地区のまちづくり推進

(担当:拠点まちづくり推進室 拠点まちづくり分野ほか)

 中野二・三丁目地区や、駅・線路沿いの用地を含めた中野駅南口地区のまちづくりについて、地域とともに検討し、魅力ある商業・業務機能と良好な生活環境が調和した地区をめざします。

中野駅・駅前広場のまちづくり推進

(担当:拠点まちづくり推進室 拠点まちづくり分野ほか)

 中野の顔としての魅力ある空間をつくるため、現在の駅舎および駅前広場の改善や周辺道路の整備を図り、公共交通機関の利便性の向上や歩行者の東西・南北交通の回遊性の確保をめざすとともに、駅舎および駅付近のバリアフリー化に向けて、関係機関に働きかけていきます。
 さらに、もみじ山文化の森から平和の森公園、哲学堂公園へと連なる「みどりのネットワーク」の軸の中継点として、北口広場の整備をめざします。

活気とにぎわいあふれる中野の顔づくり 実現へのステップ
ステップ1 ステップ2 ステップ3 ステップ4
都市型新産業誘致のための条件整備検討・調査 都市型新産業の立地推進 中小企業の事業活動をバックアップする財務・特許等の支援 中野駅周辺における都市型新産業の集積推進
ビジネスフェアの出展支援 ビジネスフェアの開催支援 都市型産業をアピールするビジネスフェアの開催推進
 

 
商店街との協働による中野駅周辺地区の集客力向上の検討 中野駅周辺地区の集客力向上のしかけづくり 中野駅周辺地区の集客力向上のための取り組み拡大
「中野の顔」としての中野駅周辺のグランド・デザインの具体化
 

 

 
警察大学校等跡地地区における地区計画等の決定 警察大学校等跡地地区のまちづくりの事業着手 警察大学校等跡地地区のまちづくり事業の本格化 警察大学校等跡地地区のまちづくりがほぼ完成

 
中野駅(駅舎・駅前広場)地区の整備に向けた関係機関との協議・検討 中野駅(駅舎・駅前広場)地区の整備計画の策定 中野駅(駅舎・駅前広場)地区の事業実施

 

 
区役所・サンプラザ地区の再整備構想まとめ 区役所・サンプラザ地区の再整備計画策定
中野駅南口地区をはじめとする各地区のまちづくりの検討 中野駅南口地区のまちづくり計画策定 中野駅南口地区で地区計画等決定 中野駅南口地区のまちづくり推進

 
中野駅周辺の各地域のまちづくり検討推進 中野駅周辺の各地域の整備構想の策定 一部の地区のまちづくり事業着手


産業新生のしかけづくり

目標とする姿

 中野区の立地や事業環境を生かしたIT・コンテンツ産業やヒューマンサービス業、環境産業などの都市型産業が集積し、区内産業が活発化しています。
 経営革新や新事業の開発、創業などの経営技能の取得や向上ができる環境が整い、中野で学んだ人材が、区内の事業所で優良な業績を上げています。

成果指標と目標値

成果指標 指標とする理由 実績 21年度目標値 26年度目標値
区内の情報通信および人的サービス提供事業所数 IT・コンテンツなどの産業の集積と発展を測るものになるため。 358
(13年度)
450 550

おもな取り組み

IT・コンテンツや環境など都市型産業の誘導

(担当:区民生活部 産業振興分野ほか)

 IT・コンテンツや環境などの都市型産業誘導のため、立地や人材・資金の確保、情報提供など、必要な条件整備の検討を進めます。
 産業関係団体と連携するなどして、IT・コンテンツや環境などの事業で移転先を探している事業所を区内へ勧誘します。
 IT・コンテンツや環境などの中小企業の事業活動をバックアップする財務や特許などについて、支援機能を強化します。
 中野駅周辺・環状六号線(山手通り)・青梅街道沿道ビルでのインキュベーションオフィスづくりを支援します。
 事業者や関係団体、区の連携により「IT・コンテンツ産業のまち」をアピールするイベントを開催するなど、事業発展の契機となるような事業者同士の情報交換の場をつくります。

産業教育環境の整備 

(担当:区民生活部 産業振興分野)

 大学などの教育研究機関や産業支援機関などと連携して、事業者や経営スタッフなどを対象に、経営管理や会計事務、法律、経済などの講座を開設します。
 区民のMBA(経営学修士)取得を支援するとともに、MBA取得者などに対して、事業者等と連携し、区内事業者への紹介・あっ旋を行います。

経営改善や創業のための環境づくりの推進 

(担当:区民生活部 産業振興分野)

 産業支援情報のデータベースや商圏分析システムを充実するとともに、メールマガジンを発行して、有用な情報を提供できるようにします。
 区内中小企業者が新製品や新技術を研究・開発して販路拡大をするために、ビジネスフェア・見本市・展示会等の支援を行います。
 区内での創業を支援するため、インキュベーションオフィス機能の整備を図るとともに、創業資金融資をあっ旋します。
 区内事業者の積極的な経営戦略の構築による事業活性化を支援するため、経営コンサルタントを事業所に派遣するなど経営相談を充実するとともに、新分野進出などにも役立つ事業所間のネットワークづくりを促進します。

文化芸術活動の支援(再掲)

(担当:教育委員会事務局 生涯学習分野ほか)

 文化芸術活動により活気のあるまちがつくられ、中野のまち全体の文化芸術に対する機運が高まり、中野らしい文化芸術が創造・発信されるような、また、新しい産業への刺激となるような取り組みを進めます。

産業新生のしかけづくり 実現へのステップ
ステップ1 ステップ2 ステップ3 ステップ4
都市型新産業誘致のための条件整備検討・調査 都市型新産業の立地推進 中小企業の事業活動をバックアップする財務・特許等の支援 中野駅周辺における都市型新産業の集積推進
ビジネスフェアの出展支援 ビジネスフェアの開催支援 都市型産業をアピールするビジネスフェアの開催推進
 
産・学・公の連携による経営・技術等講座の開設
 
大学等の教育・研究機関の立地推進 大学等の教育・研究機関の立地
相談、資金確保等創業支援の充実 インキュベーションオフィスの立地推進 インキュベーションオフィスの開設(桃丘小跡) インキュベーションオフィスの開設(本町4-44)
文化芸術振興プログラムの策定 中野らしい文化芸術の発信のためのしかけづくり 中野らしい文化芸術の発信 文化芸術活動と産業・教育・福祉などと結びついたまちづくりの展開


活力と地域の交流がある商店街づくり

目標とする姿

 人々にとって魅力のある個々の商店が増え、集客力と活力のある商店街が出現しています。
 また、個々の商店同士が協力しあい、安心して買い物ができるだけでなく、地域交流の場としてコミュニティの核となる商店街が生まれています。

成果指標と目標値

成果指標 指標とする理由 実績 21年度目標値 26年度目標値
区内商業売上高 第三次産業が9割近くを占める中野区の産業について、その規模や活動を示すため。 1兆1,135億円
(14年度) 
1兆1,600億円 1兆2,200億円

おもな取り組み

個店・商店街の新生

(担当:区民生活部 産業振興分野ほか)

 商店主たちが、サービス向上やスケールメリットを生かしたコスト削減などのために共同で取り組む事業について、コンサルタントの導入などにより支援します。さらに、空き店舗の活用などによる保育や介護をはじめとしたコミュニティビジネスなどにも事業展開する、地域コミュニティの核として商店街を発展させていく取り組みを支援します。
 商店主や消費者、学識経験者などによる(仮称)商店街活性化協議会を設置し、新しい個店・商店街構想や活性化への抜本的な取り組みの検討を進めます。新たな取り組みにあたっては、建物の共同化の支援のほか、まちづくりの観点から、新生商店街エリアの形成を促進していきます。
 また、流通サービス業などの商店街振興に役立つ公的ファンドの活用を支援していきます。

中野駅周辺地区を中心とした商店街振興

(担当:区民生活部 産業振興分野ほか)

 中野駅周辺のまちづくりと連携して、中野駅周辺に進出する新たな事業所や中野駅周辺の文化芸術施設などによる各エリアの特徴や集客機能を生かして、さらに集客力を高める商店街の整備を支援していきます。 
 中野駅周辺の回遊性を高めて、中野の顔となる地域の商業集積地としての発展を促進します。

活力と地域の交流がある商店街づくり 実現へのステップ
ステップ1 ステップ2 ステップ3 ステップ4
商店主共同モデル事業の検討 商店主共同モデル事業の実施 商店主共同事業の普及 建物の共同化の支援など、新生商店街の形成促進
地域コミュニティの核となる商店街像の調査・検討 (仮称)商店街活性化協議会による検討 モデル商店街のまちなみづくり支援
 

 
商店街再生のためのプラン作成
 

 
商店街振興に役立つ公的ファンドの活用の支援 商店街の空き店舗等を活用した保育や介護事業等の誘導・支援
 

 
個店の経営能力向上のための講座充実 商店の業種・業態転換支援 商店の業種・業態転換の促進
 

 
商店街との協働による中野駅周辺地区の集客力向上の検討 中野駅周辺地区の集客力向上のしかけづくり 中野駅周辺地区の集客力向上のための取り組み拡大


多様な雇用機会の創出

目標とする姿

 就労支援や勤労者の能力向上などのための環境が整い、中野区内を中心として就業者が増え、人々の生活が安定するとともに、地域の経済力が向上しています。
 ライフステージに応じた柔軟で多様な働き方が浸透し、仕事と両立して、地域でいきいきと活動している人が増えています。

成果指標と目標値

成果指標 指標とする理由 実績 21年度目標値 26年度目標値
区民の就業者のうち、区内で就業している人の割合 職住近接の生活様式が浸透している状況を示すため。 39.9%
(12年度)
 
41% 43%

おもな取り組み

就業支援の推進

(担当:区民生活部 産業振興分野ほか) 

 自己理解を深め、適性を客観的に確認し、就業意欲を高めるためのセミナーなどを実施するとともに、ハローワーク新宿や東京しごとセンターなどとの連携による就業相談を充実し、求職活動を支援します。
 退職したシニア層や子育てを終えた女性などの活躍の場としても期待できるコミュニティビジネスへの支援を行うことで、地域内雇用の機会を創出していきます。

障害者の雇用促進(再掲)

(担当:保健福祉部 障害福祉分野ほか) 

 区内企業などに対して、障害者の求人を発掘するとともに、就職を希望する障害者を募集し、求人企業と就職希望者のマッチングを進めていきます。また、IT技術の習得をはじめ、就職に必要なスキルを身につけるための支援を行います。あわせて、起業をめざす障害者に対する支援や、企業が場所を提供して障害者の通所授産を行う企業内通所授産事業の推進も行っていきます。

ワークシェアリングの普及・啓発(再掲)

(担当:子ども家庭部 男女平等分野ほか) 

 ワークシェアリングの普及・啓発に取り組み、だれもが仕事時間と生活時間のバランスをとりながら、地域活動に参加し地域貢献できる時間をとれるようにしていきます。とくに、退職後の団塊の世代の人々が、培ってきた豊かな社会経験等を生かして、地域の中で働き、地域活動に参加できる環境づくりを推進します。

多様な雇用機会の創出 実現へのステップ
ステップ1 ステップ2 ステップ3 ステップ4
求職セミナーの実施やハローワーク等との連携による求職活動の支援 コミュニティビジネスの支援 コミュニティビジネスの拡大による地域内雇用の創出 コミュニティビジネスの区内各地域での幅広い展開の推進
就労支援者の養成    
企業内通所授産事業検討 企業内通所授産事業実施  
障害者のIT技術習得支援  
ワークシェアリングの普及・啓発の促進  
 

 


適切な土地活用の誘導

目標とする姿

 区内各地域の特性を生かす形で都市計画が定められ、これをもとに土地の有効利用やオープンスペースの創出、道路の拡幅整備や建物の共同化などが進んでいます。
 地区計画によるまちづくりも上鷺宮地区など各地で進展し、住環境が向上しているとともに、住宅や商業・業務、文教など、さまざまな側面で、まちの魅力が増しています。

成果指標と目標値

成果指標 指標とする理由 実績 21年度目標値 26年度目標値
ネット容積率※区全体の宅地面積に対する延べ床面積の割合 各町丁目内宅地面積に対する延床面積の割合で、土地の有効利用の状況を示すため。 138.4%
(13年度)
152%
(18年度)
160%
提案型地区計画の導入件数 地域住民の合意による土地利用が図られていることを示すため。 - 3件 10件

おもな取り組み

愛着と活力あるまちへの誘導

(担当:都市整備部 都市計画分野ほか) 

 にぎわいのある商業地区の活性化や、建て詰まった住宅地のまち並みの効率的な更新など、地域に合ったまちづくりを進めていくため、地域の人々が主体的にまちづくりを考え進める「提案型地区計画」を推進します。また、用途地域地区指定を補完する特別用途地区の制度や建築物の高さ制限などの規制と緩和を活用しながら、快適で活力あるまちづくりを誘導していきます。
 同時に、国や都のさまざまな整備事業を活用することによって、産業の育成と住環境の整備を図ります。

快適空間の維持・創出を中心とするまちづくり

(担当:都市整備部 都市計画分野) 

 上鷺宮地区では、現在の住環境のいっそうの向上を図りながら、土地の有効な活用を進めるために、地域の合意をまとめながら地区計画を策定し、まちづくりに取り組んでいきます。

住宅まちづくりの総合支援(再掲)

(担当:都市整備部 都市計画分野、住宅分野ほか)

 だれもが暮らしやすい住まいづくりを、道路やオープンスペースの確保、緑化などによる環境改善、防災性の向上など、地域のまちづくりの課題と連動させながら進めます。
 地域に住む人たちによる自主的なまちづくりの提案についても、積極的に相談などの支援を行います。

共同化によるまちづくりの支援(再掲)

(担当:都市整備部 地域まちづくり分野)

 建築物の耐火化、一定規模の空地確保、緑化の推進などによる市街地環境の改善と良好な住宅の供給等を促進するため、複数の敷地の共同化を図る取り組みに対して支援を行います。

適切な土地活用の誘導 実現へのステップ

ステップ1 ステップ2 ステップ3 ステップ4
有効な土地利用のための方策の検討 地区ごとの有効な土地利用のための方策の検討
 
推進 →
用途地域地区の見直し
提案型地区計画を支援するための「(仮称)まちづくり条例」づくり 地区計画によるまちづくりの推進
 
規制・誘導手法の活用によるまちづくり
 

 
上鷺宮地域の地区計画検討 上鷺宮地域の地区計画検討・決定 上鷺宮地域のまちづくり推進

 

 
土地の有効利用に向けた新たな方策の展開


拠点まちづくりの推進

目標とする姿

 中野区内のJRや西武新宿線の各駅を中心とした地域は、土地の有効利用が図られ、商業・業務施設や公共施設などが集積し、オープンスペースやみどりの確保なども行われて、それぞれの地域の特性を生かしながら、人々が集まりにぎわう、魅力あふれる拠点となっています。

成果指標と目標値

成果指標 指標とする理由 実績 21年度目標値 26年度目標値
通勤・通学による区内への流入人口 区外から中野のまちを訪れ、働き、学ぶ人々の数は、まちのにぎわいを示すため。 86,531人
(12年度)
85,500人 89,000人

おもな取り組み

東中野駅周辺のまちづくりと駅前広場整備

(担当:都市整備部 都市計画分野ほか)

 商業や業務機能の集積によって地域のにぎわいと交流をつくり出すことをめざし、地域と話し合いながら東中野駅西口および東口のまちづくりを進めます。
 東中野駅西口周辺については、JRと連携して東中野駅前広場の整備を進め、人々の円滑な移動を可能にします。あわせて、商業や業務機能の集積によって地域のにぎわいと交流をつくり出します。
 同時に、駅前広場の地下部分を利用して、現在の東中野南自転車駐車場に代わる新たな自転車駐車場の整備を行います。

西武新宿線と道路の連続立体交差化・沿線のまちづくり(再掲)

(担当:拠点まちづくり推進室 拠点まちづくり分野)

 西武新宿線周辺の住みよい住環境を築くため、地域の人々と合意形成を図りながら、鉄道と道路の連続立体交差化と一体となった沿線まちづくり構想・計画を策定し、連続立体交差化事業着手のための環境づくりを進めます。

個店・商店街の新生(再掲)

(担当:区民生活部 産業振興分野ほか) 

 建物の共同化の支援など、新しい商店街エリアとしてのまちづくりを促進していきます。

拠点まちづくりの推進 実現へのステップ
ステップ1 ステップ2 ステップ3 ステップ4
東中野駅周辺のまちづくり検討 東中野駅周辺のまちづくり整備計画策定と駅前広場整備着手 東中野駅周辺のまちづくりの推進と駅前広場開設 東中野駅周辺のまちづくりの推進
西武新宿線沿線まちづくり構想等の策定 西武新宿線沿線まちづくりの整備計画検討 西武新宿線と道路の連続立体交差の実現に向けた沿線まちづくりの推進 西武新宿線と道路の連続立体交差化事業計画の促進


利用しやすい交通環境の推進

目標とする姿

  公共交通による区内の移動が難しい地域は、新たな交通手段を確保することにより、移動しやすい交通環境が整っています。
 駅周辺に自転車駐車場がない駅や、あっても駐車できる台数が少ない駅の付近に、自転車駐車場を整備・増設し、放置自転車をなくしていくことにより、歩行者と自転車利用者が共存できるまちになっています。
 また、区内の駅のバリアフリー化や周辺道路の段差解消などが順次進められ、だれもが利用しやすい交通環境が整備されています。野方駅については、北口整備にあわせてバリアフリー化が図られています。
 道路交通の円滑化や安全性の向上とともに、南北地域の分断を解消し、地域にふさわしい活気あるまちを形成するため、西武新宿線と道路の連続立体交差化の早期実現に向けた取り組みと、沿線まちづくりが地域住民とともに進められています。

成果指標と目標値

成果指標 指標とする理由 実績 21年度目標値 26年度目標値
駅前の自転車放置率 ※駅周辺の乗り入れ台数に占める放置台数の割合 自転車の放置状況を端的に示しているため。 13.8%
(16年度)
10% 7%
地域での勉強会等参加人数とまちづくり計画進捗状況(西武新宿線沿線まちづくり) 沿線地区のまちづくりの進展状況を示すため。 地域での勉強会等参加人数:延べ575人
(16年度)
各駅周辺整備計画策定 連続立体交差化事業着手のための環境づくりが完了

おもな取り組み

地域交通の整備

(担当:都市整備部 土木分野ほか) 

 公共交通による区内の移動が難しい地域に、新たな交通手段を確保することで、移動しやすい交通環境を整えていきます。
 中野駅周辺などへの交通手段が少ない上鷺宮を中心とする地域については、平成17年度に開設した民間事業者によるバス路線(コミュニティバス「なかのん」)への支援を行っていきます。
 さらに、高齢者・障害者など一人での移動が制約される人たちが、気軽に利用でき、目的地にスムーズに移動できるような新しい交通のしくみについて導入をめざします。

自転車利用環境の整備

(担当:都市整備部 土木分野ほか) 

 歩行者と自転車利用者が共存できる、利用しやすい交通環境を整えていくため、自転車駐車場のない駅周辺の地区に、民営駐車場整備の補助制度による支援などの、民間活力を活用した方法も含めて、自転車駐車場の整備をめざします。
 また、東中野駅前広場と一体になった自転車駐車場の整備に伴い、現在の東中野南自転車駐車場を移転します。

野方駅北口の開設

(担当:都市整備部 都市計画分野)

 駅利用者など区民の利便性を高めるため、西武鉄道株式会社と協力しながら野方駅北口を開設します。あわせて駅構内のバリアフリー化を図ります。

都市計画道路の整備

(担当:都市整備部 都市計画分野)

 中杉通りや早稲田通りの拡幅整備、中野通りの改良など、交通環境の改善や防災機能を高めるために、東京都と連携・協力して都市計画道路の整備促進を図ります。
 区施行のもみじ山通りについては、周辺に住むみなさんと地区のまちづくりについて協議しながら、拡幅整備に着手します。

西武新宿線と道路の連続立体交差化・沿線のまちづくり

(担当:拠点まちづくり推進室 拠点まちづくり分野) 

 西武新宿線による南北交通の分断解消を図り、沿線周辺の住みよい住環境を築くため、地域の人々と合意形成を図りながら、鉄道と道路の連続立体交差化と一体となった沿線まちづくり構想・計画を策定し、連続立体交差化事業着手のための環境づくりを進めます。

駅周辺道路などのバリアフリー整備(再掲)

(担当:都市整備部 都市計画分野、公園・道路分野) 

 公共交通機関を、だれもが利用しやすいように道路や駅舎などの環境を整えていきます。

東中野駅周辺のまちづくりと駅前広場整備(再掲)

(担当:都市整備部 都市計画分野ほか) 

 JRと連携して東中野駅前広場の整備を進め、人々の円滑な移動を可能にします。

利用しやすい交通環境の推進 実現へのステップ
ステップ1 ステップ2 ステップ3 ステップ4
新しい交通システムの検討   新しい交通システムの導入  
コミュニティバス「なかのん」の運行支援 コミュニティバス運行支援について検証
 

 

 

 

 
もみじ山通りの拡幅整備事業認可・着手
新井薬師前駅・新中野駅への自転車駐車場の整備推進
 
東中野駅前広場に自転車駐車場を開設
 
野方駅北口整備着手 野方駅北口整備 野方駅北口開設
西武新宿線沿線まちづくり構想等の策定 西武新宿線沿線まちづくりの整備計画検討 西武新宿線と道路の連続立体交差の実現に向けた沿線まちづくりの推進 西武新宿線と道路の連続立体交差化事業計画の促進


多様で良質な住宅の誘導・確保

目標とする姿

 民間による高齢者向け住宅やファミリー向け住宅が整備され、建物の共同建て替えなどが進み、道路の整備、オープンスペースやみどりの確保、防災性の向上などが進む中で、さまざまな世代が快適に暮らせる良質な住宅ストックが拡大しています。
 住宅に困窮する方々が、安心して快適に住み続けられるようになっています。

成果指標と目標値

成果指標 指標とする理由 実績 21年度目標値 26年度目標値
誘導居住水準を満たす住宅の割合 住宅の広さや質が向上した証となるため。(調査は5年に1度) 持ち家58%
借家21%
(15年度)
持ち家70%
借家30%
(20年度)
持ち家80%
借家35%
(25年度)
住宅の満足度 住宅や住環境の質の向上度合いを示すため。 58%
(16年度)
65% 70%
高齢者向け民間賃貸住宅登録戸数 区内に良質な高齢者向け賃貸住宅が確保されることを示すため。 40戸 200戸 500戸

おもな取り組み

区営住宅の建て替えとこれにあわせた民間住宅の誘導

(担当:都市整備部 住宅分野) 

 老朽化した区営住宅(新井四丁目)を民間事業者等により建て替え、良質な民間賃貸住宅とあわせて、高齢者向けの設備を備えた質の高い公営住宅等を確保します。地域の中で、さまざまな年齢の人々が交流を深めながら生活できる住宅をめざします。

高齢者向け住宅の誘導

(担当:都市整備部 住宅分野) 

 区の未利用地を活用して、民間事業者等により良質な民間賃貸住宅を整備し、その一部を高齢者向けの設備を備えた優良な賃貸住宅として利用します。入居する高齢者の家賃負担が過大にならないよう、所得に応じて区が助成を行います。新たな住宅では、ファミリー層などさまざまな人々が、よりよい住環境のもとで交流を深めながら地域生活を送ることをめざしていきます。
 また、住宅の確保が難しい高齢者等が安心して暮らし続けられるよう、民間の土地所有者等の協力を得て、高齢者向け優良賃貸住宅の整備・誘導を進めます。

住宅まちづくりの総合支援

(担当:都市整備部 都市計画分野、住宅分野ほか) 

 だれもが暮らしやすい住まいづくりを、道路やオープンスペースの確保、緑化などによる環境改善、防災性の向上など、地域のまちづくりの課題と連動させながら進めます。
 このため、区との連携のもと、NPOや民間専門事業者が住宅の改修や建て替えのプランづくりから資金面まで、区民の住まいをめぐるさまざまな相談に総合的に応じ、情報や専門技術を提供できる体制を整備します。
 また、地域に住む人たちによる自主的なまちづくりの提案についても、積極的に相談などの支援を行います。

住み替え支援・相談

(担当:都市整備部 住宅分野) 

 住み慣れた地域での居住継続を希望する高齢者や障害者の住み替えを円滑にするため、高齢者円滑入居賃貸住宅として登録されている住宅の紹介や、既存の債務保証制度などの活用による新しい居住支援のしくみをつくります。あわせて、耐震性や設備等の面から高齢者アパート・身体障害者アパート事業を終了します。

多様で良質な住宅の誘導・確保 実現へのステップ

ステップ1 ステップ2 ステップ3 ステップ4
区営住宅(新井4丁目)建て替え計画策定 区営住宅(新井4丁目)整備 区営住宅(新井4丁目)とこれにあわせた民間賃貸住宅が開設 推進 →
住宅まちづくりの総合支援のしくみ検討 住宅まちづくりの総合支援のしくみ創設
 
新しい居住支援のしくみ創設

 

 
高齢者向け優良賃貸住宅の整備(本町4-36)・誘導

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企画部 企画課 

〒164-8501 東京都中野区中野四丁目8番1号

電話番号 03-3228-8987
ファクス番号 03-3228-5476
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受付時間 月曜日から金曜日までの午前8時半から午後5時まで(祝休日、年末年始を除く)

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