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最終更新日 2016年4月1日
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未来への扉をひらく4つの戦略 3 元気いっぱい子育て戦略 ― すくすく中野 子育てを楽しむ親と子どもたちの確かな未来 ―

 少子高齢化や情報化、国際化が進み、モノや情報があふれる社会の中で、子どもたちは他者とのコミュニケーションをとったり、相手の気持ちを考えたり、我慢をするといった経験が不足し、社会性や規範意識、生命を大切にする心が育ちにくくなっています。
 また、核家族化や近隣関係の希薄化によって、家庭や地域の養育力が低下し、子どもたちの社会性を養う基盤が弱くなってきているのも現状です。
 そういう状況の中、これから厳しい社会環境の中で生きていかなければならない子どもたちは、みずからの考え方を伝え、相手の考え方を理解するなどの、コミュニケーション能力をより一層高め、社会の一員としての自覚と責任、みずからの生き方に希望を持って、人生を切りひらいていける大人に育っていく必要があります。
 あすの中野を託す子どもたち一人ひとりを、家庭、地域、学校のそれぞれが連携・協力しながら、社会全体で大切に育てていきます。

展開1 愛情と責任を持って子どもを育てる家庭

解決すべき課題

  • 家庭の養育力の低下
  • 子育て家庭の孤立化

中高生など若者への保育体験や育児学習の機会を提供することによって、子育ての意義や家庭の大切さに対する理解を進めます。

 中高生に対する保育体験等の実施や、ボランティア体験の機会を増やすことで、次代の親になる人たちにも、子どもを産み育てることの意義や家庭の大切さに対する理解を進めていきます。

乳幼児の育て方について支援等を行うことによって、子育てに対する不安を解消します。

 親が自信や喜びを持って子育てに取り組むことができるよう家庭の養育力の向上を図ります。このため、これから親になる人たちを対象にした準備教育や子育て講座、育児に対する不安や困難を抱える母親に対する相談・支援、またはグループミーティングなどを行い、子どもを持つことや子育てに対する不安・戸惑いの解消を図ります。
 新産婦・新生児家庭への訪問により、育児に関する心理的または技術的な助言や情報を提供するとともに、子育て期を通じた継続的な支援に取り組み、子どもの健やかな成長をめざします。

乳幼児や児童の一時保育・ショートステイを充実することによって、子育て家庭の暮らしを支援します。

 子育て家庭が必要なときに子どもを預けることができ、安心して日常生活を営むことができるよう、子どもショートステイや一時保育事業、病後児保育、休日保育、年末保育等のサービスを拡充します。
 子育ての不安や疲れを軽減するため、育児支援ヘルパーの派遣や相談体制を強化します。

実現へのステップ
ステップ1 ステップ2 ステップ3 ステップ4

すべての子育て家庭が、育児不安や孤立感を抱くことなく子育てが行えるように支援する。

子育て家庭への支援を強化する。

地域的な連携の中で子育て家庭を支援し見守る。

地域的な連携の中で子育て家庭を支援し見守る。

親準備教育の講座の開催 新産婦新生児訪問の拡充と、子育て期を通じた継続的な支援
 

 
新産婦新生児訪問の実施
 

 

 
育児不安を抱える母親へのグループミーティングの実施
 

 

 
リフレッシュを理由とする一時保育の実施
 

 

 
ショートステイ等の子育てサービスの拡充
 

 

 
病後児保育・休日保育・年末保育等の拡充
 

 

 
育児支援ヘルパーの派遣
 

 

 
児童館における子ども家庭支援センター機能の展開 4つの地域に (仮称)地域子ども家庭支援センターを設置(南中野、仲町、丸山、鷺宮の各児童館を活用) (仮称)総合公共サービスセンター内に(仮称)地域子ども家庭支援センターを移転・整備(仲町小跡) (仮称)総合公共サービスセンター内に(仮称)地域子ども家庭支援センターを移転・整備(沼袋小跡、中野富士見中跡ほか)

表の2段目は目標、3段目以降は具体的な取り組みを示します。

展開2 虐待ゼロのまちをつくる

解決すべき課題

  • 外から見えにくい虐待
  • 家庭への虐待防止対策の限界
  • 虐待を受けている子どもへの対応の弱さ

支援を必要とする家庭や子どもに対する対応を強化することによって、虐待を未然に防止します。

 子どもと家庭に関するあらゆる相談に応じるとともに、虐待対策ワーカーを配置し、乳幼児健診未受診家庭等子どもの養育が困難な状況が懸念される家庭を訪問して支援を行うことで、虐待の未然防止をめざします。また、子どもに直接関わる職員に対する研修を充実し、職員の虐待対応力を向上させます。

子育て家庭を見守る地域の輪をつくることによって、健全な子育てを支援します。

 親や区民一般に対する啓発を継続的に行い、地域内での虐待に対する認識を深めることで、虐待の防止・早期発見の強化を図り、子育て家庭を見守り、支えていく地域づくりをめざします。

関係機関のネットワークによって、虐待を早期に発見し、迅速・適切に対応します。

 保育所や学校、児童相談所、警察等の関係機関とのネットワークを活用して早期発見・早期対応の体制づくりを進めます。虐待が発見された場合は、児童相談所との連携・協力のもと迅速な対応を行い、虐待が認められる児童、施設に入っていた児童が家庭復帰した後の家庭に対する支援を行っていきます。
 このような取り組みを、(仮称)地域子ども家庭支援センターが、各地域内の子育て支援の中核となって総合的に進めていきます。

実現へのステップ
ステップ1 ステップ2 ステップ3 ステップ4

虐待の早期発見・未然防止の取り組みを推進する。

虐待の早期発見・未然防止の取り組みを強化する。


 


 

虐待防止支援訪問の開始
 

 

 
関係機関のネットワークによる早期発見等の体制づくり
 

 

 
児童相談所との連携・協力による虐待対応の拡充(見守りサポートの実施等)
 

 

 
親や区民一般に対する啓発
 

 

 
子どもに関わる職員の早期発見・対応力の向上
 

 

 
児童館における子ども家庭支援センター機能の展開 4つの地域に (仮称)地域子ども家庭支援センターを設置(南中野、仲町、丸山、鷺宮の各児童館を活用) (仮称)総合公共サービスセンター内に(仮称)地域子ども家庭支援センターを移転・整備(仲町小跡) (仮称)総合公共サービスセンター内に(仮称)地域子ども家庭支援センターを移転・整備(沼袋小跡、中野富士見中跡ほか)

表の2段目は目標、3段目以降は具体的な取り組みを示します。

展開3 地域が支える子どもと家庭

解決すべき課題

  • 地域コミュニティの希薄化
  • 育成団体の活動力の低下とネットワーク不足
  • 子育て家庭の孤立化
  • 地域活動に参加しない子どもたち
  • 家庭・地域・学校の連携の弱さ

地域の子育て支援活動の連携強化によって、支えあいを広げます。

 地域にあるさまざまな子ども育成に関する活動の連携・協力体制の再編と強化を推進し、地域の子ども育成活動の支援を行うとともに、子育てサポーターの養成と活動援助を行い、地域の養育力を高めていきます。

地域の育成者との連携と区の取り組みを強化することによって、子どもの安全を守ります。

 不審者や事件・事故の情報など、緊急時の子どもの安全に関する情報を、インターネットや携帯電話のメールを活用して、保護者に迅速・的確に伝達します。
 学校開放事業や子どもの育成などで地域の人が学校を訪れる機会が増え、学校がより地域に開かれていく中で、地域の人とともに学校の安全性を高めていきます。
 また、安全パトロールなど子どもを守る活動に地域が関わることで、子どもに対する事故や犯罪を未然に防止していきます。

地域のさまざまな関係機関との連携・協力体制を構築することによって、子育てコミュニティの基盤をつくります。

 子育てや子育ちに対する総合的な相談・支援、虐待防止等特別な支援を必要とする子どもや家庭への対応、母子保健や子どもの健康増進への支援、乳幼児親子への支援を身近な地域の中で行うため、(仮称)地域子ども家庭支援センターを区内4か所に設置していきます。
 (仮称)地域子ども家庭支援センターは、児童館など地域内の子ども関連施設や関係職員を統括し、子育て情報や子どもと家庭の状況を把握しながら、子どもの育成活動との連携のもとに、地域の子育てコミュニティの中核拠点としてその機能を果たしていきます。
 なお、(仮称)地域子ども家庭支援センターは、4か所の児童館施設を活用して展開していきますが、(仮称)総合公共サービスセンターが整備された段階でその中に移転していきます。

家庭・地域・学校が情報と目的を共有することによって、子どもたちが地域の中で安心して育つ環境をつくります。

 地域にあるさまざまな子ども育成に関する活動の連携・協力体制の再編と強化を推進し、地域の子ども育成活動の支援を行うとともに、子育てサポーターの養成と活動援助を行い、地域の養育力を高めていきます。
 地域の子育て環境整備のために、小学校を拠点に子どもたちが安心して安全にのびのびと交流し、自由な遊びや幅広い活動ができるよう、小学校施設を活用した子どもの遊び場を地域の大人や育成団体等の参加・協力を得て運営します。家庭や地域、学校との連携を図りながら地域の育成団体の支援や各種活動の連絡・調整を行っていきます。 
 現在ある児童館は、こうした小学校施設を活用した遊び場機能等の展開や区立小中学校の再編計画に基づく小学校の再編にあわせて順次再編を進めていきます。新しい児童館は、音楽や演劇、創作活動など子どものニーズや地域の特性を生かした事業を行うとともに、育成者への研修や子育て相談支援を行う児童館として新たな展開を進めます。この新しい児童館は、地域の育成団体・活動団体のさまざまな活動やノウハウを生かして運営します。
 また、中高生が中心となって創作・芸術活動やスポーツ活動などができ、また、中高生ボランティアの養成や社会参画・社会貢献活動の機会の提供などを行う中高生館を整備し、中高生の心身の健やかな成長や地域活動等への参加を支援していきます。また、その活動にあたっては、中高生が自主的な企画運営を行えるようサポートしていきます。

実現へのステップ
ステップ1 ステップ2 ステップ3 ステップ4

家庭・地域・学校が子ども育成に関して協働して取り組む体制をつくる。

家庭・地域・学校が協働して育成活動の実践を推進する。

家庭・地域・学校が協働した育成活動を定着させ、さらに活性化する。

新たな地域の子育てコミュニティを形成する。

子育てサポーター養成講座の開催
 

 

 
子育てサポーターの育成活動参加支援
 

 

 
地域の子ども育成に関するネットワークの再編
 

 

 
小学校の校庭等を活用しての、学校や地域と連携した児童館事業の実施 小学校施設を活用した遊び場機能等の展開(塔山児童館)と児童館の他の施設への転用等(塔山児童館、桃が丘児童館、橋場児童館) 小学校施設を活用した遊び場機能等の展開(江古田児童館)と児童館の他の施設への転用等(江古田児童館) 小学校施設を活用した遊び場機能等の展開(丸山児童館・野方児童館・大和児童館・上高田児童館)と児童館の他の施設への転用等(野方児童館・上高田児童館・沼袋西児童館)

 

 

 
中高生が利用しやすい児童館への機能拡充(大和児童館)
児童館における子ども家庭支援センター機能の展開 4つの地域に (仮称)地域子ども家庭支援センターを設置(南中野、仲町、丸山、鷺宮の各児童館を活用) (仮称)総合公共サービスセンター内に(仮称)地域子ども家庭支援センターを移転・整備(仲町小跡) (仮称)総合公共サービスセンター内に(仮称)地域子ども家庭支援センターを移転・整備(沼袋小跡、中野富士見中跡ほか)

 
民間活力を活用した学童クラブ運営の検討・準備 民間活力を活用した学童クラブ運営開始
 
安全パトロール等の子どもを守る地域活動の実施
 

 

 
保護者への不審者情報等の提供
 

 

 
侵入者の防止など施設の安全性を高める方策の検討・実施
 

 

 

表の2段目は目標、3段目以降は具体的な取り組みを示します。

展開4 豊かでたくましい心と体を育てる

解決すべき課題

  • 社会性や人間性を育むコミュニケーション能力の不足
  • 教育のさまざまな場面での地域とのかかわりの薄さ
  • 学校の小規模化
  • 全国平均を下回る子どもの体力
  • 身近な場で手軽にスポーツに親しむことのできない環境
  • 発達障害の顕在化

聞く、話す、読む、書く力を高める教育を推進することによって、子どもの基礎学力と豊かな人間関係能力を育てます。

 子どもたちが豊かな人間関係を育むコミュニケーション能力を高めていくことができるよう、聞く力、話す力、読む力、書く力などを培う取り組みを推進し、伝え合う力の育成を図ります。

一人ひとりに応じたきめ細かな教育的支援を行うことによって、子どもの可能性を伸ばします。

 子どもたちに確かな学力を身につけさせるため、少人数指導や習熟度別指導など、一人ひとりを大切にしたきめ細かな指導を行います。
 特別な教育的支援が必要な子どもに対する教育環境を充実させ、一人ひとりの子どもに応じたきめ細かな教育を行い、個々の可能性を伸ばしていくとともに、障害のある子もない子も互いに交流できる機会を充実させるなど、特別支援教育の推進を図ります。

勤労体験・ボランティア体験などさまざまな体験学習を拡充することによって、子どもの社会に対する知識や希望を育みます。

 勤労体験、ボランティア体験など、人とのかかわりの中で協力することの楽しさや、社会の中で自分が役立つ喜びを味わうことのできる体験的な学習を充実します。
 授業や部活動などで広く地域の人材を活用し、また、町会・自治会や子ども会の行事への参加など地域とのふれあいを通じて、子どもに地域の一員としての自覚や役割意識を育みます。

学校の再編を進め、適正規模化することによって、教育環境を充実します。

 適正な学校規模による集団教育の良さを生かした、充実した学校教育を実現するため、区立小中学校再編計画による学校再編を進めます。

体育指導の充実やスポーツ環境を整備することによって、子どもの体力を高めます。

 体力調査の結果を踏まえ、各学校が子どもたちの実態や学校の実情に即して、体育の授業の改善や体育的行事の工夫、運動クラブや部活動の充実など、日常的に体を動かす習慣づくりや運動方法の工夫などを盛り込んだ体力向上のためのプログラムを策定します。
 各学校においてプログラムを実施することにより、体力に対する関心を高め、主体的・継続的に体力づくりに取り組む子どもたちを育成していきます。
 子どもから高齢者まで区民のだれもが、身近な地域で、個人のレベルや体力に応じて多様な種目のスポーツを楽しみ、体力や健康づくり、交流の場となる地域スポーツクラブの設立を進めます。

実現へのステップ
ステップ1 ステップ2 ステップ3 ステップ4

学力や豊かな人間関係能力、体力を高める新たな取り組みを開始する。

教育内容や環境の整備を進める。

教育内容の向上、環境の整備を推進する。

教育内容や環境の整備をさらに拡充する。

聞く、話す、読む、書く力を高める教育の推進 聞く、話す、読む、書く力を高める教育の定着と拡充
 

 
少人数指導や習熟度別指導の推進 少人数指導や習熟度別指導の拡充
 

 
特別支援教育に向けた教員研修等の充実、推進モデル校による特別支援教育の推進(小学校1校、中学校1校) 小・中学校での特別支援教育の推進、特別支援教育のための教室の整備、学校への巡回指導の実施、発達障害にかかる相談体制の整備
 

 
勤労体験、ボランティア体験の充実
 

 

 
(仮称)学校統合委員会の設置による学校再編の準備 統合新校の開設(桃園第三小と仲町小と桃丘小で1校、第六中と第十一中で1校) 統合新校の開設(中野昭和小と東中野小で1校、第一中と中野富士見中で1校) 校舎の増改築を伴う統合新校の開設(野方小と丸山小と沼袋小で2校、第九中と中央中で1校)
体力調査及び分析の実施、体力向上プログラムの検討 体力向上プログラムの策定、学校ごとの体力向上プログラムに基づく取り組みの実施
 

 
地域スポーツクラブの枠組み検討 地域スポーツクラブの設立準備委員会の立ち上げ 地域スポーツクラブの設立と活動拠点の整備(仲町小跡) 地域スポーツクラブの設立と活動拠点の整備(沼袋小跡ほか)

表の2段目は目標、3段目以降は具体的な取り組みを示します。

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