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最終更新日 2016年4月1日
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未来への扉をひらく4つの戦略 1 まち活性化戦略 ― キラリ中野 まちの魅力と新しい活力 ―

 景気の長期低迷や産業の空洞化などによって、日本経済は低成長が続いています。区内でも、商業を中心とする多くの事業所が、売上高の減少など厳しい経営状況にさらされ、廃業や休業によっていわゆる「シャッター商店街」が出現する地区も見られます。
 また、急速な少子高齢化は、このまま進めば社会の活力をそいでしまいます。まちの中で高齢者や若者の力を生かし、新たな文化を生み出し、地域の支えあいを育むしくみが必要になっています。
 一方で、過密なまち中野では、小規模な建物が密集し、道路も狭く、都市基盤の整備や景観に配慮したまちづくりが進んでいません。これは、区内でもっとも交通の利便性がよく、「中野の顔」として業務や商業が集積している中野駅周辺地区についても、例外ではありません。
 こうした状況を改善し、10年後の中野を元気で、いきいきしたまちへ変えていき、さらに中野のまちから日本を元気にしていきます。このために、産業を活性化し、人々の活動と文化を生み出すとともに、そのためのバックグラウンドとして、基盤整備を中心とするまちづくりを進めていきます。

展開1 にぎわいと魅力ある「中野の顔」

解決すべき課題

  • 中野の顔としての活力と魅力に乏しい中野駅周辺
  • 駅周辺の交通環境の悪化
  • 歩行者の回遊性の欠如
  • 駅の機能や構造の劣悪さ
  • 商業・業務集積の不足
  • 駅前広場の未整備

新産業や大学などの立地、良好な住環境の整備によって、にぎわいを創出します。

 中野の活力を高め、中野の顔としての役割を果たすため、既成市街地を含めた中野駅周辺地区を整備していきます。
 警察大学校等移転跡地については、民間活力の導入によって商業・業務・住宅・文教などの機能を誘導するほか、民間と公共が協力して地区内に都市計画道路をはじめとする都市基盤を整備します。跡地を含む地区に、学校や警察病院など、公共・公益施設の機能も適切に配置し、環境と調和した新たなまちをめざします。
 区役所・サンプラザエリア、サンモール・ブロードウェイ地区などについても、「中野駅周辺まちづくり計画」を基本に、まちづくりを推進していきます。また、その中で、各エリアの個性や特徴を生かした集客力を向上するしかけづくりを商店街等と協働で進めていきます。
 中野二・三丁目地区や、駅・線路沿いの用地を含めた中野駅南口地区のまちづくりについて、地域とともに検討し、魅力ある商業・業務機能と良好な生活環境が調和した地区をめざします。

防災空間やみどりのネットワークづくりの推進によって、環境と安全のまちをつくります。

 警察大学校等移転跡地地区に、防災公園を含むオープンスペースの確保を図り、広域避難場所としての安全な空間を実現していきます。さらに、もみじ山文化の森から平和の森公園、哲学堂公園へと連なる「みどりのネットワーク」の軸づくりを進めていきます。

中野駅や駅前広場、その周辺道路の整備推進によって、良好な交通環境と回遊動線をつくります。

 中野の顔としての魅力ある空間をつくるため、現在の駅舎および駅前広場の改善や周辺道路の整備を図り、公共交通機関の利便性の向上や歩行者の東西・南北交通の回遊性の確保をめざすとともに、駅舎および駅付近のバリアフリー化に向けて、関係機関に働きかけていきます。さらに、「みどりのネットワーク」の中継点として、北口広場の整備をめざします。

実現へのステップ
ステップ1 ステップ2 ステップ3 ステップ4

環境・基盤整備づくりの計画を明確にし、「中野の顔」への道筋を具体化する。

一部の地区で、基盤整備に着手する。

各地区で、まちづくりを進める。

「中野の顔」にふさわしい新たなまちを動き出させる。

「中野の顔」としての中野駅周辺のグランド・デザインの具体化
 

 

 
警察大学校等跡地地区における地区計画等の決定 警察大学校等跡地地区のまちづくりの事業着手 警察大学校等跡地地区のまちづくり事業の本格化 警察大学校等跡地地区のまちづくりがほぼ完成

 
中野駅(駅舎・駅前広場)地区の整備に向けた関係機関との協議・検討 中野駅(駅舎・駅前広場)地区の整備計画の策定 中野駅(駅舎・駅前広場)地区の事業実施

 

 
区役所・サンプラザ地区の再整備構想まとめ 区役所・サンプラザ地区の再整備計画策定
中野駅南口地区をはじめとする各地区のまちづくりの検討 中野駅南口地区のまちづくり計画策定 中野駅南口地区で地区計画等決定 中野駅南口地区のまちづくり推進

 
中野駅周辺の各地域のまちづくり検討推進 中野駅周辺の各地域の整備構想の策定 一部の地区のまちづくり事業着手

表の2段目は目標、3段目以降は具体的な取り組みを示します。

展開2 産業新生のしかけづくり

解決すべき課題

  • 活性化を牽引できる産業の不足
  • 経営者のスキルアップのための機会の不足
  • 弱い創業の意欲や活力
  • 創業のための資金調達手段の不足
  • 雇用機会の不足 

IT・コンテンツや環境など都市型産業の誘導によって、新たな産業発展の活力を創出します。

 IT・コンテンツや環境などの都市型産業誘致のため、立地や人材・資金の確保や情報提供など、必要な条件整備の検討を進めます。
 産業関係団体と連携するなどして、IT・コンテンツや環境などの事業で移転先を探している事業所を区内へ勧誘します。
 IT・コンテンツや環境などの中小企業の事業活動をバックアップする財務や特許などについて、支援機能を強化します。
 中野駅周辺・環状六号線(山手通り)・青梅街道沿道ビルでのインキュベーションオフィス(起業家のための事務所)づくりを支援します。
 事業者や関係団体、区の連携により「IT・コンテンツ産業のまち」をアピールするイベントを開催するなど、事業発展の契機となるような事業者同士の情報交換の場をつくります。

高度な経営スキルを学ぶ環境をつくることによって、区内産業を活性化させます。

 大学などの教育研究機関や産業支援機関などと連携して、事業者や経営スタッフなどを対象に、経営管理や会計事務、法律、経済などの講座を開設します。
 区民のMBA(経営学修士)取得を支援するとともに、MBA取得者などに対して、事業者等と連携し、区内事業者への紹介・あっ旋を行います。

創業しやすい環境づくりの推進によって、新事業や起業を増やします。

 産業支援情報のデータベースや商圏分析システムを充実するとともに、メールマガジンを発行して、有用な情報を提供できるようにします。
 区内中小企業者が新製品や新技術を研究・開発して販路拡大をするために、ビジネスフェア・見本市・展示会等の支援を行います。
 区内での創業を支援するため、インキュベーションオフィス機能の整備を図るとともに、創業資金融資をあっ旋します。

就業支援とコミュニティビジネスの拡大によって、雇用を増やします。

 自己理解を深め、適性を客観的に確認し、就業意欲を高めるためのセミナーなどを実施するとともに、ハローワーク新宿や東京しごとセンターなどとの連携による就業相談を充実し、区民の求職活動を支援します。
 退職したシニア層や子育てを終えた女性などの活躍の場としても期待できるコミュニティビジネス(地域のさまざまな課題やニーズを解決するために行う継続的事業)への支援を行うことで、地域内雇用の機会を創出していきます。

実現へのステップ
ステップ1 ステップ2 ステップ3 ステップ4

産業新生への基礎を固める。

IT・コンテンツなどの都市型新産業の立地を進める。

都市型新産業の定着と展開を推進する。

都市型新産業のまち中野を形成する。

都市型新産業誘致のための条件整備検討・調査 都市型新産業の立地推進 中小企業の事業活動をバックアップする財務・特許等の支援 中野駅周辺における都市型新産業の集積推進
ビジネスフェアの出展支援 ビジネスフェアの開催支援 都市型新産業をアピールするビジネスフェアの開催推進
 
産・学・公の連携による経営・技術等講座の開設
 
大学等の教育・研究機関の立地推進 大学等の教育・研究機関の立地
相談、資金確保等創業支援の充実 インキュベーションオフィスの立地推進 インキュベーションオフィスの開設(桃丘小跡) インキュベーションオフィスの開設(本町4-44用地)
求職セミナーの実施やハローワーク等との連携による求職活動の支援 コミュニティビジネスの支援 コミュニティビジネスの拡大による地域内雇用の創出 コミュニティビジネスの区内各地での幅広い展開の推進

表の2段目は目標、3段目以降は具体的な取り組みを示します。

展開3 活力と地域の交流がある商店街

解決すべき課題

  • 店街における廃業や休業の増加
  • 商業売上高の減少
  • 商店街の地域密着度の低下

個店・商店街の新たな魅力を引き出すことによって、地域コミュニティの核として活力をみなぎらせます。

 商店主たちが、サービス向上やスケールメリットを生かしたコスト削減のために共同で取り組む事業について、コンサルタントの導入などにより支援します。さらに、空き店舗の活用などによる保育や介護をはじめとしたコミュニティビジネスなどにも事業展開する、地域コミュニティの核として商店街を発展させていく取り組みを支援します。

地域まちづくりの新たな展開によって、商店街の新生を促します。

 商店主や消費者、学識経験者などによる(仮称)商店街活性化協議会を設置し、新しい個店・商店街構想や活性化への抜本的な取り組みの検討を進めます。新たな取り組みにあたっては、建物の共同化の支援のほか、まちづくりの観点から、新生商店街エリアの形成を促進していきます。
 また、流通サービス業などの商店街振興に役立つ公的ファンドの活用を支援していきます。

中野駅周辺地区を中心とした商店街振興によって、産業を活性化します。

 中野駅周辺のまちづくりと連携して、中野駅周辺に進出する新たな事業所や中野駅周辺の文化芸術施設などによる各エリアの特徴や集客機能を生かして、さらに集客力を高める商店街の整備を支援していきます。

実現へのステップ
ステップ1 ステップ2 ステップ3 ステップ4

個々の商店街の力を強め、商店街同士の協力・連携を進める。

地域に根ざし、地域に貢献する商店街の姿を描く。

地域に根ざした特色ある商店街づくりを進める。

商店街を中心としたまちづくりを進める。

商店主共同モデル事業の検討 商店主共同モデル事業の実施 商店主共同事業の普及 建物の共同化の支援など、新生商店街の形成促進
地域コミュニティの核となる新たな商店街像の調査・検討 (仮称)商店街活性化協議会による検討 モデル商店街のまちなみづくり支援
 

 
商店街再生のためのプラン作成
 

 
商店街振興に役立つ公的ファンドの活用の支援 商店街の空き店舗等を活用した、保育や介護事業等の誘導・支援
 

 
個店の経営能力向上のための講座の充実 商店の業種・業態転換支援 商店の業種・業態転換の促進
 

 
商店街等との協働による中野駅周辺地区の集客力向上の検討 中野駅周辺地区の集客力向上のしかけづくり 中野駅周辺地区の集客力向上のための取り組み拡大

表の2段目は目標、3段目以降は具体的な取り組みを示します。

展開4 文化芸術活動の光るまち

解決すべき課題

  • まちの活性化に生かされない文化芸術の人的資源
  • 使いにくい活動・発表の場

文化芸術活動を盛んにすることによって、まちの個性と活気をつくり出します。

 文化芸術活動の拠点となるような場の整備や、活動の成果を発表できる機会を設けるなど、区民が主体的に行う文化芸術活動に対して支援を行います。
 また、文化芸術活動により活気のあるまちがつくられ、中野のまち全体の文化芸術に対する機運が高まり、中野らしい文化芸術が創造・発信されるような、また、新しい産業への刺激となるような取り組みを進めます。

若手芸術家の活動や発表の機会をつくることによって、文化芸術が発信されるまち・中野をつくります。

 若手の芸術家・芸能人が広く世に出て活躍できるよう、稽古などに使える環境を整備・提供するとともに、活動の成果を発表し発信できる機会を設けます。

実現へのステップ
ステップ1 ステップ2 ステップ3 ステップ4

中野らしい文化芸術をつくり出すしくみを具体化する。

文化芸術のための活動を活発にし、発表の機会をつくる。

中野から特色ある文化芸術を発信する。

中野らしい文化芸術によって、まちの活力を高める。

文化芸術振興プログラムの策定 中野らしい文化芸術の発信のためのしかけづくり 中野らしい文化芸術の発信 文化芸術活動と産業・教育・福祉などと結びついたまちづくりの展開

 
文化芸術活動の拠点の検討 若手芸術家等が創作活動や稽古などで自由に使える場や環境の整備
(桃丘小跡)

 

表の2段目は目標、3段目以降は具体的な取り組みを示します。

展開5 安全・快適で有効な土地利用

解決すべき課題

  • 土地利用の非効率性
  • 各鉄道駅周辺のまちづくりの遅れ
  • 西武新宿線による南北の交通遮断
  • 都市計画道路の未整備

地区計画などの活用によって、個性豊かなまちをつくります。

 にぎわいのある商業地区の活性化や、建て詰まった住宅地のまち並みの効率的な更新など、地域に合ったまちづくりを進めていくため、地域の人々が主体的にまちづくりを考え進める「提案型地区計画」を推進します。

適切な規制・緩和と誘導によって、環境と都市機能の調和した有効な土地利用を進めます。

 用途地域地区指定を補完する特別用途地区の制度や建築物の高さ制限などの規制と緩和を活用しながら、快適で活力あるまちづくりを誘導していきます。
 建築物の耐火化、一定規模の空地確保、緑化の推進などによる市街地環境の改善と良好な住宅の供給等を促進するため、複数の敷地の共同化を図る取り組みに対して支援を行います。

東中野駅周辺のまちづくりと駅前広場整備によって、地域のにぎわいと交流をつくります。

 商業や業務機能の集積によって地域のにぎわいと交流をつくり出すことをめざし、地域と話し合いながら東中野駅西口および東口周辺のまちづくりを進めます。
 東中野駅西口周辺については、JRと連携して東中野駅前広場の整備を進め、人々の円滑な移動を可能にします。あわせて、商業や業務機能の集積によって地域のにぎわいと交流をつくり出します。

野方駅北口の開設によって、まちの利便性を高めます。

 駅利用者など区民の利便性を高めるため、西武鉄道株式会社と協力しながら野方駅北口を開設します。あわせて駅構内のバリアフリー化を図ります。

都市計画道路の整備に着手することによって、新たなまちの骨格づくりをめざします。

 中杉通りや早稲田通りの拡幅整備、中野通りの改良など、交通環境の改善や防災機能を高めるために、東京都と連携・協力して都市計画道路の整備促進を図ります。
 区施行のもみじ山通りについては、周辺に住むみなさんと地区のまちづくりについて協議しながら、拡幅整備に着手します。

西武新宿線沿線のまちづくりと連続立体交差化によって、分断のない安全で活力のあるまちをつくります。

 西武新宿線による南北交通の分断解消を図り、沿線周辺の住みよい住環境を築くため、地域の人々と合意形成を図りながら、鉄道と道路の連続立体交差化と一体となった沿線まちづくり構想・計画を策定し、連続立体交差化事業着手のための環境づくりを進めます。

実現へのステップ
ステップ1 ステップ2 ステップ3 ステップ4

有効な土地利用に向け、まちづくりの検討を行う。

まちづくりの内容を具体化する。

基盤整備を進め、商業や業務機能の集積と安全なまちづくりを推進する。

快適なまちを実現するため、各地でまちづくりを推進する。

有効な土地利用のための方策の検討 地区ごとの有効な土地利用のための方策の検討 用途地域地区の見直し
 
提案型地区計画を支援するための「(仮称)まちづくり条例」づくり 地区計画によるまちづくりの推進 土地の有効利用に向けた新たな方策の展開
 
規制・誘導手法の活用によるまちづくり
 

 

 
東中野駅周辺のまちづくり検討 東中野駅周辺のまちづくり整備計画策定と駅前広場整備着手 東中野駅周辺のまちづくりの推進と駅前広場開設 東中野駅周辺のまちづくりの推進
野方駅北口整備着手 野方駅北口整備 野方駅北口開設
 
西武新宿線沿線まちづくり構想等の策定 西武新宿線沿線まちづくりの整備計画検討 西武新宿線と道路の連続立体交差の実現に向けた沿線まちづくりの推進 西武新宿線と道路の連続立体交差化事業計画の促進
住宅等の共同化の推進
 

 

 

表の2段目は目標、3段目以降は具体的な取り組みを示します。

このページについてのお問い合わせ先

企画部 企画課 

〒164-8501 東京都中野区中野四丁目8番1号

電話番号 03-3228-8987
ファクス番号 03-3228-5476
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