中野区議会議員選挙の審査申立てに対する東京都選挙管理委員会の裁決についての中野区選挙管理委員会委員長のコメント
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更新日:2023年10月10日
東京都選挙管理委員会は本日(8月9日)、中野区議会議員選挙(4月23日投票・24日開票)で次点となった候補者(田中裕史氏)の審査申立てに対する裁決を行いました。
東京都選挙管理委員会の裁決を受け、中野区選挙管理委員会の佐伯利昭委員長は、以下のコメントを発表しました。
1 東京都選挙管理委員会による裁決の主文
(1)本件選挙における当選の効力に関する申立人の異議の申出に対して中野区選挙管理委員会が令和5年6月1日付けで行った棄却の決定は、これを取り消す。
(2)本件選挙における当選人井佐哲郎の当選は、これを無効とする。
本区選挙管理委員会委員長コメント
本日(令和5年8月9日)、中野区議会議員選挙の当選の効力に関する審査の申立てに対する東京都選挙管理委員会の裁決が出されました。
この裁決は、中野区選挙管理委員会の判断と異なるものとなりましたが、審査庁である東京都選挙管理委員会の決定であり真摯に受け止めます。現段階では出訴期間中であるため確定には至っておりませんので、法定期間経過後、公職選挙法に則った対応をしてまいります。
参考
東京都選挙管理委員会の裁決に不服がある者は、公職選挙法に基づき、東京都選挙管理委員会を被告とし、その裁決書の交付を受けた日又は裁決書の要旨の告示の日から30日以内に東京高等裁判所に訴訟を提起することができる。(公選法第207条第1項)
この期間に訴訟が提起された場合は、判決が確定するまでの間、選挙結果は現状のまま維持され、当選人に変更はない。この期間に訴訟が提起されなければ東京都選挙管理委員会の裁決が確定し、中野区選挙管理委員会において当選人の更正決定のための選挙会を開いて当選人を決定する。
本件についてのお問い合わせ先
中野区選挙管理委員会事務局
03-3228-5541
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