なかの区報 2026年8月11日 人・想い・未来

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更新日:2026年8月11日

~戦後81年、平和への想いを未来へ~

 8月15日は、戦争で犠牲になられた方々を追悼し、平和を祈念する日です。終戦から81年を迎えた今、改めて平和の尊さと重みを心に刻んでいます。
 中野区も1945年5月25日の山の手大空襲により、見渡す限りの焼け野原となりました。確認されているだけでも、死者418人、負傷者1,611人、全焼家屋約2万戸という甚大な被害を受けています。先の大戦で尊い命を失われた全ての方々に、心から哀悼の意を表するとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。


 現在も世界では、各地で武力衝突や人道危機が続いています。だからこそ、戦争の惨禍を風化させることなく、平和の尊さを次の世代へ受け継いでいくことが、私たちの責任であると考えています。
 中野区では、平和資料展示室の運営や被爆アオギリ2世の植樹に取り組むとともに、区内の中学校2年生を対象とした広島への「平和の旅」を継続しています。これまで延べ40人の中学生が参加し、被爆者の講話や平和記念資料館の見学などを通じて学びを深めてきました。
 参加した生徒からは、「戦争は遠い過去の出来事ではなく、自分たちが考え続けなければならないことだと感じた」「学んだことを多くの人に伝えたい」「平和のためには、身近な人を大切にし、話し合うことが大切だと思った」といった声が寄せられています。現地で見て、聞いて、感じた経験は、子どもたちが平和を自分事として考える大切なきっかけになっています。


 平和は、一人ひとりが学び、考え、対話し、自分にできることを行動に移すことで未来へつないでいくものです。中野区はこれからも、次世代とともに平和への想いを未来へつなぎ、その大切さを発信してまいります。

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