点検中に屋根を壊された? 点検商法に注意!【消費生活センター情報特急便 2022年8月号】

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更新日:2024年5月7日

 日ごろ高齢者を見守っていただいている地域や関係機関の方々と消費生活センターが連携を取り、高齢者の悪質商法等による被害を早期に発見し、消費生活センターの相談業務につなぐことにより、被害の未然防止・拡大防止を図るための「ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。高齢者悪質商法被害防止情報連絡体制(PDF形式:258KB)」を整えています。そのひとつに、最近の被害手口とその対応策を紹介する「消費生活センター情報特急便」を毎月発行し、啓発を行っています。

【2022年8月号】消費生活センター情報特急便

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点検中に屋根を壊された?点検商法に注意!

【相談事例】
近所で工事をしているという事業者が、突然、来訪し、「お宅の屋根がめくれているのが見えた。屋根に登って点検したい。」というので、点検を依頼した。点検後、屋根が浮いている写真を見せられ、そのままにしておけないと思い、約30万円の修理を契約した。その後、家族の勧めもありハウスメーカーに確認してもらうと「釘」を引き抜いたような新しい傷があるといわれた。

トラブル防止のポイント

  • 突然訪問してきた事業者に安易に点検させないようにしましょう。点検箇所をわざと壊して撮影し、勧誘する悪質なケースも見られます。
  • 点検後に修理を勧められてもその場で契約しないようにしましょう。複数の事業者から見積もりを取ったり、家族や身近な人と検討しましょう。
  • 特に、その場で高額な契約を迫ったり、しつこく勧めてくる事業者には注意が必要です。
  • 契約書面は必ず受け取り、説明された内容と契約書(見積書)が合っているか、よく確認しましょう。
  • 家族や周囲の人は、不審な人物がきていないか、見慣れない書面がないかなど、高齢者の様子に気を配りましょう。
  • 工事終了後でも、クーリング・オフできる場合があります。困ったときは、消費生活センターにご相談ください。

関連情報【消費生活センター情報特急便の裏面掲載】

いま起きている「高齢者・障がい者」に関わる悪質商法や製品による事故情報などをお知らせしています。詳しくは以下のリンクをご覧ください。
新規ウインドウで開きます。・本当にお得? 注文確定の前に契約内容をしっかり確認 国民生活センター見守り新鮮情報[第425号](外部サイト)

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